「Buildpacksを使用してコンテナイメージを設定」を選択すると、アプリケーションのコードでバージョンを指定しない場合、Buildpacksは最新バージョンを使用します。異なる言語バージョンを使用するには、アプリケーションのファイルでバージョンを指定してください。
バージョンの設定方法は、お使いのプログラミング言語によって異なります。以下に、現在サポートされている言語の例をご紹介します。
Go
Goのバージョンを指定するには、アプリケーションのgo.modファイルに以下を記述します。
// +heroku goVersion go1.11
go 1.21.1
Java
Java のバージョンを指定するには、アプリケーションのsystem.propertiesファイルに以下を記述します。
java.runtime.version=11
Node.js
Node.js のバージョンとnpmのバージョンを指定するには、アプリケーションのpackage.jsonファイルに以下を記述します。
"engines": {
"node": "^16.14.0",
"npm": "^8.3.1"
}
React
Reactのバージョンを指定するには、package.jsonファイルの依存関係でバージョンを置き換えるか記述してください。
"react": "^17.0.2"
ReactアプリケーションでNode.jsとnpmのバージョンを指定するには、アプリケーションのpackage.jsonファイルに以下を記述します。
"engines": {
"node": "^16.14.0",
"npm": "^8.3.1"
}
PHP
PHPのバージョンを指定するには、アプリケーションのcomposer.jsonファイルに以下を貼り付けてください。
{
"require": {
"php": "~8.1.0"
}
}
Python
Pythonのバージョンを指定するには、アプリケーションのruntime.txtファイルに以下を貼り付けてください。
python-3.10.13
モジュールのバージョンは、requirements.txtファイルでも指定可能です。
Django==4.1
virtualenv==20.18.0
Ruby
Rubyのバージョンを指定するには、Gemfileに以下を記述します。
ruby "3.0.6"
Scala
Scalaのバージョンを指定するには、アプリケーションのbuild.sbtファイルに以下を記述します。
scalaVersion := "3.2.2"