PHP 8.0は2020年12月のリリースが予定されており、JITコンパイラー、マイナススタートの配列インデックス、union型2.0など、パフォーマンスを向上させるさまざまな新機能や新構文が追加されるようです。
PHPの最新版の新機能の詳細については、当社のPHP8.0に関する詳細なガイドをご覧ください。
Kinstaは、お客様に最新のテクノロジーを提供することを大切にしております。当社は、インフラストラクチャ全体にPHP 7.4をリリースした最初のホスティング会社の一つでした。
さて、PHP8.0が本日よりKinstaのすべてのステージング環境で利用可能になったことをお知らせいたします。
現時点では、PHP 8.0はまだ開発中であるため、Kinstaのステージング環境で利用可能になったバージョンはPHP 8.0 RC1版(リリース候補版)です。PHP 8.0 RC1版をテストしたところ、WordPressの一部の構成と互換性がないことがわかりました。
したがって、本番サイトでPHPの致命的なエラーが出ないないように、KinstaでのPHP 8.0のサポートはステージング環境に限られています。今年の12月にPHP 8.0の最終版がリリースされたら、本番環境でも利用いただけるようにいたします。
KinstaでPHP8.0を有効にする際の注意事項は下記のとおりです。
- 現時点では、PHP8.0にアップグレードいただけるのはステージング環境のみです。本番環境のサポートは、12月のPHP8.0の公式リリース後に提供する予定です。
- PHP 8.0のステージング環境を本番環境に公開すると、本番コンテナは自動的にPHP7.4に設定されます。
- PHP 8.0のステージング環境の本番環境のクローンを作成すると、PHP7.4の本番コンテナーになります。
- IonCube LoaderはPHP8.0と互換性がないため、MyKinstaのIonCube LoaderはPHP8.0のステージング環境では無効になっています。
PHP 8.0の公式リリースが近づきますので、WordPressの開発者を雇って、サイトの互換性をテストすることをお勧めします。現時点では、PHP 8.0はWordPressの一部tの互換性がないため、当社のサポートチームはコードの互換性の問題を支援できません。
PHP 8.0が原因でサイトで致命的なエラーが発生した場合は、開発者にサイトをデバッグしてもらえるまでに、PHP7.xにダウングレードすることをお勧めします。
本番環境でのPHP8.0のサポートなど、今後のアップデートのお知らせを受信するには、ニュースレターに登録してください。