Kinstaが最も環境に配慮したウェブホスティングサービスである理由
Kinstaの環境に配慮したホスティングサービスは、個人の案件から大企業の案件、ECサイトまで、オンラインの何万件ものサイトを支えています。これを可能にしているのが、最新技術とGoogle Cloud platformとの統合です。
Kinstaは環境に配慮したホスティングサービス
このような強力なインフラストラクチャもさることながら、私たちは環境に配慮したホスティング企業であることを誇りに思っています。KinstaのホスティングサービスにはGoogle Cloud PlatformとCloudflareを利用しているため、お客様のウェブサイトは再生可能エネルギーのみにより稼働しています。
Kinsta提供のサービスによる環境負荷を最小限に抑えるため、可能な限り二酸化炭素排出量を削減するよう努めています。その上で、お客様のサイトが最高のパフォーマンスとセキュリティを維持できるよう、最新鋭の技術についても妥協を許しません。
KinstaがGoogle Cloud Platformを選んだ訳
KinstaがGoogle Cloudを利用しているのには様々な理由があります。Googleとのパートナーシップにより、比類なきパフォーマンスを発揮するホスティング基盤が誕生。Kinstaの10年以上にわたるホスティングと最適化の経験と組み合わせ、他には無いソリューションとしてお届けしています。
注目に値する事実として、ここ数年Googleは、世界各国での自社電力を100%まかなえる量の再生可能エネルギーを購入してきました。Google Cloudは太陽光発電や風力発電など、複数種類の再生可能エネルギーにより成り立っています。
データセンターによる大量の電力消費は避けることができません。しかし、Googleのデータセンターにおけるエネルギー消費量は他の選択肢と比べ約50%低くなっています。カーボンフットプリントを最小限に抑える努力を続ける企業と連携することで、ウェブサイト運営が環境にもたらす影響を抑えることができます。
Googleのデータセンターは一般的なデータセンターよりもはるかに少ないエネルギーで稼働します。温度を80°F(約26.6℃)まで上げ、冷却には外気を使用し、カスタムサーバーを構築しています。
多くの人は意識していないことかもしれませんが、インターネット全体による二酸化炭素排出量は世界全体の排出量の約2%を占めています。ここで言う「インターネット」とは、データセンター、モバイル機器、ノートパソコン、通信ネットワークなど、ウェブサイトの運営やユーザーによるサイトへのアクセスに必要なあらゆる要素を指します。
Googleはデータセンターを冷却する、従来よりも効率的な方法を考案。100%再生可能エネルギーでの稼働を目標とし、グリーンエネルギーに多額の投資を行いました。
5年前と比較すると、同じ量のエネルギーで約3.5倍のコンピューティングパワーを生み出しており、毎年更なる改善を続けています。
環境に配慮したホスティングサービスが必ずしも最高クラスのパフォーマンスと機能を実現するとは限りません。しかし、Kinstaではパフォーマンスに関して一切妥協することなく、それと同時に環境に優しいサービスをご提供しています。
Cloudflare採用の訳
Cloudflareは、ウェブサイトのセキュリティとパフォーマンスを強化する、世界有数のサービスです。実際に、Cloudflareは現在700万以上のウェブサイトで使用されています。Kinstaでは、すべてのプランに無料のCloudflare統合機能が付帯します。これには高いDDoS耐性を誇るエンタープライズレベルのファイアウォールと高性能CDNが含まれており、世界約200の都市(エッジネットワーク)からの配信が、Kinstaインフラストラクチャのさらなる高速化、安全性強化を支えます。
Cloudflareは、サイトに最高のパフォーマンスとセキュリティをもたらすだけでなく、環境への配慮にも力を入れています。同社は、2022年までにカーボンニュートラルを達成することを約束するとともに、過去11年間のCO2排出量を相殺するためにカーボンクレジットを購入する計画を発表しました。
Cloudflareは、再生可能エネルギー100%という目標を達成すべく、ARM CPUを搭載した「超高効率サーバー」導入を進める予定です。既存のサーバーと比較して、新しいARMサーバーは、50%少ない電力消費で、同じだけのパフォーマンスを発揮するとのこと。さらに、Cloudflareの「グリーンコンピュート」プログラムでは、利用者がCloudflare Workersのスクリプトを、持続可能なハードウェア(100%再生可能エネルギーで駆動)のみで実行することを選択できるようになります。
インターネット分野(ガジェット、通信、システム)は、年間約10億トンの温室効果ガスを排出しており、これは世界の航空業界全体の年間CO2排出量に匹敵します。Cloudflareネットワーク(ウェブの17%を占める)上にあるすべてのインターネット・プロパティは、自動的に排出量を削減し、より環境に優しく持続可能な世界にシームレスに貢献します。
サイトをKinstaでホストし、Cloudflare統合機能を有効にすることで、環境への配慮について妥協することなく、クラス最高のセキュリティとCDN導入ならではのパフォーマンスがお客様のものになります。
Kinstaでの二酸化炭素排出量削減の取り組み
Google CloudとのパートナーシップはKinstaのサービスに関わる二酸化炭素排出量削減において大きな役割を果たしています。それにとどまらず、私たちは環境への影響を最小限に抑えるためにさらに独自の取り組みも行なっています。
ウェブサイトによる二酸化炭素排出量を削減する最も効率的な方法は、全体的パフォーマンスを向上させることです。データ転送を最適化し、ページサイズを削減することで、ウェブサイトによる負荷を最小限に抑えることができます。
Kinstaでは当社プランをご利用いただいているすべてのお客様のサイトに対し、これらの対策を行なっています。標準搭載のキャッシュ(無料)により、ユーザーがページを読み込む回数を削減します。さらに、全てのプランでコンテンツデリバリネットワーク(CDN)を統合することで、世界各国からの訪問者への配信を最適化しています。
ウェブサイトが効率的であればあるほど、環境への負荷は抑えられます。Kinstaのサービスは、お客様への比類のないパフォーマンスの提供を考え抜き、丁寧に構築されています。その大幅な性能の改善こそが、環境に優しいサービスの礎です。
Kinstaの企業文化
Kinstaの運営方針は環境への負荷軽減という目標に合致しています。
Kinstaのスタッフは皆フルリモート体制で働いています。そのため、膨大な電力を消費する機器を備えた何百ものオフィスは存在しません。Kinstaの社員は毎日出勤する必要がなく、オフィス用品や食品のパッケージなどの廃棄物の量も抑えられます。
Kinstaはレンタルサーバーが環境に与える影響を軽減できるよう、数々の取り組みを行なっています。Google Cloudの利用、ウェブサイトの最適化によるデータ転送量の削減、運営方針そのものによる影響の削減により、最高レベルの環境に優しいホスティングサービスをご提供いたします。