WordPressサイトを運営していれば、WordPress管理画面の左サイドバー 「プラグイン」の横に表示される赤い更新マークは目にしたことがあるはずです。
WordPressの最新リリース（バージョン5.5以降）では、手を加えることなく自動でプラグインを更新できるようになっています。しかし、プラグインの完全自動更新に不安を抱いているWordPressユーザーも少なくありません。
とはいえ、複数のウェブサイトで多数のプラグインを管理する場合、プラグインの更新作業は大きな負担に。そこでこの度、MyKinstaにスマートアップデート機能を導入しました。企業アカウント内のすべてのウェブサイトにインストールされているプラグインのステータスと更新の有無を1つの画面で確認できます。
MyKinstaで更新可能なプラグインを表示する方法
MyKinstaにログイン後、「WordPressサイト」を開いて「プラグイン」タブを選択すると、以下の画面が表示されます。すべてのWordPress環境（本番とステージングの両方）に現在インストールされているすべてのプラグインが一覧表示されます。加えて、更新が必要なプラグインを使用する環境数も確認可能です。
一覧上部にある「すべてのプラグイン」ドロップダウンを選択して、「最新版に更新可能」を選択すると、更新が必要なプラグインのみが表示されます。
以下のようにすべての環境で更新可能なプラグインのみがリストアップされます。
検索フィールドにプラグイン名やバージョン番号の一部を入力して、特定のプラグインを検索することもできます。
デフォルトでは、検索用語に一致するすべてのプラグイン、そのプラグインがインストールされているWordPress環境数、および更新が必要なプラグイン数が表示されます。検索と「最新版に更新可能」ドロップダウンメニューを組み合わせると、更新が必要なプラグインだけに絞り込むことができます。
更新を行う環境とプラグインの選択
更新可能なプラグインを確認したら、プラグイン名の左側にある「＞」をクリックして項目を展開し、更新を行う環境を選択することができます。
環境一覧には、プラグインが現在その環境で有効であるか無効であるか、プラグインの現在のバージョン、更新後のバージョンが表示されます。
チェックボックスを使用して、以下のような設定を行うことができます。
- プラグイン名の横にあるチェックボックスを選択すると、すべての環境が選択される
- サイト名の横にあるチェックボックスを選択すると、そのサイトのすべての環境が選択される
- 環境名の横にあるチェックボックスを選択すると、環境が個別に選択される
あるいは、一覧でプラグイン名の右側にある3つの点をクリックして、すべての環境でプラグインを一括更新することもできます。
プラグインの項目を展開した状態で、個々の環境の横にある3つの点をクリックし、その環境のプラグインのみを更新することも可能です。
このように、今後はプラグイン更新の管理を簡単に実行できます。お客様の日々の業務がさらに効率化されましたら幸いです。
WordPressサイト管理をもっと楽に
Kinstaでは、お客様のWordPressサイトのメンテナンスをできる限り簡素化することに日々尽力しています。さらに一歩進んで、プラグインの更新をはじめとするWordPressサイト管理タスクを自動化するために、Kinsta APIを使って独自のツールを構築することも可能です。
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