WordPress専用マネージドホスティングでは、ムンバイとラスベガスのデータセンターにおいて、Google Cloudの最速C3D仮想マシンをご利用いただけるようになりました。

以下のデータセンターに加えて、インドのムンバイ(asia-south1)と米国ネバダ州のラスベガス(us-west4)のリージョンも追加されたことで、現在合計10箇所のデータセンターでC3Dマシンをご利用いただけます。

  • ジュロン・ウェスト、シンガポール(asia-southeast1)
  • シドニー、オーストラリア(australia-southeast1)
  • サン=ジスラン、ベルギー(europe-west1)
  • フランクフルト、ドイツ(europe-west3)
  • エームスハーヴェン、オランダ(europe-west4)
  • カウンシル・ブラフス、米国アイオワ州(us-central1)
  • モンクスコーナー、米国サウスカロライナ州(us-central1)
  • アッシュバーン、米国バージニア州(us-east4)

MyKinstaで新規サイトを作成する際、「データセンターの所在地」ドロップダウンリストを開くと、C3Dマシン搭載のデータセンターには「ブースト」のタグが付いています。

「ブースト」のタグがC3D搭載データセンターの目印
「ブースト」のタグがC3D搭載データセンターの目印

ムンバイまたはラスベガスのデータセンターですでにサイトを運営されている場合は、まもなくより高速なC3Dマシンに移行されます。

Kinstaでは、最速かつ最も信頼性の高いホスティングサービスを提供するべく、Google Cloudの各データセンターで利用可能な最先端の仮想マシン上にサービスを構築しています。現在でも、ほとんどのデータセンターではコンピューティング最適化(C2)VMが最速のマシンになりますが、C3D VMでテストを実施した結果、すでに十分に高速なC2マシンと比較して、応答時間が20〜50%短縮されることがわかりました。

C3D VMにここまでの改善が見られる理由は、AMDのEPYC™プロセッサーや、Googleとインテルが共同開発したネットワークとストレージのI/OをCPUからオフロードするためのInfrastructure Processing Unit(IPU)といった技術にあります。

C2マシンが最大60個の仮想CPUと240ギガバイトのRAMをサポートしているのに対し、C3Dマシンはその6倍のリソース(最大360の仮想CPUと2.88テラバイトのDDR5メモリ)を提供しています。

C3D搭載のデータセンターでは、お客様のWordPressサイトがこれまで以上に高速化されることが予想されます。今後、GoogleのデータセンターでC3Dマシンが導入されるリージョンが増え次第、Kinstaでも順次対応していきます。

KinstaでWordPressサイトが高速化される理由

Kinstaの各データセンターに搭載された高速仮想マシンは、Googleの低レイテンシを誇るプレミアムティアネットワークによって支えられています。さらに、260+のPoPを展開するCloudflare統合超高速CDNエッジキャッシュEarly Hints、組み込みの画像最適化により、速度と信頼性がさらに向上します。

Kinstaをまだご利用でないお客様は、WordPress専用マネージドホスティングの詳細をご覧ください。