WordPress専用マネージドホスティングでは、台湾のデータセンターにおいて、Google Cloudの最速C3D仮想マシンをご利用いただけるようになりました。

アジア地域においては、シンガポールのジュロンウエスト(asia-southeast1)、インドのムンバイ(asia-south1)に続き、C3D VMが搭載された3番目のデータセンターとなります。

アジア以外では、現在以下8つのデータセンターでC3Dマシンをご利用いただけます。

  • シドニー、オーストラリア(australia-southeast1)
  • サン=ジスラン、ベルギー(europe-west1)
  • フランクフルト、ドイツ(europe-west3)
  • エームスハーヴェン、オランダ(europe-west4)
  • カウンシル・ブラフス、米国アイオワ州(us-central1)
  • モンクスコーナー、米国サウスカロライナ州(us-east1)
  • アッシュバーン、米国バージニア州(us-east4)
  • ラスベガス、米国ネバダ州(us-west4)

台湾のデータセンターでホスティングされているお客様のサイトは、現在C3Dマシンへの移行を進めています。MyKinstaで新規サイトを作成する際、C3Dマシンを利用するには、「データセンターの所在地」ドロップダウンで「ブースト」タグのついたデータセンターをお選びください。

C3D仮想マシンを搭載したデータセンターに付く「ブースト」タグ
C3D仮想マシンを搭載したデータセンターに付く「ブースト」タグ

Kinstaでは、最速かつ最も信頼性の高いホスティングサービスを提供するべく、Google Cloudの各データセンターで利用可能な最先端の仮想マシン上にサービスを構築しています。現在でも、ほとんどのデータセンターではコンピューティング最適化(C2)VMが最速のマシンです。今後、37箇所にあるGoogleのその他のデータセンターでもC3Dマシンが導入され次第、Kinstaでも順次ご利用いただけるようになります。

C3D VMでテストを実施した結果、すでに十分に高速なC2マシンと比較して、応答時間が20〜50%短縮されることがわかりました。

C3D VMにここまでの改善が見られる理由は、AMDのEPYC™プロセッサーや、Googleとインテルが共同開発したネットワークとストレージのI/OをCPUからオフロードするためのInfrastructure Processing Unit(IPU)といった技術にあります。

C2マシンが最大60個の仮想CPUと240ギガバイトのRAMをサポートしているのに対し、C3Dマシンはその6倍のリソース(最大360の仮想CPUと2.88テラバイトのDDR5メモリ)を提供しています。

WordPressサイトの高速化に全力投球

Google Cloudの強力な仮想マシンは、Kinstaのプラットフォームを支える機能の一部にすぎません。Googleの低レイテンシを誇るプレミアムティアネットワーク、Cloudflareの260+のPoP、高速CDNエッジキャッシュEarly Hints、組み込みの画像最適化などもお客様のサイト高速化を後押ししています。

高速で信頼性の高いWordPressサイトを実現するなら、KinstaのWordPress専用マネージドホスティングをお試しください。