ウェブサイト、アプリケーション、データベースの構築とデプロイが、未だかつてないほど容易になりました。現在のインターネット環境では、言語、フレームワーク、プラットフォームなど、さまざまな選択肢が増え続けています。

この変化に伴い、開発者にはあらゆる選択肢に柔軟に対応できる能力が求められるようになりました。同様に、データベースにもサイトやアプリケーションに合わせて拡張し、プロジェクトの成長を後押しする柔軟性が必要です。

データベースホスティングサービスのリリース当初、一度デプロイされたデータベースのサイズは変更することができませんでした。しかし、お客様の声を受け、この制限がプロジェクトの機能や範囲の拡張時に障害となる可能性があることが判明しました。

ウェブサイトやアプリケーションの成功には、柔軟性が不可欠です。そこでこの度、この制限を改善しました。

これより、Kinstaで運用しているデータベースのサイズをいつでも(ローンチ後でも)変更することができます。

データベースサイズの変更方法

データベースのサイズ変更は、MyKinstaで実行可能です。

  1. MyKinstaにログイン
  2. 左側のメニューから「アプリケーション」を選択し、該当のデータベース名を選択
  3. 左側のメニューから「設定」を選択
  4. 右上の「情報を編集」をクリック
  5. データベースのサイズ」ドロップダウンメニューからサイズを選択
  6. 情報を編集」をクリックして変更を確認
データベースサイズを選択
データベースサイズを選択

以上で設定が完了です。お支払いなどその他の設定の変更は不要です。サイズ変更後、選択したサイズに自動的にアップグレードされます。

データベースのサイズ変更を行うタイミング

データベースのサイズ変更が必要かどうかは、どのように判断すればいいのでしょうか。

データベースの「分析」画面で、データベースのCPUとメモリ(RAM)の使用量を確認するのが、最も簡単な方法です。MyKinstaで「データベース」>(データベース名)>「分析」に移動すると、ランタイムや容量などの指標とともに、リソースの使用量を確認することができます。

リソース使用量の分析
リソース使用量の分析

データベースのCPUとRAMの使用量が定期的に上限に達している場合は、データベースプランをアップグレードすることをお勧めします。

データベース管理の最適化

アプリケーションやウェブサイトのローンチの企画、コードの記述、チームとの共同作業には、多くの労力と時間が求められます。最終的にデータベースがプロジェクトの負荷に耐えられないという事態は、なんとしても避けたいものです。

Kinstaのデータベースホスティングサービスなら、フロントエンドがKinstaで運用されているかどうかを問わず、フロントエンドに直接接続することができます。弊社では、現在以下のデータベースをサポートしています(今後さらに拡大予定です)。

  • Redis 5.0、6.x
  • MariaDB 10.4、10.5、10.6
  • PostgreSQL 9.6、10、11、12、13、14
  • MySQL 8.0

また、データベースホスティングアプリケーションホスティングの両方をご利用いただくと、アプリケーションとデータベースをシームレスに統合し、両方の指標を一箇所で監視することができるようになります。今なら無料でお試しいただけます。この機会に、ぜひご利用ください。