Kinstaではライブチャット形式でカスタマーサポートをご提供しています。業界でもトップレベルの知識量と経験値、そして高い満足度と対応スピードを誇るサポートです。これを日本のお客様にご活用していただくために、今回はそのコツをわかりやすくご紹介します。

英語に精通する必要は一切なし

Kinstaでは英語でカスタマーサポートを提供しています。しかし、これは「英語に精通していないといけない」という意味ではありません。むしろ、英語がわからなくてもKinstaのエンジニアにより構成されるカスタマーサポートを大いにご活用いただけます。

まずは「英語力が高くないといけない」という思い込みから変えていきましょう。お問い合わせの際に記述するのはすべて日本語で問題ありません。それを機械翻訳にかける(貼り付ける)だけで、問題なくKinstaのサポートエンジニアとやり取りすることができます。それどころか日本語でお問い合わせいただいても、エンジニアが機械翻訳で英語にすることで理解に努めます。

実際、Kinstaのサポートエンジニアは日頃から、英語を母語としないお客様からの数多くのお問い合わせに対応しています。そのため、英語や言語に関連するミスがあっても、その壁を乗り越えて、親切丁寧にサポートすることに強さを発揮します。

またエンジニアは世界各地に所在しており、それぞれの母国語はさまざまです。決して完璧な英語にこだわることはありませんのでご心配いりません。

敬語を使う必要も一切なし

Kinstaでの英語のカスタマーサポートには「敬語を使う必要が一切ない」という強みもあります。日本語でのお問い合わせの際には、丁寧な記述が必要になります。例えば「お世話になっております。一点伺いたいことがあるのですが宜しいでしょうか」などの「枕詞」から始まるのが一般的です。

英語にはそのような習慣はありません。もちろん丁寧な表現は素晴らしいものですが、英語では「より直接的かつ明確なコミュニケーション」が重要視される傾向にあります。そのため、Kinstaのライブチャットではすぐさまチャットを開き質問を記述することできます。

面倒な「お世話になっております…」などの社交辞令は丸ごとスキップできます。

待ち時間もボタンを探す手間もなし

こんな経験をしたことはありますか?

  • お問い合わせをしたいのにどこにもボタンが見つからない
  • お問い合わせフォームもどこにもない
  • サポートのリンクをクリックしたのにQ&Aしか表示されない
  • 問い合わせのメールを送ったのに返事がなかなか来ない

Kinstaでは、このすべてを取り払ってとにかく使いやすいカスタマーサポートを実現しています。

コントロールパネル「MyKinsta」からワンクリックでチャット画面を開いている様子
コントロールパネル「MyKinsta」からワンクリックでチャット画面を開き相談開始

コントロールパネルである「MyKinsta」から一瞬で問い合わせることができます。

他社サービスのサポートとの比較

Kinsta A社 B社 C社
サポートチャネル ライブチャット

メール

ライブチャット メールフォーム 電話

メール

受付時間 24時間 平日10:00〜18:00 平日10:00〜18:00 平日10:00〜17:00(メールのみ24時間)
土日祝・年末年始 (年中無休) × × ×
応答時間 平均2分以内 表記なし 3営業日以内 10分以内(混雑時に待機あり)

ホスティング会社のサポートチャネルは、ライブチャット、電話、メール、お問い合わせフォームなど様々です。しかし、上の表からもわかる通り、日本の主要なホスティングサービス(一般にレンタルサーバーと言われることが多い)に見られる共通点として、多くの場合は営業時間内のみの限られた対応です。

具体的には、平日の午前10時から午後6時までを受付時間とする会社が多く、深刻なエラーやサイトのダウンなど、不測の事態を考慮すると不安が残ります。例えば、オンラインストアでは、土日や祝日、年末年始などの時期に合わせて新商品を投入したり、セールを開催したりするのも一般的です。その結果、アクセスが殺到し、サイトがダウンしてしまうことも珍しくありません。そんな大事な時にこそ、サポートを利用することができれば、問題を速やかに解決し、潜在的な収益を回復したり顧客からの評判を維持したりすることができます。

電話での対応を例に挙げると、IT関連の問題への対処に際して待ち時間が発生することは珍しくなく、その間にも常に電話口で待つことに苦痛を感じる方もいます。

日本の主要なホスティングサービスと比較すると、Kinstaのカスタマーサポートは一線を画します。24時間年中無休の体制であるだけでなく、平均2分以内に経験豊富なエンジニアから返答を受けることができます。ホスティングのサポートの質は、ビジネスの命運を決めると言っても過言ではありません。

機械翻訳とAIをどんどん活用しよう

Google翻訳を使って「英語がわからないのですが」という文章を翻訳
Google翻訳を使うだけで問題なくやり取りができる

是非とも機械翻訳を使ってください。「機械翻訳では思ったとおりのことが伝わらないのでは」と感じる人もいるかもしませんが、心配はご無用です。実際、多くの日本のお客様が、機械翻訳を使いこなすことで日本語を使ってKinstaのエンジニアに質問を投げかけています。

チャットを開いて質問するだけで、24時間いつでも、毎回優しい人が答えてくれて『ここまでやってくれるの?』というところまで対応していただき、安心に他なりません。万が一トラブルが起きても大丈夫だと感じました(文化工房 奥田 様

おすすめの機械翻訳ツールが以下の通りです。どちらも無料で利用できます。

  • DeepL:ニュアンスを汲み取った翻訳で強さを発揮します。長く使うようであれば、Proバージョンに料金を支払って用語集を登録して特定の言葉の翻訳方法を定義することもできます。
  • Google翻訳:どちらかというと直接的な翻訳ですが、チャットでのやり取りの際には、時に直接かつシンプルな翻訳の方が意識のズレが生じにくいこともあります。
  • 英次郎 on the WEB:文章全体を翻訳するものではありませんが、単語やフレーズを検索したり確認したりするのに便利なサービスです。

機械翻訳で失敗しないための簡単なコツ

機械翻訳を使うことで、手間無くKinstaのカスタマーサポートを活用することができます。以下では、誤解の発生を防ぐために機械翻訳で失敗しないためのコツを3つご紹介します。

どれも簡単なものです。コツを意識するだけで多くの理解のずれを防げます。

1. 主語をはっきりと書くようにする

英語から日本語への翻訳の際に主語を入れている例(翻訳が正確にできている)
主語を入れて翻訳をしている例(翻訳が正確にできている)

日本語では主語を省略することが多々あります。例えば「インターフェースが表示されているものと違うようで」と言いたいとします。日本語ではこのような文章が自然です。しかし、英語にすると「誰が」という主語の部分が曖昧になっていて、機械翻訳をするサービスやソフトウェアが苦戦します。

機械翻訳をするツールやAIが混乱しないように、主語をあえて明確にすることをおすすめします。例えば「私が今見ているインターフェースが、あなたの言っていることと違います」とすると、文章の構造が明確で翻訳ミスが起きにくくなります。

是非とも「私」なのか「あなた」なのかの区別を意識してみてください。日本語では「あなたが」というのは少し失礼なイメージを与えてしまうかもしれません。しかし、英語に翻訳する日本語を書くときには全くの逆です。明快でわかりやすい文章を書くために、むしろ効果的です。

2. 文章を分割しないようにする

文章に改行を複数回入れている例(翻訳がうまくできていない)
DeepLを使用し文章に改行を複数回入れている例(翻訳がうまくできていない)

文章を複数の行に分割しないようにご注意ください。日本語でメールを書くときなどには、見た目の整理のために効果的な手法かもしれません。しかし、機械翻訳で英語に翻訳する際には逆効果です。多くの(ほぼすべての)機械翻訳ソフトウェアやサービスが、文章をひとつのかたまりとして翻訳します。

1つの文章を例えば2つの行に改行してしまうと、翻訳サービスやAIからすると「2つの文章がある」ように見えてしまいます。結果として、中途半端な情報の2つの文章が英語に翻訳されます。当然、もともと意図していたメッセージは英語を受け取る人には伝わりません。

これを回避するのは簡単です。文章を改行しないだけでこのミスを避けることができます。同じように、文章の中に空白を入れるのも避けるようにご注意ください。

3. 文章中でダッシュ記号「—」を使わないようにする

ダッシュ記号を使用した英語から日本語への翻訳の例(翻訳がうまくできていない)
DeepLでのダッシュ記号を使用した英語から日本語への翻訳の例(翻訳がうまくできていない)

こちらは、これまでの内容よりも希なケースです。あまり頻発はしないはずです。しかし、あらかじめ知っておくことが重要です。ダッシュ記号「—」を文章中で使わないことをおすすめします。

多くの機械翻訳ツールでダッシュ記号「—」は、文章を2つに区切るものとみなされます。つまり、この記号を使うと、文章が2つに分割されてしまいます。これは多くの場合意図されないものです。

結果として、上の項目でお話ししたのと同じように、思いがけない文章の分断が発生します。当然、これにより翻訳後の英語が意味不明なものになってしまいます。これについても回避策は簡単です。文章は必ず句点「。」で終わるようにしてください。

これに関連して、URLとメールアドレスの前後には空白を入れることをおすすめします。これにより文章の構造がわかりやすいものになり、機械翻訳でのミス発生の可能性を下げることができます。

子供でも読みやすい文章が理想

よくあるミスを回避するコツを3つご紹介しましたが、一般的に意識したいのは「子供でも簡単に読める文章」を書くことです。難しい言葉や表現を避けて、文章の構造をシンプルにすることをおすすめします。主語を明確にするのも、考えてみれば伝わりやすい文章を書くために欠かせない基本とも言えるかもしれません。

繰り返しになりますが丁寧な敬語を使う必要はありません。婉曲的な(遠回りな)表現も必要ありません。直接的にどんどんご要望をお聞かせください。

日本の代行会社の活用

その他の選択肢として「一切英語にふれない」ことも可能です。日本国内での代行サービスのご利用というオプションもご用意しています。

Kinstaでは、日本の複数のサイト運営・保守管理に精通した会社を「Kinsta代行業者ディレクトリ」でご紹介しています。ここに掲載されているどの企業もWordPressサイトの運用やKinstaの利用に精通しています。

上記のいずれかにサイトの管理を依頼するというのもひとつの選択肢です。実質的にすべてのやり取りをその会社の窓口に限定することで、日本語のみでコミュニケーションを取ることができます。

まとめ

KinstaのカスタマーサポートはPHP、WordPressなどをはじめとするあらゆる技術に精通するエンジニアがご提供しています。マニュアルを読んでテンプレートのような返事をするスタッフは一人もいません。どれだけ複雑なことでも、高い技術的知識が必要なご相談でも全く問題ございません。

ライブチャット形式で、いつでもすぐに回答を得ることができます。24時間年中無休営業です。夜中でも早朝でも、土曜日や日曜日でも日本の祝日であっても、すぐにチャットでご相談いただけます。メールを送信して数時間(または数日)も待つ必要はありません。Kinstaでは「お客様からのお問い合わせを大歓迎」しています。お問い合わせのためのボタンやリンクを隠すことはありません。

コントロールパネルである「MyKinsta」にログインして右下にあるチャットボタンを押すだけですぐさまチャットを始めることができます。英語特有の「直接かつ明確なコミュニケーション」のため、丁寧さを気にする必要もなく、情報の記述に集中することができます。

またKinstaのチャットシステム(メールとも連動)ではお問い合わせの内容ややりとりがバックエンドで保存されるため、チーム間でその記録を簡単に共有することができます。国際的なプロジェクトにおける情報共有と円滑なコミュニケーションにももちろんご活用いただけます。