WordPress専用マネージドホスティングに付随する一括操作に、Kinsta CDNを有効または無効にする機能を追加いたしました。数回クリックするだけで、複数のサイト環境でKinsta CDNステータスをまとめて変更することができます。

CDNは、MyKinsta内で個々のサイトに対して有効または無効にすることができます。既存の複数サイト一括操作メニューは以下の通りです。

MyKinstaでCDNを一括操作する方法

複数サイト環境のKinsta CDNステータスを変更する方法は以下の通りです。

  1. MyKinstaのメインメニューで「WordPressサイト」を選択し、サイト一覧の左側にあるチェックボックスをクリックして対象の環境を選択します。
  2. 環境を選択するとサイト一覧の上に「操作」ボタンと選択中の環境数が表示されます。
Screenshot showing the Bulk Actions menu in the MyKinsta dashboard with WordPress site environments selected.
操作」メニューは環境の選択後に利用可能
  1. 操作」メニューから「CDNの変更」をクリックします。選択した環境でCDNを「利用する」か「無効化する」かを尋ねるポップアップが表示されます。
CDNの一括変更操作を示すポップアップ画面

一括操作としてCDNを「利用する」か「無効化」するかを選択
  1. 一括操作を実行するには「CDNを変更」ボタンをクリックします。

Kinsta CDNは、本番サイトとプレミアムステージング環境アドオン付きの環境でのみ利用できます。「CDNの変更」一括操作は、無料の標準ステージング環境には影響しません。例えば、以下のスクリーンショットは、MyKinstaが標準ステージング環境のCDNステータスを変更しようとして失敗したことを示しています。

一括操作実行後の成功と失敗の通知を示すスクリーンショット
2件の環境でCDNが有効になったものの1件の環境で有効になっていない状態

Kinsta APIを使用して独自の一括操作を作成する

Kinsta APIを使用してWordPressサイト用の独自の一括操作ツールを作成することもできます。APIは、KinstaでホストするWordPressサイト、ウェブアプリケーションマネージドデータベース静的サイトの管理を効率化する便利な選択肢です。

現在、APIを介してCDNを有効または無効にすることはできませんが、MyKinstaの一括操作と同じように、CDNキャッシュをクリアするのに使用することができます。

Kinsta APIを使用してWordPressサイト環境を最適化するコツも公開しています。

Kinstaでは、WordPressのメンテナンスをできるだけ楽にするシステムの構築に全力を注いでいます。サイト移行サービスが無料でご利用可能です。圧倒的なセキュリティのホスティングをお探しならKinstaのプランをご確認ください。