平均値からは見えないAIがサイトに与える影響

5,000以上のWordPressサイトから得た最新のインフラデータをもとに、サイトごとに異なるAIトラフィックの実態と、リクエスト数だけではわからないアクセスの挙動を明らかにします。

調査対象

5,000件のWordPressサイト

調査期間

30日間のリクエストデータ

データ元

Kinstaインフラストラクチャ

調査結果の概要

AIによるサイトへのアクセスは、ウェブトラフィック全体に占める割合だけで語られがちです。しかし、5,000以上のWordPressサイトを分析すると、その割合にはサイトごとに大きな差があることがわかりました。多くのサイトではAIクローラーによるアクセスが少ない、またはまったく見られなかった一方、一部のサイトでは全体の数値を大きく上回っています。

サイトによって異なるのは、アクセス量だけではありません。AIクローラーは人間の訪問者と比べて、動的でキャッシュできないコンテンツをリクエストする傾向がはるかに強いこともわかりました。したがって、サイトのインフラにかかる負荷を把握するには、リクエスト数だけでなく、どのようなコンテンツがリクエストされているかも重要です。

AIの存在は、ユーザーが企業やサービスを知るきっかけにも変化をもたらしています。Kinstaが実施した消費者調査では、44.7%がAIから企業を紹介された後、「常に」または「ほとんどの場合」その企業のサイトを訪れると回答。また、61.1%がサイトの品質や印象が、その企業の商品やサービスに対する評価に影響すると回答しています。

AIを通じて企業やサービスを知る機会が増える中、サイトはAIが情報を取得する場所であると同時に、ユーザーがその企業について自ら確かめ、判断する場所としても、これまで以上に重要になっています。

数字で見る調査結果

01. 帯域幅

1.57%

AIボットによる帯域幅使用率の中央値。90パーセンタイルでは17.8%、99パーセンタイルでは90.3%に達した。

02. リクエスト数

33〜67件

中央値のサイトが1日に受けたAIボットからのリクエスト数。平均値はその14〜25倍。

03. 挙動

77〜91%

AIボットによるリクエストのうち、動的またはキャッシュできないコンテンツへのリクエストが占める割合。人間によるリクエストでは約18〜19%。

04. 消費者

44.7%

AIから企業をおすすめされた後、その企業サイトを「常に」または「ほとんどの場合」訪問すると回答した消費者の割合。

05. 印象

61.1%

企業のサイトの品質から、その企業の製品やサービスの品質を判断すると回答した消費者の割合。

01. 全体の数字だけでは、個々のサイトの実態はわからない

平均値からはわからないこと

ウェブトラフィックの半分以上をボットが占めていることは、今では広く知られています。Cloudflareのグローバルデータによれば、現在ウェブページへのリクエストの57%がボット。人間によるものは43%にとどまり、ボットを下回っています。この数字を見ると、「自分のサイトには、実際どのくらいの人が訪れているのだろう」と気になるはずです。

Cloudflareのネットワーク全体で見るとこの数字は実態を表しており、私たちの調査でも近い結果が得られました。私たちが調査したWordPressサイトでは、1日のトラフィックの約54%をボットが占め、人間によるアクセスは約46%でした。

Kinstaで見るある1日のトラフィック

Kinstaでホストしているサイトにおける、ある1日のリクエスト内訳

ネットワーク全体の傾向を見るうえでは、こうした数字が参考になりますが、個々のサイトにそのまま当てはめると、実態を見誤る可能性があります。インターネット全体でリクエストの半分以上をボットが占めていると聞けば、自分のサイトでも同じような割合だと思い込みがちです。

インフラ全体だけでなく、サイト単位でデータを分析してみると、中央値のサイトでは、AIボットが使用した帯域幅はわずか1.57%。さらに、1,000以上のサイトではAIボットによる帯域幅の消費が一切ないことがわかりました。

では、AIからのアクセスは、実際に個々のサイトへどのような負荷をかけているのでしょうか。

インフラ全体の割合から大まかな傾向は把握できますが、個々のサイトで何が起きているかまではわかりません。また、サイトごとのトラフィック量だけを見ても、実際の負荷は判断できません。重要なのは、AIからのリクエストによって、サイト側でどのような処理が発生しているかです。

この疑問を掘り下げていくと、当初とは違った側面が見えてきました。

02. 全体の数字は正しくても、その内訳は均等とは限らない

AIボットの影響は一様ではない

個々のサイトに目を向けると、平均値だけでは実態を捉えにくいことがわかります。

今回分析したサイト全体では、総帯域幅の6.13%をAIボットが占めていました。しかし、中央値にあたるサイトではわずか1.57%。調査対象となった5,000以上のサイトのうち、1,000以上ではAIボットによる帯域幅の使用が一切ありませんでした。一方、90パーセンタイルでは17.8%、99パーセンタイルでは90.3%に達しています。

AIからのアクセスが少ない順にサイトを並べると、全体は階段状になります。それぞれの段の幅は該当するサイトの割合を、高さは実測したパーセンタイル値を表しています。縦軸には対数目盛を使用しています。通常の線形目盛では、全サイトの半数がほとんど一本の線に見えてしまうほど差が大きいためです。

5,168件のWordPressサイトの帯域幅に占めるAIボットの割合(低い順)

6.13%

全サイトを合計した割合 ─ 平均値として見ると、この1つの数字に集約される。

1.57%

中央値にあたるサイト ─ 全体の割合の約4分の1

57倍

99パーセンタイルのサイトと中央値にあたるサイトの、AIボットによる帯域幅使用量の差

リクエスト数にも、同じような大きな偏りが見られました。サイト単位で行った4回の計測では、AIボットからの1サイトあたりのリクエスト数は1日平均667〜928件だったのに対し、中央値はわずか33〜67件でした。また、計測によっては約20〜27%のサイトでAIボットからのリクエストが1件もありませんでした。

つまり、「トラフィックの6%をAIボットが占める」という統計を見ても、自分のサイトの状況はわかりません。AIによるアクセスがほぼないサイトも、AIクローラーがアクセスの大半を占めるサイトも、同じ全体値を構成する一部。インフラについて判断する際には、まず自分のサイトの状況を把握しなければなりません。

アクセスしているAIボットの種類についても同様です。計測期間中もボットの内訳は変化しており、AIクローラーによるアクセスが比較的少ない日にはMetaやAmazonが大きな割合を占める一方、別のタイミングでは他のクローラーの割合が増加していました。どのAIボットがどの程度アクセスしているかは、全体的な傾向から推測するのではなく、実際のデータを確認することが重要です。

そこで確認したいのが、以下2つのポイントです。

ポイント1

実際にどのくらいのAIクローラーが自分のサイトにアクセスしているのか。

ポイント2

AIクローラーのアクセスにより、サイトで具体的に何が起きているのか。

03. トラフィックレポートでは同じ1件でも、サーバーの処理は異なる

AIクローラーがサイトに与える負荷

ウェブトラフィックの半数以上をボットが占めていることは、すでに広く知られています。Cloudflareの世界全体のデータによると、現在ウェブページへのリクエストの57%がボット、43%が人間によるものです。このような数字を見ると、自分のサイトでは実際にどのくらいが人間によるアクセスなのか気になるところです。

キャッシュから返せるリクエストも、その都度動的なレスポンスを生成する必要があるリクエストも、トラフィックレポート上では同じ「1件」としてカウントされます。そのため、リクエスト数からAIクローラーのアクセス量はわかっても、それらの処理がサーバーにどのような負荷をかけているかまではわかりません。

そこでまず、AIクローラーが1回のリクエストでより多くのデータを転送しているのかを調査しました。5回の計測では、AIクローラーが全リクエストの平均6.33%、帯域幅の6.42%を占めており、両者に大きな差は見られませんでした。

より大きな違いが見られたのは、リクエストの処理方法です。3回の計測の平均では、人間によるリクエストの76.3%がキャッシュから配信されていたのに対し、AIクローラーではわずか10.4%。一方、通常のキャッシュミスは人間が約3.8%、AIクローラーが約4.3%と、大差はありませんでした。

この差の大部分を占めていたのが、動的コンテンツへのリクエストです。AIクローラーによるリクエストの平均84.1%が動的コンテンツへのアクセスだったのに対し、人間では18.6%でした。この傾向は3回すべての計測で一貫しており、AIクローラーでは76.9〜90.5%、人間では18.3〜18.9%でした。

さらに詳しく分析すると、別の傾向も見えてきました。

Cloudflareが計測するネットワーク全体で見れば、この数字は実態を表しています。私たちのデータでも、これに近い結果が得られました。今回調査したWordPressサイトでは、典型的な1日で約54%が自動化されたアクセス、46%が人間によるアクセスでした。

100件のリクエストでサーバーに求められる処理

同じ100件のリクエストでも、サーバーに求められる処理は大きく異なります。以下のグラフを比較すると、人間とAIクローラーではその内訳がほぼ正反対であることがわかります。

※ 3日間の測定結果の平均値

WordPressサイトの動的コンテンツには、検索結果、絞り込み検索の一覧、クエリ文字列によって変化するページ、ショッピング関連の操作など、既存のキャッシュをそのまま返すことができないコンテンツが含まれます。以前のAIボットアクセスに関する調査では、あるクローラーが24時間で375万件の「カートに追加」リクエストを生成し、別のクローラーではループによって長期間に数億件ものリクエストが発生した事例をご紹介しました。

この傾向からも、AIによるアクセスの実態をリクエスト数だけで把握するのが難しい理由がわかります。AIからのアクセスが同程度のサイトでも、リクエスト先によって、アプリケーションにかかる負荷は大きく異なる可能性があります。

AIからのリクエスト=クローラーとは限らない

「AIによるアクセス」と一口に言っても、その動作はさまざまです。サイトを広範囲に巡回するものもあれば、検索やユーザーからのリクエストに応じて特定のページにアクセスするものもあります。OpenAI、Anthropic、Perplexityでは、少なくとも一部の用途で、クローラーとユーザーの操作をきっかけにアクセスするエージェントを区別しています。

この違いは、リクエスト数を見るうえでも重要です。同じリクエスト数でも、サイト内を継続的に巡回するクローラーと、ユーザーからの質問に答えるために特定のページへアクセスするエージェントでは、その動作が大きく異なります。サーバーログからどのシステムによるリクエストかを特定できても、何を目的としたアクセスなのかまでは判断できない場合があります。

1億1,180万件

30日間のAIクローラーからのリクエスト数

830万件

30日間のAIエージェントリクエスト数

私たちのデータでも、この違いが確認できました。AIアシスタントからのアクセスは調査期間の大半で比較的少ない水準にとどまっていましたが、一時的に急増し、Claude、Perplexity、Mistral関連のリクエストはChatGPTよりもはるかに大きく伸びました。

サイト運営者にとって重要なのは、AIからのアクセスを「AIボット」という一つの大きな括りで捉えるのではなく、種類や挙動ごとに把握することです。

04. サーバーログで見えるのは、ユーザー行動のごく一部

AIをきっかけにサイトを訪れたユーザーの行動

ここまでは、サーバー側のデータから見たAIによるアクセスです。サーバーログだけでは、AIがユーザーの行動に関わった後に何が起きるのか、そのすべてを把握することはできません。

現在では、これまで検索やおすすめ、リンクなどを通じて直接情報源にたどり着いていたユーザーが、AIを介して情報を得るケースが増えています。そこから元のサイトを訪れることもあれば、AI上で完結することもあります。

では、実際にユーザーがサイトを訪れた場合はどうでしょうか。

44.7%

AIから企業をおすすめされた後、その企業のサイトを「常に」または「ほとんどの場合」訪問すると回答した人の割合

61.1%

企業サイトの品質が、その企業の製品やサービスの品質に対する印象にも影響すると回答した人の割合

この44.7%という数字は、サイトへのアクセスの44.7%がAI経由であることを意味するものではありません。また、すべてのケースでAIからサイトへ直接アクセスしたことを示すものでも、検索やその他の経路から訪れたユーザーよりもコンバージョンにつながりやすいことを証明するものでもありません。

この結果からわかるのは、企業のサイトが今も重要な役割を担っているということです。AIからすでにその企業について情報を得ていても、その後サイトを訪れる人は少なくありません。

この2つの調査結果を踏まえると、インフラデータの見方も変わってきます。ユーザーがサイトを見る前に、AIがそのサイトにアクセスしている可能性があります。そして実際にサイトを訪れる頃には、すでに別の場所でおすすめや要約を目にし、何らかの印象を持っているかもしれません。そのため、サイト訪問の目的も、従来サイトが想定してきた「初めて知るためのクリック」とは異なる可能性があります。

その企業が実在するかを確かめたり、情報が正しいか確認したり、料金や製品の詳細を調べたり、他の選択肢と比較したり、AIのおすすめを信頼できるか判断したりするためにサイトを訪れることもあります。

そうした場面でも、サイトには十分なパフォーマンスが求められます。

技術面では、顧客体験を支えるうえで、サイトの安定性や応答性がこれまで以上に重要になります。また、マーケティングやブランディングの観点でも、AIを通じた情報収集が一般的になったからといって、サイトやそれを支えるインフラがカスタマージャーニーからなくなるわけではありません。

AIはサイトのコンテンツにアクセスし、ユーザーはその先にあるサイトを見て判断します。どちらも、同じサイトとそれを支えるインフラにつながっています。

AIはサイトのコンテンツを取得するだけ

ユーザーはサイトを訪れ、その内容を判断する

AIとユーザーの両方が同じサイトにアクセスするからこそ、自分のサイトでどのようなアクセスが発生しているかを把握することが次のステップになります。

05. アクセス量、パターン、アクセス元 ─ 自分のサイトで確認すべき3つのポイント

サイト単位でAIからのアクセスを診断する

今回の調査結果から、個々のサイトにおけるAIからのアクセスを把握するには、シンプルに3つのポイントを確認すればよいことがわかります。業界全体の平均値ではなく、「AIからどのくらいアクセスがあるのか」「どのようなリクエストが発生しているのか」「そのアクセス元は何か」に目を向けましょう。

01. アクセス量

AIからどのくらいアクセスが来ているか

まず、ある程度の期間にわたって自分のサイトへのアクセスを確認し、基準となるデータを把握します。AIクローラーからのリクエスト数と帯域幅を確認し、全サイトの平均値だけでなく、今回の調査で明らかになった分布と比較します。

帯域幅の分析では、中央値にあたるサイトは1.57%、90パーセンタイルは17.8%、99パーセンタイルは90.3%でした。またリクエスト数では、計測日によって約20〜27%のサイトでAIクローラーからのリクエストが1件もありませんでした。

ここでの目的は、自分のサイトが常に特定のパーセンタイルに位置すると判断することではなく、AIからのアクセスが比較的少ないのか、分布の中間あたりなのか、それとも上位に位置するのかを把握することです。

02. パターン

どんなリクエストが来ているか

次に、AIクローラーがサイトのどこにアクセスしているかを確認します。リクエスト先のパス、繰り返しアクセスされているURLのパターン、クエリパラメータ、検索・絞り込みページ、ショッピング関連の操作、その他の動的なページなどが対象です。

私たちのデータからも、これが重要であることがわかります。3回の計測では、AIクローラーによるリクエストの76.9〜90.5%が動的コンテンツへのアクセスだったのに対し、人間では約18〜19%でした。

AIからのアクセス量が同程度でも、その大半がキャッシュされたページに向かうサイトと、動的なページに向かうサイトでは、インフラにかかる負荷が大きく異なります。

03. アクセス元

そのリクエストは誰/何によるものか

最後に、可能な範囲でアクセスの種類を分けて確認します。サイト内を幅広く巡回するクローラーと、特定のタスクを実行するためにユーザーの操作をきっかけにページを取得するエージェントでは、挙動が異なります。また、過剰な自動アクセスには、そのどちらとも異なる対応が必要になる場合があります。

すべてを正確に分類することが目的ではありません。重要なのは、アクセス元やその挙動を確認することで、サイトで起きていることの理由が説明できるか、さらに詳しく調査すべきものがないかを判断することです。

アクセス量、パターン、アクセス元という3つの観点から見ることで、業界全体の割合だけではわからない、個々のサイトの実態が見えてきます。AIからのアクセスが少なく、リクエストにも特に変わった傾向がなければ、それ以上の対応は必要ないかもしれません。一方、AIからのアクセスが分布の上位にあり、クローラーが動的なページに繰り返しアクセスしている場合は、詳しく調査する必要があります。

まとめ

重要なのは、「自分のサイト」で何が起きているか

AIからのアクセス状況は、サイトによって大きく異なります。数千ものサイトをまとめた全体の割合から大まかな傾向を把握することはできても、自分のサイトが同じ状況にあるとは限りません。

また、AIからのリクエストによってサイト側で発生する処理にも大きな違いがあります。今回の調査では、AIクローラーが人間よりも多くの帯域幅を使用する傾向は見られませんでしたが、動的コンテンツへのリクエストは人間よりもはるかに多いことがわかりました。リクエスト数だけでなく、どこにアクセスしているのか、そしてそのリクエストをサイト側でどのように処理する必要があるのかも同じくらい重要です。

とはいえ、サイトを訪れる人がいなければ、こうしたインフラへの負荷を考える必要もありません。しかし、AIを通じて企業を知った後も、多くの人がその企業のサイトを訪れています。そして、そこで目にするものが、その企業に対する印象にもつながります。サイトは今、AIが情報を取得する場所であると同時に、人間が自分の目で企業やその商品・サービスを確かめる場所にもなっています。

サイト所有者や運営者にとって、業界全体の平均値は参考になりますが、実際の判断は自分のサイトの状況を把握することから始まります。「AIからどのくらいアクセスがあるのか」「どのようなリクエストが発生しているのか」そして「そのアクセス元は何か」。この3つの視点から見ることで、ウェブ全体で起きている大きな変化を、自分のサイトで実際に計測し、管理できるものとして捉えることができます。

実践編

まずは自分のサイトの状況を把握しよう

業界全体の平均値からAIによるアクセスの規模はわかっても、個々のサイトで何が起きているかまではわかりません。自分のサイトにどのくらいAIからのアクセスがあるのか、リクエストがどこに向かっているのか、そして可能であればそのアクセス元も確認します。そのうえで、監視や最適化、対策が必要かどうかを判断しましょう。

アクセス量

どのくらいアクセスがあるか

パターン

どんなリクエストが発生しているか

アクセス元

誰が/何がリクエストしているか

本レポートは、Kinstaが制作・公開しています。

Kinstaは、WordPress専用マネージドクラウドサーバーを提供しており、現在世界230,000以上のお客様にご利用いただいています。当社のプラットフォームでは、サイトへのアクセスやコンテンツの配信状況、そして自動アクセスの増加によってウェブがどのように変化しているかを、幅広いデータを通じて見ることができます。