WordPress専用マネージドクラウドサーバーをご利用のお客様は、2024年11月にリリースされた最新のPHP 8.4をご利用いただけます。
MyKinstaまたはKinsta API経由で、簡単にWordPressサイトのPHPを最新バージョンに変更可能です。
PHP 8.4への移行にあたっての注意事項
PHP 8.4には、注目の新機能が多数導入されていますが、移行前に以下の点をご確認ください。
- 現在PHP 8.4は、WordPress 6.7(現在最新版)でベータ版としてサポートされており、それ以前のバージョンでは公式にサポートされていません(昨年リリースされたPHP 8.3もWordPress 6.4でのベータ版サポートのみだったため、現時点ではほぼすべてのお客様にPHP 8.2を推奨しています)。
- New RelicとionCube Loaderとは現在互換性がないため、(PHP 8.4への変更後)これらのツールは使用することはできません。
- 変更前に必ずサイトのバックアップを作成してください(PHPバージョンの変更後、万が一問題が発生しても変更前の状態にすぐに戻すことができます)。
- バックアップを作成し、サイトで使用しているテーマとプラグインがPHP 8.4と互換性があると確認できている場合でも、まずはステージング環境で変更をテストすることをお勧めします。ステージング環境で問題がないことを確認した上で、本番サイトに適用してください。
MyKinstaでPHP 8.4に変更する方法
WordPressサイトのPHPバージョンを変更するには、MyKinstaにログイン後、「WordPressサイト」>(サイト名)>「ツール」に移動し、「PHP設定」セクションの「変更する」をクリックします。
別の方法として、「WordPressサイト」画面から複数の環境のPHPバージョンを一括で変更することも可能です。環境名の横にあるチェックボックスを選択し、「操作」ドロップダウンから「PHP設定の変更」を選択します。
いずれの方法でも、次の画面で変更するPHPバージョンを選択し、「PHP設定を変更」をクリックすれば完了です。
注)複数のWordPressサイトを一括更新する場合、この画面で選択したバージョンがすべての環境に適用されます。
PHPバージョンの変更完了には数分かかります。またPHPエンジンを再起動するため、WordPress管理画面が数秒間使用できなくなります。変更が完了すると、MyKinsta内にその旨を伝えるメッセージが表示されます。
最新技術のサポートをどこよりも早く
KinstaのサーバーでPHP 8.4をご利用いただけるようになりました。まもなく恒例のPHPベンチマークを実施し、WordPressをはじめとする多くのPHPベースのコンテンツ管理システム(CMS)で、PHP 8.4がどのようなパフォーマンスを発揮するのかをご紹介します。
PHP 8.4を利用できるクラウドサーバーをお探しでしたら、Kinstaのプランをぜひ一度お試しください。