本格的な災害復旧にはバックアップだけでは不十分
重要なファイルやデータベースのテーブル、あるいはサイト全体を誤って削除してしまえば、大惨事に感じるかもしれません。しかしKinstaでは、少なくとも毎日1回自動バックアップが作成されるため、通常はすばやく復旧することができます。
その一方で、火災、洪水、地震、さらには戦争などによる実際の災害が発生した場合は、データセンター全体が利用できなくなる可能性があります。そして通常、バックアップはサイトと同じデータセンターに保存されています。
別のデータセンターに新たな仮想サーバーを用意するには時間を要しますが、Kinstaのディザスタリカバリ機能を利用すれば、別の拠点ですばやくサービスを復旧できるうえ、遠隔地に保存したバックアップだけを使用する場合よりも新しいデータを利用できます。
専用サーバー用のディザスタリカバリアドオンでは、現在稼働中のメインのサーバーから、遠隔地のデータセンターで待機する予備サーバーへ、データを継続的に非同期で複製します。
非同期レプリケーションでは、予備サーバーのデータがメインのサーバーより数分程度遅れることがあります。トラフィックやデータの書き込み量が多い場合には、この差がさらに広がる可能性があります。また、実際に災害が発生した場合、予備サーバーへのトラフィックの切り替えは即座に自動で行われるのではなく、状況を確認しながら手動で実施します。そのため、切り替え作業中には一定のダウン時間が発生します。
ディザスタリカバリアドオンを利用すると、Kinstaのサポートチームに一連の復旧作業を任せることができます。まず、お客様の地理的な要件を考慮して予備データセンターを選定します。災害が発生した場合には、状況を確認したうえで復旧環境への切り替えを行い、サイトがオンラインに戻り次第お知らせします。その後、メインのデータセンターに戻す際にも、お客様と調整しながら切り戻しを行います。
データセンターの災害に備えてこのような対策が必要な場合は、カスタマーサポートまでお気軽にご相談ください。
Kinstaの専用サーバーアドオン
複雑なMySQLクエリの実行やPHPコードの処理には、多くのサーバーリソースが消費されることがあります。多くのECサイトのように、その処理結果をキャッシュすることが難しい場合には、サーバーに継続的に大きな負荷がかかる可能性があります。
専用サーバーアドオンでは、クラウドサーバーのCPUとRAMを占有して利用できるため、このような高負荷にも対応できます。大規模なセールや注目度の高いキャンペーンなどでアクセスの急増が予想される場合に、専用サーバーを利用するお客様も少なくありません。このような状況では、追加のリソースを確保でき、PHP設定をより柔軟に調整できることが重要になります。
専用サーバーの利用をご希望の場合は、MyKinstaで「サイト」>(サイト名)>「アドオン」に移動し、「専用サーバー」の「専用サーバーを申し込む」をクリックします。

お申し込みの際は、専用サーバーに必要な要件をご入力ください。アカウント管理部門が確認後、その後の流れをサポートいたします。
すでに専用サーバーをご利用のお客様は、ディザスタリカバリアドオンも追加できるようになりました。地理的に離れたデータセンター間でデータを継続的に複製し、万が一の災害に備えることができます。ご興味がございましたら、ぜひご利用ください。