AIの推奨を受けた消費者は、その後どう行動する?最新調査から見えてきたことをご紹介します。
AIの普及により、消費者が商品やブランドを見つける方法は変化しています。しかし、AIが新たな情報収集手段として定着しつつある今も、信頼できるサイトの重要性は変わりません。
Kinstaが米国の消費者1,008人を対象に行った調査では、商品やサービスについて調べる際にAIツールを活用する人が増えている一方、AIが生成した情報には慎重な姿勢を示していることがわかりました。AIで得た情報だけで判断せず、意思決定の前に企業のサイトを訪れ、内容を確認する人も少なくありません。
商品やブランドの発見
- 59.2%:情報収集にAIツールを頻繁に、または時々利用
- 53.8%:AIで情報収集する際、サイトをまったく見ないことが時々、または頻繁にある
- 61.2%:将来的には商品を見つける主な手段としてAIがサイトに取って代わると予想
サイトを見ず、AIの回答を頻繁に利用する人にその理由を尋ねたところ、以下のような回答が得られました。
- 52.2%:複数のサイトを検索するより速い
- 45.2%:追加の質問がしやすい
- 42%:サイトには広告やポップアップが多すぎる
- 37.6%:従来の検索結果は情報が多すぎたり、SEOを意識しすぎていたりすると感じる
AIへの信頼
- 58%:AIで生成されたと疑うコンテンツへの信頼度は下がると回答
- 52.1%:AIによる回答より従来の検索結果を信頼
- 18.8%:AIによる商品・サービスの推奨を追加で調べることなく常に信頼していると回答
- 90.7%:AIによって生成された誤情報を懸念
また、多くの消費者が、AIで生成されたコンテンツはすでにインターネット上に広く存在していると考えています。
- 86.2%:AIで生成されたコンテンツをオンラインで頻繁に、または時々目にすると回答
- 77.3%:AIで生成されたコンテンツを見分けることに「非常に」または「ある程度」自信があると回答
情報を確認する場としてのウェブサイト
AIから商品やサービスの推奨を受けた後の行動については、以下の結果となりました。
- 44.7%:常に、またはほとんどの場合、その企業のサイトを訪問
- 25%:時々その企業のサイトを訪問
また、サイトの品質は、その企業自体に対する印象にも影響しています。
- 61.1%:企業のサイトの品質と、その企業の商品やサービスの品質を結びつけて考えると回答
レビューと信頼性
- 70.9%が、商品レビューについて、偽物またはAIで生成されたものではないかと疑った経験がある
- 59%が、AIで生成されたものだと疑ったことを理由に、そのコンテンツを見るのをやめた経験がある
- 43.3%が、インターネット上でボットが活動していると知ることで、サイトへの信頼度が下がると回答
調査方法:Propeller InsightsがKinstaの依頼を受け、米国の消費者1,008人を対象に全国調査を実施。誤差は±3ポイント、信頼水準は95%です。