WordPress専用マネージドクラウドサーバー向け機能として、MyKinstaに最近導入された一括操作機能が強化されました。今後は、複数のウェブサイトのPHPバージョンも一括で変更できるようになります。
これまでは、MyKinstaのPHPエンジンツールを使用して各サイトのPHPバージョンを個別に変更することができましたが、以下のタスクと並んで一括で実行できるようになりました。
- キャッシュのクリア
- プラグインの更新
- テーマの更新
- サイト情報のCSV形式でのエクスポート
- サイトラベルの変更
MyKinstaでPHPバージョンを一括変更する方法
一括操作機能を使ってPHPバージョンを変更するには、MyKinstaにログイン後、「WordPressサイト」を選択し、サイト一覧から変更を行いたいサイトまたは環境の左側にあるチェックボックスを選択します。
複数の環境を選択すると、サイト一覧の右上に選択中の環境数と「操作」ドロップダウンメニューが出現します。

「PHPバージョンの変更」を選択すると、バージョン選択のウィンドウが表示されます。

変更したいPHPバージョンを選択し、「PHPバージョンを変更」をクリックすると、選択した各サイト環境で変更が適用されます。
最新バージョンのPHPでサイトを高速化
Kinstaでは、WordPress専用マネージドクラウドサーバーのすべてのプランで、最新バージョンであるPHP 8.3をサポートしています。PHP 8.3の速度テストも実施し、異なるフレームワークを使用して、PHP 8.1および8.2とのパフォーマンスも比較しました。
また、PHP 8.3の新機能はこちらでご紹介しています。最新バージョンへの変更前にぜひご一読ください。