WordPress専用マネージドホスティングでは、フランクフルトおよびシドニーのデータセンターにおいて、Google Cloudの最速仮想マシンをご利用いただけるようになりました。

以前よりC3D仮想マシンが利用可能な以下のデータセンターに加えて、フランクフルト(europe-west3)、シドニー(australia-southeast1)が追加されます。

  • ジュロン・ウェスト、シンガポール(asia-southeast1)
  • サン=ジスラン、ベルギー(europe-west1)
  • エームスハーヴェン、オランダ(europe-west4)
  • カウンシル・ブラフス、米国アイオワ州(us-central1)
  • モンクスコーナー、米国サウスカロライナ州(us-central1)
  • アッシュバーン、米国バージニア州(us-east4)

上記データセンターでのC3Dマシン導入時と同じように、現在、フランクフルトとシドニーのデータセンターにあるすべてのお客様のサイトをC3Dマシンに移行しています。MyKinstaでサイトを作成する際は、「データセンターの所在地」ドロップダウンで「ブースト」タグの付いたリージョンを選択すると、C3Dマシンをご利用いただけます。

C3D仮想マシンが利用可能なデータセンターを意味する「ブースト」タグ
C3D仮想マシンが利用可能なデータセンターを意味する「ブースト」タグ

Kinstaでは、最速かつ最も信頼性の高いホスティングサービスを提供するべく、Google Cloudの各データセンターで利用可能な最先端の仮想マシン上にサービスを構築しています。現在でも、ほとんどのデータセンターではコンピューティング最適化(C2)VMが最速のマシンになりますが、C3D VMでテストを実施した結果、すでに十分に高速なC2マシンと比較して、応答時間が20〜50%短縮されることがわかりました。

C3D VMにここまでの改善が見られる理由は、AMDのEPYC™プロセッサーや、Googleとインテルが共同開発したネットワークとストレージのI/OをCPUからオフロードするためのInfrastructure Processing Unit(IPU)といった技術にあります。

C2マシンが最大60個の仮想CPUと240ギガバイトのRAMをサポートしているのに対し、C3Dマシンはその6倍のリソース(最大360の仮想CPUと2.88テラバイトのDDR5メモリ)を提供しています。

今後、Googleの全37箇所のデータセンターでC3Dマシンが導入されるリージョンが増え次第、Kinstaでも順次対応していきます。

WordPressサイトの高速化を支えるKinstaの機能

KinstaではGoogle Cloudの最速VMに加え、Googleの低レイテンシを誇るプレミアムティアネットワークを採用しています。

加えて、世界260+箇所のPoP、HTTP/3対応エッジキャッシュEarly Hints画像最適化を備えた超高速CDNにより、お客様のサイトの高速化をさらに後押しします。

KinstaのWordPress専用マネージドホスティングをぜひ一度お試しください。