「ディスクへのファイルの書き込みに失敗しました」というエラーメッセージが表示されると、解決するまで新しいファイルをアップロードできないので、非常に厄介です。

幸い、いくつかの手順に従うことでこのWordPressのエラーを解決することができ、再びメディアライブラリにファイルをアップロードできるようになります。解決方法は、FTP(ファイル転送プロトコル)を利用していくつかの手順を踏むか、ホスティングサービスプロバイダーに問い合わせるか、などとても単純なものです。

この記事では、WordPressサイトでこのエラーが表示される理由と、エラーを修正する3つの方法をご紹介します。

それでは早速見ていきましょう!

WordPressで「ディスクへのファイルの書き込みに失敗しました」というエラーが発生する理由

大半の場合「ディスクへのファイルの書き込みに失敗しました」というエラーの原因はサイトのファイルのパーミッション(アクセス権限)の問題です。セキュリティ対策として、WordPressではアップロードデータを保存するフォルダを含め、サイト内のファイルを特定のユーザーしか変更できないようになっています。

uploadsフォルダのパーミッションがユーザーによる変更、または「書き込み」が不可な設定になっている場合、アップロードが失敗します。これが原因かどうかはサイトヘルスツールを利用することで簡単に分かります。

ダッシュボードから「ツール>「サイトヘルス」へ移動し、情報のタブをクリックします。最後の項目のドロップダウンメニューを展開すると、uploadsディレクトリを含め複数のフォルダのファイルパーミッションを確認できます。

サイトヘルスツールのファイルシステムパーミッションのドロップダウン

サイトヘルスツールのファイルシステムパーミッションのドロップダウン

ディレクトリは「書き込み可能」に設定されている必要があります。「書き込み不可」に設定されている場合、アップロードのエラーがパーミッションによる問題であることが分かります。

この原因よりは一般的ではないものの、他にもいくつかエラーの原因が考えられます。WordPressで新しいメディアファイルを追加する時、そのデータはuploadsディレクトリに移動する前に一時フォルダに一度的に保存されます。一時フォルダの容量がいっぱい、もしくは使用不能な場合、「ディスクへのファイル書き込みに失敗しました」のエラーが発生する場合があります。

また、ホスティングプランで割り当てられたディスク容量を使い果たしてしまった場合もこのエラーが表示されることがあります。この場合、これ以上新しいファイルを追加できないことを示すために、このエラーが発生します。

「ディスクへのファイルの書き込みに失敗しました」というエラーを解決する3つの方法

「ディスクへのファイルの書き込みに失敗しました」というエラーの解決方法は至ってシンプルです。その原因によって解決方法は主に3つあります。

1. アップロードディレクトリのファイルパーミッションを変更する

サイトヘルスツールを用いてエラーの原因がファイルのパーミッションにあることが分かったら、FTP(ファイル転送プロトコル)を使って修正する必要があります。その手順がよく分からないという方は使い方の詳しいガイドもご用意しています。

パソコンにFileZillaなどのFTPクライアントソフトをインストールする必要があります。また、FTP認証情報も準備します。これは、ホスティングサービスのアカウントの管理画面で確認できるはずです。

Kinstaをご利用のお客様はMyKinstaから「サイト」へいき、該当のドメインをクリックし、「情報」タブの「SFTP/SSH」の下をご覧ください。

MyKinstaのFTP認証情報

MyKinstaのFTP認証情報

認証情報をFTPクライアントに入力し、サーバーと接続します。public_html > wp-contentにあるUploadsディレクトリへ移動します。

FileZillaでuploadsディレクトリにアクセス

FileZillaでuploadsディレクトリにアクセス

フォルダを右クリックし「ファイルのパーミッション」をクリックします。

パーミッションの設定

パーミッションの設定

ファイルのパーミッションは数値で設定されます。Uploadsディレクトリは755に設定します。

ファイルのパーミッションの変更

ファイルのパーミッションの変更

OKをクリックし、新しいパーミッションの設定を保存して、WordPressサイトに戻ります。

サイトヘルスツールを再度確認するとuploadsフォルダは「書き込み可能」になっているはずです。

サイトヘルスツールのファイルパーミッションが「書き込み可能」に

サイトヘルスツールのファイルパーミッションが「書き込み可能」に

これで問題なくWordPressサイトにファイルをアップロードできるようになっているはずです。

2. WordPressの一時フォルダを空にする

ファイルパーミッションが原因でない場合は、WordPressでファイルをアップロードする時に使用される一時フォルダを空にすることで解決するかもしれません。ただし、残念ながらこのディレクトリにはFTPではアクセスできません。

この作業を行うにはホスティングサービスプロバイダーに問い合わせる必要があります。サポートチームがこのサーバー上の隠されたファイルにアクセスし、容量がいっぱいになっていたり、その他の理由でエラーを引き起こしていたりしないかを確認してくれます。

3. ホスティングプランをアップグレードしディスク容量を増やす

もう一つ考えられる原因はホスティングプランで利用できるディスクの容量を使い切ってしまっているということです(WordPressでディスク使用状況を確認する方法もご覧ください)。特に共有サーバーを使用していて、投稿や固定ページ、プラグイン、テーマが増えていくことで容量が膨らんでしまった場合などは頻繁に起きます。

多くのホスティングサービスでは現在のディスク容量の使用状況が確認できるようになっています。Kinstaをご利用のお客様はMyKinstaのダッシュボードの「リソースの使用状況」から確認できます。

MyKinstaでのディスク使用状況

MyKinstaでのディスク使用状況

幸い、この問題の解決策はいたって簡単です。サイトの現在のディスク容量の割り当てを超えてしまったのであれば、新しいホスティングプランへアップグレードすればOKです。ご利用のプロバイダーに新しいプランへの切り替えの手順が公開されているはずです。

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まとめ

WordPressの「ディスクへのファイルの書き込みに失敗しました」というエラーを素早く解決することはビジネスを停滞させないために非常に重要です。エラーの解決方法は次の通り主に3つあります。

  1. uploadsディレクトリのファイルパーミッションを確認する
  2. WordPressの一時フォルダを空にする
  3. ホスティングプランをアップグレードしディスク容量を増やす

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