WordPressサイトで引き起こされるエラーは冗談では済まされません。ちょっとした不便でしかないものもあれば、大きな問題を引き起こすものもあります。ダウンタイム、更新やインストールの失敗、リソースの不足により、訪問者がサイトにアクセスしたり、サイトを使用したりできなくなる可能性があります。これはサイトの信頼性を損ない、潜在的にあなたの収入に悪影響を及ぼします。

WordPressで発生する可能性のあるすべてのエラーを完全に知ることはまず不可能です。しかし、最も一般的なWordPressの問題を理解しておくと、問題が発生したときに、これに対処・トラブルシューティングすることが可能になります。

今回の記事では、最も頻繁に発生しがちなWordPressのエラーについてご説明します。それぞれの問題を解決するために役立つリソースもご用意しました。これを活用すれば、ウェブサイトをすぐに復旧できるはずです。

それでは始めましょう!

From 404s to broken media files, this guide will help you banish WordPress errors for good ❌Click to Tweet

最もありがちなWordPressのエラー65種類以上とその解決方法

非常に多くの問題を1つの記事で扱うため、タイプ別に大まかに整理しました。 以下に、WordPressサイトのさまざまなコンポーネントの概要と、発生する可能性のある問題、特定のエラーとそれらの解決方法を示します。

400番台のエラー

400〜499の番号がついたエラーは、HTTPクライアントエラーです。これは通常、サイトの訪問者が使用しているブラウザとサイトのサーバーの間での通信中に問題が発生したことを意味します。

1. 400 Bad Request

Google Chromeでの400エラーレスポンス

Google Chromeでの400エラーレスポンス

400 Bad Requestレスポンスは、サーバーでクライアントエラーが発生した場合に表示されるもので、特定のカテゴリーには分類されません。つまり、このエラー発生時には次のようないくつかの原因が考えられます。

これの解決策としては、URLの入力ミスの確認、ブラウザのキャッシュとクッキーのクリア、DNSキャッシュのクリア、ブラウザ拡張機能の無効化などがあります。

2. 403 Forbidden

さまざまなレベルの「権限」など、WordPressサイトを安全に保つために多くの対策が存在します。この機能を使用すると、サイトにアクセスしてはならないユーザーを締め出すことができる一方で、権限が適切に設定されていないと、問題が発生する場合があります。

403 Forbiddenエラーは、そのような問題の一種です。

Google Chromeでの403 Forbiddenレスポンス

Google Chromeでの403 Forbiddenレスポンス

これを修正するには、ファイルの権限をリセットするか、新しい.htaccessファイルを生成する必要があります。この問題は、プラグイン、 コンテンツデリバリネットワーク(CDN)、またはホットリンク保護の問題が原因である可能性もあります。

3. 404 Not Found

ユーザーが、存在しないウェブページにアクセスしようとすると、 404エラーが発生します。探していたリソースが表示されることなく、次のようなページが表示されます。

Kinstaの404エラーページ

Kinstaの404エラーページ

この問題には比較的、大きな害はありませんが、それでもユーザーにとっては苛立たしいことです。これを回避するには、 サイトのリンク切れを定期的に修正し、ページを削除したり新しいURLに移動したりする場合は、リダイレクトを実装しましょう。

4. 405 Method Not Allowed

405 Method Not Allowedエラーは「サーバーがブラウザのリクエストを受信したものの、何らかの理由でそれを拒否した」ことを意味します。

この問題を解決するには、 最近のテーマとプラグインの更新のロールバック、サーバーの設定とエラーログの確認、アプリケーションコードのデバッグなど、いくつかの方法が考えられます。

5. 413 Request Entity Too Large

このエラーがブラウザに表示されたら「アクセスしようとしているサイトのサーバーが、作成したHTTPリクエストを処理できない(大きすぎる)」ことを意味します。

これは、非常に重いファイルをアップロードしようとした時によく発生します。この問題は、最大HTTPリクエストサイズを増やすことで解決できます

6. 429 Too Many Requests

ユーザーが特定のリソースに短期間に何度もアクセスしようとすると、 429 Too Many Requestsエラーが発生する可能性があります。これにより、サーバーは不審な操作をブロックしています。

429エラーにつながる可能性のあるログインページへのサイバー攻撃を避けるために、デフォルトのURLを変更することができます。その他には、テーマとプラグインの競合をテストすることも解決策になり得ます。

500番台のエラー

500〜599の番号の付されたサイトエラーは「サーバーが何らかの理由で特定のリクエストを実行できない」ことを意味します。最も一般的な例をいくつかご紹介します。

7. 500 Internal Server Error

500 Internal Server Errorは、ユーザーがサイトにアクセスできなくなるだけでなく、すぐに解決しないとSEOに悪影響を及ぼす可能性があります。

Google ChromeのInternal Server Error

Google ChromeのInternal Server Error

残念ながら、500エラーには多くの原因と解決策が考えられ、 トラブルシューティングは難しくなりがちです。まず、 ブラウザのキャッシュをクリアしてページを再読み込みします。それでもうまくいかない場合は、 より技術的なデバッグを始めましょう。

8. 501 Not Implemented

このエラーは「ユーザーのブラウザからのリクエストを完了するために必要な機能がサーバーにない」ことを意味します。この場合には、サーバーがリクエストメソッドを認識していない可能性があります。

500 Internal Server Errorと同様に、501エラーは数時間以内に解決しないと検索エンジンのランキングを下げる可能性があります。ページを再読み込み、ブラウザのキャッシュをクリアし、有効になっているプロキシ設定を無効にして解決できるかどうか試してみてください。

ただし、ホスティング会社に連絡してサポートを利用することが必要になる可能性もあります。

9. 502 Bad Gateway

あるサーバーが別のサーバーのプロキシまたは「ゲートウェイ」として機能している場合、502 Bad Gatewayエラーに遭遇する可能性があります。これは、プロキシサーバーが無効な応答を受信したときに発生します。

502エラーはSEOに影響を与える可能性があるため、迅速に解決するのが得策です。まず、ページを再読み込みしてブラウザのキャッシュをクリアすることから始めてください。これでも変わらない場合は、DNSに問題がないか確認するか、CDNまたはファイアウォールを無効にするか、ホスティング会社に問い合わせてください。

10. 503 Service Unavailable

503 Service Unavailableエラーは、なんらかの理由でサーバーにアクセスできないことを意味します。ウェブサイトは稼働しているものの、ユーザーがそれにアクセスできない状態です。

これは、定期的なメンテナンス、トラフィックの増加、またはサーバーのより深刻な問題が原因である可能性があります。幸いなことに、503エラーは検索エンジンのランキングには影響を及ぼしません。しかし、それでも訪問者にとっては非常に迷惑です。これを修正するために、以下を試すことができます。

これらのどれも効果がない場合は、ホストのサポートに連絡することをお勧めします。

11. 504 Gateway Timeout

502エラーと同様に、504 Gateway Timeoutレスポンスは、受信サーバーとプロキシ間の通信の問題の結果として表示されます。本質的には「前者がリクエストに応答するのを待っている間に後者のサーバーがタイムアウトした」ことを意味します。

このタイプのエラーは、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。ページの再読み込み、有効になっているプロキシ設定の無効化、DNSの問題の確認、CDNの一時的な無効化といった解決策が考えられます。

サーバーに関係するエラー

サーバーは、WordPressサイトのすべてのファイルを保存し、ブラウザと通信することで、ユーザーがコンテンツを利用できるようにします。

すでに触れた400、500エラーはサーバーに何らかの形で関係していますが、この他にも、サーバーの問題が原因でWordPress固有の問題が発生することがあります。

12. WordPressのメモリ制限エラー

お使いのホスティングプロバイダーは、特定の量のサーバーメモリをサイトに割り当てます。サーバーのメモリ制限に達した場合、新しいプラグインやテーマのインストール、またはサイトへのメディアファイルのアップロードで問題が発生する可能性があります。

この問題の発生時には「Fatal error: Allowed memory size has been exhausted」というメッセージが表示されます。 これが発生した場合は、wp-config.phpファイルを編集して、PHPのメモリ制限を増やしてみてください。

または、使用しているディスク容量を確認し、WordPressサイトに十分な容量を提供してくれる新しいホスティングプランへのアップグレードを検討することもできます。

13. アップロードしたファイルがphp.ini内の upload_max_filesizeディレクティブの値を超過

同様に、ホストはサーバーにアップロードできる個々のファイルの最大サイズにも制限を設けています。この制限を確認するには、WordPressダッシュボードで「メディア」>「新規追加」に移動し、最大アップロードファイルサイズをご覧ください(ちなみにKinstaのデフォルトのアップロードサイズは128 MBです)。

WordPressメディアアップローダーに表示される最大ファイルサイズ

WordPressメディアアップローダーに表示される最大ファイルサイズ

制限より大きいファイルをアップロードする必要がある場合は、php.iniファイルを編集して制限を変更できます。または、ホスティングプロバイダーにこの設定について問い合わせてみるのもいいでしょう。

自分で変更するよりもはるかに簡単でリスクが少なく、ホストのサポートチームにとっても問題が回避できます。

14. Fatal Error: Maximum Execution Time Exceeded

サーバーには、スクリプトを実行できる時間に制限があります(通常30秒ですが、Kinstaでは、デフォルトの最大実行時間は300秒です)。WordPressサイトのPHPスクリプトに割り当てられた制限よりも時間がかかった時に「Fatal error: Maximum execution time exceeded」というメッセージが表示される可能性があります。

この問題は、サイト実行の時間制限を増やすことで解決できます。そのためには、実行時間が長すぎるスクリプト(プラグインまたはテーマの一部である可能性が高い)を見つけて削除する必要があります。

15. アップロード:ファイルをディスクに書き込めませんでした

投稿やページに画像を追加すると、読みやすく興味深いものに仕上げることができ、オーガニックトラフィック増加にも効果的です。ただし、時に、サイトにメディアファイルを追加しようとして「アップロード:ファイルをディスクに書き込めませんでした」というメッセージが表示されることがあります。

このエラーは、多くの場合、 ファイルの権限が正しくないことが原因です。この問題を解決するには、 ファイル転送プロトコル(FTP)を介してファイルの権限を変更します。

ただし、サーバーの問題である可能性もあります。 WordPressにファイルをアップロードすると、最初にサーバーの一時的なフォルダーに保存され、その後、適切なWordPressディレクトリに移動します。ファイルの権限を変更してもこのエラーが修正されない場合は、ホストに連絡し(一時的なファイルのディレクトリがいっぱいでアップロードできない可能性があるため)このディレクトリを空にするよう依頼してください。

16. 安全な接続を確立できませんでした

WordPressコアファイル更新の際には、サイトはWordPress.orgに接続する必要があります。しかし、サーバーの設定が原因で、これができない場合があります。その結果、WordPressダッシュボードに警告が表示されます。

これはサーバーに直接関連する問題であるため、ホストに連絡するのが得策です。サーバーがDDoS攻撃を受けている可能性があります。この場合、エラーはすぐに自然に解決するはずです。または、Secure Shell Protocol (SSH) を介してサーバーをWordPress.orgへと接続することで、自分で問題の解決を試みることもできます。

セキュリティに関連したエラー

WordPressのセキュリティのベストプラクティスをサイトに実装することは賢明な判断です。サイバー攻撃は深刻な被害を引き起こす可能性があり、修正には多くの費用がかかります。しかし皮肉なことに、サイトを保護するために講じた策によっては、エラーが発生する場合があります。

Info

Kinstaでサイトをホスティングすると、ハッキングからの復旧保証が付帯し、サイトのマルウェアが無料でクリーンアップされます。

17. Cloudflare Error 521

これは、前項で説明したような500エラーの一種ですが、 Cloudflareに固有のものです。Cloudflareは人気のCDNであり、DDoSやその他の攻撃に対する保護を追加できます。

サイトに521エラーが表示される場合、Cloudflareがサーバーに接続できていません。ダウンしているか、何らかの理由でサービスがブロックされています。一般的に、サーバーが稼働しているか、そしてそのファイアウォールにCloudflareのIPがすべてホワイトリストとして登録されているかを確認すると、問題の原因がわかります。その後、ホストにサポートを求めながら解決策を実行しましょう。

18. セキュリティ上の理由によりこのファイル形式は許可されません

セキュリティ上の理由で、WordPressでは特定のファイルタイプのみが許可されています。これにより、悪意のある第三者がユーザーの機密情報を危険にさらす可能性のある実行ファイルをサイトに追加することを防ぎます。

許可されていないファイルタイプをアップロードしようとすると「セキュリティ上の理由によりこのファイル形式は許可されません」というメッセージが表示されます。

「セキュリティ上の理由によりこのファイル形式は許可されません」というメッセージ(英語)

「セキュリティ上の理由によりこのファイル形式は許可されません」というメッセージ(英語)

WordPressのデフォルト設定で許可されていないファイルタイプのアップロードを有効にするには、wp-config.phpファイルを編集します。

代替案として、WP Extra File Typesプラグインを使用することもできます。

19. このページにアクセスする権限がありません

この記事の前半でファイルのアクセス許可について簡単に触れましたが、これの役割を要約すると、WordPressサイトで誰がどのファイルを編集できるかを決定するためのものです。これにより、悪意のあるコードを挿入しようとするハッカーからサイトを保護します。

ただし、アクセス許可の設定が正しくないと、誤って正当なユーザーによるサイトへのアクセスがブロックされる可能性があります。

その結果「このページにアクセスする権限がありません」というエラーが発生することがあります。

「このページにアクセスする権限がありません」というエラーメッセージ(英語)

「このページにアクセスする権限がありません」というエラーメッセージ(英語)

この問題には多くの解決策があります。以下の方法を試すことができます。

最悪のケースでは、サイトのバックアップを復元したり、 WordPressをリセットしたりすることもできます。

20. ディレクトリを作成できませんでした

WordPressサイトにプラグインまたはテーマをインストールすると、そのファイルがサーバーに追加されます。インストールまたはアップデート中に「ディレクトリを作成できませんでした」というメッセージが表示される場合は、何らかの理由で、WordPressが必要なファイルをサーバーに追加できなかったことを意味します。

プラグインとテーマの更新についても同様です。これも、ファイルの権限に関連するエラーです。

これを解決するには、wp-adminwp-contentwp-includesディレクトリにFTP経由で書き込むことが許可されていることを確認してください。

21. ファイルの権限(パーミッション設定)が正しく設定されていない

ファイルの権限が正しく設定されていないと「このページにアクセスする権限がありません」エラーの場合のようにサイトの特定の領域へのアクセスが拒否され、加えて次のことができなくなります。

一方、ファイルの権限の設定が甘いと、ウェブサイトが脆弱になり、ハッカーがファイルにアクセスするリスクが高まります。そして、コンテンツ削除、データ盗難、悪意のあるコードの追加へとつながります。

上記の問題のいずれかが発生している場合、またはハッキングされた疑いがある場合は、SFTP経由でファイルの権限を確認することをお勧めします。

FileZillaでパーミッション設定を確認/変更する

FileZillaでパーミッション設定を確認/変更する

WordPressのデフォルトの数値は、フォルダーの場合は755、ファイルの場合は644です。

22. ERR_SSL_PROTOCOL_ERROR

Secure Sockets Layer(SSL)証明書は、データ暗号化に使用されるセキュリティ強化策です。これにより、サーバー間で転送されるクレジットカード情報などの機密データのハッカーによる盗難を防ぎます。

ホスティングプロバイダーを切り替えてすぐ、または、サイトに新しいSSL証明書をインストールした直後に、ブラウザにERR_SSL_PROTOCOL_ERRORが表示されることがあります。これは、何らかの理由で、サーバーが安全な接続を確立できなかったということです。

この問題を解決する方法としては、ブラウザとオペレーティングシステムの更新、SSL証明書の確認、ブラウザ拡張機能の無効化、ブラウザキャッシュ/クッキーのクリアなど、いくつかの可能性があります。

23. ERR_SSL_VERSION_OR_CIPHER_MISMATCH

ERR_SSL_VERSION_OR_CIPHER_MISMATCHエラー は、ブラウザまたはオペレーティングシステムが古い可能性を示唆しています。また、SSL証明書の問題が原因である場合や、WordPressサイトを新しいホストに移行した後に表示される場合もあります。

ブラウザとOSを更新しても問題が解決しない場合は、SSL証明書の名前の不一致がないか確認してください。または、コンピュータのSSLの状態をクリアし問題が解決することも、SSL証明書が期限切れになっていることも考えられます。

24. 混合コンテンツの警告

WordPressサイトにSSL証明書を追加すると、HTTPではなくHTTPSに基づき稼働し始めます。ウェブサイトがHTTPSとHTTPの両方のコンテンツやスクリプトを同時に読み込もうとすると、混合コンテンツの警告が表示されます。

これはともすると「このサイトは完全に安全ではありません」のバリエーションと捉えることもできます。エラーを解決するには、いくつかの手順に従って読み込まれているHTTPリソースを特定し、それを削除するか、HTTPSリソースに置き換える必要があります。

WordPressのメディアに関連するエラー

WordPressの世界では「メディア」はほとんどの場合、画像ファイルを指します。ただし、厳密に言えば、ビデオとオーディオもこれに含まれます。これらの要素は魅力的かつ興味深いコンテンツをユーザーに届けるために力を発揮しますが、不意にエラーが発生することがあり、扱うのは簡単ではありません。

25. WordPressのHTTPエラー(メディアライブラリへの画像のアップロード)

WordPressメディアライブラリにファイルをアップロードしようとして、漠然とした「HTTPエラー」に遭遇したことはあるでしょうか?これは通常、画像アップローダーの右側に小さなポップアップボックスとして表示されます。

ログインセッションの有効期限切れ、ファイル名に使用できない文字がある、アクセス権限に問題がある、サーバー側の問題など、いくつかの原因が考えられます。

まず、ページを更新することから始めましょう。それでも問題が解決しない場合は、メディアファイルのサイズ/名前の変更をしてみてください。これでもうまくいかない場合は、権限を確認するか、プラグインとテーマを一時的に無効にしてみましょう。それでもアップロードができない場合は、ホストのサポートに連絡してください。

26. 「メディアを追加」ボタンが機能しない

WordPressクラシックエディターの「メディアを追加」ボタンは重要な役割を果たします。

WordPressクラシックエディターの「メディアを追加」ボタン

WordPressクラシックエディターの「メディアを追加」ボタン

このボタンを使用し、新しいメディアファイルをすばやくアップロードしたり、メディアライブラリからファイルを選択して投稿に追加したりできます。ですが…ボタンをクリックしても何も反応しないことや、エディターから完全に消えてしまうこともあります。

そんな場合には、プラグインまたはテーマの競合が原因の可能性があります。解決するには、wp-config.phpファイルにdefine(‘CONCATENATE_SCRIPTS’, false)関数を追加するか、潜在的な互換性エラーに関するトラブルシューティングを行いましょう。

27. メディアファイルの破損

メディアライブラリを開いた時に、すべての画像が完全になくなっているか、プレースホルダーに置き換えられている場合、ファイルが破損している可能性があります。

メディアライブラリでの画像の破損

メディアライブラリでの画像の破損

これは、次のようなさまざまな理由で発生します。

この問題を修正するには、uploadsディレクトリのファイルパーミッション設定を「755」にリセットしてみてください。これでもダメな場合は、プラグインの競合がないかどうか確認してください。それでも画像の破損が続く時には、ホスティングプロバイダーに連絡し、原因がサーバーの問題でないか確認してもらいましょう。

28. 画像を切り抜く際にエラーが発生しました

WordPressメディアライブラリでは、回転や切り抜きなど、アップロードした画像に簡単な編集を施すことができます。この操作で「画像を切り抜く際にエラーが発生しました」というメッセージが表示されることがあります。

このエラーには2つの原因が考えられます。1つ目は、古いバージョンのPHPを使っている可能性です。これは、 アップグレードするだけで修正できます。一方、サーバーに必要なグラフィックスドロー(GD)パッケージがない可能性もあります。

この場合は、セットアップに基づき、適切な手順でインストールする必要があります。問題が発生した場合は、ホスティングプロバイダーに連絡しましょう。

29. Facebookの不適切なサムネイル

ソーシャルプラットフォームを用いたシェアは、ウェブサイトの訪問者を増やすための効率的な方法です。ただし、投稿がFacebookで共有される際に、誤りのサムネイル画像が表示されることがあります。

これは、投稿の複数の画像にOpen Graph(OG)タグが含まれている場合によく発生します。Facebookはこのタグを使用して、サムネイルに使用すべき画像を推測しますが、これが複数の画像に含まれていると、Facebookはどれを使えばいいのかわからず混乱してしまいます。

この問題を解決する1つの方法として、Yoast SEOのソーシャルシェアリング機能が使えます。このプラグインを使いFacebookのサムネイルを設定することで、正しい画像にOGタグが設定できます。

データベースのエラー

WordPressは、ファイルとデータベースという2つの主要な部位により構成されています。前者を扱う頻度の方が高くなりますが、データベースも当然、サイトが適切に機能するために不可欠です。

30. データベース接続確立エラー

ウェブサイトがMySQLデータベースとの接続を確立できないと、コンテンツの表示に必要なデータの取得が不可能になります。そして、次のようなエラーが表示されます。

データベース接続確立エラー

データベース接続確立エラー

これにより、ユーザーはサイトのフロントエンドを表示できなくなり、あなたによるWordPressダッシュボードへのアクセスもできなくなります。このエラーの最も一般的な原因は、データベースの認証情報に誤りがあることです。その場合の修正はwp-config.phpファイルから行えます。

31. WordPressデータベースの破損

侵害されたり使用できなくなったりしたときに、WordPressのデータベースやファイルが破損したという言い方がされます。これが原因で、データベース接続確立エラーが発生することがよくあります。

理想的には、データベースのバックアップを復元して、破損したバージョンを置き換えます。それが不可能な場合は、 wp-config.phpファイルにdefine(‘WP_ALLOW_REPAIR’, true)関数を追加して修正することもできます。

関連記事: WordPressデータベースにおける問題のトラブルシューティングと修復の方法

PHPのエラー

PHPは、WordPressに不可欠なコーディング言語です。これに関連する問題により、サイトの編集が妨げられたり、煩わしいメッセージや通知が表示されたりすることがあります。

32. WordPressにおけるPHP関連のエラー

WordPressサイトのPHPに問題がある時、WordPressダッシュボードの上部に、問題とその影響を受けているファイルを示すメッセージや警告が表示されます。

このメッセージは開発者がサイトのコードを詳しく調べて問題を修正するためのものです。PHPの経験がない状態でこのエラーを解決しようとすると、サイトでさらに問題が発生する可能性があります。

そんな場合には、まずは焦らないことです。PHPエラーによってサイトが停止したり、ユーザーがアクセスできなくなったりすることはありません。

理想的には、問題の原因となっている可能性のあるプラグインまたはテーマの開発者に連絡してみることをお勧めします。もしくは、問題の解決のために開発者を雇うのもいいでしょう。

33. 一時フォルダが見つかりません

WordPressサイトにファイルをアップロードすると常に、そのファイルは一時フォルダに保存され、その後、永続的にデータを格納するディレクトリへと移動されます。ただし、サーバーのPHP設定が正しくないと、この一時フォルダにアクセスできなくなり、WordPressサイトでエラーが発生する可能性があります。

この問題を解決するには、FTP経由でサーバーにアクセスし、次の関数をwp-config.phpファイルに追加します。

define('WP_TEMP_DIR', dirname(__file__). '/wp-content/temp/');

次に、tempという名前の新しいフォルダをwp-contentディレクトリに追加できます。

WordPressファイル関連のエラー

投稿やページからプラグインテーマに至るまで、WordPressには数千とは言わないまでも数百のファイルが含まれています。この主要なコンポーネントに関連するエラーにより、コンテンツが失われたり、利用できなくなったりすることがあります。

34. 目的のフォルダはすでに存在しています

WordPressサイトに新しいテーマまたはプラグインをインストールすると、サーバー上にファイルを保存するためのフォルダが作成されます。プラグインまたはテーマをインストールしようとし、同じ名前のフォルダがすでにサーバーに保存されている場合には「目的のフォルダはすでに存在しています…プラグインのインストールに失敗しました」というエラーが表示されます。

「目的のフォルダはすでに存在しています」エラー

「目的のフォルダはすでに存在しています」エラー

この問題に直面したときの最初のステップとして、まずはプラグインまたはテーマがすでにインストールされているかどうかチェックしましょう。

特に見当たらない場合には、FTP経由でサーバーにアクセスし、wp-contentフォルダに移動します。次に、プラグインまたはテーマを調べ、インストールしようとしているコンポーネントと同じ名前のフォルダが存在していないかどうか確認してください。該当するフォルダを見つけ、削除したら、もう一度インストールを実行します。

35. スタイルシートが見つかりません

CSSは、サイトのスタイルを決定するコーディング言語です。色、フォント、その他のさまざまな要素を調整し、ウェブサイトの見栄えをよくします。

WordPressテーマでは、CSSはすべて「スタイルシート」というファイルに含まれています。このスタイルシートに問題があると、サイトが正しく読み込まれず、エラーが表示されます。

WordPressテーマ一覧画面の「スタイルシートが見つかりません」エラーメッセージ(英語)

WordPressテーマ一覧画面の「スタイルシートが見つかりません」エラーメッセージ(英語)

これは、テーマのインストール中にも発生することがあります。

スタイルシートが見つからないことでテーマのインストールに失敗

スタイルシートが見つからないことでテーマのインストールに失敗

これは、テーマのスタイルシートがサーバーにアップロードされていないか、名前が間違っているために見つからないことが原因である可能性があります。この問題を解決するには、FTP経由でサーバーにアクセスし、テーマのサブディレクトリに移動します。

次に、 テーマのスタイルシートを探します。ない場合は、テーマのファイルから取得しサーバーにアップロードします。ファイルの名前がstyle.cssであり、適切なテーマフォルダに保存されていることを確認してください。

36. Pluggable.phpファイルのエラー

WordPressサイトのpluggable.phpファイルを使用すると、ユーザー、プラグイン、テーマによるコア機能の上書きが可能になります。しかし、プラグインまたはテーマのコードが適切に記述されていないと、このファイルと競合する可能性があります。

この問題は、pluggable.phpファイルを参照するWordPressダッシュボードにphpエラーメッセージとして表示されます。ただし、問題の原因は通常、pluggable.php自体ではなく、たとえば、wp-config.phpまたはfunctions.phpである可能性が考えられます。

WordPressサイトで問題が発生しましたか?Kinstaが誇る最強&最速サポートをご活用ください! まずはホスティングプランのチェックからどうぞ

実際には、エラーメッセージから競合の場所を見つける必要があります。その後、該当するファイルに移動し、スペースや空行などを削除して修正します。

37. WordPressファイルの破損

WordPressデータベースが破損するのと同じように、ファイルも破損する可能性があります。破損するとアクセスできなくなります。これは(特にコアファイルで発生すると)大きな問題です。

ファイルの破損は、サーバー障害、ファイルパーミッション設定の誤り、またはPHPバージョンエラーの結果として発生する可能性があります。最も簡単な修正方法は、サイトのバックアップを復元することです。ちなみに、MyKinstaであれば数クリックで完了します。

まず、MyKinstaダッシュボードにログインします。左側の「サイト」に移動し、バックアップを復元したいWordPressサイトをクリックします。

MyKinstaでバックアップからWordPressを復元する

MyKinstaでバックアップからWordPressを復元する

複数の選択肢の中から希望のバックアップオプションを選択し「復元先」ボタンをクリックして、バックアップを本番サイトまたはステージングサイトのどちらに復元するかを決定します。

MyKinstaを使ってWordPressバックアップデータを本番サイトへ復元

MyKinstaを使ってWordPressバックアップデータを本番サイトへ復元

次に、サイト名を入力してバックアップの復元を確認して、「バックアップを復元」をクリックします。これにより、本番環境が上書きされます。

または、WordPressをダウンロードしてコアファイルを置き換え、破損したファイルをFTP経由で削除してから、WordPressの.zipファイルから新しいものをアップロードすることもできます。

ブラウザのエラー

訪問者は、各々が選んだブラウザを使用してサイトにアクセスします。つまり、さまざまな種類のブラウザエラーにより、ユーザーがサイトにアクセスできなくなる可能性があります。是非ともこれを防ぐことで、トラフィックを逃さないようにしたいものです。

38. Chromeの「保護されていない通信」

Google Chromeを使用してウェブサイトのページを閲覧しているときに、URLの横に「保護されていない通信」という警告が表示されたことがあるはずです。

Chromeの「保護されていない通信」という警告

Chromeの「保護されていない通信」という警告

サイトがSSL証明書を使用していない時、ブラウザはこの警告を表示します。あなたのサイトのページがユーザーのブラウザでこのメッセージをトリガーすると、サイトの信頼性を損ない、トラフィック、SEO、コンバージョン率に影響を与える可能性があります。これを防ぐには、SSL証明書をインストールしましょう。

最近では、ChromeはTLS 1.2または1.3を使用していないウェブサイトにERR_SSL_OBSOLETE_VERSION警告メッセージを表示し始めました。

39. 「接続はプライベートではありません」ブラウザエラー

Chromeの「保護されていない通信」の警告よりもさらに厄介なのが「接続はプライベートではありません」という警告ページです。SSL証明書の問題(またはこれの欠如)でこのエラーが発生し、ユーザーはサイトに簡単にアクセスできなくなります。

このページが表示されると、ユーザーは普通、個人情報が盗まれることを恐れサイトから離れます。SSL証明書が適切にインストールされていることを確認しこれを防ぐことができますが、ユーザー側で修正する必要がある(クライアント側の)問題である可能性もあります。

40. ERR_TOO_MANY_REDIRECTS

リダイレクトループ(多くの場合「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」と表示される)は、サーバーでのリダイレクトの設定が誤っていることを意味します。

たとえば、URL 1がURL 2を指し、URL 2がURL 1を指しているといった具合です。これにより、無限ループが発生します。ユーザー側は、サイトのクッキーを削除し、ブラウザのキャッシュをクリアすることにより、このエラーの解決を試みることができます。また(サイト管理者側では)リダイレクトループの性質を把握し、問題の原因を突き止めることができます。

41. ERR_CONNECTION_REFUSED

他の多くのブラウザの問題と同様に、 ERR_CONNECTION_REFUSEDの問題は通常、WordPressに固有の問題が原因ではありません。ただし、Chromeでこのメッセージが表示されサイトにアクセスできないという理由でユーザーから連絡があった際には、問題の修正方法を伝えられると便利です。

ERR_CONNECTION_REFUSEDエラーは、ユーザーのブラウザがサイトのサーバーに接続できなかったために発生するものです。これはサーバー側の問題である可能性があります。その場合は、サイトがダウンしていないかどうかを確認し、ホスティングプロバイダーに連絡するのがいいでしょう。また、ルーターを再起動しブラウザのキャッシュをクリアするようユーザーに指示することもできます。

42. ERR_EMPTY_RESPONSE

ERR_EMPTY_RESPONSEの問題は、ユーザーのブラウザがサイトにリクエストを送信したにも関わらず、サーバーが何も返さない場合に発生するものです。この問題の最も一般的な対策は、ブラウザのキャッシュをクリアしてネットワーク設定をリセットすることです。

また、この問題に直面しているユーザーに対して、使用中のChrome拡張機能を無効にし、ウイルス対策ソフトウェアを一時的に無効にするようアドバイスすることもできます。

43. DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN Browser Error

DNSとは、ウェブサイトのIPアドレスを取得して、kinsta.comなどの読み取り可能なドメインに変換するシステムのことです。このDNSがドメインをサイトのIPアドレスに正しく変換できない時、Chromeユーザーに対してDNS_PROBE_FINSHED_NXDOMAINブラウザエラーが表示されます。

この問題を解決する最初のステップは、IPアドレスの解放と更新です。それでも問題が解決しない場合は、ウイルス対策ソフトウェアまたは仮想プライベートネットワーク(VPN)を一時的に無効にしてみることをお勧めします。

その他のWordPressエラーのトラブルシューティング

多くのWordPressに関連するエラーは特定の原因までさかのぼることができますが、中には診断が少し難しいものもあります。発生源が複数考えられる場合や、細かなことが原因になっている場合があります。

以下では、これまで取り上げてきた分類のどれにも収まらないWordPressのその他の問題を扱います。

44. 死の真っ白画面

WordPressエラーの中でも最も有名なものの1つが、死の真っ白画面です。真っ白のページがユーザーに表示されます。この問題により、 WordPressダッシュボードから締め出されることもあります。通常は、プラグインの互換性の問題が原因です。

この問題を解決する最良の方法は、競合の原因となっているプラグインを見つけ削除することです。その他の考えられる原因には、構文エラー、サイトのメモリ制限への到達、ファイル権限の問題などがあります。

45. WordPress管理ダッシュボードからの締め出し

WordPressダッシュボードは、WordPressのエラーの修正など、数多くのタスクを行う上で非常に重要な場所です。しかし、サイトで発生した問題により、WordPressダッシュボードから締め出されることがあります。

この問題には多くの原因が考えられます。可能であれば、どこか別の問題が原因になっているかどうかを判断し、問題の根本を解決するための手順を実行してください。サイトのバックエンドにアクセスできない場合には、サイトのバックアップを復元するか、FTP経由でセキュリティプラグインを無効にすることもできます。

46. SSHやSFTPを介しての接続ができない

WordPressの管理やトラブルシューティングの際に、サーバーへの直接のアクセスが必要になることがあります。 SFTPを使用すればファイルにアクセスでき、さらにSSHではその他の多様なリモートタスクが可能になります(SSHの使用方法についての記事はこちら)。

SFTPやSSHを使用してサーバーにアクセスしようとして接続がうまくいかない時に、known_hostsファイルから古いIPアドレスを削除することが答えになる場合があります。

47. SSHの接続拒否

SSH経由でサーバーに接続しようとして、コマンドラインインターフェースに「Connection refused」というメッセージが表示されたら、問題は上とは少し異なります。

ターミナルでのConnection refused(接続拒否)エラーメッセージ

ターミナルでのConnection refused(接続拒否)エラーメッセージ

known_hostsの編集の代わりに、SSHの構成に関連するいくつかの事項を確認する必要があります。

まず、サーバーにSSHデーモンがインストールされていることを確認します。また、認証情報を確認し、使用しているポートが開いているかどうかも確認する必要があります。この問題の原因が、ファイアウォールの設定である可能性もあります。

48. 現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません

WordPressサイトで更新を実行すると、一時的にメンテナンスモードになります。この時に、サイトにアクセスしようとすると「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」というメッセージが表示されます。

WordPressの「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」というメッセージ(英語)

WordPressの「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」というメッセージ(英語)

これは(発生することが想定されているため)厳密にはエラーではありませんが、ユーザーはそう解釈してしまう可能性があります。これについて連絡があったら、まずはサイト側で問題が発生していないか確認し、その後、ページの再読み込みを勧めてください。

一方、WordPressで更新を実行している最中にこのメッセージが表示されたら、サイトがメンテナンスモードで固まってしまっている可能性があります。

49. WordPressがメンテナンスモードで固まる

更新の途中でブラウザを閉じるか、プラグインの一括更新を実行すると、サイトがメンテナンスモードで固まってしまう事があります。そして、更新時にユーザーがフロントエンドで目にするのと同じメッセージが表示されます。

幸いにも、この問題の解決は非常に簡単です。FTP経由でサイトのファイルにアクセスし、.maintenanceという名前のファイルを削除するだけでOKです。

FileZillaの.maintenanceファイル

FileZillaの.maintenanceファイル

その後、サイトをチェックすれば、すべてが元どおりに機能しているはずです。

50. 変更が本番サイトに表示されない

サイトを更新するために多大な労力を費やしたにも関わらず、フロントエンドをチェックすると何も反映されていない—そんな状況はイライラするものです。ただご安心を。この問題は通常、非常に簡単に解決できます。

ほとんどの場合、キャッシュの問題が原因です。まず、ブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。それでも変更が反映されない場合(そしてキャッシュプラグインを使用しているならば)そのプラグインの公式のドキュメントから、キャッシュをクリアする方法を確認してください。

51. 予約投稿の失敗

一貫した記事の公開は、優れたコンテンツ戦略の一部です。 WordPressは、特定の日時に投稿の公開を予約できるようにすることで、このプロセスを支援します。

「Scheduled Post Trigger」プラグイン

「Scheduled Post Trigger」プラグイン

しかし残念ながら、これは必ずしも意図したとおりに機能するとは限らず、スケジュールエラーが発生する事があります。一般的に言えば、この問題の最も簡単な解決策は、 Scheduled Post TriggerWP Scheduled Posts Proなどのプラグインを使用するか、cronジョブを編集することです。

ちなみにKinstaでは、15分間隔でシステムレベルで実行するようにWordPress cronジョブを構成しています。

52. 自動更新の失敗

サイトが常に最新のバージョンのWordPressにアップデートできるように、自動更新機能をオンにすることができます。この機能は、サイトのメンテナンスを合理化し、安全に保つのに便利ですが、問題が発生することもあります。

時に、自動更新が失敗し、サイトがダウンしてユーザーが利用できなくなることがあります。そんな時には、手動でアップデートを実行することをお勧めします。

53. WordPressサイトのインポートの問題

さまざまな理由で、WordPressサイトへのコンテンツのインポートが必要になることがあります。これは開発者の間では非常に一般的なプロセスで、多種多様なプラグインがこのタスクに使用されます。

とは言え、残念なことにインポートはPHPまたはHTTPのタイムアウトを引き起こすことがあります。この問題を回避するために、次の策が実行できます。

この問題の解決には、ホスティングプロバイダーへの連絡が必要になる場合もあります。

54. WordPressのパフォーマンスの問題

サイトのパフォーマンスとは、つまりその速度のことです。読み込みの速いページはUXとSEOを向上させるため、 サイトの速度を定期的に監視し最適化することが重要です。例えば、Pingdomは、複数の場所からの読み込み時間をテストできる便利なツールです。

Pingdom(ウェブサイト読み込み速度テストツール)

Pingdom(ウェブサイト読み込み速度テストツール)

Pingdomは、サイトをテストした後、そのパフォーマンスを向上させる方法を提案してくれます。一般的なソリューションとしては、画像圧縮キャッシュCDNの有効化などがあります。

55. WordPressがメールを送信しない

メールマーケティングは、多くのWordPressサイトにとって大事な戦略であり、訪問者数やコンバージョン率を向上させることに貢献します。WordPressダッシュボードから直接メールを送信できるプラグインはいくつもあり、メールマーケティングプラットフォームをサイトのバックエンドに組み込むことができます。

多くのケースで、メールが購読者に送信されないことの原因はサーバーの構成にあります。ホストがサイトで使用できるリソースに制限を設けている可能性があり、これによりメールが送信されなくなります。

サーバー関連の問題が疑われる場合は、ホストに連絡してください。場合によってはプランをアップグレードする必要があるかもしれません。または、使用しているプラグインが問題の原因である可能性もあります。一般的な問題については、サポートフォーラム、ドキュメントを確認するか、開発者にサポートを求めましょう。

最後に、WordPressから送信されたメールがスパムとしてマークされている可能性があります。メールが届かないとユーザーから連絡があった場合には、念のため迷惑メールフォルダも確認するよう伝えてください。

56. WordPress構文エラー

構文エラーは、コードの構文または構造の問題に起因します。句読点が誤って使用されたり、その他の入力ミスがあったりすることが原因です。場合によっては、構文エラーによってダッシュボードから締め出されたり、サイトが破損したりすることがあります。

一見取るに足らない小さな原因であろうとも、この類のエラーはかなり深刻です。 オンラインで見つけたコードスニペットをそのまま貼り付けたときに発生しがちです。最近の思い当たる節があれば、それが原因かもしれません。

これを解決するには、FTPを使用してコードスニペットを貼り付けた場所に移動し、修正するか削除しましょう。

57. WordPressサイドバーがコンテンツの下に表示される

サイドバーは、ナビゲーションメニューWordPress検索機能ソーシャルアイコン免責事項など、ユーザーに重要なコンテンツを表示するのに便利です。ただし、サイドバーがコンテンツの横ではなく下に表示されるという問題が発生する事もあります。

多くの場合、テーマの1つまたは複数のファイルで<div>タグが誤って使用されていることが原因です。コードを修正するには、問題の原因を突き止める必要があります。サイトの幅の問題、floatプロパティのエラー、またはWordPressテーマのその他の問題が原因で発生する場合もあります。

58. ビジュアルエディターでテキストが白くなる、ボタンが表示されなくなる

WordPressのエディターは非常に重要です。これがないと、サイトへのコンテンツ追加が非常に難しくなります。クラシックエディターを開いてすべてのボタンがツールバーから消え、テキストの色が白に。そんな状況に出くわしたら、どの機能も利用できず、ただ不安を感じることでしょう。

多くの場合、このエラーはプラグインの競合またはキャッシュの問題が原因です。ブラウザのキャッシュをクリアするか、プラグインを無効にしても問題が解決しない場合は、WordPressコアファイルの一部を置き換える必要があるかもしれません。

59. WordPress RSSフィードの問題

RSSフィードは、キュレーションを通じてサイトを強化するのに便利な選択肢です。特にニュースサイトやコンテンツをたくさん公開するサイトで有用です。しかし、RSSフィードにエラーがあると、サイトのイメージを悪くし、コンテンツの正しい表示すらできなくなります。

このエラーは、functions.phpファイルまたはプラグイン内のPHPタグを閉じた後に余分なスペースや改行があるときに発生することがあります。問題の箇所を突き止め削除すると、問題を解消できます。または、プラグインとテーマの互換性をテストするか、WordPressのデフォルトのRSSフィード機能を無効にする必要性が生じる事もあります。

60. WordPressの「failed to open stream」

「failed to open stream」というエラーメッセージが表示された場合、これは、WordPressがコード内のどこかで参照されているファイルを開けなかったことを意味します。

このエラーはさまざまな問題が原因で発生する可能性がありますが、メッセージからは、通常、問題の原因がわかります。例えば、次のとおりです。

  • No such file or directory(そのようなファイルまたはディレクトリがありません)
  • Permission denied(アクセスが拒否されました)
  • Operation failed(操作に失敗しました)

問題の解決方法は、実際に表示されるレスポンスによって異なります。ファイルが見つからないか、権限が正しく設定されていないか、WordPressがサードパーティのAPIに接続できない可能性があります。

61. パスワードリセットキーのエラー

ユーザーがあなたのサイトでアカウントを登録できる設定であれば、パスワードのリセットが必要になることがあります。場合によっては、デフォルトのパスワードリセット用メールに、ログインページへのリンクがあり、それをクリックすると「This key is invalid or has been used. Please try to reset the password again」というメッセージが表示されることがあります。

通常、これはキャッシュの問題です。サイトにキャッシュプラグインがインストールされている場合は、プラグインの設定でアカウントページのキャッシュを無効にしてください。CAPTCHAプラグインとの競合例も報告されています。

62. ログインページが更新され続ける

WordPressログインページの「ログイン」ボタンをクリックしても、ダッシュボードが表示されずに更新されるだけの場合は、何か問題が発生している可能性があります。

WordPressのログイン画面

WordPressのログイン画面

プラグインの競合、WordPressアドレスの誤り、または.htaccessファイルの破損が原因の可能性があります。

63. WordPressからログアウトしてしまう

上記のログインページの更新エラーとは異なり、この問題ではWordPressダッシュボードにアクセスできるものの、その後突然ログアウトしてしまいます。これは多くの場合、WordPressサイトの設定の問題が原因です。

このエラーが発生している場合は、一般設定のWordPressの「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」が一致していない可能性があります。

一般設定のWordPressアドレスとサイトアドレス

一般設定のWordPressアドレスとサイトアドレス

例えば、URLの先頭にwwwが含まれるかどうかなど、小さな違いも考えられます。一致するようにURLを変更すると、この問題が解消されるはずです。

ログアウトし続けるためにダッシュボードからこれを行うことができない場合は、直接wp-config.phpファイルを編集することもできます。

64. 「本当に実行していいですか?」

非常に苛立たしいことに、特定のエラーは、その原因について何のヒントも提供してくれません。「本当に実行していいですか?」はその典型例です。

ほとんどの場合、プラグインまたはテーマの競合が原因です。これに対応した標準的なトラブルシューティングで解決できます。それでも解決できない場合は、wp-config.phpファイルを置き換える必要があるかもしれません。

65. 「別の更新が現在進行中です」

通常、WordPressがコアアップデートを実行中にプラグインまたはテーマの更新を実行しようとすると「別の更新が現在進行中です」というエラーが表示されます。

多くの場合、これはコアセキュリティアップデートの自動化をしている状態で発生します。最初の更新が完了すると、メッセージは自動的に消えます。消えない場合は、エラーが発生していることになります。phpMyAdminにて、wp_optionsテーブルからcore_updater.lockの行を削除することで解決できます。

66. 「ごみ箱への移動中にエラーが発生しました」

WordPressでは、ボタンをクリックするだけで、サイトから投稿やページを簡単に削除できます。ただし、コンテンツをゴミ箱に移動しようとすると、さまざまな問題が原因でエラーが発生することがあります。

キャッシュの問題またはプラグインの競合が原因で発生する可能性があります。データベースの破損やファイルのパーミッション設定に誤りがある可能性もあります。

67. WordPressインストールエラー

WordPressは5分間の簡単なインストールプロセスで有名ですが、それでも問題が発生することもあります。潜在的には、データベース接続確立エラーや、500 Internal Server Errorなどが考えられます。これらについては、この記事で既に扱った通りです。

また「Headers Already Sent(ヘッダーが既に送信されています)」エラーメッセージが表示されることもあります。これは、コード内の不要なスペースやPHPタグが原因である可能性があります。メッセージには問題の場所が示されるので、それに関連するファイルを編集することで問題を解決できます。

68. 「サイトで技術的な問題が発生しています」

このエラーは、WordPress 5.2のリリース以降、頻繁に見られるようになっています。通常、この問題はコア、プラグイン、またはテーマの更新中に起こり得ます。

「サイトで技術的な問題が発生しています」というエラーメッセージが表示されます。

「サイトで技術的な問題が発生しています」というエラーメッセージが表示されます。

サイトで技術的な問題が発生しています」エラーの原因は、通常、PHPのメモリ制限に関するエラーまたはプラグインの競合です。さまざまな方法でサイトのメモリを増やすことができます。

プラグインの競合をトラブルシューティングするには、プラグインを無効化してから、1つずつ再度有効化して、エラーの原因となっているプラグインを探しましょう。

Info

Kinstaではデフォルトのメモリ制限は256 MBに設定されています。KinstaでWordPressサイトをホストしていれば、メモリ不足の問題はまず発生しません。

69. WordPressサイトがダウンしている

サイトにアクセスできない状態は、トラフィックと収益の損失につながります。WordPressサイトがダウンしていることが確かな場合、まずは、原因がWordPressのエラーなのか、それともサーバーで問題が発生しているのか特定しましょう。その他のWordPressエラーの症状から、根本的な問題を突き止めることも可能です。

何も検討がつかない場合には、サーバーのエラーログを確認してみてください。MyKinstaでは次のように確認することができます。

MyKinstaのエラーログへのアクセス

MyKinstaのエラーログへのアクセス

サーバーが正常に動作しない、または、何が起こっているのかわからない場合は、ホスティングプロバイダーに問い合わせてみることをお勧めします。

Steps to fixing any #WordPress error: Read this guide. ✅ That's it. That's all the steps. 😃Click to Tweet

まとめ

WordPressサイトをユーザーが閲覧できなくなったり、問題が表示されたり…これらは、所有者であれば、是非とも避けたい事態です。販売、広告閲覧数SEOの効果コンバージョンが減少し、獲得できたかもしれないアフィリエイト手数料も逃してしまう可能性があります。

また、サイトの信頼性が低下してブランドの評判が損なわれ、修復が非常に困難になることもあります。

だからこそ、皆さんに素早く確認して頂けるよう、一般的なWordPressに関するエラーを1つのページにまとめました。解決策を可能な限りスムーズに見つけ、迅速に本来の仕事を再開して頂ければ幸いです。

WordPressサイト関連エラーのトラブルシューティングについてご質問はございますか?下のコメント欄からお聞かせください!


この記事が面白いと思った方は、KinstaのWordPressホスティングプラットフォームも大好きでしょう。ウェブサイトをスピードアップし、当社のベテランのWordPressチームからの24時間365日のサポートを是非ご利用ください。Google Cloudを使用したインフラストラクチャは、自動スケーリング、パフォーマンス、およびセキュリティに重点を置いています。Kinstaの魅力をご案内させてください。当社のプランをご確認ください。