年商1億円以上のECサイトや、トラフィックの多いメディアサイトを運営しているにもかかわらず、「可もなく不可もなく」なサーバーを利用している場合は、サーバーの移行を検討するタイミングかもしれません。
広く利用されている共用サーバー(手頃な価格で利用でき一般に「レンタルサーバー」と呼ばれるもの)、あるいはVPS(仮想専用サーバー)では、以下のようなことが起こり得ます。
- 一般的なサーバーは、WooCommerceや会員制サイトのような複雑な構成に最適化されておらず、大規模データベースの最適化や特定のCookieをキャッシュから除外するといった戦略的サイトに不可欠な調整も想定されていない。一方、マネージドサーバーは、トラフィック急増時でもダウンタイムなく安定した運用を可能にする。
- 共用サーバーのアーキテクチャでは、リソースを大量に消費したり、マルウェアやセキュリティ問題を引き起こしたりする「ノイジーネイバー(うるさい隣人)問題」の影響を受けやすく、同一サーバー上の他サイトがDDoS攻撃を受けた場合に自サイトまでダウンする可能性があるほか、一般的にクラウドソリューションよりもパフォーマンス面で劣る。
- 自作環境やVPSでは、カーネルへのパッチ適用、キャッシュ最適化、ファイアウォール設定、バックアップ管理などを担うエンジニアチームが必要となり、運用が複雑化することで、クライアント向けの新しいプロジェクトや機能開発に割く時間とリソースが奪われがちになる。
KinstaのWordPress専用マネージドクラウドサーバーは、SSH、WP-CLI、Git連携、APMツール、Kinsta API など、開発者に必要なすべてのツールを提供しています。あわせて、システムやWordPressサイトの管理・メンテナンスに伴う負荷を軽減する、マネージドなインフラを提供している点が特長です。
サーバーの管理や緊急時の対応を心配することなく、新規プロジェクトを立ち上げ、成長に集中できるようになります。
ボトルネックを取り除くサーバーアーキテクチャ
サーバーアーキテクチャは、毎年数百万ドル規模の売上を生み出すWooCommerceストアであれ、膨大なユーザーデータを扱う会員制サイトであれ、オンラインビジネスを支える重要な基盤です。
Kinstaは、一般的なクラウドインフラを利用するのではなく、データセンターをグローバルに分散配置した最先端のクラウドサーバーを採用しています。各マシンは高いコンピューティング性能と高速なメモリスループットを備えており、複雑なPHPリクエストを高速に処理し、Time To First Byte(TTFB)の大幅な短縮を実現します。
この先進的なアーキテクチャを基盤として、Kinstaはコンテナ化されたサーバー環境を構築しています。リソースは完全に分離されているため、同一の物理マシン上で別のサイトが大量のリクエストを受けたり、セキュリティ侵害が発生したりした場合でも、お客様のサイトが影響を受けることはありません。
Kinstaが従来のサーバーと異なるもう一つの特長は、300以上のグローバルPoPを展開するコンテンツデリバリネットワーク(CDN)であるCloudflare統合です。Kinsta上で作成されるすべてのWordPressサイトは、CloudflareのエンタープライズレベルCDNが自動で有効化されるため、パフォーマンスの向上と強固なセキュリティ保護の恩恵を受けられます。
グローバルCDNは、キャッシュされた静的リソースを、訪問者に最も近いロケーションから配信します。これにより、オリジンサーバーへの負荷が軽減され、ページの読み込み時間が短縮されるとともに、サーバー帯域幅の使用量も抑えられます。
さらにCloudflare統合により、エッジキャッシュも利用可能です。この技術は、処理負荷の大部分をオリジンサーバーからCloudflareのエッジサーバーへ移行させることで、速度、パフォーマンス、そして大規模プロジェクトに求められるスケーラビリティを向上させます。静的アセットのみをキャッシュする従来のCDNとは異なり、Kinstaのエッジキャッシュではページ全体のHTMLをキャッシュすることができます。最初のリクエストは最寄りのCloudflareネットワークノードで処理され、キャッシュが存在しない場合のみオリジンサーバーにリクエストが送信されます。それ以降のリクエストは、他のユーザーからのものであっても、オリジンサーバーを経由せずエッジノードから直接配信。これにより、PHPによるページ生成が不要となり、TTFBを最大80%短縮できます。
Cloudflare統合により、WebP形式での自動画像最適化、Early Hints、ワイルドカードSSL証明書のサポート、HTTP/3対応、そしてKinsta専用のIPアドレス範囲など、さらなるメリットもあります。
アクセス急増に強いパフォーマンス設計
時にウェブサイトのパフォーマンスが試される瞬間があります。バイラルコンテンツの投稿やインフルエンサーマーケティング、期間限定セールなどによるトラフィックの急増は、マーケティング上の大成功につながることもあれば、技術的なトラブルを招くことも。その明暗を分けるのは、サイトを支えるサーバーインフラの設計です。
スケーラビリティ
Kinstaでは、サイトにトラフィックの急増が発生した場合であってもサービスの継続性を確保可能です。従来のVPSやスケールに制約のあるクラウドサーバーとは異なり、トラフィックの急増を吸収するため、アクセスが集中してもサイトが停止することはありません。サイトは常に稼働し続け、課金期間の終了時に追加で使用したリソース分のみを超過料金として支払うことができます。
このモデルにより、制作会社はクライアントサイトを停止させることなく運用を継続し、トラブルが収束した後に、落ち着いてプランのアップグレードについて検討・相談することが可能になります。言い換えれば、サイトダウンに対する保険のような仕組みです。
Kinstaを利用するBlak Brewsは、オーガニックの原生ハーブを使った紅茶を販売するオーストリア発の会社です。創業者のTroy Benjamin氏は、次のように語っています(以下日本語訳)。
ピーク時には、1時間あたり500人ものユーザーが同時にサイトにアクセスするのですが、Kinstaではまったく問題になりません。負荷を感じることもなく、訪問者はスムーズに商品を買い物カゴに追加して、即時決済を行うことができています。多数の同時接続が発生しているのを感じさせない読み込み速度です
コスト面では、昨年従来の訪問数ベースに加えて帯域幅ベースの料金体系が導入され、サイト所有者がサイトの要件に適したプランをより柔軟に選択できるようになっています。
何百万件もの訪問があるにもかかわらず、各リクエストでやり取りされるバイト数が限られている場合は、月間訪問数ではなく、サーバー帯域幅に基づくプランがおすすめです。サイトの特性にもよりますが、一般により効率的にプランを利用でき、トラフィック急増時にも超過料金の発生を回避することができます。
データベースの最適化
ユーザーがログインしている場合、動的ページをキャッシュに保存することはできません。購入、オンライン講座登録、コメント投稿など、各ユーザーの操作はその都度データベースに新しいクエリを発生させます。そのため、大量の同時接続を処理するには、データベースの最適化が非常に重要になります。
最適化されたデータベースは、サイトの速度やパフォーマンスを向上させ、スムーズでストレスのないユーザー体験を実現するために欠かせません。適切に最適化されていれば、サーバーは無駄な処理を減らし、クエリをより高速かつ効率的に実行できます。
Kinstaでは、データベースの自動最適化が24時間365日稼働しているため、最適化プラグインを導入したり、複雑なクエリを手動で実行したりする必要はありません。この最適化により、WordPressデータベースの重要なパラメータを継続的に調整し、パフォーマンスと効率を最大限に高めます。
PHPの最適化
Kinstaでは、公式にサポートされているPHPバージョンはもちろん、サポートの終了した旧バージョンも含めて、サイトで使用するPHPバージョンを簡単に選択することができます。これにより、テーマやプラグインとの互換性を確保しつつ、コア・テーマ・プラグイン間の非互換性を緊急に解消する必要がなくなります。
また、KinstaではOpcacheを利用することで、リクエストごとにPHPファイルを解析・コンパイルする処理を回避しています。PHPファイルが初めて実行される際、Opcacheはコンパイル結果(オペコード)をRAMに保存します。その後のリクエストでは解析フェーズをスキップし、準備済みのコードをメモリから直接読み込むため、サーバーはより高速に処理を行えます。この仕組みにより、TTFB(Time To First Byte)の短縮、CPU負荷の軽減が実現され、WooCommerceや会員制サイトなど、負荷の高いサイトのパフォーマンス向上につながります。
さらにKinstaでは、より多くのPHPメモリを必要とするプロジェクト向けに、PHPパフォーマンスアドオンも提供しています。このアドオンを利用することで、PHPメモリプール全体の容量やスレッド数、PHPメモリ制限を拡張できます。
PHPパフォーマンスの設定は、MyKinstaにログイン後、「サイト」>(サイト名)>「情報」 >「PHPパフォーマンス」セクションから変更できます。
アプリケーションパフォーマンス監視(APM)
アプリケーションパフォーマンス監視(APM)ツールを使用すると、WordPressサイトのPHPプロセス、データベースクエリ、プラグイン、およびスクリプトの実行時間を追跡できます。BlackfireやNew Relicなどのツールでは、開発者がパフォーマンスのボトルネックを簡単に特定し、WordPress サイトの速度とパフォーマンスを最適化することが可能です。

BlackfireやNew RelicのようなサードパーティのAPMツールのサポートに加えて、組み込みのKinsta APMツールも利用でき、MyKinsta上で利用可能です。
「サイト」>(サイト名)>「APM」に移動し、「APMを有効化」をクリックすると、監視時間を指定するプロンプトが表示されます。APMツールはリソースを消費し、実行中にサイトが遅くなる可能性があるため、パフォーマンスを監視するために作業に必要な時間のみ有効化することをおすすめします。

有効化する時間を設定すると、すべてのプロセスとデータベースクエリの記録が開始されます。監視終了後、収集されたすべてのデータが表示され、問題やボトルネックを特定できるように並べ替えられます。
サービス継続性とセキュリティ対策
ミッションクリティカルなプロジェクトでは、予測不可能な事象をすべて回避することはほぼ不可能。そのため、構造的な安定性を確保し、予期せぬ問題に迅速かつ効果的に対応できるよう、事前対策、常時監視、事後対応を含む包括的なセキュリティ対策を備えた、パートナーとなるサーバーが不可欠です。
設計と冗長性による災害復旧
目標復旧時点(Recovery Point Objective、RPO)は、「ITサービスにおいてトランザクションデータが失われても許容される最大の時間間隔」を意味します。

RPOを最小化するため、Kinstaでは毎日の自動バックアップに加え、マシンレベルのスナップショット、さらに1時間ごとおよび6時間ごとのバックアップアドオンを提供しています。これらの仕組みにより、人為的なミスやシステム障害、セキュリティ侵害が発生した場合でも、データ損失を最小限、もしくはゼロに抑えることが可能です。
各バックアップは、お客様のサイトと同じマシン上に保存され、ファイル、データベース、リダイレクト、Nginx設定、MyKinstaの設定を含む環境全体の完全なスナップショットとして作成されます。
バックアップの保持期間はプランによって異なり、14日間または30日間保存されます。いずれの場合も、ワンクリックで簡単に復元できます。
また、毎日および毎時のバックアップに加えて、データベースの検索と置換や、ステージング環境から本番環境への反映など、特定の操作を行う前にも自動的にバックアップを作成します。これにより、重要な作業中に問題が発生した場合でも、直前の状態に迅速に復旧できます。
さらに、冗長性もWordPressサイトのセキュリティを強化する重要な要素。ローカルに保存可能なダウンロード型バックアップに加え、AWSやGoogle Cloud Storageなどのサービスを利用して、バックアップをクラウドへ自動保存するアドオンを提供しています。これらのオプションにより、バックアップをクラウド上、または物理デバイス上のオフライン環境に保管でき、セキュリティをさらに強化できます。
自己修復インフラ
システム管理者の対応が必要となるトラブルも存在します。その代表的な例が、PHPエンジンのクラッシュです。Kinstaでは、この問題に対して根本的な対策を講じています。PHPエンジンが停止したことを自動的に検知し、即座に再起動を試行します。自動復旧が成功しなかった場合でも、MyKinstaからワンクリックで簡単にPHPエンジンを再起動可能です。
また、Kinstaではデータベースの自動最適化も行っています。WordPressサイトの要件に合わせて、MySQLデータベースの設定を自動的に調整し、MariaDBのパフォーマンスを継続的に最適化します。自動化されたプロセスで対応できない問題が検出された場合は、システム管理チームに即座に通知されます。
さらに、Kinsta上で稼働するすべてのWordPressサイトの稼働状況を3分ごとに監視。この頻度は、1日480回のチェックに相当します。システムが問題を検知した場合、Kinstaのエンジニアに直ちに通知されるため、多くの場合は、お客様が気づく前に問題が解決されます。
DDoS攻撃対策と無料ハッキング修正
Kinstaでは、お客様のサイトを外部からの脅威から守るため、明確なセキュリティ境界を構築しています。標準のCloudflare統合により、すべてのサイトがエンタープライズレベルのファイアウォールと組み込みのDDoS対策によって保護されます。これにより、悪意のあるアクセスはサイトに到達する前に遮断され、攻撃を受けている最中でも、可用性とパフォーマンスを維持することが可能です。
さらに、万が一の事態が発生した場合は、無料でハッキングの修正にあたります。これにより、マルウェア除去のための緊急対応に追加コストを支払う必要がなくなります。
開発者の作業を効率化する自動化とワークフロー
制作会社にとって最大のコストは、サーバーそのものではなく、開発者が反復作業やメンテナンス、サイト管理に費やす時間です。Kinstaは、ソフトウェアアップデート、バックアップ、稼働状況の監視、セキュリティチェックといった反復的な作業を自動化することで、こうした生産性につながらない作業時間を削減します。
CI/CD統合
Kinstaでは、GitHub、GitLab、Bitbucketなどの主要なコードリポジトリとサーバーをシームレスに連携可能です。この連携により、指定したブランチに新しいコミットがプッシュされるたびに、Kinsta上の本番サイトやステージングサイトへコード変更を自動的にデプロイできます。その結果、修正や新機能のリリースにかかる時間を短縮できるだけでなく、手動でコードを転送する際に起こりがちなエラーのリスクも軽減できます。
ステージング環境と環境間の反映
Kinstaでは、新規プロジェクトの立ち上げを迅速かつ効率的に進めるため、1サイトにつき1つの標準ステージング環境を提供しています(最大5件まで作成可能なプレミアムステージング環境もあり)。さらに環境間への反映はワンクリックで実行可能です。選択的プッシュ機能により、反映内容もファイルのみ、データベースのみ、特定のファイルやフォルダ、特定のデータベーステーブル、あるいはすべてを柔軟に転送できます。
Kinsta API
開発者向けの強力なREST APIにより、既存のアプリケーションをKinstaのサーバー環境と統合できます。
以下をはじめとするAPIエンドポイントも多数あり、幅広いタスクを自動化可能です。
- WordPressサイトの作成、既存サイトの複製、空のサイトの作成、サイトの削除
- ステージング環境の作成、ステージング環境の本番環境への反映、ステージング環境の削除
- キャッシュのクリア、再起動、PHPの変更、拒否されたIPアドレスの一覧取得
- PHPのメモリ制限と環境ごとのPHPスレッド数の変更
- サイトパスの変更
- リダイレクトルールの取得、変更
- サイトのSFTP/SSHステータスの取得、有効化と無効化
- サイトのプラグインとテーマの一覧取得、更新
- ドメインの追加、削除
- サイトのエッジキャッシュとCDNキャッシュのクリア
- その他多数
Kinsta APIは、コミュニケーションやコラボレーションツール、レポーティングやビジネスインテリジェンス(BI)ツール、チケット管理システムやCRM、自動化・CI/CDプラットフォーム、プロジェクト管理ツール、WP-CLIコマンド、さらにはカスタムダッシュボードまで、さまざまなツールとの連携に活用されています。
Kinsta APIは、ワークフローを効率化するための強力な自動化基盤です。新規プロジェクトのプロビジョニングから、テーマやプラグインの一括更新、クライアント向けレポートの作成まで、日常的な作業をシンプルにします。また、APIを活用することで、大規模クライアントの複雑な要件にも対応できるクロスプラットフォームの運用プロセスを構築し、スケールさせることが可能です。
Kinsta APIは、マネージドサーバー業界の中でも特に高く評価されているREST APIのひとつです。そのためKinstaは、高い要件を求める開発チームにとって理想的なパートナーとなっています。
オーストラリアのデジタルエージェンシー、Straight Out Digitalの開発主任のPete Brundle氏は、以下のように語っています(以下日本語訳)。
Kinsta APIのおかげで、サイトのプロビジョニングといった重要なプロセスを自動化する社内ツールを開発できました。複数のサイトに対して一括で操作を実行できるようになり、時間と労力を大幅に削減できています。現在管理しているサイト数を考えると、運用上のトラブルがほとんど発生しないのは、本当に大きなメリットです
WP-CLIとSSHアクセス
WP-CLIとSSHもサポートしており、サーバーにSSH接続するだけで、すぐにコマンド操作を始められます。
WP-CLIとSSHを活用することで、手作業や繰り返しの作業を迅速かつ効率的に実行できます。WP-CLIでは、大規模な更新の実行、データベースの検索と置換、ユーザー管理、パスワードのリセットなどを、わずか数秒で完了させることが可能です。
SSHはサーバーとの直接的な通信を可能にします。FTPを使ってファイルをアップロードする代わりに、フォルダ全体を瞬時に同期したり、サーバー上で大容量の zip ファイルを直接解凍したりできます。また、サイトを確認しながら、サーバーエラーをリアルタイムで把握することも。
さらに、bashファイルを利用すれば、複数の操作を1つのコマンドで実行できます。たとえば、コアの更新、キャッシュのクリア、データベースの最適化といった作業を、すべての顧客サイトに対して同時に実行することもできます。
SAML SSO
シングルサインオン(SSO)は、今日のデジタル環境において欠かせない仕組みのひとつです。セキュリティを強化すると同時に、ユーザー体験の向上、生産性の向上、運用コストの削減に貢献します。
MyKinstaはSAML SSOプロトコルをサポートしており、IDプロバイダ(IdP)とサービスプロバイダ(SP)間で、認証および認可データを安全にやり取りできます。この機能により、煩雑な手動のアクセス管理から解放され、オンボーディング、ユーザー管理、オフボーディングまでの一連のプロセスを効率化できます。
さらにKinstaは、ジャストインタイム(JIT)プロビジョニングにも対応しています。これにより、ユーザーがSAML SSOを通じて初めてログインした際、MyKinsta アカウントが自動的に作成されます。JITプロビジョニングは、ユーザーの追加や削除を迅速かつ確実に行えるようにし、全体的なセキュリティを向上させるとともに、システム管理者の作業負荷と管理責任を軽減します。

開発者チームの成長を支える、Kinstaという選択
サーバーをビジネスパートナーとして捉えるには、性能や機能といった技術面だけでなく、制作会社の生産性や収益性にどのような影響を与えるかという視点が欠かせません。この視点に立つことで、サーバーが単なる運用コストではなく、ビジネスの成果を支える戦略的な基盤であることが見えてきます。
総所有コスト(TCO)─「マネージドDevOps」がもたらすコスト削減
DIY型やVPSのサーバーを選ぶ制作会社の多くは、月額のサーバー費用など、目に見えるコストだけを計算しがちです。しかし、マネージドされていないインフラを運用するために必要となる、人的工数という隠れたコストを見落としているケースは少なくありません。
こうした運用には、セキュリティパッチの適用、カーネルの更新、スタックの最適化などを担当する、DevOpsエンジニアや経験豊富なシステム管理者が必要になります。これらの人件費は、想像以上に大きな負担となります。
Kinstaは、これらの課題をほぼすべて自動化することで、根本から解決しています。非マネージドサーバーを選択した場合、追加のサービスやツールを別途購入・設定する必要があります。たとえば、高度なバックアップシステム、DDoS対策を備えたエンタープライズレベルのファイアウォール、高品質なCDN、選択的なデプロイが可能なステージング環境、稼働監視ツール、強固なセキュリティ管理などが挙げられます。
Kinstaでは、これらのツールやサービスがすべて標準プランに含まれているため、追加コストは一切かかりません。
WordPressサイトのデザインと開発を手がけるイギリスのPixeled Eggs、CEO兼創設者であるSepas Seraj氏は、以下のように語っています(以下日本語訳)。
運用の手間がほとんどかからず、開発チームの時間を大きく節約できたことは、非常に高い投資対効果につながりました。その結果、本来注力すべき、目的意識の高いクライアント向けに高パフォーマンスなWordPressサイトを設計・開発することに集中できています
Kinstaがもたらす戦略的優位性
Kinstaは、開発者が使いやすいことを第一に考えて設計されたプラットフォームです。開発チームは、使いやすいツールと分かりやすいドキュメントを活用しながら、自分たちに合った開発フローで作業できます。必要なときには、迅速で頼れるサポートも受けられます。
また、APMツール、選択的プッシュ機能付きのワンクリックステージング環境、24時間365日体制のエンジニアによる技術サポート、そしてKinsta上のWordPressサイトをワンクリックで複製し、ローカルで編集後すぐに反映できるローカル開発環境も提供しています。
Kinstaの安定したアーキテクチャに、強力なツール群と高品質なサービスが組み合わさることで、開発作業の高速化、コード品質の改善、業務効率の向上、運用コストの削減といった競争優位性を手に入れることができます。
Kinstaの戦略的価値は、技術面にとどまりません。SOC 2報告書、GDPR、ISO 27001認証といったセキュリティ基準への準拠に加え、SLAに基づく99.9%の稼働率保証により、データセキュリティ、可用性、プライバシーにおいて、世界最高水準を満たしています。これにより、クライアントにも提案しやすいサービスです。
結果として、会社の利益率は向上し、クライアントがビジネスの成功を測るために重視するKPIにより集中できるようになります。
Kinstaは、制作会社とそのクライアントの成功を支える、真の戦略的パートナーになるマネージドサーバーです。ご興味がありましたら、制作会社向けプランをぜひお試しください。30日間の返金保証付きで、リスクなしでご体験いただけます。