Google Chromeは、世界で最も人気のあるブラウザの1つで、ブラウジング体験を向上させる高機能な拡張機能が多数揃っています。

文法添削からクーポンコードの検索に役立つECツールまで、拡張機能は、シームレスなブラウジングを目的とした便利な補助的ツールです。しかし、時にはインストールした拡張機能が期待にそぐわなかったり、使わなくなったりすることも。

そんな時には、Chromeの拡張機能を削除する方法を知っておけば、ブラウザの動作が中断したり、読み込みが遅くなったりするのを防ぐことができます。今回の記事では、Google Chromeやその他の主要ブラウザで、拡張機能を無効化、削除する方法をご紹介します。

拡張機能を削除した方がいい場合

Google Chromeのあるブラウザ拡張機能は、当然ある特定の目的があってダウンロードするはず。つまり、この世界で最も人気のあるGoogle Choromeにプラスαの機能がほしいときに追加するものです。優れた拡張機能は、ブラウジング体験を豊かにしてくれる上に、そのダウンロードも容易です。

そして、どんなに優れたChrome拡張機能であっても、タトゥーのように一生消すことができないというわけではありません。必要があれば、いつでも取り除くことができます。時には、拡張機能が思ったほど役立たないこともあります。また、質の悪い拡張機能やサポートされていないものは、ブラウジング体験にかえって悪影響を与える可能性があります。

Chromeの拡張機能を削除する方法をご説明する前に、削除した方がいい一般的なケースをいくつかご紹介します。

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ブラウジングの妨げになる

メール生産性向上機能のように、全体的なブラウジング体験を向上させるものとしてChromeに拡張機能をインストールしますが、期待通りの結果を得られず、かえってブラウジングの邪魔になってしまうこともあります。

なぜでしょうか。

第一に、ポップアップ広告を好む人はまずいないでしょう。ポップアップ広告が表示されると、何となく見ていたサイトのスクロールも不快になり、ブラウジングの妨げになります。

悪質な拡張機能がブラウジングの妨げになるもう1つの理由は、ユーザーデータの過剰収集です。企業はこのデータをもとにマーケティングを行っており、多くのインターネットユーザーが自分の情報を守るための措置をとっています。ブラウザの拡張機能が許容範囲を超えるデータを収集しているとなれば、削除するのが得策でしょう。

さらに、ブラウザの拡張機能の中には、マルウェアような悪質なコードが潜むものもあり、コンピュータに感染したり、クラッシュを引き起こしたり、銀行のパスワードのような重要な個人情報を盗んだりすることが明らかになっています。このような危険な拡張機能は、削除と報告が必要です。

また、Chromeの通知を過剰に行う拡張機能もあります。快適にブラウジングしている中、頻繁に通知が届いて煩わしい場合には、その拡張機能の設定から通知を無効にすることができます。それでも解決しない場合、または他の理由で不満がある場合には、アンインストールしましょう。

ブラウザのパフォーマンスに影響する

拡張機能の中には、ブラウザのパフォーマンスに悪影響を及ぼすものがあり、この場合には即刻対処が必要です。

ブラウザのパフォーマンスに影響を与える主な理由は、コンピュータのメモリを大量に消費することです。コンピュータのメモリは限られており、それがすべて消費されてしまうと、WordPressのようなプラットフォームでラグやフリーズが頻繁に発生したり、強制再起動が必要になったりします。したがって、その拡張機能が、使用しているブラウザでどの程度の容量を占めるかは、常に確認しておくことをお勧めします。Macやその他のPCの動作が遅くなる前に、容量に余裕があるかどうか事前に判断することができます。

ブラウザの拡張機能の中には、うまく構築されていないものもあり、ブラウジングセッション全体が予期せずクラッシュすることがあります。これは見過ごせない大きな問題なので、すぐに対処しましょう。

拡張機能を一時的に無効にする方法

Chromeの拡張機能を完全にアンインストールするのではなく、一時的に無効化する手もあります。例えば、便利だけど少しの間だけ外したい、あるいはある特定の作業を行なっている間だけ邪魔になる、などの状況には無効化が適しています。

一時的に拡張機能を無効にする方法は、大きく分けて3つあります。1つ目は、Google Chromeのブラウザから操作する方法です。

Chromeには拡張機能のページがあり、インストールされているすべての拡張機能を簡単に確認することができます。ブラウザウィンドウの右上にある縦三点リーダー(︙)から、もしくは上部にある検索バーに「chrome://extensions」と入力するとアクセスできます。

The Chrome extensions hub
Chromeの拡張機能一覧

各拡張機能の下には、「詳細」ボタン、「削除」ボタン、そして右下には点のついたスライダーがあり、無効化する場合には、このスライダーを使用します。

A screenshot showing a slider to use for extensions
スライダーで拡張機能を一時的に無効化

このスライダーが右にある(青色)場合は、拡張機能が有効です。クリックして左(白色)に切り替えると、無効化されます。

このように、スライダーをクリックするだけで拡張機能を一時的に無効化することが可能です。自動的に有効になることはないため、必要になった際には再度クリックして有効化してください。

2つ目は、拡張機能を使用する方法です。

The disable extensions and apps chrome extension
拡張機能を使って一時的にすべての拡張機能を無効化

Disable Extensions and Appsは、Chrome ウェブストアで入手することができます。キーボードコマンド「Ctrl + Shift + E」で、拡張機能とアプリを無効化・有効化できる便利なツールです。

ホワイトリストとしてラベル付けしたものを除いて、すべてのアプリと拡張機能を一度に無効化することができます。

A list of whitelist extensions and apps
Disable Extensions and Appsではホワイトリストを作成することも

3つ目はWindowsの場合のみですが、コマンドを使う方法です。

以下のコマンドをコピーしてください。

“C:Program Files (x86)GoogleChromeApplicationchrome.exe” –disable-extensions.

コピーしたら、Windowsの検索ボックスを開いてペースト。その後、Enterキーを押せばOKです。

[cta]

拡張機能を削除する方法

一時的な無効化では不十分と判断した場合は、拡張機能を削除しましょう。手順は、Googleのレビューを削除するよりもはるかに簡単です。いくつかの手順を踏めば、すぐに完了します。

まずは、Chromeブラウザの右上隅にある縦三点リーダーをクリック。

The three-dot menu in the Google Chrome browser
Google Chromeブラウザの縦三点リーダー

クリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。「その他のツール」までスクロールして、マウスカーソルを合わせると、左側にサブメニューが表示されます。

サブメニューから「拡張機能」と表示されたタブをクリックすると、Google Chromeの拡張機能のページを開くことができます。

The Google Chrome Extensions Manager lists all of your extensions
Google Chromeの拡張機能マネージャーにはすべての拡張機能が一覧表示される

上のスクリーンショットのように、このページにはインストールされているすべての拡張機能が表示されます。例として、「Chrome ウェブストアのポリシーに違反しています」と表示されている左下の拡張機能を削除します。

それぞれの拡張機能の下には、「詳細」または「削除」のボタンがあります。不要な拡張機能の下にある「削除」をクリックします。

Use the remove button to get rid of unwanted chrome extensions
削除ボタンで不要なChrome拡張機能を取り除く

すると確認タブが表示され、拡張機能の削除確認が行われます。必要であれば、「不正行為を報告」にチェックを入れて報告することも可能です。

A popup box showing to confirm extension removal
不要な拡張機能を削除

最後に「削除」をクリックして完了です。

別の方法として、ブラウザのツールバーからChromeの拡張機能を削除することも可能です。削除したい拡張機能のアイコンを見つけて、Macの場合はControlを押しながらクリック、その他のPCの場合は右クリックしてください。

次に表示されるサブメニューで「Chromeから削除」をクリックします。

すると、同様に削除確認が表示されます。問題なければ「削除」ボタンを押して完了です。

なお、ツールバーからは拡張機能の無効化は実行できないため、必要な場合は、先ほどの拡張機能のページから行ってください。

拡張機能をすべて削除する方法

場合によっては、1つだけでなく、すべての拡張機能を削除して、白紙の状態に戻したいこともあるかもしれません。今はその必要がなくとも、この手順を知っておいて損はないでしょう。

この場合は、2つ方法があります。1番簡単なのは、Chromeブラウザから直接実施する方法です。

具体的には、先に説明した拡張機能の削除を繰り返して実行するというものです。

まずは、Chromeの拡張機能マネージャーに移動します。先ほどと同様、検索バーに「chrome://extensions」と入力するか、右上の縦三点リーダーから「その他のツール」>「拡張機能」でアクセスします。

アクセスしたら、すべての拡張機能を削除していきましょう。

Click on the remove button to get rid of extensions
「削除」ボタンで拡張機能を削除

すべての拡張機能を一括で削除する方法はないため、ひとつずつ拡張機能の「削除」ボタンをクリックしていく必要がありますが、「削除」ボタンと確認画面上での同意のみで完了するため、そこまで手間はかからないはず。

2つ目の方法は、Windowsでのみ有効な方法です。やや複雑な手順になりますが、以下の方法で拡張機能を削除できます。

まずは、使用しているオペレーティングシステムのデフォルトフォルダを探し、Windowsの検索窓に以下を入力してください。

C:UsersusernameAppDataLocalGoogleChromeUser DataDefault.

「Username」は、実際のユーザー名に置き換えます。

デフォルトフォルダ内の「Extensions」フォルダを開くと、インストールした拡張機能のフォルダがあります。各フォルダ名は長くてごちゃごちゃしています。

各フォルダがどの拡張機能であるかを確認するには、フォルダを開きます。すると、拡張機能のバージョン番号が書かれたサブフォルダが出現します。このサブフォルダを開くと、その拡張機能の名前を確認することができます。確認後、元フォルダに戻り、そのフォルダを削除して、Chromeを再起動すれば完了です。再起動後、拡張機能は削除されています。

非表示の拡張機能を削除する方法

Chromeの拡張機能を削除しても、必ずしも問題が解決するとは限りません。デバイスに非表示の拡張機能やファイルが残っていて、容量を消費していることがあります。次に、隠れた拡張機能をハードドライブから完全に削除する方法をみていきましょう。手順は、使用しているOSによってやや異なります。

Windowsで非表示の拡張機能を削除する

Windowsで非表示の拡張機能を削除するには、まずChromeのインストール場所に移動します。通常、以下のように表示されています。

C:UsersusernameAppDataLocalGoogleChromeUserDataDefault

Extensions」と書かれたフォルダを開いて、拡張機能の一覧を見つけます。先に触れた手順と同じように不要な拡張機能のフォルダを削除して、ブラウザを再起動すれば完了です。

Macで非表示のChrome拡張機能を削除する

Macを使用している場合、拡張機能のインストール場所は次の通り。

~/Library/ApplicationSupport/Google/Chrome/Default/Extensions

複数のGoogle アカウントでChromeを使用している場合は、ユーザー名ごとにフォルダがあります。中のフォルダには、すべて32文字の長い名前がついています。

Chromeを再度開いて、「chrome://extensions」と入力するか、右上の縦三点リーダーから「その他のツール」>「拡張機能」をクリックして、拡張機能マネージャーにアクセスします。

右上に表示される「デベロッパー モード」をクリックします。

The developer mode in the chrome extensions hub
「デベロッパー モード」をクリック

.

デベロッパー モードをオンにすると、表示が以下のように変わります。

Chrome’s extensions developer mode switched on
デベロッパー モードに切り替えた状態

デベロッパー モードに切り替えると、各拡張機能の32文字の識別子が表示されます。ここで、ハードディスクのフォルダに戻り、この情報を元に該当する拡張機能を探してシステムから削除します。

他のブラウザで拡張機能を削除する方法

拡張機能があるブラウザは、Google Chromeだけではありません。Microsoft Edge、Firefox、Safari、Operaなど、他の主要なブラウザでも、簡単に管理・削除できる拡張機能があります。ここからは、各ブラウザで不要な拡張機能を削除する方法をご紹介します。

Microsoft Edge

Microsoft Edgeは、すべてのWindows PCにデフォルトでインストールされており、一言で言えば、Internet Explorer(かつてはGoogle Chromeのダウンロードに使用されていた)の進化版ブラウザです。

Microsoft Edgeから拡張機能を削除する場合は、まず削除する拡張機能のアイコンを選んで長押しします。アイコンは、ブラウザの上部にあるアドレスバーの右側に表示されます。

Microsoft Edgeから削除」をクリックすると、削除確認画面が表示されます。問題なければ、「削除」をクリックしましょう。

もしくは、ブラウザのアドレスバーの右側にある拡張機能を選択し、拡張機能の横にある縦三点リーダー(その他のアクション)から削除することも可能です。

Microsoft Edgeから削除」を選択し、「削除」をクリックして完了です。

Firefox

Firefoxは安全なブラウザでブラウザのキャッシュを削除するのと同じくらい気軽に拡張機能を削除することが可能です。手順はほんの数ステップ。

まずハンバーガーメニュー(3本の水平線があるボタン)をクリックします。

The hamburger menu on Firefox is on the upper right
Firefoxのハンバーガーメニュー(ブラウザ右上)をクリック

ドロップダウンメニューから、「アドオン」をクリックすると、アドオンマネージャーが表示されます。「拡張機能」を選択してください。

削除したい拡張機能の横にある3つの点のメニューをクリックします。表示されたサブメニューから「削除」をクリックすれば完了です。

Safari

Safariは、すべてのMacコンピュータとApple製品のデフォルトブラウザです。

Safariの拡張機能を削除するには、スクリーン上部にある「Safari」をクリックします。

The Safari menu item
Safariタブ(スクリーン上部)

ドロップダウンメニューから「環境設定」を選択し、「拡張機能」のアイコンをクリックします。すると、拡張機能の一覧が表示されます。

削除したい拡張機能を選択して「アンインストール」をクリックすれば完了です。

Opera

Operaブラウザでは、ブラウジング中に便利な拡張機能を多数実装することができます。そして、不要になった拡張機能の削除も非常に簡単です。

まずは、Operaのメニューバーで「表示」をクリック。次に、「拡張機能を表示」を選択します。

すると、Googleの拡張機能ページのように、拡張機能の一覧が表示されます。各拡張機能のボックスの右上にある「X」をクリックすればOKです。

他のブラウザ同様、削除確認が求められます。同意すると、拡張機能の削除が完了です。

Operaでは、拡張機能を無効化することもでき、拡張機能はインストールされた状態のまま、動作を停止することができます。

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まとめ

拡張機能はブラウジング体験を豊かにしてくれるものですが、不要になれば拡張機能を削除して、他の便利な拡張機能を追加したいものです。

この記事では、拡張機能を削除した方がいいケース、拡張機能を無効化・削除する方法、非表示の拡張機能を削除する方法、その他の主要ブラウザで拡張機能を削除する方法をご紹介しました。

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