「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」は、主にGoogle Chromeで表示されるエラーメッセージ。ユーザー側の接続に問題があり、ポップアップで表示されるのが一般的です。このエラーが表示されると、ブラウザでサイトにアクセスすることができなくなってしまいます。

Chromeで見られるこのエラーの解決方法は、いくつかあります。閲覧データの削除や、ブラウザ設定のリセットなど、数分で実行できるものもあり、このエラーの解決方法を知っておけば、ブラウザの接続問題が起こった場合にも応用できます。

「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」エラーの解決方法いついて動画での解説もご用意しています

この記事では、「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」の意味とその原因を取り上げた後、Chromeでこのエラーを解決する6つの方法をご紹介していきます。それでは、早速本題に入りましょう。

「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」エラーとは

「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」は、ブラウザがサイトを読み込めなかったときに表示されるエラーメッセージです。ブラウザには、サイトに接続できなかった旨と考えられる原因も表示されます。

名前解決のエラーメッセージは、ユーザー側の接続性の問題を意味しています。

「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」のエラーメッセージ
「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」のエラーメッセージ

接続性の問題は、他のウェブサイトへのアクセスにも影響することがあり、これは別のURLにアクセスして、簡単に確認可能です。すべてのページで同様のエラーが表示される場合には、ネットワークまたはブラウザ自体に問題があると見てほぼ間違いありません。

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「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」エラーの原因

まず最初に考えられる接続エラーの原因は、インターネット接続のダウン。ルーターを点検したり、同じネットワークに接続されている他のデバイスでサイトを開いてみたりして、接続を確認してください。

インターネット接続に問題がない場合、このエラーの原因は以下のいずれかになります。

いずれにしても、ほとんどの場合、解決方法は比較的簡単です。

以下、解決方法を詳しく見ていきましょう。

「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」エラーを解決するには(6つの方法)

1番簡単な解決方法から順にご紹介していきます。まずは、ブラウザの閲覧データを削除してみましょう。

1. 閲覧データを削除する

閲覧データの削除は、キャッシュのクリアを意味します。キャッシュファイルの問題は、Chromeでサイトを読み込む際にエラーを引き起こす可能性があります(このローカルブラウザキャッシュは、Googleのキャッシュとは異なる)。

Google Chromeのキャッシュをクリアするには、「設定」メニューで「詳細設定」>「プライバシーとセキュリティ」タブに移動し、「閲覧履歴データの削除」を選択します。

Google Chromeの「プライバシーとセキュリティ」画面
Google Chromeの「プライバシーとセキュリティ」画面

次に表示される画面で、削除するデータを選択します。今回の場合は、閲覧履歴やCookieの削除は不要です。

期間は「全期間」で「キャッシュされた画像とファイル」を選択して、「データを消去」をクリックしてください。

期間は「全期間」を選択
期間は「全期間」を選択

キャッシュをクリアしたら、再度対象のサイトにアクセスし、エラーが解決されているか確認しましょう。まだエラーが表示されている場合は、次にChromeの設定をリセットします。

2. Google Chromeの設定をリセットする

Google Chromeの初期設定をリセットすると、すべての拡張機能が無効化されます。また、閲覧履歴、Cookie、キャッシュファイルなどの一時的なデータもすべて削除されます。

リセットを実行するのが不安な場合は、インストールしている拡張機能をすべて無効にしてみて、エラーが解決されるかどうか確認してみてください。

Chromeの設定をリセットするには、「設定」>「詳細設定」で「リセットとクリーンアップ」を選択します。それから「設定を元の既定値に戻す」をクリックします。

リセットとクリーンアップ
リセットとクリーンアップ

この操作を行った後は、必要に応じて再度ブラウザの設定が必要になりますが、その前にエラーが解決しているかどうかを確認してみてください。

3. DNSアドレスの変更

通常、ネットワークはインターネットサービスプロバイダ(ISP)が設定したデフォルトのDNSサーバーを使用します。このDNSサーバーがダウンしていると、接続性の問題が発生することがあります。

ChromeでデフォルトのDNSアドレスを変更するには、「設定」>「詳細設定」>「プライバシーとセキュリティ」に移動し、「セキュリティ」を選択。

プライバシーとセキュリティ画面で「セキュリティ」を選択
プライバシーとセキュリティ画面で「セキュリティ」を選択

次のページで、「セキュアDNSを使用する」セクションまでスクロールダウンします。デフォルトでは「現在のサービスプロバイダを使用する」が選択されているはずです。

次を使用」の「カスタム」を選択します。その下のフィールドに任意のDNSアドレスを貼り付けましょう。

DNSアドレスの追加
DNSアドレスの追加

DNSは、無料で使用できるものが多数あります。ISPが提供するもの以外のDNSを使用すると、ウェブサイトの表示速度が早くなる可能性があります。

人気の無料DNSは以下の2つです。

  1. Google:8.8.8.8または8.8.4.4
  2. OpenDNS:208.67.222.222または208.67.220.220

DNSアドレスを入力したら、設定の変更を保存します。サイトにアクセスし、エラーが消えているかどうかを確認してみましょう。

4. ネットワーク設定をリセットする

以上の操作を行ってもエラーが解決されない場合、原因はChrome以外にあります。次に、ネットワーク設定をリセットしてみます。リセットを行うと、インターネット接続が一時的に切断され、コンピュータでDNSキャッシュがクリアされます。

Windowsでネットワーク設定をリセットするには、ターミナルを開いて、以下のコマンドを順番通りに貼り付けてください。すべての行を貼り付けたら、Enterキーで実行します。

ipconfig /release

ipconfig /all

ipconfig /flushdns

ipconfig /renew

netsh int ip set dns

netsh winsock reset

各コマンドの実行には、少し時間がかかることがあり、最後のコマンドの実行後、接続がリセットされるまでには1分ほどかかることがあります。

macOSのネットワーク設定は、以下の手順でリセットします。

  1. システム環境設定」を開き「ネットワーク」>「Wi-Fi」を選択します。
  2. Wi-Fi」を選択した状態で、左下にある「」アイコンを選択して「適用」をクリック。これで、ネットワーク設定からWi-Fi接続が削除されます。
  3. 」をクリックして「Wi-Fi」を選択し、「適用」をクリックします。

Wi-Fi接続を一度削除して再度追加すると、設定がリセットされます。なお、有線接続の場合も同様です。

5. マルウェア感染を確認する

稀ですが、特定の種類のマルウェアがネットワーク設定に影響を与えているのが原因で、接続に問題が生じていることも。通常、OSに組み込まれたウイルスや脅威の保護機能を使用していれば、このようなことは起こらないはずです。

最近では、ほとんどのOSにウイルス対策やマルウェア駆除機能が搭載されています。Windowsを使用している場合、「セキュリティ」>「ウイルスと脅威の防止」に移動します。このページで「現在の脅威」を見つけてください。

Windowsのウイルスと脅威の防止
Windowsのウイルスと脅威の防止

デフォルトでは、使用しているデバイスを定期的にスキャンし、脅威が検出される様になっています。つまり、「リアルタイム保護」を無効にしていない限り(常に有効にしておくこと)、スキャンを実行する必要はありません。

脅威が検出された場合は、その脅威をクリックして「復元」または「削除」のいずれかを選択します。その後、「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」のエラーメッセージがまだ表示されるかどうかを確認しましょう。

Windows以外のOSを使用している、または他のウイルス対策ソフトを使用している場合は、マルウェアのスキャンと削除の手順は異なります。ウイルス対策ソフトのドキュメントを確認して、実行してください。

6. 仮想プライベートネットワーク(VPN)を利用する

VPNを使用すると、ローカル接続の問題、特に設定エラーに関連する問題を回避できることがあります。該当のウェブページ以外は問題なくブラウジングが行えるはずです。

VPNは、安価なものから、高度なセキュリティ基準でリモートワークに適したものまで、数々の選択肢があるため、自分に合ったものを見つけるのには少し時間がかかるかもしれません。

また、VPNは必要な時にのみ利用しましょう。常時使用していると、一部のサイトやオンラインアカウント(Gmailなどのメールサービスや銀行プラットフォームなど)で問題が生じる可能性があります。また、一部のサイトでは、異なるIPアドレスでアクセスすると身元確認が行われます。

さらに、頻繁に複数のIPアドレスでアクセスしていることが検出されると、一時的にアカウントがブロックされるサイトも。したがって、VPN接続の使用には注意が必要です。安全性の低い公共のインターネットを利用する場合や、仕事上の目的で必要になる以外は、使用しないのが賢明です。

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まとめ

「ERR_NAME_RESOLUTION_FAILED」エラーは、すべてのサイトにアクセスできなくなることもあり、発生すると面倒です。しかし、トラブルシューティングは簡単に行えるのでご安心を。

ブラウザに問題があれば、キャッシュのクリア、DNSアドレスの変更、Google Chromeの設定のリセットで解決できます。ネットワーク接続の問題であれば、マルウェアをチェックするか、一時的にVPNを使用しましょう。あるいは、ネットワーク設定をリセットしてみてください。

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