自分のWordPress管理ダッシュボードにアクセスできないほど恐ろしいことはないでしょう。ログインしようとしたときに「Sorry, you are not allowed to access this page」(和訳:申し訳ありませんが、このページにアクセスすることはできません)というメッセージが表示されたことがあると、よくわかりますね。

幸いなことに、このエラーを処理するための解決策は複数あります。少しでも時間をかけると、異常を処理してWordPressウェブサイトの管理ダッシュボードに再度アクセスできるようになります。

本記事では、「Sorry, you are not allowed to access this page」というエラーと、その原因について詳しく説明します。次に、適切なものを見つけられるために考えられる解決策をいくつかご案内します。

さて、始めましょう。

「Sorry, You Are Not Allowed to Access This Page」エラーの概要

本記事では「エラー」と呼んでいますが、WordPressの「Sorry, you are not allowed to access this page」というメッセージはどちらかというとセキュリティ対策です。

この通知の意味はあくまでも、現在の設定が特定のエリアへのアクセスを禁止するということです。

管理者としてはもちろん、ウェブサイトのバックエンド全体へのアクセスが必要です。この現象はよく、テーマプラグイン、またはWordPressコアの更新直後に発生します。

「Sorry, you are not allowed to access this page」メッセージの考えられる原因は複数あります。WordPressはあなたが管理者であることを認識していない可能性があります。ウェブサイトのコアコード、テーマまたはプラグインの情報がデータベースの内容と一致しない場合もあります。

その他の原因は例えば、wp-config.php fileファイルの正しくないデータた古いバージョンのPHPなどがあります。ただし、原因が何であれ、このエラーにより管理ダッシュボード全体またはその一部のみにアクセスできない場合があります。

ダッシュボードから設定画面にアクセスできない可能性が高いため、この異常を解決するにはファイル転送プロトコル(FTP)またはphpMyAdminを使用する必要があります。トラブルシューティングを開始する前に、ウェブサイトを必ずバックアップしましょう。

Info

Kinstaでは、各プランで毎日の自動バックアップ及びシステム生成の自動バックアップをご利用いただけます。オプションの1時間に1回のバックアップもあります。

「Sorry, you are not allowed to access this page」通知が発生したときの最もイライラすることは、原因を特定するのが難しいことです。幸いなことに、真の原因を特定できる解決策が複数あります。

WordPress の「Sorry, You Are Not Allowed to Access This Page」エラーの処理方法(11点の解決策)

多くの原因が考えられるため、「Sorry, you are not allowed to access this page」というエラーを解決するにはかなりの時間がかかります。リストは長く見えるかもしれませんが、ウェブサイトに適した解決策を見つけられるための内容を幅広くカバーしています。

1. ウェブサイトの以前のバージョンを復元する

WordPressダッシュボードに再びアクセスできるようになるための最も簡単で最速の方法は、ウェブサイトを以前のバージョンに復元することです。本エラーの原因は更新などの変更である可能性があるため、以前のバージョンに戻すと、再度アクセスできるようになります。

Kinstaのお客さまにとってはこれが簡単なことです。ホスティングアカウントでWordPressバックアップをワンクリックで復元いただけます。

MyKinstaでバックアップを復元する

MyKinstaでバックアップを復元する

この解決策の欠点は、最近の変更内容が削除されることと、その変更の目的をエラーを引き起こさずに実現する方法を探さなければならないことです。

このため、本番サイトの代わりにステージングサイトにバックアップを復元するという手もあります。そうすると、変更内容を一つずつテストして、問題の原因を特定できます。真の原因を特定してから、該当の変更のみを元に戻してウェブサイトを直します。

2. すべてのプラグインを無効にする

「Sorry, you are not allowed to access this page」通知の原因となる変更はたとえば、プラグインの追加またはアップグレードです。この場合には、プラグインを一つずつ無効にすることをお勧めします。

あるプラグインを無効にしてメッセージが消えたら、真の原因が見つかりました。そこで、該当のプラグインの異常をトラブルシューティングします。(または、プラグインが必ずしも必要でない場合は、削除しても良いでしょう。)

もちろん、ダッシュボードに全くアクセスできない場合は、処理は少し難しいでしょう。FileZillaなどのクライアントを使用してSFTPでサイトにアクセスする必要があります。接続したら、wp-contentに移動して、pluginsというサブディレクトリを探します。

フォルダー名を変更してすべてのプラグインを無効にする

フォルダー名を変更してすべてのプラグインを無効にする

このフォルダーに入り、最後に追加したプラグインの名前を「plugin-name_old」などに変更します。次に、ウェブサイトに戻ってエラーが消えたかどうかを確認します。消えていない場合は、プラグインの名前を元に戻して次のプラグインで同じ手順を繰り返します。

3.デフォルトテーマを有効化する

本エラーのもう1つの考えられる原因は、テーマの更新または新規インストールです。この問題を解決する最善の方法は、Twenty TwentyTwenty NineteenなどのデフォルトのWordPressテーマを有効にすることです。

管理エリアにアクセスできない場合は、またFTPを使用します。FileZillaを使用してサーバーに接続し、wp-content →themesに移動します。

フォルダー名を変更して使用中のテーマを無効にする

フォルダー名を変更して使用中のテーマを無効にする

手順は、プラグインを無効にする手順とかなり似ています。

使用中のテーマのフォルダー名を変更して、ウェブサイトに戻ってログインします。「使用中のテーマが壊れているため、デフォルトのテーマに戻します。」とう通知が表示されます。

その後、テーマのトラブルシューティングを行います。 テーマが変わっていても、ウェブサイトはせめてアクセス可能になりました。

4.管理者であることを確認する

もう一つ考えられる原因は、あなたのユーザー役割が誤って変更され、管理者でなくなったことです。これは、マルチサイトインストールでよく発生する異常です。原因はこれであるかどうかを判断するには、phpMyAdminにアクセスして、wp_usersテーブルを探します。

phpMyAdminのwp_usersテーブル

TphpMyAdminのwp_usersテーブル

自分のユーザー名を探してIDを書き留めます。次に、wp_usermeta テーブルに移動して、wp_capabilties行を探します。

phpMyAdminのwp_usermetaテーブル

phpMyAdminのwp_usermetaテーブル

管理者権限がある場合、この行のmeta_valueは次のとおりです。

a:1:{s:13:"administrator";s:1:"1";}

wp_usermetaテーブルに上記と異なる内容が表示されている場合は、「編集」リンクをクリックして変更します。または、phpMyAdminを使用して新規の管理者アカウントを作成することもできます。新規アカウントを登録するには、wp_usersテーブルに戻り、テーブルの上部にある「挿入」タブをクリックします。

wp_usersテーブルのユーザー情報を変更する

wp_usersテーブルのユーザー情報を変更する

次に、新しいユーザー情報をを入力します。完了後に「生成する」ボタンをクリックすると、新しいユーザーがテーブルに表示されます。次に、このアカウントのIDを書き留めて、wp_usermetaテーブルに戻ります。

もう一度「挿入」をクリックし、表示されたフィールドに次の情報を入力します。

これで、新しい認証情報を使用してWordPress管理エリアにログインできるようになるはずです。既存のアカウントを削除するか、ユーザー役割をダッシュボードから管理者に戻し、代わりに新規アカウントを削除します。

5.エラーログを確認して原因を特定する

どの異常もそうですが、ウェブサイトの異常のトラブルシューティングを行う便利な手段は、サーバーのエラーログを確認することです。エラーログには、プラグインまたはテーマの互換性異常、データベースエラーなど、「Sorry, you are not allowed to access this page」通知の原因となる内容が記録されます。

サーバーのエラーログへのアクセス方法は、ホスティング会社によって異なります。Kinstaのお客様には、MyKinstaダッシュボードにログインしていただくだけです。そこで、問題が発生しているサイトを選択してログに移動します。

MyKinstaのログタブ

MyKinstaのログタブ

ドロップダウンメニューからerror.log を選択します。ログに原因が表示されている場合は、修正することができます。そうでない場合は、このリストで別の解決策を試す必要があります。

6. データベースのプレフィックスが正しいかを確認する

どのMySQLデータベースにもプレフィックスがあります。ウェブサイトのファイルにあるプレフィクスがphpMyAdminのと一致しない場合、「Sorry, you are not allowed to access this page」通知が表示されます。

この現象は、開発時に使用したローカルのステージングサイトを本番サーバーに移動する場合など、ウェブサイトの移動時に発生する現象です。不一致を確認するには、wp-config.phpファイルにアクセスすします。

これを行うには、上記の解決策で説明したように、SFTPを使用します。wp-config.phpファイルを開いて、データベースのプレフィックスを探します(デフォルトは「wp_」です):

データベースのプレフィックス

データベースのプレフィックス

次に、phpMyAdminにログインして、データベースのテーブルのプレフィックスを確認します。以下の画像のように、wp-config.phpファイルのプレフィクスと一致するはずです。

プレフィックスはwp-config.phpファイルのプレフィックスと一致しなければならない

プレフィックスはwp-config.phpファイルのプレフィックスと一致しなければならない

wp-config.phpファイルのプレフィクスと一致しない場合は、一致するように編集します。

7. wp-config.phpファイルの変更を確認する

同様に、WordPressの構成ファイルの変更も確認する必要があります。特に、「Sorry, you are not allowed to access this page」通知が発生した直前にこのファイルを編集したことがある場合、またはWordPressサイトがハッキングされた疑いがある場合にこの解決策は重要になってきます。

SFTPを使用してwp-config.phpファイルにアクセスし、疑わしいものを探します。ただし、ファイル整合性監視機能または変更検出機能があれば、この解決策ははるかに簡単です。

8. PHPの最新版にアップグレードする

WordPressサイトがPHPの古いバージョンを使用していることも本異常の原因になる場合があります。ちなみに、PHPをアップグレードすると、異常が解決しなくてもウェブサイトの全体的なセキュリティとパフォーマンスが必ず向上します。

アップグレードする前に、必ずサイトのバックアップを作成しましょう。管理エリアへのアクセスができない場合にも、手動で、またはMyKinstaダッシュボードを使用してバックアップを作成できます。バックアップを保存してから、アカウントが最新版のPHPと互換性があるかどうかをテストします。これを行う一つの手段は、ステージングサイトを使用することです。

すべてがうまくいくと、更新を実行できます。Kinstaのお客さまには、MyKinstaダッシュボードにログインし、該当サイトに移動することにより簡単に更新いただけます。次に、「ツール」→ 「PHPエンジン」→「変更」に移動し、ドロップダウンメニューから最新版を選択します。

MyKinstaでPHPバージョンをアップグレードする

MyKinstaでPHPバージョンをアップグレードする

他社をご利用の方は、その会社のコントロールパネルを使用してください。詳細については、ご利用のホスティング会社までお問い合わせください。

9. ファイルアクセス権を確認する

ウェブサイトのファイルアクセス権が改ざんされている可能性もあります。この場合、管理者になっているあなたでもサイトの特定のエリアへのアクセス権がないとみなされる場合があります。

サイトのファイルアクセス権を確認するには、SFTPを使用してサーバーに接続します。ログインし後に、public_htmlディレクトリに移動し、wp-adminwp-content及びwp-includesを一括選択します。これらのフォルダーを右クリックし、「File Permissions」(ファイルアクセス権)を選択します。

ファイルアクセス権を確認する

ファイルアクセス権を確認する

表示される画面の設定は次のままになっているかを確認します。

完了後に「OK」をクリックします。次に、public_htmlの他のファイルをすべて強調表示して右クリックして、再度「File Permissions」(ファイルアクセス権)を選択します。

ファイルアクセス権を変更する

ファイルアクセス権を変更する

今回は次のように設定します。

次に、サイトに戻って、「Sorry, you are not allowed to access this page」異常が解決されたかどうかを確認します。

10. 新しい.htaccessファイルを作成する

上記の解決策のいずれも異常を解決しない場合は、.htaccessファイルをリセットする必要がある場合があります。これを行うには、FTPを起動してpublic_htmlフォルダーに移動します。そこに.htaccessファイルがあるはずですが、表示されない場合は、こちらのFileZillaの隠しファイルを表示する手順に従ってください。

次に、上記のプラグインやテーマファイルのファイル名を変更したのと同様に、既存の.htaccessファイルのファイル名を変更します。.htaccess_originalや.htaccess_backupなど、後でも分かるファイル名にしましょう。

次に、ファイルを右クリックして、「ダウンロード」を選択します。テキストエディタでファイルを開き、その内容を次のものに置き換えます。

#BEGIN WordPress

RewriteEngine On

RewriteBase /

RewriteRule ^index\.php$ - [L]

RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f

RewriteCOnd %{REQUEST_FILENAME} !-d

RewriteRule ./index.php [L]

#END WordPress

このファイルのファイル名を.htaccessに変更して、サーバーにアップロードします。「Sorry, you are not allowed to access this page」エラーの原因はこのファイルであった場合、これでウェブサイトが直るはずです。

11. WordPressサイトをリセットする

最悪の場合は、インストールに問題がある可能性があります。インストール異常を修正するには、WordPressサイトをリセットする必要があります。サイトをリセットすると、すべての投稿、固定ページ、ユーザーによるコメントなどが失われるため、リセット完了後に復元できる最新のバックアップがあることが重要です。

リセットを行う手段は、MyKinstaダッシュボード、WordPressプラグインWP-CLI(WordPressコマンドライン)など、いくつかあります。サイトのコンテンツを失わないように、この解決策を最終手段にした方がよいでしょう。

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まとめ

WordPressの管理ダッシュボードにアクセスできないことはイライラすることで、「Sorry, you are not allowed to access this page」エラーを速く処理することはサイトにも不可欠だし、解決できるとあなたも安心できるでしょう。

本記事では、異常の考えられる原因とその解決策を幅広く取り上げました。簡単にまとめましょう。

  1. ウェブサイトの以前のバージョンを復元する
  2. べてのプラグインを無効にする
  3. デフォルトテーマを有効化する
  4. 管理者であることを確認する
  5. エラーログを確認して原因を特定する
  6. データベースのプレフィックスが正しいかを確認する
  7. wp-config.phpファイルの変更を確認する
  8. PHPの最新版にアップグレードする
  9. ファイルアクセス権の異常
  10. 新しい.htaccessファイルを作成する
  11. WordPressデータベースを修正する

頑張ってください!


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