Macは「どんな機能もアプリで」実装可能であることを強みとしています。しかし、それ以前にmacOSにはたくさんの機能が搭載されています。Apple製品では、あらゆる操作が流れるように機能─そんな設計が是とされているため、Macでスクリーンショットを撮る方法についてあまり悩む必要がないのも、当然のことです。

Macのスクリーンショット機能は、これまで大きなアップデートの対象とはなっていません。最初から満足のいく仕上がりとしてリリースされているということです。Macでは簡単に、スクリーンショットを撮って、さらに編集まですることができます。

今回の記事では、Macでスクリーンショットを撮る方法をご紹介します。次に、macOSのネイティブスクリーンショット機能を補完する、多くの選択肢にも触れます。また、スクリーンショットツールをカスタマイズする方法もご紹介したいと思います。

それでは始めましょう。

Macでスクリーンショットを撮るさまざまな方法

機能が使えるようになる前(スマートフォンがまだ普及していなかった頃)、スクリーンショットを撮るには、フィルムカメラ、そして、専用のレンズを使うしかありませんでした。そもそもスクリーンショットを撮る機能は、意外にも60年代に登場しています。

インターネットの出現とその継続的な発展に伴い、スクリーンショットを他の人と共有する機会が大幅に増えました。まずは、その使い道をいくつか見てみましょう。

  • これを使ってエラーメッセージを共有することができます。例えば、テクニカルサポートに情報を提供して、エラーの原因を把握してもらうことができます。
  • コンテンツマーケティングの目的で、特に「使い方」や「ハウツー」の類いの記事には欠かせません。
  • 場合によっては、証拠として残すために、あるいは記録のために使用することもできます。
  • スクリーンショットで、「ソーシャルゲーム」としての側面を強調することも可能です。例えば、Nintendo Switch本体にはスクリーンキャプチャ機能が搭載されており、ゲームプラットフォームであるSteamには、デスクトップPCユーザー向けの専用スクリーンショット機能があります。

Macでスクリーンショットを撮る理由に関わらず、効率的でスムーズな方法が必要です。後ほど、その方法をいくつかご紹介します。その前に、スクリーンショットを撮る際の制限についても触れておきましょう。

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Macでスクリーンショットを撮影する際の制限

スクリーンショット機能は比較的シンプルなものですが、デジタルコンテンツの共有・配信がもたらす無数の問題に直面したmacOS(およびそのアプリケーション)は、時間とともにより複雑に進化。パソコンで映画などのメディアを見ることができる昨今─OSが著作権侵害の責任を問われないための工夫が必要になりました。

そのため、Apple TVDVD Playerなどのアプリのスクリーンショットを撮ろうとすると、OSにより該当するウィンドウが無効化されます。

macOSのスクリーンショットアプリは、キャプチャで著作権を侵害する可能性のあるウィンドウを「べた塗り」にする
macOSのスクリーンショットアプリは、キャプチャで著作権を侵害する可能性のあるウィンドウを「べた塗り」にする

著作権で保護されたビデオやその他のメディアをmacOSでキャプチャする(違法な)方法はあるかもしれませんが、当然ながらこの記事では取り上げません。しかし、それ以外の用途であれば、スクリーンキャプチャに使える優れたツールがいくつもあります。

Macでスクリーンショットを撮るのに便利な4つのアプリ

先に述べたように、Macでスクリーンショットを撮るためのアプリはたくさんあります。ここでは4つのアプリをご紹介します。様々な追加の機能を利用するのにお勧めです。もちろんmacOS純正のスクリーンショットアプリも優秀ですので、まずはそちらを見てみましょう。

1. Screenshot.app

他のツールの前に、macOSに内蔵されているScreenshot.appの話をしないわけにはいきません。古いイメージがあるかもしれませんが、macOSに搭載されたのはMojave(10.14)からです。

それ以前は、スクリーンショットに「グラブ」アプリが使われていました(10.13で廃止)。実際には、新アプリの機能は旧アプリと重複しており、ほとんどのユーザーはその違いに気づかないはずです。基本的には名前が変わり、日常的な作業を助ける機能が強化されています。

ほとんどの場合、キーボードショートカットで操作していると、アプリを使っていることにすら気づかないでしょう。これは、Apple純正ソフトウェアで採用されている、シームレスなアプローチです。Screenshot.app(詳しくは後述)を開くのも楽々です。

Screenshot.app専用のディスプレイ
Screenshot.app専用のディスプレイ

クイックショートカットを使わずにアプリを開くと、画面の録画機能もあります。これによってアプリの価値が高まり、iMovieなどの他の付属アプリと合わせて、説明系ビデオ作りなどに力を発揮します。例えば、製品の特徴や機能を紹介したい企業にとって「ほぼ完璧」です。

ほとんどのMacユーザーが、日常的にネイティブアプリでスクリーンショットを撮っているはず。ですので、Screenshot.appに代わるツールが必要とされる理由にも触れておきましょう。

先ほど、Screenshot.appは「ほぼ完璧」と言いました。まず、録画ができません。撮影した画像を加工する機能もほとんどありません。このように、他のツールと比較すると、スクリーンキャプチャ技術と注釈追加や編集機能の間には断絶があることがお分かりいただけると思います。

macOSの注釈ツール
macOSの注釈ツール

Appleは、スクリーンショットに注釈を付けるために、主にプレビューとマークアップを使用することを想定しています。それなりの機能が揃っていますが、ぼかしなどはありません。より高度な注釈や編集をお求めの方には、他のツールをお勧めします。

2. Skitch

Skitchは、もともとEvernoteと一緒に使うことが想定されたアプリですが、多くのMacユーザーにとって、「スクリーンショットの定番」となっています。しかし、Skitchを使うのは(画面のキャプチャというよりも)注釈をつけるためではないでしょうか?

「Skitch」
「Skitch」

決して、キャプチャ機能が弱いという意味ではありません。使いやすく、堅実な選択肢です。できることならデフォルトのキャプチャツールとしても使いたいところ。しかし、ネイティブアプリであるScreenshot.appをはるかに凌ぐキャプチャ機能を備えているわけではありません。Skitchが主にスクリーンショットをEvernoteに取り込むためのツールであることを考えれば、納得できる話です。

Skitchで特筆に値するのは、やはり注釈機能。macOSネイティブツールと組み合わせて、見事に機能します。しかし、グラフィックデザインツールの域には達しません。とはいえ、基本的な機能は盛り込まれており、うまくそれぞれが調和しています─テキストボックス、シェイプ(各種図形)、ペン、クロップ(切り抜き)、ぼかしなど。

「Skitch」のツールバー
「Skitch」のツールバー

ぼかし機能だけでも、Skitchをインストールする価値はあると思います。元の画像と調和したボックスを作るのは困難なこともありますが、ピクセル化の風合いが心地よく、邪魔になる感じはありません。

「Skitch」のぼかし機能
「Skitch」のぼかし機能

そのため、MacでSkitchを使う一番の理由は、注釈機能にあると言えるでしょう。当然、Evernoteのヘビーユーザーにとっても、Skitchは有用です。また、スクリーンショットを撮るという単純な作業においても、Skitchは便利な選択肢となります。

3. Snagit

Snagitは、トップレベルのグラフィックデザインツールに匹敵する多くの機能を備えた有料スクリーンキャプチャツールです。クロスプラットフォームで、画像や動画を扱うことができ、さまざまなフォーマットでの出力に対応。さらに、画像から動画を作成したり、ウェブカメラを使って録画したりして、本格的な説明用コンテンツを作成できます。

Snagitは、技術系ライターやドキュメンテーション作成者のワークフローを支える相棒になり得ます。汎用性が高く、スクリーンショットの編集手段に幅があります。例えば、「テキストの取り込み」機能でスクリーンキャプチャから文字をキャプチャし、別の場所で使用できます。

「Snagit」の「テキストの取り込み」機能
「Snagit」の「テキストの取り込み」機能

また、Snagitの文字認識技術により、スクリーンショットのテキストを置き換えることもできます。

Snagitには、スクリーンショット内のテキストを置き換える便利な機能も
Snagitには、スクリーンショット内のテキストを置き換える便利な機能も

Snagitには「ツール」という扱いで、スクリーンキャプチャを操作、編集する便利な機能が数多く用意されています。例えば、キャプチャに段階的なワークフローの注釈(数字をつけるなど)を付けたり、要素を操作して画像内で移動させたりすることができます。

個人的には、Snagitは本格的な作業に使えるツールだと思います。価格が60ドル買い切りであることを考えるとお買い得であり、それどころか、特定の種類のライティングプロジェクトにはほぼ必須でしょう。

4. CleanShot X

CleanShot Xは、Macでのスクリーンショット関連作業を一手に担うことのできる優れたツールです。便利な機能がたくさん搭載されています。

「CleanShot X」公式サイト
「CleanShot X」公式サイト

宣伝文句は「ネイティブのScreenshot.appに取って代わる」選択肢─その言葉に嘘はありません。このアプリには、フルスクリーンのキャプチャ(および部分的なキャプチャ)を行う機能があります。また、特定のウィンドウを、背景付きでも背景なしでもキャプチャすることができます。

CleanShot Xでは、ウィンドウをキャプチャする際に、背景をキャプチャする(またはしない)ように設定可能
CleanShot Xでは、ウィンドウをキャプチャする際に、背景をキャプチャする(またはしない)ように設定可能

この時点で既にMacの純正キャプチャツールよりも優れていますが、これだけではありません。スクロールキャプチャが可能で、縦長のウェブページ全体もキャプチャできます。

CleanShot Xでは画面をスクロールしてキャプチャすることが可能
CleanShot Xでは画面をスクロールしてキャプチャすることが可能

CleanShot Xには、「クリーン」という名の通り、デスクトップ上のキャプチャをすっきりと見せてくれる機能があります。チェックマークをつけるだけで、デスクトップに並んだアイコンが真っさらな状態に。

CleanShot Xでは、デスクトップのアイコンを非表示にしてから画面をキャプチャできる
CleanShot Xでは、デスクトップのアイコンを非表示にしてから画面をキャプチャできる

CleanShot Xは、特にブログ記事を執筆する時などに便利なツールです。例えば、スクリーンショットを撮影、画面上に常に表示させる(他のウィンドウよりも前面に固定)ことができます。この機能は、手順や流れを説明する記事を書いている時に役立ちます。

CleanShot Xでは、スクリーンショットを「ピン」で固定し、他のウィンドウでの作業中にも参照できる
CleanShot Xでは、スクリーンショットを「ピン」で固定し、他のウィンドウでの作業中にも参照できる

また、アプリの環境設定を行うことで、特定の状況に合わせてスクリーンショットを調整することができます。例えば、プロジェクトごとに壁紙を指定し、ブログのブランドイメージに合わせたりできます。さらに、例えば、小さな画像サイズを使用するブログであれば、Retina画像を標準的な解像度に縮小することも可能です。

Mac 1台で29ドル、2台で49ドルという価格設定です。ブロガーやオンラインライターにとって、ClearShot Xの購入をためらう理由はないはずです。Apple純正のキャプチャの代わりとして利用できるアプリであり、ここでは詳しく説明しませんが、注釈機能やクラウドベースの機能も充実しています。

Macでスクリーンショットを撮る方法(4つのやり方)

ここまでは、Macでスクリーンショットを撮るのに使えるツールを見てきました。続いては、実際に画面をキャプチャする方法をご紹介します。

以下のセクションでは、画面をキャプチャする4つの方法をご紹介し、アプリケーションによって操作方法が特別である場合には、それについても触れることにします。

1. フルスクリーンでの撮影

スクリーンショットの最も基本的なかたちは、画面全体を撮影すること。これには通常、ツールバー、ドック(表示されている場合)、デスクトップ上のファイルやフォルダなどが含まれます。つまり、見ているまま画面全体のキャプチャです。

スクリーンショットの撮影は簡単です。該当するキーボードショートカットを押して、キャプチャを保存するだけです。しかし、そこからコンテンツに適した画像にするためには、それなりの編集作業が必要になるでしょう。基本的には、画像の切り抜きが必要です。時に、注釈やぼかしを入れることも必要になるかもしれません。

フルスクリーンキャプチャは、画面の全体像を見せる必要がある場合に最適です。ウェブサイトの紹介などがその一例で、ページ全体のデザインがわかります。もちろん、撮影ページが増えるほど、多くのスクリーンショットを保存していくことになります。

全画面のスクリーンショットは、特定の寸法やスクリーンショットに表示される内容のバランスを取らなければならない場合に便利です。例えば、Kinstaのトップ画面を見てみましょう。

Kinstaのトップ画面
Kinstaのトップ画面

例えば、スクリーンショットの用途に1,400pxなどの幅の上限があるとして、画面全体をキャプチャし、マーキーやクロップといった機能を使って正しい寸法に調整するのが効果的です。

マーキーツールを使って全画面画像を切り抜く
マーキーツールを使って全画面画像を切り抜く

こうすることで、対象のエリアを正しいバランスで、決められた寸法の中に収めることができます。

フルスクリーンキャプチャを行うには、アプリのメニューから該当するオプションを選択します。例えば、ネイティブのScreenshot.appで全画面を撮影するには、「画面全体を取り込む」を選びます。

Screenshot.appで表示されるキャプチャのオプション各種
Screenshot.appで表示されるキャプチャのオプション各種

CleanShot Xでは、ツールバーにドロップダウンメニューとして表示されます。

CleanShot Xの全画面撮影オプション
CleanShot Xの全画面撮影オプション

Snagitでも、ツールバーから画面全体をキャプチャすることができますが、その他にも選択肢があります。

Snagitのフルスクリーンキャプチャ
Snagitのフルスクリーンキャプチャ

Macのネイティブアプリでフルスクリーンキャプチャを撮影するためのキーボードショートカットは、「Command + Shift + 3」です。このショートカットを、使用する他のアプリケーションでデフォルトのショートカットキーとして設定することができます。ただし、Screenshot.appでは、「Command + Shift + 5」でアプリ自体を開いてから、好みのキャプチャ方法を選択することも可能です。

スクリーンショットをクリップボードにコピー

通常、スクリーンショットはデスクトップに新しい画像として保存されます。しかし、通常のキーボードショートカットに加えて「Control」キーを押しながら操作すると、キャプチャをクリップボードにコピーすることができます。つまり、画像をグラフィックデザイン系プログラムなどの別のアプリケーションに貼り付けることが可能になります。

ただし、アプリによって、クリップボードにコピーする方法が異なります。例えば、Snagitではトグルタイプのスイッチを採用していますが、CleanShot Xでは、「Preferences」画面で機能を設定します。

CleanShot Xの「Preferences」画面
CleanShot Xの「Preferences」画面

一方で、「Skitch」では、画像をクリップボードにコピーする際(「ファイル」メニューを介して)これをテキストと同じように扱います。

2. 画面の特定の部分をキャプチャする

ほとんどの場合、画面全体ではなく、画面の一部だけをキャプチャしたいはずです。多くのアプリケーションでは、キャプチャしたい要素を四角形で指定できます─この内側にあるものだけがキャプチャされます。

画面の一部をキャプチャ
画面の一部をキャプチャ

事実、これが日々のスクリーンショットの大半を占めるのではないでしょうか。画像の本質的な部分に焦点を当てたり、スクリーンショットから余計な要素を削除したりするなど、考えてみれば当然の理想的な機能です。

この方法では、通常、内蔵のマーキーツールを使って境界線をドラッグし、それを微調整してからキャプチャを行います。ショートカットキー「Command + Shift + 4」で十字の選択用マークが表示されるのが普通ですが、Screenshot.appでは画面領域を定義することもできます。

ドロップダウンメニューなど、特定の領域を撮影したいこともあるでしょう。エリアキャプチャはそのような場合に適していますが、仕上がりとしての画像が拡大されて、不自然になってしまう可能性があります。しかし、領域を指定したキャプチャにはもう一つの利点があります。

3. 画面上の特定のウィンドウをキャプチャする

Macでアプリケーションウィンドウをキャプチャすると、スクリーンショットで「より狙いを定める」ことができます。余計なものを排除して、見せたいものに焦点を合わせるのに便利です。

さらに、macOSではデフォルトでウィンドウの影もキャプチャされるので、スクリーンショットにプロのような風合いが付加できます。

macOSでウィンドウをキャプチャする
macOSでウィンドウをキャプチャする

これの最も典型的な使用例は、トピックに合った1つのウィンドウをキャプチャすることです。基本的に正確にエリアを絞ってキャプチャできるため、このスクリーンショットを撮る手順はほとんど一定です。

お好みのアプリで通常通りエリアキャプチャ機能を選択します。Screenshot.appの場合は、「Command + Shift + 5」ショートカットキーを押して、その後「選択したウインドウを取り込む」を選択します。

Screenshot.appで「選択したウインドウを取り込む」を選択
Screenshot.appで「選択したウインドウを取り込む」を選択

ただし、他のアプリケーションでは、環境設定(「Preferences」)やツールバーから特定のオプションを選択するパターンもあります。

CleanShot Xで「Capture Window」を使う
CleanShot Xで「Capture Window」を使う

一方で、Snagitでは、ウィンドウをキャプチャするには「Mission Control」を選択する必要があります。

Snagitの「Mission Control」を選択
Snagitの「Mission Control」を選択

ウィンドウ全体のスクリーンショットを撮るのは便利な機能ですが、さらに焦点を絞るには、もう少し工夫が必要です。

Macで特定のメニューやタッチバーをキャプチャする

アプリに関わらず、ウィンドウキャプチャの際には、多くの場合、ドロップダウンメニューがスクリーンショットに写りません。あらゆるスクリーンショットアプリで「キャプチャ対象外」になります。

しかし、通常は、特定のウィンドウを選択しながらメニューにカーソルを合わせると、そのメニューをキャプチャすることができます。

ドロップダウンメニューをキャプチャ
ドロップダウンメニューをキャプチャ

Snagitには、メニューのキャプチャ専用機能があります。

Snagitを使ってメニューを撮影
Snagitを使ってメニューを撮影

ここでの難点は、メニュー自体を撮影できるものの、その周囲がスクリーンショットに含まれないことです。

メニューキャプチャ(Snagitのイメージエディタで表示中)
メニューキャプチャ(Snagitのイメージエディタで表示中)

今後は廃止される可能性がありますが、ショートカットキー「Command + Shift + 6」で、Touch Barのスクリーンショットを撮影することもできます。

MacのTouch Barもショートカットキーで撮影できる
MacのTouch Barもショートカットキーで撮影できる

Apple Siliconチップを搭載した最新のMacにはTouch Barが搭載されていないようですので、このショートカットキーが今後のmacOSバージョンに残るかどうかはわかりません。

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スペースキーの使い方

ショートカットキーで特定のウィンドウやメニューをキャプチャしたい場合のヒントをご紹介します。通常、「Command + Shift + 4」で範囲選択ができます。そこからスペースキーを押すと、ウィンドウ選択モードに切り替わります。その後は、マウスやタッチパッドをクリックしてスクリーンショットを撮影できます。

これはScreenshot.appのデフォルトですが、CleanShot Xなどの他の多くのアプリでも同じキーが設定されています。

最後に、自分の操作スキルに挑戦してみたい方は、「Command + Shift + 4 」から範囲選択をした状態で「スペースキー」を押しっぱなしにすると、選択範囲を維持したまま、四角形そのものを動かすこともできます。これにより、特定の範囲を維持したまま、画面の別のエリアをキャプチャすることができます。

4. タイマーでスクリーンショットを撮る

これまでは、即座にキャプチャする方法のみ見てきました─範囲やウィンドウなどを指定し、すぐに画面を撮影するやり方です。しかし、場合によっては、キャプチャを数秒遅らせたいこともあるでしょう。

メニューの通知など、特定のイベントのスクリーンショットをMacで撮影したい場合に有用です。メニューを開くときや他のショートカットを適用するときなど、キャプチャのタイミングを予め決める必要がある場合には、タイマーを利用しましょう。

Screenshot.appでは、キャプチャのタイミングを5秒または10秒から選択することができます。

Screenshot.appのタイマー
Screenshot.appのタイマー

CleanShot Xには2〜15秒のタイマーが用意されています。Snagitは最も柔軟性が高く、より細かく設定することができます。

Snagitのタイマー
Snagitのタイマー

Skitchは最も柔軟性が低く、5秒間のみとなっています(「タイマー十字スナップ」機能を使用)。もちろん、Skitchのウリは他と比べて「無駄がない」こと。しかし、精密な操作やタイミングでのキャプチャを行うには、より充実した機能を持つアプリが必要になるということです。

Macの画面を録画する方法

スクリーンショットアプリの多くで、静止画だけでなく、画面を録画してビデオファイルとして保存することもできます。Skitchにこの機能はありませんが、ここで取り上げる他のアプリには搭載されており、それぞれ、機能の使い方に多少の違いがあります。

基本的には、画面の領域を選択するキャプチャと同じです。マーキーツールをドラッグして範囲を決めて、録画を開始します。画像よりも(多くの場合編集がいらない分)簡単で、メールやチャットでの説明用にビデオを撮影するのに便利です。

Screenshot.appの録画機能は、「Command + Shift + 5」から選択できます。この機能は非常に基本的で、設定や調整の余地はほとんどありません。一方で、SnagitとCleanShot Xの両方で、画面の録画を効率化するオプションが用意されています。

Snagitで画面を録画
Snagitで画面を録画

これらのツールのどちらでも、Screenshot.appとは異なり、特定のウィンドウを対象にして画面録画ができます。ファイルサイズを小さくし、閲覧者に集中して見てもらうのに便利です。

Macでスクリーンショット撮影や録画をする際の効率を上げる方法

デフォルトでは、スクリーンショットはデスクトップに保存されます。通常はこれで問題ありませんし、便利な場所です。しかし、ほとんどのアプリケーションでは、スクリーンショットの保存先を指定できます。

例えば、CleanShot XとSnagitでは、「Preferences」で場所を指定できます。一方、Screenshot.appにはいくつかのプリセットの保存場所がありつつ、その他の場所を指定することもできます。

Screenshot.appの画像保存先
Screenshot.appの画像保存先

さらに、各アプリには、スクリーンショットや録画にカーソルを表示するオプションがあります。通常は「Preferences」画面で設定しますが、アプリごとにオン/オフを切り替える方法は少し違います。

Snagitでカーソルを表示する
Snagitでカーソルを表示する

これらのアプリのほとんどで、スクリーンショットを撮った後に、別の好みの場所に移動することができます。

画像をメモアプリにドラッグ
画像をメモアプリにドラッグ

また、デフォルトのスクリーンショットアプリを別のものに設定したいと思うこともあるかもしれません。ネイティブのツールよりも自分のニーズに合ったものがあれば、当然のことです。しかし、メールなどのアプリとは異なり、これを行う直接的な方法はありません。

Snagitの起動についての設定
Snagitの起動についての設定

解決策として、キーボードのショートカットをScreenshot.appと同じものに割り当てられます。これで、好みのアプリがネイティブアプリよりも優先されます。また、Snagitには、スクリーンショットやビデオを独自のエディタで開くためのオプションが用意されています。

スクリーンショットのファイル形式を変更する方法

もうひとつ、効率化のためのヒントをご紹介しましょう。これは通常、サードパーティ製アプリケーションの環境設定にあるものです。

スクリーンショットのデフォルトのファイル形式は、Portable Network Graphics(つまり「PNG」)です。PNGファイルは純粋な写真よりもグラフィックとしての画像に適しています。

サードパーティ製のアプリでファイル形式を選択するオプションがいくつか用意されていることは、前述の通りです。しかし、Screenshot.appを使用中にファイル形式を変更したい場合、そのような設定はありません。代わりに、ターミナルを開いて以下のように入力する必要があります。

defaults write com.apple.screencapture type ; killall SystemUIServer

なお、<file format>の部分は、以下のいずれかに置き換える必要があります。

  • png
  • gif
  • tiff
  • pdf

Enterキーを押すと、スクリーンショットのファイル形式が変更されます。特に通知は表示されませんが、テストとしてスクリーンショットを撮ることで、変更がうまくいったかどうかを確認できます。

Macでスクリーンショットを撮る方法のおさらい

Macでスクリーンショットを撮るのは簡単ですが、必要なショートカットを覚えておくのは少々大変です。そこで、一般的なショートカットをまとめました。以下をご覧ください。

ショートカット 操作
Command + Shift + 3 フルスクリーンキャプチャを撮影する。
Command + Shift + 4 スクリーンショットを撮る前に、キャプチャ領域を定義する。
Spacebar 領域を定義しなおす際に、境界線の位置を変更することができる。開いているアプリケーションのウィンドウをワンタッチで選択してキャプチャすることも可能。
Command + Shift + 5 ネイティブのScreenshot.app操作画面を開き、高度なスクリーンキャプチャを実行できる。
Command + Shift + 6 MacにあるTouch Barのスクリーンショットを撮影。
Escape 選択したモードにおけるスクリーンショットの処理をキャンセル。
Control 上記のショートカットと組み合わせることで、キャプチャをクリップボードにコピーできる。

なお、サードパーティ製アプリには、独自のショートカットが用意されている場合があります。そのため、ここでの機能は使用しているアプリによって変わることがあります。しかし、ほとんどのアプリで、Screenshot.app デフォルトのキー配置にあわせて設定できます。

スクリーンショットに注釈を付ける簡単な方法

Macでスクリーンショットを撮る方法をまとめるにあたり、注釈機能について補足を加えておきます。スクリーンショットの技術が優れていても、注釈が不十分だと、イメージが損なわれ、混乱を招きます。

ですので、注釈についてのアドバイスをご紹介します。

  • 最善は「何もしない」です。言い換えれば、言葉を使わずに、言いたいことを正確に示すスクリーンショットを撮ることです。
  • 注釈の大半は、シンプルな「囲み線」で十分です。矢印やテキストなどの要素は、煩雑になりがちで、スクリーンショットの体裁を損ねることがあります。
  • デフォルトの配色やサイズはできるだけ使わないようにしましょう。SkitchやPreviewを使うと(注釈に独特の色が使われているので)すぐにわかります。
  • スクリーンショットそのものとは対照的な色を使いながら、すべての注釈に一貫性を持たせましょう。黄色やオレンジ色が、はっきりとして便利ですが、Kinstaではおなじみの紫を使っています。

スクリーンショットに機密情報が含まれることがあります(アカウントベースのアプリを使用している場合や、システムファイルを扱っている場合など…)。このような場合には、適切なツールを使ってぼかしなどの処理をするようにしましょう。

CleanShot Xのぼかし機能
CleanShot Xのぼかし機能

Skitch、Snagit、CleanShot Xには、ぼかし機能があります。ペンで塗りつぶしたりするよりも、はるかにきれいです。

最後に、専用のブラウザモックアップツールを使って、画像に一貫した枠を施すこともできます。これにより、スクリーンショットがあたかもブラウザやその他のアプリケーションのウィンドウ内にあるように見せることができます。

The Screely tool.
The Screely tool.

Screely」や「Shotmockr」など、便利な無料ツールがあります。時間とやる気があれば、専用のテンプレートを使って、好みのグラフィックプログラム内でモックアップを作成することもできます。

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まとめ

Macでスクリーンショットを撮ることは、一見すると簡単。しかし、油断するとすぐ複雑に。ドキュメントや説明系のブログ記事では、ビジュアルが非常に重要です。さらに、優秀なスクリーンショットは、数段落のテキストと同じくらい多くの情報を提供することができます。

この記事では、Macでスクリーンショットを撮るためのさまざまな方法をご紹介しました。フルスクリーンキャプチャはスクリーンショットの「力技」とでも言えるでしょう。SnagitCleanShot Xなどのサードパーティ製アプリを選ぶ場合は特に、フォーカスするエリアやウィンドウを定義することで、より効率的な操作が可能になります。

さらに、時間をかけてスクリーンショットを編集したり、注釈を加えたりすることで、スクリーンショットの価値が高まり、伝えようとしていることに焦点を当てることができます。

普段からMacでスクリーンショットを撮影していますか?ここでご紹介したアプリはお使いですか?以下のコメント欄で教えてください。


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