クレジットカードを使おうとしたらエラーが…?

エラーが発生したのは口座残高不足のせい?地域による利用規制のせいでしょうか?もしくはそれ以外の理由…?

このクレジットカード承認エラーコード一覧を見れば、問題の原因を特定することができます。

今回は、ご自身、もしくはお客さんのクレジットカードにどのような問題が起きているのか、なぜ決済できなかったのかを正確に把握するために役立つ情報をご紹介します。クレジットカードの一般的な承認エラーコードからマイナーなものまで、その意味や対処法を扱います。

それでは、早速見ていきましょう。

クレジットカード承認エラーコードの一覧を解説した動画版もございます。

クレジットカード承認エラーコードとは

クレジットカード承認エラーコードとは、取引や決済が承認されなかった際にクレジットカードの端末に表示されるコードのことです。

お店でクレジットカードがうまく処理されない場合、客と店の双方がその原因が分かるようエラーが表示されます。

オンラインで買い物をする際にもエラーコードが表示されることがあります。

オンラインでのクレジットカード決済時の承認エラーコードの例
オンラインでのクレジットカード決済時の承認エラーコードの例(引用元 SmarterQueue.com)

販売者、銀行、またはカード会社により手続きが中断された場合に表示されます。

何らかの問題が発生すると、1~3桁の数字(あるいは文字)の短いエラーメッセージが表示される仕組みです。

これらはクレジットカード承認エラーコードと呼ばれます。その意味さえ知っていれば、このコードにより問題の原因が分かります。

まずは、カードが承認されない最も一般的な理由とそれに対応したコードを解説します。その後、全ての承認エラーコードの一覧をご紹介します。

このガイドを読めば、あなたのECサイトでお買い物をしたお客さんにエラーコードが表示された時に、その原因が分かります ✅ クリックでつぶやく

最も一般的なカードの承認エラーの原因

まずは、取引が承認されない一般的な理由をいくつかご紹介します。

原因は決済システムがカードを処理できない、残高が不足している、銀行やクレジットカード会社の電子システムトラブルなど、至ってシンプルな場合もあります。

最も一般的な理由には、次のようなものがあります。

  • クレジットカード認証エラー(コードCV):カードのマイクロチップや磁気のトラブルにより決済に使用できない場合があります。
  • 残高不足(コード51):カードに紐付いた口座に十分な残高がないことを示します(クレジットカードまたはデビットカード)。
  • 限度額オーバー(コード65):口座に十分な残高があっても、カードの限度額を超えている場合、利用額を一度返済しなければ再び使用することはできません。
  • 期限切れ(コード54):クレジットカードには必ず有効期限があり、それを過ぎるとこのエラーが発生します。
  • 許可されない取引(コード57):許可されていない取引を行おうとするとこのエラーが発生します(ブロックされているオンラインの取引や国際決済をしようとした場合など)
  • カード番号の誤り(コード1415):カード番号の誤りには2通りあります。1桁目が誤っている場合、「発行元が存在しない」ことを意味するエラーコード15が表示されます(1桁目は発行元を示すため)。他の番号を誤って入力した場合、「無効なカード番号の入力」を意味するエラーコード14が表示されます。
  • セキュリティコードの誤り(コード63):カードの裏に記載された3桁のCVVまたはCVCコード、もしくは表に記載された4桁のCIDコードを誤って入力した場合に表示されます。

CVV、CVC、CID番号の記載箇所の一例
CVV、CVC、CID番号の記載箇所の一例(引用元: LendingTree)

これらの問題では、エラーコード12、エラーコード85が表示されることもあります。単に無効な取引であることを示します。このような2つのエラーは包括的なエラーメッセージとして利用されることが多く、原因の特定が難しいことがあります。

クレジットカード番号、セキュリティコード、有効期限の入力ミスの場合もあれば、「払い戻しの払い戻し」など本質的に不可能な処理をしようとした場合に表示されることもあります。

上記に該当するエラーコードが見当たらない場合、次の章のエラーコード一覧をご覧下さい。50種類以上のクレジットカード承認エラーコードを、エラーの原因・対策とともに番号順に記載しています。

全てのクレジットカード承認エラーコードの一覧

以下の表では、全てのエラーコードとその意味(実際の問題)、そしてその対策をご紹介しています。

コード エラー名 問題 対策
01 発行元への問い合わせ 発行元(Mastercard、Visa、Discoveryなど)が特定の事由以外で取引を拒否。 発行元へ原因を問い合わせる。
02 発行元への問い合わせ(特定の事由) 発行元が取引を拒否(01と似たエラー)。 カードに記載された番号へ、原因について問い合わせる。
04 「Pick Up」、カードの停止(不正利用以外の事由) 利用者の銀行が取引を阻止しており、事業者にもカードを停止するよう指示している。不正利用に関連するものではなく、限度額を超えた使用や、有効期限切れによるもの。 クレジットカード停止理由を銀行へ問い合わせる。
05 受付拒否 利用者の銀行が取引を中断し、事業者にカードを「承認しない」(決済を受け付けない)よう指示している。 銀行へ理由を問い合わせる。
06 その他のエラー 発行元の銀行が特定できない原因により取引が失敗。 もう一度試し、同じエラーが続く場合銀行へ問い合わせる。
07 「Pick Up」、特定の事由(不正利用) 銀行が、カードまたは銀行口座が不正であると判断したために取引を停止した。 利用者:問題解決のために即時銀行に問い合わせる。事業者:銀行と顧客により使用者の身元とカードの正当性の確認が取れるまで保留する。
10 部分的承認 発行元の銀行が支払いの一部だけ承認し、残りは拒否している。カード利用額の上限や口座残高不足などが原因のことが多い。 問題解決のために銀行に問い合わせる(カード上限によるものの場合は、決済額を清算する)。
12 無効な取引 取引が無効。払い戻しの払い戻しなど、誤った操作が実行された場合など。 銀行に問い合わせる前に、入力情報が正しいことを十分に確認した上で取引を一からやり直してみる。
13 無効な金額 入力された決済額が無効。金額として数字以外の文字(ドルマークなど)が入力された場合などに発生。 金額を入力する際、記号を入力しないように注意しつつ、取引を一からやり直してみる。
14 無効なカード番号 カード番号が無効で、クレジットカード決済サービスがカードに紐付いた口座を見つけられない。 カード番号を正しく入力するよう注意しつつ、取引を一からやり直してみる。同じエラーが続く場合は発行元の銀行に問い合わせる。
15 発行元が存在しない カードの発行元を示す最初の一桁が誤っている。(クレジットカードの発行元には、それぞれ決められた数字が一桁目に割り当てられている。American Expressは3、Visaは4、Mastercardは5、Discoverは6) 最初の一桁を間違えないよう注意してカード番号を再び入力する。
19 再度入力してください 原因不明のエラーが発生。 入力情報が正しいことを十分に確認した上で取引を一からやり直してみる。同じエラーが続く場合は発行元に問い合わせる。
28 応答なし 取引中に原因の特定できない問題が発生。 入力情報が正しいことを十分に確認した上で取引を一からやり直してみる。同じエラーが続く場合は発行元に問い合わせる。
41 紛失したカード、「Pick Up」 カードの正当な保有者が紛失または盗難を報告しており、発行元が取引の承認を拒否した。 カードの所有者である場合、即時銀行に問い合わせること。事業者は、カード利用者に、別のカードを使うか、銀行へ問い合わせるよう促す。
43 盗難されたカード、「Pick Up」(不正利用) カードの正当な保有者がカードの盗難を報告しており、発行元が取引の承認を拒否した。 カードの所有者である場合、カードの裏面に記載された番号へできるだけ早く電話する。事業者は、カード利用者に、別のカードを使うか、銀行へ問い合わせるよう促す。
51 残高不足 カード利用上限額を超えている、または保留中の取引により超過してしまうため、カード発行会社が取引を停止している。 カード裏面の番号へ連絡するか、オンラインバンキングを利用した入金で残高を増やすか、別のカードを使用する。
54 期限切れ カードの有効期限を過ぎている。 有効なクレジットカードを使用する(有効期限が切れる前に新しいカードが送付されるはずなので、カードを一枚しか持っていない場合、銀行に問い合わせる)。
57 取引が許可されていないカード 海外事業者の口座への送金など、許可されていない特定の取引に使用しようとした場合に表示される。 制限のない別のカードを使用するか、該当の取引が許可する方法への変更が可能かどうか発行元に問い合わせる。
58 取引が許可されていないカード端末 事業者が接続している端末や決済システムが正しく設定されていない時に表示される。 事業者は銀行へ問い合わせ問題を解決すること。カード利用者の場合、現金や小切手など別の支払い方法を利用する。
62 無効なサービスコード、制限されたカード 無効なサービスコードのエラーには2つの原因が考えられる。1.American ExpressまたはDiscoverのカードを利用しており、システムがそれらのカードに対応していない場合。

2. オンライン決済に対応していないカードでオンライン決済をしようとした場合。

Visaなど別の会社のカードを試してみる。事業者が該当のカード会社に対応しているにも関わらずエラーが発生する場合、オンライン決済の設定についてカード会社に問い合わせる。
63 セキュリティ違反 3桁のCVV2、CVCコードまたは4桁のCIDセキュリティコードが誤っているか、正しく読み込まれなかった。 セキュリティコードの入力に誤りがないよう注意しながら取引を一からやり直してみる。
65 限度額オーバー カード利用限度額を超過している(もしくは処理中の取引で超過してしまう)。 別のクレジットカードを利用する。カードが一枚しかない場合は、オンラインバンキングまたは電話による手続きで決済額を清算してから再度試す。
85 or 00 発行元のシステムエラー 事業者と発行元の間に一時的な通信エラーが発生している場合に表示されるコード。 しばらく時間をおいてから再度取引を一からやり直す。
85 拒否理由不明 発行銀行が特定できない原因により取引が正常に完了しなかった。 取引を一からやり直してみる。エラーが続く場合、発行元に問い合わせる。その事業者特有の問題かどうか確認するために別のカードを試してみる。
91 発行元との接続エラー 端末もしくは決済システムが決済の認証を正常に完了できなかった。 取引を一からやり直してみる。エラーが続く場合、発行元に問い合わせる。
92 取引のルーティングエラー 端末が発行元へ接続できず、取引を処理できなかった。 数分間おいてから再度試してみる。エラーが続く場合、発行元に問い合わせる。
93 違反、取引不可 発行銀行がカード利用者の法令違反を認識し(もしくは指摘され)、資金が凍結された場合。 身に覚えがない場合、問題解決のため即時、発行銀行に問い合わせる。
96 システムエラー 決済システムに一時的な問題が発生している。 取引を一から再開してみる。エラーが続く場合、別のクレジットカードを利用する。それでも解消しない場合は、事業者の決済システムが原因の可能性が高い。
ROまたはR1 顧客からの定期支払いの停止申請 処理しようとしている定期支払いの停止申請が利用者からあった。 まず、支払い取り消しや関連費用の発生を防ぐために今後の全ての支払いをキャンセルする。カード利用者の契約違反があった場合、直接連絡をとり、問題の解決にあたる。
CV カード認証エラー クレジットカード端末がカードの認証に失敗した時に発生。マイクロチップまたは磁気に問題がある可能性がある。 クレジットカードをシャツで拭くという昔ながらの方法を試し、もう一度端末に通してみる。エラーが解消しない場合、カード番号を手動で入力するか、発行元に問い合わせる。
W1, W2, W9 銀行への接続エラー 停電やサービス停止などの理由により発生。 停電が解消するのを待つか、影響を及ぼしている可能性のある地域の停電情報を確認する。原因が不明である場合、発行元に問い合わせる。

不正利用のエラーコード

事業者の方にとっても、カード利用者の方にとっても、最悪なエラーコードは不正利用に関するものでしょう。

事業者の方は支払い取り消しや関連費用、損害賠償を避けたいはず。また、カード利用者の方は当然自分のカードを勝手に使われたくはないでしょう。

クレジットカードの不正使用は、ともするとあなたの考えている以上に、たくさんあります。2019年には、アメリカ国内だけでも27万1,823件のクレジットカードの不正利用がありました。

2019年のアメリカにおけるクレジットカード不正利用の件数
2019年のアメリカにおけるクレジットカード不正利用の件数(引用元: The Ascent)

クレジットカードの不正使用は毎年何十万件も発生しており、カードの偽の利用者に注意する必要があります。また、自分自身のカードの使用についても、警戒しておく必要があります。

不正利用に関連するクレジットカード承認エラーコードは次の通りです。

  • エラーコード7 — Pick Up、特定の事由(不正利用):銀行が、カードまたは銀行口座が不正であると判断したために取引を停止した。
  • エラーコード41 — 紛失したカード、「Pick Up」(不正利用):カードの正当な保有者が紛失または盗難を報告しており、発行元が取引の承認を拒否した。
  • エラーコード43 — 盗難されたカード、「Pick Up」(不正利用):カードの正当な保有者がカードの盗難を報告しており、発行元が取引の承認を拒否した。
  • エラーコード215 — 紛失/盗難カード:カードの正当な保有者が紛失または盗難を報告しており、発行元が取引の承認を拒否した。
  • エラーコード534 — 受付拒否、不正利用の可能性大:取引がPayPalまたはGoogle Checkoutのリスクモデリングで拒否された。
  • エラーコード596 — 不正利用の疑い:発行元が不正利用の疑いがあると判断したために取引を停止した。

参考情報: オンライン決済を受け付けており、不正利用や支払い取り消しが不安だという方は是非、クレジットカードの不正利用を最大98%削減する方法という記事もご覧下さい。

クレジットカードが承認されない場合の対処法

クレジットカードが承認されなかった場合、まずはエラーコードを確認しましょう(自身が決済システムの利用者である場合はメモしておきましょう)。

次に、クレジットカードや関連の口座に問題があるのか、それとも事業者の端末に問題があるのかを確認します。

最後に、それぞれの問題を解決するために必要な行動を取ります。例えば、取引を一からやり直す、情報に誤りがないよう慎重に入力する、銀行に電話する、別のカードを試してみる、などが考えられます。

トラブルシューティングの手順は3つのステップにまとめられます。

  1. 承認エラーコードを確認する
  2. コードの意味を調べる
  3. 必要な行動をとる(多くの場合、発行元である銀行へ問い合わせるか、別のカードを利用する)

口座の資金は十分あり、カードの限度額にはまだ達していないと思っていても、銀行に確認して損はありません。

多くの方がカードを複数枚持っており、その全ての利用状況を把握するのは困難です。アメリカだけでも、10億枚以上のクレジットカードが使用されています。

アメリカ─世界のクレジットカード枚数比較
アメリカ─世界のクレジットカード枚数比較(引用元: Shift)

そのため、エラーコードが表示された場合は、すぐに別のクレジットカードを試すのは避け、まず、銀行に連絡して状況を確認してみましょう。

預金残高を超過した支払いや支払い遅延手数料の支払い、不正利用により後々、身に覚えのない請求がくるのは避けたいものです。

クレジットカード承認エラーコードに関するよくある質問

ここまで読み進めてなおエラーコードでお困りの方は、次のよくある質問も参考にしてみてください。

資金は十分あるのにクレジットカードが承認されない場合

口座に十分な資金があるにも関わらずクレジットカードが承認されないのにはいくつかの理由が考えられます。

  • 限度額を超えている可能性があります。自動支払いを設定していない限り、利用額を一度清算しなければカードは利用できません。
  • オンライン決済や海外での支払いなど、許可されていない取引にクレジットカードを使おうとしている可能性があります。
  • 該当のクレジットカードの利用が不正利用と判断されている可能性があります。
  • クレジットカード番号、CVV2コード、または暗証番号を間違って入力している可能性があります。
  • 事業者側の端末に問題があり、クレジットカード自体には問題がない可能性があります。

クレジットカード承認エラーコード51の意味

クレジットカードのエラーコード「51」は、限度額の超過(クレジットカードの場合)、または資金不足(デビットカードの場合)を意味します。

オンライン注文の決済でカードが承認されない理由

クレジットカードは、「クレジットカードの設定」、「資金不足」、「情報の誤り」という3つの理由で承認されないことがあります。

  1. クレジットカードがオンライン決済向けに設定されていない可能性があります。銀行に確認してみましょう。
  2. クレジットカード番号、CVV2、CVC、CID、暗証番号、または名前の入力に誤りがある可能性があります。
  3. 口座の残高が不足しているか、限度額を超えている可能性があります。
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まとめ

ご自身のクレジットカードであれ、顧客のクレジットカードであれ、承認されなかった正確な理由を知ることは、正しい対応をする上で非常に重要です。

何が原因なのかがわからないと、単に別のクレジットカードを使ってやり過ごしてしまうかもしれません。しかし、なりすましから身を守るためにも、常に自分のクレジットの使用状況を注視し、警戒しておく必要があります。

この記事が、クレジットカードのエラーの原因を突き止め、その解決策を知るための助けになりましたら幸いです。


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