オンラインビジネスを始めるなら、データを収集し、分析を行うことは不可欠。これには、Google アナリティクス(WordPressのプラグインで簡単に設定可能)をはじめとする、アクセス解析ツールを使用することになります。
経営者や起業家にありがちな大きな失敗は、直感に頼って重要な決断を下してしまうこと。
クライアントなどと対面で接する際は、確かに「直感力」には大きな価値があるかもしれません。しかし、世界中から何千人ものユーザーを相手にしたオンラインビジネスを運営し、安定したサイトへのトラフィックを確保するには、自分の直感だけに頼るわけにはいきません。
そのため、関連する指標を追跡し、データから実用的な見識を抽出することができる、信頼性の高いアクセス解析ツールが必要になります。
アクセス解析ツール市場では、Google アナリティクスが圧倒的なシェアを占めていますが、近年ではプライバシーに対する懸念が高まっており、多くのサイト所有者が代替ツールを検討しています。
そこで今回は、Google アナリティクスの代わりになる優れたアクセス解析ツールをご紹介していきます。
Google アナリティクスの代替ツールを利用するメリット
本題に入る前に、そもそもなぜGoogle アナリティクス(GA)以外のアクセス解析ツールに目を向ける必要があるのでしょうか。
端的に言えば、使いやすさ、プライバシー、そして倫理性の3つの点が挙げられます。
1. 使いやすさ
GA4(Google アナリティクスの次世代版)は、強力なツールである反面、操作が複雑です。
専門知識を持たない初心者であれば、Google アナリティクスを活用するのが難しい可能性があります。
もちろん、GA4を習得するのに役立つ有益なリソースが存在しないわけではありません。
しかし経営者として、GA4を学ぶために数週間を費やすことが賢明な判断であるかどうか、一度立ち返り考えてみてください。もっとシンプルで使いやすいツールを選ぶ方が良い可能性もあります。
2. プライバシー
Googleは、Google Search Console、Gmail、Google Chrome、Google Docs、Google アナリティクスなど、数々の無料製品で知られています。
忘れてはならないのは、Googleは非営利団体ではないということ。当然ながら、親切心から製品を無料提供しているわけではありません。
Statistaの調べによると、同社の収益は2021年に2,560億ドルを超えています。
この収益はどこから生まれているのでしょうか。
そのほとんど(具体的には2,090億ドル)は、広告収入です。そうとわかれば、広告を掲載する企業が求めるターゲット層の情報はどこから取得しているのかが気になるところ。
その答えは、「あなた」です。
Googleは、ユーザーが提供したデータを利用して、表示する広告をパーソナライズし、その広告がクリックされる確率を高めています。
どうせ広告が表示されるのであれば、自分が興味のあるものが表示される方が良いと感じる方も多いはず。一見、ユーザーにとってそれほど悪い影響はないように思えます。
しかし、冷静になって考えてると、これはつまり、Googleはブラウザの履歴、検索履歴、YouTubeの再生履歴、位置情報の履歴、そしてメールなど、あらゆる個人情報を把握していることになります。
プライバシー保護の懸念に関する議論では、「何も悪いことをしていないのだから、(情報を把握されていても)特に問題はない」という声も上がることがありますが、それでもプライバシーを守りたいと思うのは当然のこと。
つまり、Googleの無料製品を利用するために、自分のプライバシーをどこまで犠牲にできるかということが問題になります。
Googleのプライバシーポリシーにしっかりと目を通し、納得のいくものであるかどうかを確認しましょう。Google アナリティクスにも、プライバシーポリシーがあることをお忘れなく。
3. 倫理面
Googleは、検索市場の約90%のシェアを占めており、ここ数年に見られるGoogleの市場独占状態に懸念が高まっています。
これは、Googleの検索アルゴリズムが、人々の世界に対する認識を形成していることを意味します。Googleの影響力は計り知れません。
検索アルゴリズムは、最も関連性の高い検索結果を表示することが目的ですが、Googleは、時に市場を牽引するリーダーとしての地位を優先しているようにも伺えます。
Googleの幹部であるJen Gennai氏は、最近以下のような声明を発表しています。
「弊社は、政治的見解を問わず、信頼性の高い情報源となるよう努めていることは繰り返しお伝えしています。弊社の検索順位には、政治イデオロギーという概念はありません。私が実際に目にしているものもこれを裏付けています」(英語原文の日本語訳)
Googleの検索エンジンとしての運営方法に賛同できない場合は、多数存在する代替検索エンジンの使用をおすすめします。
前置きはこの辺にして、Google アナリティクスの代替アクセス解析ツールを見ていきましょう。
Google アナリティクスの代替アクセス解析ツール14選
Google アナリティクスに代わる、おすすめのアクセス解析ツールは以下の通りです。
StatCounter
StatCounterは、1999年に当時弱冠16歳だったAodhán Cullen氏によって設立されました。
StatCounterは、以下のように謳っています。
「ユーザーが訪問者を容易に理解し、オンラインビジネスを成功に導く適切な意思決定を行えることを目的としています」(英語原文の日本語訳)
主な機能としては、重要な指標を追跡できるトラフィック解析、有料広告キャンペーンの改善に役立つトラフィック解析(有料)、大事な顧客がサイトに再訪問した時に通知が送信される機能など。
また、便利なレポート機能もあり、日次、週次、月次のレポートを設定すると、重要なデータを直接メールで受け取ることもできます。
利用料金は、必要なログ容量によって変動します。
また、StatCounterは、20年続く歴史あるサービスであることから、突然サービスが終了する可能性は低く、安心して利用できそうです。
Gauges
Gaugesは、重要なトラフィック指標を追跡するリアルタイムアクセス解析ツール。ユニークビジター数、ページビュー数、人気コンテンツ、地理的なデータなどを取得することができます。
使いやすくシンプルなツールをお探しなら、注目の価値あり。無料、または有料(年額500ドル〜)プランがあります。
Simple Analytics
Simple Analyticsは、プライバシーを重視した、シンプルかつクリーンなフレンドリーな分析ツール。創業者のAdriaan van Rossum氏は、以下のように述べています。
「個人のプライバシーに関する懸念は、日々高まっています。大手企業は一切責任を負わずあらゆるデータを追跡していますが、これは止めなければなりません。第一、自社サイトの訪問者を追跡するのに、500ページものグラフが本当に必要でしょうか」(英語原文の日本語訳)
その名の通り、Simple Analyticsで取得できるのは以下のデータのみ。
- ページビュー
- リファラー
- 上位ページ
- 画面サイズ
- ブラウザ
- 国
ダッシュボードは以下のような外観です。
このように、Simple Analyticsは「シンプル」を体現したツールです。これ以上わかりやすいトラフィック解析は他にないと言っても過言ではありません。
料金プランは、月額9ドルのStarterプラン、49ドルのBusinessプラン、そしてEnterpriseプラン(要見積)の3種類。手頃なGA代替ツールで、あまり専門技術に詳しくないユーザーにとっても理想的な選択肢となります。
Simple Analyticsは、RemoteOKとNomadListの創設者であり、書籍『Make book』の著者であるPieter Levels氏も推奨しています。
「巨大企業にユーザーを追跡させることを止めるなら、Simple Analyticsを試してみてください。言うなれば、ミニマルでプライバシーに配慮したGoogle アナリティクスです」(英語原文の日本語訳)
Fathom Analytics
Fathomもまた、ユーザーのプライバシーを尊重したアクセス解析ツールです。
創業者のJack Ellis氏とPaul Jarvis氏は、以下のように述べています。
「使いやすく、プライバシーを尊重した最新の分析ツールを提供し、インターネットをより良く、よりプライベートなものにしたいと考えています」(英語原文の日本語訳)
Fathomでは、以下のデータ追跡が可能です。
- ユニークビジター
- ページビュー
- 平均サイト滞在時間
- 直帰率
- 上位ページ
- 上位リファラー
- 国、デバイス、ブラウザ
- 設定した目標
ダッシュボードは、以下のような外観です。
料金体系は、スタンダードプラン(月額14ドル)、ビジネスプラン(月額44ドル)、エンタープライズプラン(月額114ドル)の3種類です。
Fathomの良い点として、ページビューが急増しプランの上限に達しても、アカウントが停止されることはありません。
「アカウントをが停止されることはなく、3ヶ月の平均値を調査し、一時的なトラフィックの急増だけでなく、一定の超過に基づき、アップグレードのお願いをメールでお知らせしています」(英語原文の日本語訳)
予期せず上限を一度超えてしまったとしても、それに対して追加料金が発生することがないのは安心です。
Clicky
Clickyでは、主要な指標の追跡だけでなく、訪問者の行動を見たり、ヒートマップを表示したり、稼働時間を監視したりすることができます。
現在、119万2,960件のウェブサイトで利用されています。
プランは、無料プラン、月額9.99ドルのProプラン、14.99ドルのPro Plusプラン、月額19.99ドルのPro Platinumプラン、Customプランの5種類。以下の通り、価格設定は比較的複雑です。
Clickyのデザインはやや時代遅れではありますが、気にならない方にはおすすめです。デモページも参考にしてみてください。
Matomo
Matomo(旧Piwik)は、プライバシーに配慮しつつ、高性能な分析機能を提供しています。その名の通り、「まとも」なツールです。
Matomoは、以下のような目標を掲げています。
「革新的な分析プラットフォームで、ユーザーがデータを完全制御できるように先導する」(英語原文の日本語訳)
世界109ヶ国以上、140万ものウェブサイトで利用されており、アクセス解析ツールの中かでも、高い信頼を得ています。解析やコンバージョンの最適化、訪問者プロファイルなど、機能満載です。
Matomoの興味深い特徴は、データのサンプリングを行わない点です。
データのサンプリングとは、データのサンプルを取得して分析し、その結果を残りのデータに外挿すること。Googleでは、データのサンプリングについて以下のように述べています。
「たとえば、100 エーカーの範囲に自生している木の本数を推定する場合、木の分布が均一であれば、1 エーカーの本数を数えて 100 を掛けるか、0.5 エーカーの本数を数えて 200 を掛ければ、全体の本数を的確に予測することができます」
あるトラフィック閾値以降のサンプリングデータを使用することで、Googleは多くの費用を削減しています。しかし、正確で粒度の高いデータが必要な場合には、必ずしも理想的ではありません。
Matomoは、費用削減のこの統計解析手法を採用することなく、すべてのデータを解析し、実際の状況と一致するデータを取得します。
月間のページビューが5万件以下の場合は、月額19ドルのEssentialプラン、月額29ドルのBusinessプラン、そして要見積のEnterpriseプランの3つの価格帯があります。
また、Matomoのプライバシーに対するスタンスにも好感を持てます。
「Matomoのデータ所有権に関する哲学はシンプルです。自分のデータは自分で所有し、他の誰にも所有されないということ」
この考え方に賛同する方は多いはずです。
Woopra
Woopraは、ユーザージャーニーを把握する分析ソフトの必要性に着目し、2012年にリリースされました。
リリース移行、Woopraは、以下のような目標を掲げ、高性能なアクセス解析ツールへと成長を遂げています。
「カスタマージャーニーのすべてのステップを可視化し最適化する」
Woopraは単に指標を示すだけでなく、その数字が互いにどのように関連しているかを理解することができます。専門知識を持ち、Google アナリティクスで取得できるデータよりもさらに深く掘り下げたいユーザーにはうってつけです。
Woopraでは、顧客の行動に関するインサイトも提供しているため、顧客体験を向上させることができます。また、セグメンテーション、機能利用分析、バグやエラーの監視、トレンドレポートなどの機能も。
料金プランは、無料のCoreプラン、月額999ドルのProプラン、要見積のEnterpriseプランの3種類です。
自社製品の長所と欠点を分析し、理解するのに役立つため、SaaS企業の経営者には特におすすめです。
Heap
Heapは、ウェブ、モバイル、クラウドのすべてのインタラクションをキャプチャし、そのデータを分析してくれます。行動データを通じて、顧客の行動を把握することに重点を置いています。
Heapは高度なツールで、目玉機能(遡及分析、仮想イベントなど)を使いこなすには、ある程度の技術的な知識が求められます。
主に、EC、金融サービス、SaaSの3つの企業向けにサービスを展開しています。
無料プラン、Startupプラン、Enterpriseプランの3つの価格帯があり、すべてのプランに14日間の無料トライアルが付帯。リスクなしでお試し可能です。
注意)数ヶ月前に確認した時点では、プランの価格が提示されており、Startupプランは499ドルだったことを見ると、現在何らかの調整を行っているのかもしれません。
Heapは、Microsoft、The Atlantic、Casper、Freshworksなどの大手企業を含め、6,000以上の顧客を抱えています。
一部顧客からは、非常に高い評価を得ており、例えば、MicrosoftのシニアマーケティングマネージャーであるAbhishek Ratna氏は、以下のように語っています。
「Heapのおかげで、異なるツールで取得したデータを組み合わせるために複数のETLジョブを設計する何時間、何週間もの労力を削減することができました。すぐに使用できるのも魅力です」(英語原文の日本語訳)
データに精通した方で、高度なアクセス解析ソフトウェアをお探しなら、利用する価値ありです。
GoSquared
GoSquaredは、顧客を配慮し、まるで顧客と対話しているようなソフトウェアの提供を目的としています。公式サイトでは、以下のように謳っています。
「顧客を理解し、顧客と対話するために20種類ものツールを使用するのではなく、適切に統合され、あらゆる面を考慮した1つのプラットフォームを利用するべきと考えています」(英語原文の日本語訳)
GoSquaredには、分析ツール、ライブチャット、顧客データハブの3つの製品を提供しており、同社の分析ツールは、リアルタイムのウェブ分析ダッシュボード、将来のトラフィックを推定するスマート予測、毎日のメールレポートなど、さまざまな機能が揃っています。
また、Twitter、Slack、Zapier、Shopifyなど、さまざまなサービスとの統合機能も。
セットアップも容易で、使い勝手の良い堅牢なツールであるため、技術的な操作が苦手で、時間や手間をかけずに分析を行いたいユーザーに向いています。
GoSquaredの分析ツールは無料で利用可能で、トラフィックの増加に応じてアップグレードすることができます。有料のSuiteプランは、月額79ポンド(96ドル)から。
例えば、Analyticsプランを選択した場合、1,000ページビューを超えると月額29ポンド(24ドル)の支払いが必要になります。
Hitsteps
Hitstepsは、ヒートマップ、ページ分析、企業プロファイル、プロファイルの可視化、レポートなどの機能が組み込まれたリアルタイム分析ツールです。
価格設定は、Freeプラン、月額4.99ドルのStarterプラン、月額9.99ドルのBasicプラン、月額21.99ドルのProプラン、月額49.99ドルのUltimateプランの5種類です。
基本的な機能を超えた高度なGA代替ツールをお探しの方は、注目の価値ありです。
Kissmetrics
Kissmetricsは、スタートアップコミュニティで名の知れた起業家である、Neil Patel氏とHiten Shah氏によって開発されました。
顧客行動の理解を深め、顧客エンゲージメントを自動化するための高度な解析およびファネル分析機能が特徴です。
Unbounceなどの有名ブランドを含む900以上の企業で利用されています。Kissmetricsの価値提案は、Google アナリティクスの競合ツールならでは。
「GAのような信頼性に欠けるセッションベースの分析から、ユーザーベースの高度なインサイトに移行することが重要」(英語原文の日本語訳)
公式サイトから見本アカウントを予約すると、料金プランを確認することができます。また、最近行われたリブランディングによって、ブログが削除されており、市場における自社の位置付けの調整を行なっているようです。
Plausible
Google アナリティクスに代わる別の選択肢として、軽量かつオープンソースのPlausibleも注目に値します。GAとは主に以下のような違いがあります。
- 透明性が高く、完全にオープンソースのアクセス解析ソフトウェア。GitHubでコードも確認できる。ウェブサイトのデータをすべて所有、管理可能。
- プライバシーポリシーに完全準拠。Cookieも使用しておらず、個人データの収集もない。つまり、Cookieのバナー表示、プライバシーポリシー、GDPR/CCPAへの同意が必要ない。
- 解析スクリプトはわずか1.4KBで、GAのグローバルサイトタグの1/33。これによって、ページの表示速度を高速に保つことができる。
ダッシュボードは、以下のようになっています。
また、Google Search Consoleとの統合が可能で、訪問者をサイトに誘導している検索クエリを確認することができます。
月額6ドルのPersonalプラン、月額12ドルのStartupプラン、月額36ドルのBusinessプランの3つの価格帯が用意されています。年払いで契約すると、33%割引が適用されます。
Plausibleは定期的に開発が行われており、ロードマップも公開されています。
Piwik PRO Analytics Suite
Piwik PRO Analytics Suiteは、ウェブサイト、アプリ、製品ページ、イントラネットにおけるユーザージャーニーを分析することができます。
GDPRとHIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)を含むEU、米国、中国、ロシアのデータ保護法に準拠しています。
Piwiki PROとGAには、以下のような違いがあります。
- プライバシーの遵守─Google アナリティクスでは、ユーザーデータが世界各地のデータセンターでホストされているのに対し、Piwik PROでは、自分のサーバー、プライベートクラウド、パブリッククラウドに保存可能。常にデータ保護とプライバシーに関する法律を遵守している。
- 完全なデータ所有権─Google アナリティクスでは、顧客データに対するインサイトを取得できるものの、同社の広告製品(Google 広告など)の開発にも利用される。Piwik PROでは、データ所有権を完全に保持することができる。
- データのサンプリングがない─Google アナリティクスでは、月間50万セッションの制限に達すると、自動的にデータのサンプリングが行われ、レポートに誤差が生じる可能性がある。Piwik PROでは、すべてのプランで、サンプリングデータの使用がない。
ダッシュボードの見え方は、以下のようになっています。
公式サイトから見積もりを依頼すると、料金プランを確認することができ、希望のホスティング(EUクラウド、USクラウド、プライベートクラウド、オンプレミス)を選択可能です。
Piwik PROの柔軟な設定と展開は、ヘルスケアや金融などの機密データを扱う企業に適していますが、倫理的でプライバシーに配慮した分析を行いたいあらゆる企業にとってもおすすめの選択肢です。
Independent Analytics
Independent Analyticsは、WordPressに特化した分析プラグインで、ブロガーや小規模ビジネス向けの代替ツールです。軽量かつ高速で、GDPRにもしっかり準拠しています。
また、他にはない以下のようなメリットも。
- WordPressとの完全統合─ほとんどのアクセス解析ツールがURLをリストアップするのに対し、Independent Analyticsはページを一覧化。つまり、閲覧数などの指標とともに、記事の作者や公開日などの追加データも確認可能。
- データのフィルタリング─シンプルなフィルタリングシステムは、WPのすべてのデータで機能。検索キーワードやブログ記事だけを絞り込んだり、100回以上閲覧されたページを検索したり、など好きな方法でレポートを作成できる。
- セットアップ不要─サードパーティのアカウントを作成したり、トラッキングコードを追加したりする必要がなく、インストールした瞬間に訪問のトラッキングが開始される。
WordPressの公式リポジトリから入手可能で、現時点で有料版はありません。将来的には、コンバージョンの追跡などのより高度な機能を搭載した有料版がリリースされる予定です。
まとめ
Google アナリティクスは、間違いなく優れたアクセス解析ツール。しかし、決して唯一の選択肢というわけではありません。
何らかの側面で、GAが適していないと判断した場合、またはプライバシー保護に対する懸念がある場合は、その他の優れたツールに目を向けてみてください。
ほとんどの選択肢は有料になりますが、ビジネスに適したものを選べば、投資する価値は十分にあるはずです。小規模なビジネスであれば、今回ご紹介したものの中から、無料で使用できるツールを利用してみてください。
最も人気があるからと言って、それが必ずしも最高のツールというわけではなく、あなたのビジネスに「最適」であるとは限りません。
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