多くのWordPressユーザーが、GoogleアナリティクスをWordPressサイトにうまく接続できず、ユーザーに関するデータの収集で四苦八苦しています。

幸い、GoogleアナリティクスをWordPressに追加する方法は複数あります。仕組みさえわかれば、各テクニックはシンプルで、さまざまな状況で活用できます。

今回の記事では、Googleアナリティクスの機能と、それがサイトにとって重要である理由、そして、WordPressと接続して分析を開始する4つの方法をご紹介します。

それでは参りましょう!

Googleアナリティクスの簡単な紹介

GoogleアナリティクスをWordPressサイトに接続する前に、それがそもそも何であり、どのように機能するのか理解しておくのがベストです。簡単に言えば、このプラットフォームはウェブサイトのアクティビティを監視し、ウェブサイトの改善に役立つ大事なデータを提供してくれます。

Googleアナリティクスホーム画面

Googleアナリティクスホーム画面

Googleアナリティクスは、サイト各ページのヘッダーに挿入したコードスニペットを使用して、5つのカテゴリに分類される、さまざまな情報を収集します。

Googleアナリティクスのレポートに実際に表示される情報の例として、次のようなものがあります。

Googleアナリティクスダッシュボードでは、多くのことを確認し学ぶことができます。そして、その情報をもとに、さまざまな方法でサイトが改善できます。

アナリティクスがWordPressサイトに重要である理由

有効に活用する方法を知ってさえいれば、アナリティクスはウェブサイトをあらゆる側面から支えてくれます。どんなサイトにも言える、4つの重要な領域は次のとおりです。

eコマースサイトを運営している場合には、コンバージョンレポートは売上と収益の追跡に便利です。

ご覧のとおり、注目すべきは必ずしも数値そのものではありません。Googleアナリティクスから得たデータをどのように解釈するかが重要です。問題のある箇所を修正し、サイトに最適なマーケティング手法を適用すると、トラフィック、コンバージョン、収益の増加が期待できます。

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WordPressサイトにGoogleアナリティクスを追加する方法(4種類の手法)

ユーザーデータ収集のために、GoogleアナリティクスをWordPressサイトに接続する必要がありますが、この方法はいくつもあります。

いずれにしても、Googleアナリティクスアカウントがあることを前提とします。まだの場合には、まずはアカウントの作成をしてから、次に進んでください。

1. プラグインを使用してGoogleアナリティクスをWordPressに追加する

ほとんどのWordPressユーザーにとって一番簡単なGoogleアナリティクス追加方法は、プラグインを使用することです。ウェブサイトのコードを編集する必要はありません。

以下の、2つのプラグインをお勧めします。

Site Kit by Google

WordPressサイトにGoogleアナリティクスを追加したいという方のために、Googleのシンプルかつ強力なプラグインがあります。Site Kit by Googleです。

WordPressプラグイン「Site Kit by Google」

WordPressプラグイン「Site Kit by Google」

この無料プラグインを使えば、数回のクリックだけでGoogleアナリティクスをWordPressサイトに接続できますが、それだけではありません。分析に加えて、このプラグインは、Google Search ConsoleGoogle AdSensePageSpeed Insightsなど、Google提供の他のサービスからデータを取得し優れたダッシュボードを表示できます。

使い方は以下の通りです。

Site Kit by Googleプラグインをインストールして有効化し、「Start Setup」ボタンをクリックします。

WordPressプラグイン「Google Site Kit」のセットアップ

WordPressプラグイン「Google Site Kit」のセットアップ

これが完了したら、WordPressサイトをアナリティクスアカウントに接続します。

ご想像のとおり、あなたがドメインの所有者であることを確認し、データへのアクセスをGoogleに許可し、WordPressサイトに追加する各サービスについての設定を行う必要があります。

「Google Site Kit」の設定完了

「Google Site Kit」の設定完了

Googleアカウントとの接続が完了すると、WordPressダッシュボードで有効化されている他のサービスとともに、Googleアナリティクスのデータが表示されます。見た目は次のとおりです。

「Google Site Kit」のダッシュボード

「Google Site Kit」のダッシュボード

このすべてのデータには、WordPressサイト内、左側にあるサイドバーからいつでも直接アクセスできます。

もしも、このプラグインが煩雑すぎて、Googleアナリティクスにだけ集中したいという場合には、代わりに次のプラグインをお勧めします。

GA Google Analytics

Jeff Starr氏開発の無料プラグインGA Google Analyticsは、40万件を超えるアクティブインストール数と5つ星評価を誇ります。

WordPressプラグイン「GA Google Analytics」

WordPressプラグイン「GA Google Analytics」

プラグインをインストール、有効化したら、設定画面からGoogleアナリティクストラッキングIDを追加するだけでOKです。トラッキングIDを取得するには、Googleアナリティクスアカウントにアクセスし、サイドバーの「管理」をクリックします。

Googleアナリティクスの管理タブ

Googleアナリティクスの管理タブ

「プロパティ」から「トラッキング情報」を選択し「トラッキングコード」をクリックします。

プロパティ情報下のGoogleアナリティクストラッキングコード

プロパティ情報下のGoogleアナリティクストラッキングコード

トラッキングIDはUAで始まる、この画面の上部に表示されるものです。

GoogleアナリティクストラッキングIDの確認

GoogleアナリティクストラッキングIDの確認

WordPressダッシュボードで「設定」>「Google Analytics」に移動します。下にスクロールして「Plugin Settings」に移動し、該当するフィールドにトラッキングコードを貼り付けてください。

WordPressプラグイン「GA Google Analytics」の設定画面

WordPressプラグイン「GA Google Analytics」の設定画面

このプラグインでは、トラッキングコードをヘッダーとフッターのどちらに配置するか、カスタムトラッキングコードを追加するか、 SSLの利用を強制するか、管理ユーザーのトラッキングを無効にするかが決められ、その他いくつかの便利なオプションも選択できます。

必要に応じて調整し、下にスクロールして「Save Changes」ボタンをクリックします。これで、WordPressサイトでGoogleアナリティクスが有効になります。

2. GoogleアナリティクスとWordPressをコードを使って手動で接続する

プラグインを使用しない方法も比較的簡単です。functions.phpファイルを使用して、GoogleアナリティクストラッキングコードをWordPressテーマに直接追加することができます。

手動を選ぶのであれば、WordPressテーマを更新 するたびにトラッキングコードが上書きされないように、 子テーマを使用することが不可欠です。そして、変更を加える前には、バックアップを取ることをお勧めします。

子テーマを有効にしてから、header.phpファイルの</ head>終了タグの直前にGoogleアナリティクストラッキングコードを貼り付けます。

Googleアナリティクストラッキングコードを見つけるには、前の方法で説明したように、アカウントにアクセスしてトラッキング情報画面に移動します。次に、グローバルサイトタグの項目にあるボックスからスクリプトをコピーします。

グローバルサイトタグのコード

グローバルサイトタグのコード

これをWordPressサイトに追加するには「外観」>「テーマエディター」に移動します。子テーマが親テーマからテンプレートファイルを継承している場合、header.phpはここには表示されません。ファイルリストで親テーマの名前をクリックするとアクセスできます。

子テーマのWordPressテーマエディター

子テーマのWordPressテーマエディター

エディターでheader.phpを見つけて選択したら、</head>タグの直前にGoogleアナリティクストラッキングコードを貼り付けます。

WordPressでheader.phpファイルを編集する

WordPressでheader.phpファイルを編集する

最後に「ファイルを更新」ボタンをクリックするのをお忘れなく。これで、GoogleアナリティクストラッキングコードがWordPressに追加されます。

3. Googleアナリティクス、WordPressをGoogleタグマネージャーと統合する

WordPressにGoogleアナリティクスを追加するもう一つの手法として、Googleタグマネージャー も利用できます。これは、分析だけでなく、さまざまな目的のためにスクリプトを導入しているサイトを対象としています。

Googleタグマネージャーはタグ管理システムです。これを使えば。トラフィック分析マーケティングの最適化を目的としたものなど、ウェブサイトやモバイルアプリのタグやコードスニペットをすばやく簡単に更新できます。

WordPressサイトで直接コードを編集する代わりに、タグマネージャーのユーザーインターフェースからスクリプトを追加、更新できます。これにより、エラーが減り、タグ設定の際の開発者の手間が減ります。

これを実装する最も簡単な方法は、無料のGoogle Tag Manager for WordPressプラグインを使用することです。現在、300,000件以上のアクティブインストールと5つ星評価を誇ります。

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「Google Tag Manager for WordPress」プラグイン

「Google Tag Manager for WordPress」プラグイン

Google Tag Managerプラグインは、WordPressリポジトリからダウンロードするか、WordPressダッシュボードの「プラグイン」>「新規追加」でプラグインを検索してダウンロードできます。そして次に、Googleタグマネージャーアカウントを作成し、コンテナ作成へと進みます。

上記の手順が完了したら、GoogleタグマネージャーダッシュボードからコンテナIDをコピー(「管理」タブに移動し、GTMで始まるIDを探す)します。

GoogleタグマネージャーのコンテナID

GoogleタグマネージャーのコンテナID

次に、WordPressサイトに戻り、先ほどのGoogleタグマネージャーIDをプラグイン設定ページの該当するフィールドに貼り付けます。設定画面へは「設定」>「Google Tag Manager」という流れで移動できます。

コンテナIDを「Google Tag Manager」プラグインに追加

コンテナIDを「Google Tag Manager」プラグインに追加

これで、Googleタグマネージャーで設定したタグ(Googleアナリティクスのタグを含む)は、プラグインを介しWordPressサイトで機能するようになります。

4. パフォーマンスの理由からGoogleアナリティクスをローカルで同期する

最後の方法は、Googleアナリティクスのスクリプトをローカルのサーバーで同期することです。この方法はGoogleに公式にサポートされていないのでご注意ください。

ただし、これを実行する理由は複数考えられます。まず、Googleアナリティクスをローカルで同期すると、外部HTTPリクエストを減らすことができます。また、ファイルのキャッシュを完全に制御できるため、利用しているサーバーのキャッシュヘッダーを使うことができます。

これは、ウェブサイトのパフォーマンスを向上させるために重要です。GoogleのPageSpeed Insightsを使用していると、Googleアナリティクスのスクリプトに対して「静的なアセットと効率的なキャッシュポリシーの配信」という推奨事項が表示されることがあります。

Googleアナリティクスに関しての推奨事項の例

Googleアナリティクスに関しての推奨事項の例

これの問題は、上のメッセージにあるように、デフォルトでは、Googleアナリティクスのキャッシュ保存時間が2時間に設定されていることです。これは、Googleが何かを変更した際には、その更新がすべてのユーザーに対して可能な限り素早く適用されるようにするためのものです。

自らのサーバーでGoogleアナリティクスのスクリプトをホストすれば、キャッシュ保存時間を変更してパフォーマンスを向上させることができます。

Complete Analytics Optimization Suiteを使ってGoogleアナリティクスをローカルで同期する

これを行うためには、Daan van den Bergh氏開発の無料プラグインである、Complete Analytics Optimization Suite (CAOS) の使用をお勧めします。現在、20,000件以上のアクティブインストール、5つ星評価を誇ります。

WordPressプラグイン「CAOS | Host Google Analytics Locally」

WordPressプラグイン「CAOS | Host Google Analytics Locally」

WordPressリポジトリからダウンロードするか、WordPressダッシュボードの「プラグイン」>「新規追加」から検索してダウンロードできます。

CHAOSを使用すると、GoogleアナリティクスのJavaScriptファイル(analytics.js)をローカルでホストし、using wp_cron()を使用してファイルを最新の状態に保つことができます。さらに、その他の機能により、次のことが可能になります。

このプラグインを使用する前に、必ず既にインストール済みのアナリティクス系プラグインを無効にしてください。

CAOSをインストールしてGoogleアナリティクストラッキングIDを入力すると、プラグインによりGoogleアナリティクスに必要なコードがWordPressサイトに追加されます。次に、analytics.jsファイルがサーバーにダウンロード、保存され、wp_cron()で定期的に更新されます。

設定」>「Optimize Analytics」に移動し、「Position of tracking code」から「Footer」を選択して、スクリプトをフッターで読み込むように設定することをお勧めします。

Googleアナリティクスをローカルで同期する設定

Googleアナリティクスをローカルで同期する設定

CAOSは他のGoogleアナリティクスプラグインとは連動して機能しないのでご注意ください。

Perfmattersを使ってGoogleアナリティクスをローカルで同期する

ローカルでの同期には、Perfmattersプラグインも使えます。これは、Brian Jackson氏とその兄弟Brett氏により開発された有料サイトパフォーマンス最適化プラグインです。

WordPressプラグイン「Perfmatters」

WordPressプラグイン「Perfmatters」

多くの機能がありますが、その中の一つを利用して、トラッキングIDの入力からGoogleアナリティクスのローカルでの同期ができます。CAOSと同様に、ヘッダーの代わりにフッターでスクリプトを読み込むように設定することもできます。

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まとめ

Googleアナリティクスは、ウェブサイト所有者や管理者にとって非常に重要なツールですが、これが唯一の分析ツールという訳ではありません

サイト訪問者の行動、参照元、その他のデータを追跡することは、オーディエンスブランドを成長させるための鍵です。GoogleアナリティクスをWordPressサイトに接続するには、次のいずれかの方法が利用できます。

  1. プラグイン(Site KitまたはGA Google Analytics)を使用してGoogleアナリティクスをWordPressに追加する
  2. テーマにコードを直接追加して、GoogleアナリティクスとWordPressを手動で接続する
  3. Googleタグマネージャーを使用してGoogleアナリティクスとWordPressを接続する(Google Tag Manager for WordPressなどのプラグインを使用すると簡単)
  4. パフォーマンス上の理由から、Googleアナリティクスをローカルで同期する(CAOSまたはPerfmattersプラグインを使用)

WordPressにGoogleアナリティクスを追加することについて、何かご意見はありますか?また別の方法をご存知ですか?お気軽にお聞かせください!


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