Google Analyticsは、Web分析ツールなら標準的なものです。しかし、Google AnalyticsをWordPressに追加してウェブサイトのトラッキングを開始する方法が不明なWordPressのユーザーも少なくないでしょう。そこで、Google AnalyticsをWordPressに追加する方法をいくつかご説明します。

まず、無料のプラグインを使用するというしやすいGoogle AnalyticsのWordPressへの追加方法をご紹介します。次に、Google Analyticsのトラッキングコードを手動で直接テーマに追加する方法と、もう少し難しいGoogle Analyticsプラグインを使用してトラッキングコードをウェブサイトに追加し、WordPressのダッシュボードで基本的な分析データが確認できる方法の2つをご紹介します。パフォーマンスを重視している方は、Google Tag Managerを使用してGoogle Analyticsをウェブサイトに追加し、ローカルに同期することもできます。

Google AnalyticsをWordPressに追加する

各方法の詳細な手順を説明します。前提としていることはGoogle Analyticsのアカウントを既にお持ちであることだけです。お持ちでない方はこちらにアクセスし、登録しておいてください。下記の手段のうち、好きなものがあればリンクへのワンクリックで直接その手段の説明にジャンプいただけます。

Analytics Catを使用しWordPressにGoogle Analyticsを追加する

Analytics Catは、設定に文字通り数分しかかからない軽量のGoogle Analyticsプラグインです。軽量ではありますが、他の軽量ツールよりも優れたAnalytics Catのメリットは、特定のログインしたユーザーをトラッキングから除外しGoogle Analyticsデータの確実性を確保できる等Google Analytics専用の機能がいくつかあることです。

WordPressプラグインAnalytics Cat

WordPressプラグインAnalytics Cat

4,000以上のアクティブなインストールがあり、評価は5つ星のうち5です。プラグインを使用するには、まずどのWordPressプラグインと同様にインストールしてアクティブ化します。WordPress.orgのリスト載っている為、WordPressダッシュボードのプラグイン→新規追加を選択すると直接にインストールできます:

Analytics Catのインストール

Analytics Catのインストール

プラグインをアクティブにしてから、設定→Google Analytics Managerの順に選択し、設定を完了します。

最初のページで、ウェブサイトへの接続をさせるように要求されます。ただ、接続しなくてもプラグインを使用できます。このステップをスキップしても構いません:

このステップをスキップする

このステップをスキップする

最後に、Google Analytics IDを入力し、トラッキングから除外するユーザーを特定するだけです:

Analytics Cat設定インターフェース

Analytics Cat設定インターフェース

「Exclude Users」(ユーザーを除外する)オプションをデフォルトのままにすることをお勧めします。

Google Analytics IDを確認するには、Google Analyticsアカウントにアクセスしてください。 ログイン後には:

  • 管理ページにアクセスするには、歯車アイコンをクリックします。
  • トラッキング情報をクリックしてリストを開きます
  • トラッキングコードを選択します。
Google AnalyticsのトラフィックIDを確認する

Google AnalyticsのトラフィックIDを確認する

次の画面にトラッキングIDが表示されます:

Google AnalyticsトラッキングID

Google AnalyticsトラッキングID

その値をコピーし、WordPressウェブサイトに戻り、トラッキングIDをAnalytics Catに貼り付けます。次に、保存をクリックし、トラッキングを有効にします。

設定を完了する

設定を完了する

以上です!ウェブサイトがトラフィックを受信すると、Google Analyticsダッシュボードにその分析データが表示されるようになります。

手段2:WordPressの子テーマにGoogle Analyticsを手動で追加する

プラグインの使用を避けたい場合は、Google Analyticsのトラッキングコードをfunctions.phpファイルを使用してWordPressテーマに直接追加することも非常にしやすいです。

ただし、手動で追加する合には、WordPressの子テーマを使用することが不可欠です。そうしないと、WordPressテーマを更新するたびにトラッキングコードが上書きされます。

子テーマに詳しくない方は是非、当社のWordPressの子テーマの使用についてのガイドをご参照ください。

手動でコードを追加する最もしやすい方法はGoogle Analyticsのトラッキングコードをheader.phpファイルの終了タグの直前に貼り付けることです。

Google Analyticsトラッキングコードを確認するには、Google Analyticsアカウントにアクセスしてください。次に:

  • 管理ページにアクセスするには、歯車アイコンをクリックします。
  • トラッキング情報をクリックしてリストを開きます
  • トラッキングコードを選択します。
Google AnalyticsのトラフィックIDを確認する

Google AnalyticsのトラフィックIDを確認する

次の画面で、ウェブサイトのトラッキングボックス内のスクリプトを探します。

Google Analyticsのウェブサイトのトラッキングコード

Google Analyticsのウェブサイトのトラッキングコード

このスクリプトはheader.phpファイルに挿入するスクリプトです。

追加するには、外観→テーマ編集にアクセスし、子テーマのheader.phpファイルを選択します。

Google Analyticsのトラッキングコードをエディタのタグの直前に貼り付けます。

Google Analyticsのウェブサイトのトラッキングコードをheader.phpに追加する

Google Analyticsのウェブサイトのトラッキングコードをheader.phpに追加する

次に、ファイルの更新を必ずクリックしてください。 Google Analyticsのトラッキングコードがこれで有効になりました。なお、WordPressヘッダーにコードを簡単に追加できるHeader and Footerなどの無料のプラグインを利用する手もあります。

手段3:Google Analytics Dashboard for WPを使用しWordPressにGoogle Analyticsを追加する

Analytics Catよりも多くの機能が必要な場合は、Google Analytics Dashboard for WPという無料のプラグインには次の機能があります:

  • WordPressにGoogle Analyticsを追加する
  • WordPressダッシュボードからウェブサイトに関する基本的な分析データに直接アクセスできる
  • アウトバウンドリンクのトラフィック、イベントトラッキング、カスタムのトラッキング範囲の設定などの詳細な機能
Google Analytics Dashboard for WPプラグイン

Google Analytics Dashboard for WPプラグイン

100万以上のアクティブなインストールがあり、評価は5つ星のうち4.5です。プラグインを使用するには、プラグイン→新規追加にアクセスして検索し、ダッシュボードから直接インストールします。

Google Analytics Dashboard for WPをインストールする

Google Analytics Dashboard for WPをインストールする

プラグインを有効にした上で、新しくできたGoogle Analyticsメニューにアクセスし、「Authorize Plugin」(プラグインを承認する)ボタンをクリックします。

Google Analytics Dashboard for WPを承認する

Google Analytics Dashboard for WPを承認する

次の画面で、「Get Access Code」(アクセスコードの取得)をクリックし、プラグインの承認に必要なコードを取得します。

Google Analyticsのアクセスコードを取得する

Google Analyticsのアクセスコードを取得する

次の画面で、Google Analyticsへのアクセス用のGoogleアカウントを選択します。

Google Analyticsのアカウントを選択する

Google Analyticsのアカウントを選択する

次に、次の画面で「許可」をクリックします。

Google Analytics Dashboard for WPのアクセスを許可する

Google Analytics Dashboard for WPのアクセスを許可する

次の画面に、必要なアクセスコードが表示されます。 その値をコピーします。

アクセスコード

アクセスコード

次に、そのコードをGoogle Analytics Dashboard for WP のインターフェイスに貼り付け、「Save Access Code」(アクセスコードを保存する)をクリックします:

アクセスコードを保存する

アクセスコードを保存する

以上です! Google Analyticsのトラッキングがこれで有効になりました。

特定のユーザーをトラッキング対象から除外する場には、「Tracking Code」 →「 Exclude Tracking」(トラッキングコード→トラッキング対象から除外する)を選択し、トラッキングを微調整します:

定のユーザーをトラッキング対象から除外する

定のユーザーをトラッキング対象から除外する

Tracking Code(トラッキングコード)では、イベントトラッキングなどの総裁な機能を設定できます。

ダッシュボードの投稿メニューからも、ウェブサイト上のすべての投稿の分析データを確認できるようになります。

ダッシュボードで分析データを確認する

ダッシュボードで分析データを確認する

手段4:Google Tag Managerを使用しGoogle Analyticsを追加する

Google AnalyticsをWordPressに追加するもう一つの方法は、Google Tag Managerを使用することです。これは、Analyticsだけでなく、多くのスクリプトを使用しているユーザーのためのものです。Google Tag Managerは、トラフィック分析及びマーケティングの最適化を目的としたものなど、ウェブサイトまたはモバイルアプリのタグとコードスニペットをすばやくて簡単に更新できるタグ管理システムです。WordPressディレクトリのサイトコードを編集せずに、Tag Managerのユーザーインターフェースからスクリプトを追加したり更新したりできます。これによりエラーが減り、タグを設定する度に開発者に依頼する必要がなくなります。

これを行う最も簡単な方法は、DuracellTomiの無料のGoogle Tag Manager for WordPressプラグインを使用することです。10万以上のアクティブなインストールがあり、評価は5つ星のうち4.5です。

DuracellTomiのGoogle Tag Manager for WordPressプラグイン

DuracellTomiのGoogle Tag Manager for WordPressプラグイン

Google Tag Managerプラグインは、WordPressリポジトリからダウンロードするか、WordPressダッシュボードのプラグインの新規追加で検索します。Google Tag Managerのアカウントのない方はアカウントを登録し、Google Analyticsを設定します。Google Tag Managerを使用してGoogle Analyticsをインストールする方法については、公式のドキュメントに従ってください。

上記を完了したら、Google Tag ManagerのダッシュボードからコンテナーIDをコピーできます。

Google Tag ManagerのコンテナーID

Google Tag ManagerのコンテナーID

その後、WordPressウェブサイトに戻り、Google Tag Manager IDをプラグインの設定画面に貼り付けます。

Google Tag Manager ID

Google Tag Manager ID

Google Tag Managerで設定したすべてのタグは、プラグインを通じてWordPressウェブサイトで機能するようになります。

手段5:パフォーマンス上の理由からGoogle Analyticsをローカルに同期する

最後の使用できる手段は、Google Analyticsスクリプトを独自のサーバー上でローカルに同期することです。これはGoogleではサポートされていませんので、ご注意ください。それでも実施する価値のある理由は例えば、Googleへの外部HTTPリクエストを2点から1点に減らすことと、ファイルのキャッシュを完全に制御できること等です。独自のサーバのキャッシュヘッダを利用できるようになります。

お客様もおそらく、Google Analyticsから来ているGoogle PageSpeed Insights「ブラウザのキャッシュを利用する」警告表示を見たことがあるでしょう。 Google独自のスクリプトであるため、皮肉なことです。問題は、以下のスクリーンショットに示すように、アセットに非常に短い2時間のキャッシュ時間が設定されていることです。理由はおそらく、Google自身が何らかの理由で修正を行った場合にすべてのユーザーができるだけ早くその修正版を取得することでしょう。 ただし、自身のサーバー上でGoogle Analyticsスクリプトをホストするという処理方法があります。

ブラウザのキャッシュを利用する
Google Analyticsのキャッシング

WordPressウェブサイトでGoogle AnalyticsをローカルでホストすることができるDaan van den Berghに作成かつ開発された、Complete Analytics Optimization Suite(略するとCAOS)という素晴らしい無料のプラグインがあります。1万以上のアクティブなインストールがあり、評価は5つ星のうち5です。

Complete Analytics Optimization Suite

Complete Analytics Optimization Suite

Complete Analytics Optimization Suiteプラグインは、WordPressリポジトリからダウンロードするか、WordPressダッシュボードのプラグインの新規追加で検索します。このプラグインを使用すると、Google AnalyticsのJavaScriptファイル(analytics.js)をローカルにホストし、wp_cron()を使用してanalytics.jsを最新の状態に保つことができます。プラグインのその他の機能は、例えば訪問者のIPアドレスを簡単に匿名化すること、調整された直帰率を設定すること及び、スクリプトを配置すること(ヘッダーまたはフッター)があります。

プラグインをインストールし、Google AnalyticsのトラッキングIDを入力するだけで、Google Analyticsに必要なトラッキングコードがWordPress ウェブサイトに追加され、analytics.jsファイルがダウンロードかつサーバーに保存され、wp_cron()のスケジュールスクリプトで更新されます。フッターにも読み込まれるように設定することをお勧めします。注:このプラグインは他のGoogle Analytics関連のWordPressプラグインとは動作しません。

Google Analyticsをローカルに同期するための設定

Google Analyticsをローカルに同期するための設定

まとめ

Google AnalyticsをWordPressに追加する4つの手段の紹介は以上になります。

WordPressを時々にしか使用しないユーザーは、プラグインのどちらかを使用すれば良いでしょう。ただし、プラグインの使用を避けたい場合は、Google Analyticsのトラッキングコードをテーマのファイルに直接追加することも非常にしやすいです。テーマを更新する度にトラッキングコードが上書きされないように、必ず子テーマを使用してください。パフォーマンスを非常に重視している方は、Google Analyticsをローカルに同期することもできます。

ヒント:WooCommerceストアをお持ちの方は、さらなるヒントがある為こちらのガイドも是非ご確認ください:WooCommerceとGoogle Analytics Proの設定について

あなたはどう思いますか?上記以外のGoogle AnalyticsをWordPressに追加するいい手段をご存じですか。あれば、教えてください。

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