WordPressのサイトエディターを活用して、ワンランク上のWordPressサイトを構築したいとお考えの方には、この記事がお役に立てるはずです。
この記事では、優れたWordPressブロックテーマを12種類、厳選してご紹介します。いずれも最新のWordPressサイトエディターを存分に活用できるテーマです。
また、ほとんどのテーマが無料で利用できるため、お金をかけずにブロックを使って洗練されたサイトを構築することができます。
おすすめブロックテーマの紹介に加えて、ブロックテーマとクラシックテーマの見分け方や、ブロックテーマの使い方などもご紹介していきます。
WordPressブロックテーマとは
WordPressブロックテーマでは、最新のWordPressサイトエディターで、ブロックを使用してサイトの細かくカスタマイズすることができます。
ブロックテーマでは、投稿や固定ページ以外でもブロックエディター(Gutenberg)を使用することができます。サイトのヘッダー、ナビゲーションメニュー、フッター、ブログ一覧レイアウト、コンテンツレイアウトなど、サイトのあらゆる部分を制御可能です。
もう少し技術的な言い方をすると、ブロックを使ってテーマのテンプレートやテンプレートパーツをデザインできることを意味します。
WordPressブロックテーマは、フルサイト編集対応テーマ(FSEテーマ)とも呼ばれますが、WordPressはフルサイト編集という表現の見直しを行っているため、以前ほど一般的ではありません(今後徐々に使用されなくなる可能性あり)。
WordPressブロックテーマとクラシックテーマ
WordPressクラシックテーマは、最新のサイトエディターを使用しない「従来の」WordPressテーマを意味します。現在でも、人気の高いWordPressテーマの多くはクラシックテーマであり、WordPressテーマの大部分を占めています。
WordPress.orgには1万2,000以上のテーマがありますが、ブロックテーマは900ほど。その他はすべてクラシックテーマです。
代表的なクラシックテーマには、Astra、GeneratePress、Kadence、OceanWP、Divi、Neve、Blocksyなどがあります。
クラシックテーマでは、投稿や固定ページのエディターにブロックエディターを使用できますが(無効にすることも可能)、サイトのヘッダー、フッター、ナビゲーションメニューなど、テーマテンプレートのデザインには使用できません。
代わりに、以下のようなWordPressカスタマイザーを使用します。
クラシックテーマの中には、独自のカスタムテーマ設定エリアを使用するものもあります。
WordPressブロックテーマかどうかを見分ける方法
ブロックテーマかクラシックテーマかを見分ける最も簡単な方法は、テーマがサイトエディターをサポートしてるかどうかを確認することです。
ブロックテーマを使用している場合は、以下のようにWordPress管理画面の「外観」タブに「エディター」メニューが表示されます。
クラシックテーマの場合、「外観」の下に「エディター」メニューは表示されず、「カスタマイズ」「ウィジェット」「メニュー」「テーマファイルエディター」などが表示されます。
おすすめのWordPressブロックテーマ12選
それでは、早速おすすめのWordPressブロックテーマを12種類見ていきましょう。
どれも質の高い優れたテーマです。すべてのテーマに目を通して、気になったものをぜひ試してみてください。
1. Ollie
Ollieは、Mike McAlister氏とPatrick Posner氏による柔軟性に優れたブロックテーマです。McAlister氏は、過去にArray Themesのショップを作成しており、WordPressテーマにおいて名の知れた開発者です。
様々な使い方ができる多目的テーマですが、ほとんどのパターンはビジネスサイトや個人ポートフォリオの作成を考慮して設計されています。
有料のOllie Proを購入すると、3つの異なるサイトデザインにアクセスできます。
- Creator:作家、ポッドキャスター、動画クリエイター向け
- Startup:ビジネスサイト向け
- Studio:デザイン事務所やクリエイティブエージェンシー向け
主な特徴
- 独自のオンボーディングにより、サイトのセットアップが非常に容易。ただし、GitHubからOllie Dashプラグインをインストールする必要あり(いくつかのステップを踏んだ後、テーマからオンボーディングシステムを削除しなければならなかったため)。
- 10種類以上のスタイルバリエーション、グローバルスタイル機能で完全カスタマイズ可能なデザインシステム
- 無料版にも66種類以上のブロックパターン
- 6種類以上のヘッダー、6種類以上のフッター、4種類以上の投稿一覧レイアウト(おしゃれなカードオプションを含む)、7種類以上のシングルページテンプレートなど、重要な要素には複数のパターンあり
- Ollie Proには、Creator、Startup、Studioデザインを含む複数のサイトデザイン用、数百のパターンを含むクラウドベースのパターンライブラリあり。
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。Ollie Pro(69ドル〜)を購入すれば数百のレイアウトが追加されるが、コアのブロックテーマは完全無料。
2. Spectra One
Spectra Oneは、大人気WordPressテーマAstraの開発元である、Brainstorm Forceによるブロックテーマです。
Spectra Oneも多目的テーマですが、そのパターンのほとんどは、ビジネスサイトやポートフォリオサイト向けと言えます。いずれかのサイトを構築予定であれば、価格表やチームメンバー一覧などのパターンなど、数々の有用な機能を手にすることができます。
Spectra Oneは、開発者向けSpectraプラグインと併用できるように設計されており、利用すると、ブロックエディターを多数のブロックと機能で拡張することができます(プラグインの使用は任意)。
主な特徴
- 開発者向けSpectraプラグインとの統合により、ブロックエディターに多くの拡張機能が追加できる。新たなブロック、パターン、デザインオプションに加えて、独自タイポグラフィのアップロードなど、便利な機能がある。
- 9種類以上のスタイルバリエーション
- 全ページのレイアウトやページの一部のパターンを含む、80種類以上のパターン
- 8種類以上のヘッダーパターン、5種類以上のフッターパターン、4種類以上のページテンプレートパターンを含む、テンプレートパーツ用パターンが多数
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。Spectraプラグインには49ドルからの有料版があり、Spectra Oneテーマを選ぶ場合は、購入を検討する価値あり。ブロックテーマ自体は現在完全無料。
3. Frost
Frostは、Brian Gardener氏によって開発されたWordPressブロックテーマ。同氏は人気クラシックテーマGenesis Frameworkを提供するStudioPressの創設者です。
特定のニッチ向けとは謳われていませんが、組み込まれているパターンを見ると、ビジネスサイトや個人的なポートフォリオサイトに理想的と言えます。また、デザインの汎用性は高いため、さまざまなブログのニッチにも簡単に適応可能です。
主な特徴
- 8種類以上のスタイルバリエーション
- お客様の声、価格表、CTAなどを含む48種類以上のパターン
- 4種類以上のヘッダー、8種類以上のフッター、4種類以上の固定ページ、3種類以上の投稿一覧リストを含む、主要テンプレート用パターン多数
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。
4. Neve FSE
Neve FSEは、Themeisleの人気テーマNeveのブロックテーマ版です。サイトエディターの使用を好むユーザーを考慮して作成されました。
クラシックテーマほど多くのスターターサイトは用意されておらず、ビジネスサイトや個人のポートフォリオサイトの構築の支援が重点に置かれています。
とはいえ、ブログの記事に役立つパターンも多数あるため、ブログに使用する柔軟性も十分にあります。
主な特徴
- 開発元のOtter Blocksプラグインとの相性は抜群(任意)。Neve FSEを有効化すると、Otter Blocksのインストールを促すメッセージが表示される。
- 8種類以上のスタイルバリエーション
- CTA、価格表、機能ボックス、チーム一覧、サービス一覧など、多くのセクションを含む48種類以上のパターン
- 4種類以上のヘッダー、5種類以上のフッター、2種類以上の固定ページ、多数の投稿一覧を含む、重要なテンプレート用パターン(投稿一覧パターンには、グリッドやカードなどのオプションも)
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。クラシックテーマNeveの有料版もあるが、Neve FSEは現在完全無料。任意で使用できるOtter Blocksプラグインは無料版と49ドルからの有料版がある。
5. Bricksy
Bricksyは、定評がありドイツに拠点を置くWordPressテーマショップ、Anariel Designのブロックテーマです。
他の多くのブロックテーマとは異なり、以下4種類のブログ向けパターンデザインが付属しています。
- 旅行
- 食べ物
- ファッション
- ウェディング
他の多くのブロックテーマがビジネスサイトやポートフォリオサイト向けのレイアウトを提供しているのに対し、Bricksyはより柔軟性が高く、様々なタイプのサイトを構築できます。ただし、上記4つのすべてのデザインパターンを使用するには、有料版の購入が必要になります。
無料版には4種類すべてのパターンが含まれますが、限られたセクションのみです。例えば、無料版では各分野のトップページパターンは1種類しかありませんが、有料版ではより多くの種類にアクセスできます。
主な特徴
- 旅行、食べ物、ファッション、ウェディングの4つの異なるブログ分野向けのデザインとパターン
- 4種類すべての分野に対応する52種類以上のブロックパターン(無料版)
- 4種類以上のヘッダー、3種類以上のフッター、5以上のブログレイアウトを含む、重要なテーマパーツ向けパターン
- 有料のBricksy Proでは、より豊富な4つのスターターサイトデザインを入手できる
- 9種類以上のスタイルバリエーション(無料版)
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。より豊富なパターンを備えたBricksy Proは59ドルからで購入できる。
6. Gutenify
Gutenifyは1つのブロックテーマではなく、Gutenifyプラグインを中心に構成された40種類以上のブロックテーマのコレクションを提供しています。プラグインによって、ブロックエディターの機能が拡張されます。
WordPress.orgで「Gutenify」と検索すると、医療クリニック、アパレル、教育機関、写真ポートフォリオ、物流ビジネス、建築家など、さまざまな用途向けのGutenifyテーマが見つかります。
Gutenifyブロックテーマの使用にGutenifyプラグインが必須というわけではありませんが、両者は連動するように設計されているため、プラグインを使用することで最良の結果を得ることができます。例えば、すべてのデモコンテンツをインポートするには、Gutenifyプラグインのインストールが必要です。
主な特徴
- Gutenifyの傘下には、40種類以上のニッチに特化したブロックテーマがある
- 各テーマには複数のスタイルバリエーションあり(2、3種類から10種類以上)
- 各テーマには、そのテーマのニッチに特化したブロックパターンが数十種類ある
- 機能を拡張するGutenifyプラグインと連動
価格:40種類以上あるGutenifyテーマはすべて無料。WordPress.orgで入手できる。Gutenifyプラグインには無料版と有料版があり、有料プランは1年ライセンスで60ドル、生涯ライセンスで180ドルから。
7. Raft
Raftは、先ほど紹介したNeve FSEテーマを提供するThemeisleのWordPressブロックテーマです。
ビジネスサイト、ポートフォリオサイト、ブログ向けで、クリーンでミニマルなデザインが組み込まれています。価格表、機能/サービス一覧、CTA、チームメンバー一覧、お客様の声などのパターンなどがあります。
Neve FSEと同様に、RaftはOtter Blocksプラグインと相性が良く、テーマを有効化した後にインストールを促すメッセージが表示されます(必須ではない)。
主な特徴
- 16種類以上のスタイルバリエーション
- 52種類以上のブロックパターン(価格表やお客様の声など、さまざまなビジネスサイトに対応)
- テンプレートパーツのパターンにはやや限りがあり、ヘッダーは2種類以上、フッターは2種類以上。
- WooCommerce対応
- Otter Blocksプラグインと連動
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。
8. UniBlock
UniBlockは、2009年から続く老舗のWordPressテーマショップ、WPZOOMが提供するWordPressブロックテーマです(余談ですが、KinstaのWPZOOM創設者へのインタビューはこちら)。
パターンの多くはビジネスサイトの構築に焦点を当てていますが、UniBlockはWooCommerceのサポートや複数の投稿/固定ページテンプレートも提供しているため、他の分野にも適応可能な多目的テーマです。
多くのパターンにアクセスするには、UniBlock Proを購入する必要があります。無料のWordPressブロックテーマに絞ってお探しの場合は、別のテーマを選択する方が良いかも知れません。
主な特徴
- 6種類以上のスタイルバリエーション
- WooCommerce対応
- 無料版には18種類以上のパターン(ほとんどがビジネスサイト向け)
- 有料のUniBlock Proには、ヘッダー、フッター、ページテンプレートなど、テンプレート用パターンが多数付属
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。UniBlock Proは69ドルで購入可能で、豊富なパターンとサイト数が無制限。
9. YITH Wonder
YITH Wonderは、数々の人気WooCommerceプラグインを手がけるYITHのWooCommerceブロック専用テーマです。
専用のWooCommerceブロックテーマはそれほど多くはないので、この唯一の焦点は間違いなくYITH Wonderを際立たせるのに役立つものです。あなたのWooCommerceストアのためのブロックテーマを特に探しているなら、これはおそらく考慮すべき最良の選択肢の一つです。
主な特徴
- WooCommerceストアに特化したブロックテーマ
- 8種類以上のスタイルバリエーション
- 33種類以上のブロックパターン
- 6種類以上のヘッダーパターンと3種類以上のフッターパターン
- 4種類以上のトップページテンプレートと、WooCommerceストアに必要なその他の固定ページテンプレート
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。
10. Basti
Bastiは、Bricksyテーマを提供するAnariel Designのブロックテーマです。同社はサイトエディターを重視した開発を行っており、BastiとBricksyのどちらも人気を集めているのは納得です。
先ほどのYITH Wonderテーマのように、BastiはWooCommerceに特化したテーマです。WooCommerceサイト向けのブロックテーマをお探しの方は使用を検討してみてください。4種類の異なる分野に特化したパターンが含まれており、オンラインストアの設定に十分な柔軟性を与えてくれます。
- アパレル
- マーケットプレイス
- ヨガ
- アウトドア
ただし、Bastiは有料版のみしかないため、無料のブロックテーマをお探しの場合は、他のテーマを使用してください。
主な特徴
- WooCommerceストアに特化したブロックテーマ
- 様々な分野に対応する4種類のスターターサイトデザイン
- オンラインストアのヘッダー、フッターなどのテンプレート用を含む85種類以上のパターン
- 独自のオンボーディングウィザードでサイトのセットアップを簡素化
価格:1年間のサポートと更新が79ドル、生涯サポートと更新が179ドル。いずれのライセンスも10サイトまで使用可能。
11. Björk
Björkは、WordPress.orgで無料テーマを多数作成しているAnders Norén氏によるシンプルなブロックテーマです。同氏は数々の無料テーマに加えて、WordPressデフォルトテーマであるTwenty Twentyのデザインリードでもあります。
同氏は他にも無料のブロックテーマを提供していますが、最も人気を集めているのがこのBjörkテーマです。ブログや個人サイトに適しており、ブログ記事の表示方法を制御できるように複数のパターンが用意されているほか、お客様の声や求人を行うためのCTAのような要素向けパターンもあります。
主な特徴
- ブログや個人サイト向け
- 8種類以上のスタイルバリエーション
- 15種類以上のパターン
- 2種類のリスト、2列グリッド、3列グリッドを含む、4種類以上のブログ一覧ページ用パターン
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。
12. GreenShift
GreenShiftは、GreenShiftプラグインと組み合わせるように設計されたブロックテーマですが、必ずしもプラグインを使用する必要はありません。
こちらも多目的テーマですが、例によってパターンの多くはビジネスサイト向けになっています。機能/サービス一覧、価格表、レビュー/お客様の声など、複数のパターンが用意されています。
また、WooCommerceとも化前に互換性があるため、ブロックを使用して直感的にWooCommerceストアを構築したい場合にも良い選択肢になります。
主な特徴
- GreenShiftプラグインと連動
- ライトバージョンとダークバージョンを含む、5種類以上の組み込みのスタイルバリエーション
- 46種類以上のブロックパターン(機能/サービス一覧、よくある質問、価格表などを含む)
- 7種類以上のヘッダー、6種類以上のフッター、9種類以上のブログ一覧ページ用クエリを含む、重要なテンプレート部分用のパターン多数
- WooCommerce対応、WooCommerceスクリプト用に最適化された読み込み
価格:WordPress.orgから無料で利用可能。GreenShiftプラグインには無料版、40ドル(1年ライセンス)、140ドル(生涯ライセンス)の有料版がある。
ブロックテーマの選び方
ブロックテーマは、クラシックテーマとは異なるアプローチを採用しているため、テーマ選びの際にも少し異なるアプローチが必要になります。
どういうことかというと、例えば、すべてのブロックテーマはサイトエディターを使用するので、コードなしでテーマテンプレートを簡単に編集できます。したがって、サイトエディターを使っていつでも微調整可能なため、必要なレイアウトがすべて含まれているかどうかはそれほど重要ではありません。
ブロックテーマを選ぶ際には以下の点を考慮してみてください。
- テーマテンプレートのパターン:技術的には必要でなくても、複数のテンプレートのパターン(ヘッダー、フッター、ブログの一覧ページなど)があると、テーマの一部をカスタマイズする際に手間を削減できる。
- コンテンツパターン:同様に、価格表、お客様の声、機能/サービス一覧など、さまざまなコンテンツ要素のパターンが揃っているのも有用です。
- スタイルバリエーション:デフォルトでスタイルのバリエーションがあれば、色やタイポグラフィを自分で選ばずともサイトのスタイルを簡単に切り替えることができる。
- 他のプラグインとの互換性:現在使用中の必須プラグインと互換性があるかどうかを確認する。例えば、WooCommerceストアを構築している場合、WooCommerceに対応しているテーマでなければならない。
- 長期的なサポートと更新:ブロックテーマは比較的まだ新しく、多くの開発者が現在も構築に試行錯誤している。実験的に作られたテーマであれば、実験が終わった時点でテーマが放棄される可能性が高い。このため、ブロックテーマを作成している開発者、その開発者が長期にわたってそのテーマに携わっているかは特に注意を払いたい。
- パフォーマンス:すべてのテーマ選びに言えるが、読み込みの速いウェブサイトを実現するため、パフォーマンスに最適化さされたテーマを選択すること。
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WordPressブロックテーマの入手先
おすすめのWordPressブロックテーマを一挙にご紹介しましたが、他にも良いブロックテーマはないかブラウジングしたくなるかもしれません。
しかし、ブログ向けおすすめWordPressテーマのような記事をいくつか見ると、未だほとんどがクラシックテーマであることがわかります。
ブロックテーマを見つけるには、まずWordPress.orgのテーマディレクトリを利用してみてください。「Block themes」を選択してフィルタリングすると、ブロックテーマだけが表示されます。さらにキーワードを入力したり、他のフィルターを駆使することで、求めているテーマをさらに絞り込むことができます。
WordPressブロックテーマの使用方法
最後に、WordPressブロックテーマの簡単な使用方法をご説明します。多くのユーザーが慣れ親しんでいるクラシックテーマとはやや勝手が異なります。
詳細には取り上げませんが、簡単なステップを大まかにご紹介します。
例として、Anders Norén氏のBjörkテーマを使用しますが、手順はどのブロックテーマでも同じです。
サイトエディターの起動
ブロックテーマをインストールして有効化したら、サイトエディターのインターフェースからほぼすべての側面をカスタマイズすることになります。WordPress管理画面の「外観」>「エディター」で起動します。
「外観」の下に「エディター」メニューが表示されない場合は、クラシックテーマが有効化されています。
テーマスタイルの選択
まず最初に行うこととして、テーマのスタイルを選択します。
サイトエディターの左側メニューから「スタイル」をクリックします。
次の画面で表示されるスタイル一覧から、好きなものを選択します。鉛筆アイコンをクリックすると、選択したスタイルをカスタマイズすることができます。
テーマテンプレートのカスタマイズ
ヘッダー、フッター、ブログ一覧ページ、単一記事テンプレートなど、すべてのテーマテンプレートをカスタマイズするには、サイトエディターの左側メニューから「テンプレート」を選択します。
すると、テーマに関連するテンプレートが一覧表示されます。これらのテンプレートを編集するか、右上の「新規テンプレートを追加」をクリックして独自のテンプレートを作成することができます。
ナビゲーションメニューのカスタマイズ
ブロックテーマでは、WordPress従来のメニューインターフェース(「外観」>「メニュー」)からナビゲーションメニューを管理するのではなく、サイトエディターの「ナビゲーション」で行います。
デフォルトでは、サイトのすべての固定ページがメニューに追加されます。これをカスタマイズするには、3つの点をクリックし、「編集」をクリックしてナビゲーションメニューを変更します。
続いて、ブロックエディターのインターフェースでナビゲーションメニューを編集します。
まとめ
今回は、おすすめのWordPressブロックテーマとブロックテーマの選び方、使い方のヒントをご紹介しました。
ご紹介したテーマのほとんどが無料配布されているため、最終決定を下す前に気軽に試してみることができます。本番サイトにいきなりテーマをインストールしたくない場合は、Kinstaが提供するローカル開発ツールのDevKinstaをご利用ください。無料でダウンロードでき、ローカル環境で簡単にテストサイトを作成可能です。
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