WordPressはShopify、Wix、BigCommerceなどのプラットフォームとは違い、すぐに販売を開始できるようなオンライン上のeコマース機能がデフォルトで備わっていません。
WordPressは最初から全てが備わっているeコマース専用プラットフォームではないのです。WooCommerceは無料な上、ストアの機能をより充実させるためのプラグイン(そして拡張機能)がたくさんあるため、世界一利用されているツールの一つでしょう。
過去の記事ではおすすめのWooCommerce拡張機能をご紹介しました。今回はおすすめのWooCommerceプラグインをご紹介しましょう。
早速みていきましょう!
WooCommerceとその必要性
簡単に言うと、WordPress自体はとてつもない機能性を誇るCMSです。コーディングが全く分からなくても簡単に記事を書き公開することができます。WordPressテーマを利用すれば、ハードウェア、法、エージェンシーなど、様々な業界向けの幅広い種類のデザインのサイトを作ることができます。
WooCommerce一方で、オーディオブックやTシャツ、デジタル会員などの販売についてはどうでしょう?
もちろんPayPalのボタンをサイトに追加することはできますが、それだけではショッピングカートの機能など、人気のオンラインストアにあるような機能は一切追加できません。しかも、単体のPayPalボタンはやや時代遅れな感じがしてしまいます。
そこで登場するのがWooCommerceです。このプラグインがあればWordPress サイトは、商品リストやコレクション、ショッピングカートなど全ての機能が備わったオンラインストアに大変身するのです。
最適なWooCommerceプラグインを探す時に考慮すべきこと
WooCommerceをインストールした後に、eコマースストアに特定の機能を追加したいと感じることもあるでしょう。
WooCommerceプラグインだけでは素晴らしいストアを作ることができない場合もあるのです。例えば、月額の会員費用の回収をしたり、チケットを販売したり、商品に追加アイテムを含めたりしたいこともあるでしょう。
WooCommerceプラグインには含まれない、より高度なeコマース機能はたくさん存在します。では、WooCommerceの機能を向上するにはどのプラグインが適切かはどのように判断すれば良いのでしょうか?
次のポイントを参考にしてみましょう。
- Webサイトの目的を明確にする。
- ビジネスを効率化させるためにWooCommerceに欠けている機能は何かを検討する。
- それらのニーズを満たすようなWooCommerceテーマを探してみる。
- テーマではニーズを満たせない場合、WooCommerce用のプラグインや拡張機能を探し始める。
- パッケージを購入し、費用を節約しつつ将来に備えるか、絶対に必要なものに限定し個別のプラグインを購入し費用を節約するか、どちらかを選びましょう。
これらの決断はWooCommerceストアにどのような機能を追加したいかによって大きく異なってくるので、顧客のニーズを正確に把握しておくようにしましょう。
WooCommerceストアの機能を向上させるおすすめのプラグイン
WordPressはオープンソースの無料のソリューションです。小規模なビジネスのサイトや個人のブログを運営するのであれば、費用を最小限に抑えることができます。しかし、しっかりとしたオンラインストアを運営するにはしばしば有料のマネージドホスティングや高品質なカスタマーサポートを提供する適切なプラグインを使用する必要があります。
これからご紹介するプラグインの中には無料のものもありますが、有料のものも多くリストアップしています。お手頃な一度きりの支払いのものもあれば、月額料金の支払いが必要なものもあります。
何はともあれ、おすすめのWooCommerceプラグインを一挙にご紹介しますので、是非最後までお読みください。
1. WooCommerce PDF Invoices & Packing Slips
WooCommerce PDF Invoices & Packing Slipsが大きな支持を集めているのには理由があります。請求書と納品書は多くのビジネスで必要不可欠ですが、これらの手続きをスムーズに行う機能はWooCommerceには含まれていません。
このプラグインではPDFの請求書を特定のメールに自動で添付できます。それだけではなく、納品書を一括、もしくは個別に作成、印刷できるオプションもあります。シンプルで分かりやすいところがこのプラグインの人気の秘密です。

料金
コアプラグインは無料ですが、プロフェッショナル版には複数のプランがあり、料金は€54.00〜です。
WooCommerce PDF Invoices & Packing Slipsをおすすめする理由
- インストールした瞬間に、直近および過去の注文の請求書と納品書のPDFを印刷できる。
- 多言語に対応しているため、様々な国のユーザーが簡単に利用できる。
- 全ての請求書は連番になっており、ナンバリングの形式は自由に設定できる。
- 請求書や納品書は一括でも個別にも発行できる。
- メールの宛先に応じて、請求書が自動で添付される。
- 納品書を直接プリンターに送信する機能や、プレミアムテンプレートの使用、Dropboxへの接続などプロフェッショナル版では追加の機能が利用できる。
こんな人におすすめ
このプラグインは顧客へ請求書が簡単に送信できるため、BtoBのオンラインストアでよく使われます。フルフィルメントセンターを介さず、自分で商品の発送を行なっている場合も便利です。
2. YITH WooCommerce Wishlist
YITH WooCommerce Wishlist はAmazonなど、大規模なeコマースストアで見られる「ほしいものリスト」を真似ています。全てのストアに必要な機能ではありませんが、顧客が後で購入するために商品を保存できるようにしておくと良いケースもしばしばあります。
このプラグインはWooCommerceとシームレスに連携できます。顧客はお気に入りの商品を後から確認して購入することができるようになります。潜在的な売上を増加させると共に、顧客もより良いインターフェースでショッピングを楽しむことができます。

料金
コアプラグインは無料ですが、$89.99で機能を追加することもできます。
YITH WooCommerce Wishlistをおすすめする理由
- 顧客が一度興味を持った商品をリマインドさせることにより、チェックアウト時の売り上げを増加できる可能性がある。
- ウェディングやベビーシャワーなどのイベントのためのギフトリストを提案することができる。
- ユーザーはソーシャルメディアでほしいものリストをシェアできる。
- 複数のリストを作成し、名前をつけるツールがある。
- 「ほしいものリストに追加」のボタンをサイト上に表示できる。
- カラムの数やページに表示する商品の数など、ほしいものリストのフォーマットを調整できる。
こんな人におすすめ
開設したばかりのストアには「ほしいものリスト」の機能はあまり必要ないでしょう。商品のラインナップの少ないストアについても同じことが言えます。このプラグインは規模が大きく既存の顧客が存在する、既に確立されたブランドに有効です。
3. Custom Product Tabs for WooCommerce
Custom Product Tabs for WooCommerceは商品ページをタブで見やすくするプラグインです。タブ毎に、商品説明、仕様、レビューなどのタイトルをつけることができます。
ストアに表示するタブは全て、画像、動画、テキストなど複数の形式のコンテンツに対応しています。これらのタブは標準のWordPressエディタで編集でき、カスタムコーディングは一切不要です。

料金
コアプラグインは無料ですが、$29.99で機能をアップグレードすることができます。
Custom Product Tabs for WooCommerceをおすすめする理由
- 簡単にインストールして商品ページにシンプルなタブを追加できる。
- 既存のWordPressエディタで全てのタブの編集が可能。
- 特定のタブを保存して、他の商品ページにペーストすることができる。
- 全てのタブにショートコード、画像、テキスト、などの要素が利用できる。
- プラグインはWPMLとの互換性があり、翻訳が可能。
- 必要に応じて商品データとともにタブデータをエクスポートできる。
こんな人におすすめ
商品のタブは全てのオンラインストアにとって便利な機能です。商品ページが見やすくなり、より重要な情報がしっかりと目にとまるようになります。
4. Beeketing for WooCommerce
Beeketing for WooCommerce は最もおすすめのWooCommerce用のオールインワンのマーケティングツールの一つです。カート離脱防止用のツール、オンライン売上増加のためのツール、メールマーケティングの効果を向上させるツールなど、10以上のマーケティングツールがパッケージ化されています。
全ての機能をここで説明することはできませんが、クロスセリングやアップセリング、メールキャプチャ(メールアドレス取得)、ポイントサービスなどのオプションに感激するに違いありません。

料金
基本のプラグインのダウンロード、インストールは無料です。
拡張機能のライブラリが利用でき、無料のものもあれば、月額$8から$49までのより高度な機能のものもあります。
Beeketing for WooCommerceをおすすめする理由
- Beeketing for WooCommerceは全ての機能が一つになっている数少ないプラグインの一つ。複数のマーケティングプラグインをつなぎ合わせるよりも使いやすいでしょう。
- 商品の魅力を上げる、アップセリングやクロスセリング、一括販売などを提供できる。
- チェックアウトのプロセスの中に自由にクーポンや割引の利用を組み込める。
- カート離脱のお知らせやメールのテンプレートが選べる。
- Facebookメッセンジャーでのサポート、ウェルカムメール、ドリップキャンペーンなどのオプションも選択できる。
- 顧客毎にパーソナライズされたおすすめ、クーポンボックス、販売状況をお知らせするポップアップ、Facebookチャットなど、幅広い種類の拡張機能が利用できる。
こんな人におすすめ
全てのeコマースストアにはマーケティングが必要です。個別のプラグインよりもパッケージ化されたものが良い場合、Beeketing for WooCommerceを一度利用してみると良いでしょう。
5. WooCommerce Customizer
WooCommerce CustomizerはWooCommerce内で調整できる設定の数を増やすことのできるプラグインです。これらのカスタマイズオプションはもともとWooCommerceに備わっているものですが、通常それらを利用するにはコードを編集する必要があります。そこで、WooCommerce Customizerプラグインを利用すると、これらの設定を視覚的に簡単に変更することができるようになります。
このプラグインがあれば、ページ内に表示される商品の数の変更やログイン画面のテキストの変更などの高度なカスタマイズが、開発者を雇わなくても自分で行うことができるのです。

料金
プラグインは無料。
いくつかの拡張機能が利用可能。その多くは無料ですが、より高度な拡張機能には有料のものもあります。
WooCommerce Customizerをおすすめする理由
- コーディングができない人でも視覚的な編集画面で設定の変更が可能。
- セールスバッジ、「カートへ追加」のテキスト、チェックアウトページのクーポンなどを変更できる。
- たくさんの拡張機能をインストールできる。MailChimp、WooCommerce Memberships、Jiltfor WooCommerceなどもその一部。
- 大半の機能や拡張機能は無料で利用できる。
こんな人におすすめ
全てのWooCommerceサイトのオーナーは一度WooCommerce Customizerプラグインを試してみるべきでしょう。「アカウントの作成」ボタンなど、小さな要素を簡単にカスタマイズできます。ただし、ご使用のテーマの機能だけで事足りるという方も中にはいらっしゃるかもしれません。
6. PickPlugins Product Slider for WooCommerce
PickPlugins Product Slider for WooCommerceプラグインは多くのストアオーナーがショップの開設後に抱えるであろう問題を解決してくれます。ご使用中のWordPressテーマやページビルダーに小綺麗な商品スライダーが備わっていなかったり、そもそもスライダー機能自体がなかったりすることもあるでしょう。
サイト上に商品スライダーを表示させたい場合にはこのプラグインがおすすめです。販売している商品についての記事を書いて、ストアに直接顧客を誘導したい場合など、ブログ記事の中で商品のおすすめを表示するのにもぴったりです。

料金
無料のプラグインには必要の機能の大半が備わっています。
有料版は$29でダウンロードできます。有料版では30個のテーマや、「人気の商品」、「最近チェックしたアイテム」など、追加のレイアウトが利用できます。
PickPlugins Product Slider for WooCommercerをおすすめする理由
- 好きなページや記事内に自由に商品スライダーを表示できる。
- 全ての商品スライダーはデスクトップでも小さな端末でも美しく表示される。
- 自動再生、ドラッグ操作、色の変更など、数十個の設定が可能。
- 自動で在庫切れの商品を非表示にする。
- スライダーの数や表示できる商品の数は無制限。
- 20個以上のナビゲーション用のリボンが利用可能。
- フォントサイズ、テキストの配置、アイテムカテゴリー、カスタムレーティングなどあらゆる項目をカスタマイズできる。
- アップグレードすると、追加のテーマやより系統化されたオプションが利用できる。
- 既存のWordPressテーマのものよりも、カスタマイズの幅やアニメーションの質がかなり良いものが多い。
こんな人におすすめ
ご利用中のテーマに商品スライダーがない場合や、既存のものの機能や外観が気に入らない場合、このプラグインを利用してみましょう。
7. WooCommerce Multilingual
WooCommerce Multilingual プラグインは人気なWPMLプラグインとWooCommerceを連携させ、サイトの言語を簡単に変更することができます。顧客が複数の言語から選択できるようなサイトを作りたい場合に便利です。
WooCommerce上全ての商品、ページ、カテゴリーの内容が変更され、選択された言語が表示されます。必要に応じて複数の通貨を利用できるようにすることもできます。

料金
無料
WooCommerce Multilingualをおすすめする理由
- WooCommerceやWooCommerce Bookings、WooCommerce Subscriptions、WooCommerce Tab Managerなどの人気なWooCommerce拡張機能と連携できる。
- テキストが選択した言語にあっという間に翻訳される。
- 商品、コレクション、ホームページのテキストなど、サイト上の全ての項目の翻訳が行われる。
- ワンクリックで通貨を変更できる。
- 一つのサイト上で複数の通貨を扱える機能も備わっている。
- チェックアウトプロセスやカート内でも選択した言語が表示される。
- WooCommerce内から送信されたメールは全て選択された言語で表示される。
こんな人におすすめ
母国語以外の言語での販売を計画している、もしくは既に販売を開始しているストアはWooCommerce Multilingualプラグインの使用を検討してみましょう。
8. Booster for WooCommerce
Booster for WooCommerce ではWooCommerceには備わっていないいくつかの興味深い機能を追加することができます。一括価格コンバーター、通貨、Global discount(全ての商品へのディスカウント)、Offer Your Price(顧客が商品価格を提案できるツール)などです。
他にもたくさんのユニークな追加機能があります。決済代行システム、チェックアウト、商品などに関する様々な機能が利用できます。一つの機能に特化した有料プラグインを試す前に一度はこのプラグインを使ってみたほうが良いでしょう。

料金
たくさんの追加機能が利用できるコアプラグインは無料。さらに機能が充実したBooster Plusは$49.99です。
Booster for WooCommerceをおすすめする理由
- Booster for WooCommerceは単体でほぼ完全なeコマースプラグインの役割を果たす。新しいテーマや複数のプラグインを利用しなくても、高度なオンラインストアの機能を追加することができる。
- Multicurrency(通貨スイッチャーの追加)、Price Formats(価格の表示形式の設定)、Wholesale Price(数量に応じた割引価格の適用)などの機能で価格や通貨の表示を変更できる。
- Custom Price Labels(商品価格の周りにメモやテキストを表示)、Free Price Labels(無料商品の価格ラベルの変更)などのラベル用機能でボタンや価格ラベルをカスタマイズできる。
- 商品画像、商品情報などの機能で商品欄をカスタマイズ。
- Core Fields(決済ページのフィールドの編集)、Checkout Fees(決済手数料の設定)、Empty Cart Button(「空のカート」ボタンの追加)を編集し、カートと決済機能をカスタマイズ。
- Order Min/Max Amount(最小/最大注文金額の設定)、Gateways by shipping(支払い方法毎に「配送方法」を設定)、Gateways per Category(カテゴリーごとに支払い方法を設定)などにより決済システムの質を向上できる。
- 注文数量、Shipping calculator(配送料の計算ツールのカスタマイズ)、Shipping icons(配送方法のアイコンの追加)などの幅広い機能により配送プロセスを強化できる。
- PDFでの請求書の発行やメールの送信をスムーズにできる。
こんな人におすすめ
Booster for WooCommerceで追加できる機能の一覧には一度目を通した方が良いでしょう。あなたのビジネスで必要な機能が含まれているかもしれません。機能が多いので全てここで紹介することはできませんが、ほかのプラグインやテーマの代わりになるような機能も多く含まれています。
9. EU VAT Compliance Assistant for WooCommerce
EU VAT Compliance Assistant for WooCommerceはEU内でビジネスを展開している人に特化したややニッチなツールです。ご存知かもしれませんが、VAT(付加価値税)はEU内での物品やサービスの販売に課せられる税で、電子書籍やオーディオなどのデジタル商品にも適用されます。
そのため、場合によってはVATをコストに計上しなければならないこともあるでしょう。このプラグインを使用すると、顧客の位置情報の特定や、通貨の換算、必要に応じたVATの適用など、面倒な作業を代わりに行ってくれます。

料金
コアプラグインの機能の一部は無料で提供されています。有料版は$50から利用できます。
EU VAT Compliance Assistant for WooCommerceをおすすめする理由
- EU内でビジネスをする場合でも、顧客がEU内にいる場合でもEUの法律に準拠してビジネスを展開できる。
- 顧客の位置情報を自動で特定できる。
- 位置情報を特定した後、自動でサイト内の表示価格にEUのVATを含んだ価格に変更してくれる。
- これらの追加の請求は万一監査が入った時のため、また、会計処理に含めなければならない場合に備えて全て記録される。
- VATはカートで初めて表示されるのではなく、商品ページやコレクションの中にもVATの含まれた金額が表示されるので安心。
- VATの割合は国によって異なるが、プラグインが自動で算出してくれる。必要であればVATの価格を手動で入力することも可能。
- VATが課税される買い物を全て拒否する設定もできる。
- VATが課税される買い物の費用の内訳と購買行動を分析できる詳細のレポートも閲覧可能。
- デジタル商品にも物理的な商品にも対応。
こんな人におすすめ
主要な顧客がEUにいる場合、便利なプラグイン。EUにいる顧客への商品の販売を避けたいという場合にも有効かもしれません。
10. Checkout Field Editor
Checkout Field Editorは、チェックアウトエリアにカスタムフィールドを追加、編集、削除できるプラグインです。名前、住所、支払い情報などの基本の欄はそのまま利用できますが、そこに企業独自の項目を追加できます。
プラグインはWooCommerceと直接連携し、チェックアウトのモジュールをより多目的なエリアへと変更します。例えば、WooCommerceの既存のエリアを編集することができ、ラベル、プレースホルダー、名前など新しい欄を作成することもできます。カスタムフィールドは定期的に特別な注文の入るBtoB企業などにとっては非常に重要です。

料金
コアプラグインは無料ですが、$39で機能をアップグレードできます。
有料版には素敵なテーマや、数字、チェックボックス、ファイルアップロードなど多数の追加のフィールドの種類が含まれます。
Checkout Field Editorをおすすめする理由
- このプラグインを使うとチェックアウトモジュールが簡単にカスタマイズできる。WooCommerceのチェックアウトの要素を変更するのは簡単なことではないものの、このプラグインがあればそれがかなり楽になる。
- 部類、ラベル、種類などのオプションを追加できる新たなフィールドアイテムが多数利用できる。
- コーディングが全くできなくてもフィールドの編集が可能。これがあれば基本の配送と支払いのフィールドの変更も可能。
- コアプラグインは完全無料で、選択、テキストエリア、メールなどのフィールドの種類が利用できる。
- フィールドはチェックアウトプロセスの中の好きな場所に自由に配置できる。例えば、メールの入力欄を注文の詳細のページまで表示しないようにすることも可能。
- あらゆるフィールドを自由に削除できる。
- ワンクリックでフィールドの表示/非表示を切り替えられる。
- フィールドの順番は部分的にドラッグアンドドロップインターフェースで調整可能。
- 有料版もお手頃で、新しいデモやフィールドがたくさん利用できる。
こんな人におすすめ
現在お使いのWooCommerceのチェックアウトエリアで事足りるという方はこのプラグインは必要ないでしょう。ただし、BtoBのストアなど、個別の注文で詳細を記載しないといけない場合など、新たな欄を設ける必要のあるeコマースサイトもあるでしょう。
11. WooCommerce Menu Cart
WooCommerce Menu CartプラグインはWooCommerceや、WP-Ecommerce、Easy Digital Downloadsなど多くのeコマースプラグインに利用できます。主な機能はメインのナビゲーションメニューにショッピングカートボタンを追加することです。
WordPressのデザインやテーマの中にはページの上部にショッピングカートアイコンのないものもあります。これらの多くはWooCommerceでの利用を想定して作られたものではないからでしょう。とは言え、多くのテーマはWooCommerceとの互換性があるため、単純に今回ご紹介するプラグインなどを使ってショッピングカートのアイコンを足してあげれば問題ありません。

料金
プラグインには無料版が存在します。有料版は€27.00から利用でき、追加のカートのアイコンや、カートのフライアウトボタンなどが利用できます。
WooCommerce Menu Cartをおすすめする理由
- 利用中のテーマが「WooCommerce向け」テーマではなくてもしっかりとしたオンラインストアを作ることができる。ショッピングカートアイコンはユーザーにカートを意識させ売上を増加させるのに重要な役割を果たす。
- たったの数分間でプラグインをインストールし、メニューにショッピングカートのアイコンを表示させることができる。
- ショッピングカートのアイコンを表示するか、アイテムと価格のみを表示するかを選択できる。
- ナビゲーションメニューの任意のエリアに自由にカートのアイコンをフロートさせられる設定がある。
- カスタムCSSによりより高度な編集も可能。
- プロフェッショナル版では、追加の素敵なカートのアイコンや、フライアウトボタン、自動アップデートなどが利用できる。
こんな人におすすめ
利用中のWordPressテーマにショッピングカートのアイコンがない場合、このプラグインの使用を検討してみましょう。もともとサイト上で商品の販売を計画しておらず、eコマースに必要な要素の含まれていないテーマを選んでいた場合などにしばしばそのような状況になるでしょう。例えば、ブログから商品を販売してみたくなった場合などに、このプラグインが悩みを解決してくれます。
12. YITH WooCommerce Compare
YITHの開発者たちは、WooCommerceに様々な機能を追加できるようなプラグインや拡張機能の開発を数多く手がけています。YITH WooCommerce Compareプラグインは機能を直接比較できるタイプの商品を販売している場合に非常に便利です。
プラグインをインストールし、それぞれのアイテムで比較したい属性を設定すると、「比較する」ボタンが表示されます。顧客がボタンをクリックすると、ポップアップ画面が表示され、商品を横並びで比較することができます。

料金
YITH WooCommerce Compareプラグインは無料で利用できますが、YITH Premium Clubへアップグレードすると、全てのYITHプラグインとプレミアムサポートを利用できます。有料版へのサブスクリプションは$63.99からです。
YITH WooCommerce Compareをおすすめする理由
- 買い物客のユーザーエクスペリエンスを向上できる便利な機能を追加できる。
- あっという間にプラグインはインストールでき、コーディングをしなくても比較ボタンを好きな場所に自由に配置できる。
- 数ヶ国語への翻訳にも対応している。
- 比較表に表示する項目を選択できる。
- 比較はポップアップ画面で表示されるので顧客は元のページから離れることなく閲覧することができる。見やすい表で確認した後、すぐに買い物に戻ることができる。
- 顧客は比較表のページから直接アイテムをカートに追加することもできる。
- 比較表には在庫状況、画像、タイトルなどいくつかの欄を表示できる。これらのうちどれかを削除することも可能。
- シンプルな設定画面でボタンのテキスト、表のタイトル、商品画像サイズなどを調整できる。
こんな人におすすめ
横並びで比較すると分かりやすい、似たような機能を持つ商品を販売している場合、比較表をストアに掲載する意義は大きいでしょう。グラフィックTシャツの比較はあまり意味がないかもしれませんが、宝飾品や電子機器、電化製品などの規格化された仕様の比較は非常に有意義です。
ご利用中のテーマに比較のツールがなくて、上記のような商品を取り扱っている場合は、便利なプラグインでしょう。
13. Order Delivery Date for WooCommerce
Order Delivery Date for WooCommerceはその名が示す通りの機能を持つプラグインです。チェックアウトプロセス中に顧客は自ら商品の到着日を選択することができます。こうすることで、配送オプションをいくつか提示し、到着までにかかる日数を表示するだけの従来のチェックアウト時のプロセスとは違った選択肢を提供できます。
従来の方法だと、配送日は大雑把で不正確になりがちですが、このプラグインを利用すると、顧客は具体的な日付を指定することで到着日を楽しみに待つことができるため、カート離脱を減少できる傾向にあります。

料金
コアプラグインは無料。プロフェッショナル版は$99で、翌日配達、出荷時間の選択、時間帯ブロックなどなど、追加の機能がたくさん利用できます。
Order Delivery Date for WooCommerceをおすすめする理由
- 従来のUSPSでの配送かUPSでの配送かを選択するだけのオプションではなく、顧客は具体的な配達日を選択できるため、透明性を強化することができる。
- 特定の日や時間帯を指定できないようにする設定もある。
- 商品の配送までにかかる最低日数を設定することも可能。例えば、1〜2日以内の日付を全て指定できないようにすることもできる。
- 1日の配送回数を制限することも可能。
- プロフェッショナル版では、Googleカレンダーとの同期、特定の時間帯のブロック、週末の配送時間の指定などさらに充実した機能が利用できる。
こんな人におすすめ
Order Delivery Date for WooCommerceは全てのeコマースストアに有効な可能性があります。どちらかというと、プラスアルファの機能ではありますが、実際にカートの離脱率が減少することも分かっています。競合との差もつけられます。
14. YITH WooCommerce Quick View
前述のとおり、YITHではWooCommerceの機能を拡張するためのプラグインが数多く開発されています。YITH WooCommerce Quick Viewは顧客が商品ページまで商品をわざわざ見に行かなくても済むよう、クイックビューポップアップを追加することのできるプラグインです。
顧客はポップアップ画面から直接アイテムをカートの中に追加した後、画面を閉じ、ショッピングを続けることができます。クイックビュー機能の目的は顧客がアイテムをカートに追加するまでに要するステップを省略することです。

料金
基本のプラグインは無料ですが、年間$59.99でYITHメンバーシップへ加入することができます。
YITH WooCommerce Quick Viewをおすすめする理由
- YITH WooCommerce Quick Viewプラグインを利用すると顧客の購入プロセスを簡単にスピードアップすることができる。
- あっという間にプラグインをインストールし、全ての商品のクイックビューモジュールを作成できる。
- プロダクトループやコレクションギャラリーに商品情報を簡単に閲覧できるボタンを追加できる。
- クイックビューのライトボックスはAJAX を利用しているため、読み込みが速く、webサイトの他の動作を阻害しない。
- ブランドのイメージに合うようにモジュールのデザインをカスタマイズできる。
こんな人におすすめ
YITH WooCommerce Quick Viewプラグインはチェックアウトのプロセスを短縮したいという方におすすめです。ただし、中にはクイックビューのツールによってかえってショッピングが煩雑に感じてしまうという顧客もいるので気をつけましょう。サイト全体に適用する前にまずは試験的な運用をし、顧客からのフィードバックをもらうと良いでしょう。
15. Livechat – Premium Live Chat Software for WooCommerce
オンラインストアにはwebサイトを既に閲覧している人たちへカスタマーサポートを提供するためにライブチャットのツールがあるべきでしょう。LiveChat – Premium live chat software for WooCommerceプラグインはライブチャットをサイトに設け、バックエンドで管理できるソリューションの中でも最も優れたツールの一つです。
WooCommerceインターフェース内に充実した機能が組み込まれることで、ユーザーはシームレスなカスタマーサポートを受けることができます。単なるオープンソースの簡単なソリューションではなく本格的なチャットのパッケージです。訪問者の追跡、チャットのトリガー、フィードバックなど、包括的なツールが含まれています。

料金
無料のトライアル期間がありますが、期間終了後の無料版は存在しません。プランは次の通りです。
- スターター – エージェント1人当たり月額$16
- チーム – エージェント1人当たり月額$33
- ビジネス – エージェント1人当たり月額$50
- エンタープライズ – 個別見積
上位のプランほど機能が充実していて、価格が高くなります。公式ウェブサイトを訪問して、自分のビジネスにはどの機能が必要でどの機能が必要でないかを検討してみることをおすすめします。
無料のライブチャットプラグインも存在しますが、しっかりとしたオンラインストアを運営したいのであれば結局LiveChatのようなきちんとしたものが必要となってくるでしょう。
LiveChat – Premium live chat software for WooCommerceeをおすすめする理由
- サイトに美しく、自由にカスタマイズが可能なライブチャットボックスを追加できる。
- 訪問者の追跡は顧客がサイトで何を閲覧し、どのようなことで困っているのかを知る上で必要不可欠な機能。
- 顧客が担当者とのライブチャットを行った後にフィードバックをもらうことが可能。
- ライブチャットトリガーにより、顧客から質問が来るのを待っているのではなく、自動で顧客との接触するプロセスを自動化する。
- オフラインのコミュニケーションは全てサポートチケットとして保存されるため、後で顧客のサポート対応を行うことができる。
- ライブチャットの記録がシステムに保存されるため、どの担当者が一番良いサポートを提供しているかを分析することができる。
- マルチチャンネルのコミュニケーション機能により、Facebookやウェブサイトなどからも顧客とコミュニケーションが取れる。
- 定型文の回答も利用できるため、以前他の顧客からあった質問を繰り返し入力する必要がない。
こんな人におすすめ
ライブチャットのモジュールは全てのeコマースストアに必要でしょう。無料のソリューションを試してみても良いですが、最も重要なカスタマーサポートの手段となる部分なので、ここには少々お金をかけてでも機能の充実したツールを使うべきでしょう。
16. Direct Checkout for WooCommerce
Direct Checkout for WooCommerceは利益の増加に繋がる可能性を秘めた独特な機能を付与するプラグインです。WooCommerceサイトのショッピングカートのページを完全に飛ばすことで、チェックアウトのプロセスを簡略化し、顧客がすぐに支払いのページへと移動できるようにします。

チェックアウトのプロセスをシンプルにする方法を考えるのはなかなか難しいものです。ショッピングカートのページを飛ばすなんてあり得ないというストアもあるでしょうが、かえって有効な場合もあるでしょう。何れにせよ、顧客は購入する商品を変更したければいつでも戻って編集することは可能です。
料金
無料。$15で追加の機能が使えるアップグレードが可能。
Direct Checkout for WooCommerceをおすすめする理由
- 無料
- カートにアイテム(個別の、グループ化された、もしくは種類違いのアイテム)が追加されるたびにサイトを読み込む必要がない。
- 顧客が商品を買う時に一度ショッピングカートのページを経由せず、直接チェックアウトのページに移動できる。
- プロセスをより短縮するためにチェックアウトの欄の一部を削除することも可能。
- シングルページのチェックアウトプロセスが選択できる。
- クリックするとその商品購入画面に直接移動できる、「quick purchase(スピード購入)」ボタンを各商品の下に配置できる。
- チェックアウトのボタンやテキストをカスタマイズできる。
こんな人におすすめ
顧客が直接チェックアウト画面に移動するのを好まない可能性もあるため、必ずしも有効とは言えませんが、場合によってはとても便利なプラグインです。プラグインを使用する前に実際にお客さんに意見を聞いてみると良いでしょう。
17. WooCommerce Stripe Payment Gateway
WooCommerce Stripe Payment Gateway はWooCommerce用プラグインの中で最も人気なものの一つです。全ての主要なeコマースプラットフォームで最もよく使われている決済代行システムだからです。
WooCommerce自体には決済を行うStripeやその他の決済代行システムは備わっていません。しかし、このプラグインをインストールすればStripeのアカウントを連携することができます。

料金
無料
WooCommerce Stripe Payment Gateway をおすすめする理由
- Stripeは世界最大の決済代行システムの一つ。評判、安全性、信頼という点で間違いないと言える。
- インストールが完了すれば、全ての主要なデビットカードとクレジットカードが利用での決済が可能になる。
- Stripeでは地域特有の支払い方法も使用可能。
- Stripe Elementsの機能により、顧客の個人情報の入力をサポートし、チェックアウトのプロセスを劇的にスピードアップできる。
- 顧客認証は業界で最も優れているとみなされている。
- Google PayやApple Payなどの他の決済方法も利用できるようになる。
- 定期的な支払いにも対応。
- PayPalよりも充実したカスタマーサポートが受けられる。また、PayPalのボタンはあまり洗練されていない印象を与えがち。
こんな人におすすめ
決済方法の選択肢を増やすことはコンバージョン率の向上に繋がるため、全てのオンラインストアはStripeの導入を検討すべきでしょう。
18. YITH Booking and Appointment for WooCommerce
YITH Booking and Appointment for WooCommerce はWooCommerce webサイトを予約プラットフォームに変えてしまうことができる非常に人気なプラグインです。ヘアケアの予約でも、車のメンテナンスの予約でも、デンタルクリーニングの予約でも、どんなビジネスにもぴったりです。
有効化すると、予約カレンダーが表示され、サイトのフロントエンドで顧客はサービスの予約ができるようになります。管理者はオプションや予約可能な日時を設定できます。また、何人ものトレーナーが所属するジムなど、複数の人が所属する組織の場合、カレンダーを複数個作成することも可能です。

料金
次の3つのプランがあります。
- 1サイト – $169.99
- 6サイト– $289.99
- 30サイト– $449.99
YITH Booking and Appointment for WooCommerceをおすすめする理由
- YITHのプラグインなので、安心して使用できる。しっかりとしたカスタマーサービスも受けられる。
- 顧客がサービスの予約を取れるクリーンなカレンダーを表示できる。
- ツアーや約束の時間帯などのオプションを定義できる。
- 予約モジュールは全てのデバイスで美しく表示される。
- 複数名が参加するイベントにも一対一の約束にも対応。
- 様々なイベントやサービスを検索できるカスタム検索モジュールの作成も可能い。
- 予約をする人や、時間によって自動で予約を拒否する独自の設定もある。
- 特定のグループや曜日の特別料金も設定可能。
- 顧客のタイムゾーンが表示されるようにもできる。
- ダブルブッキングが出来ないようになっている。
- オンライン予約の支払いを回収(支払いが必要な際に有効化)。
- ウェブサイトのカレンダーをGoogleカレンダーと同期できる。
- リマインダが顧客と管理者に送信されるため、当日キャンセルを減らせる。
こんな人におすすめ
予約やイベントの管理をよりスムーズに行いたいという方はYITH Booking and Appointment の利用を検討してみましょう。
ジムやレストラン、弁護士、医師など様々な業界で利用できます。
19. WooCommerce Membership
CodeCanyonで販売されているWooCommerce MembershipはRightPressというグループが開発しているプラグインです。WooCommerceサイトで会員費を回収できるようにしたい場合にとても便利です。
メンバーシップの販売と割り当て、支払い処理、さらには無料でサービスを利用できるメンバーを指定することも可能です。WooCommerce Membershipを利用すると、他にもクラブの購入からブログの限定コンテンツまで、様々な可能性を広げられます。

料金
プラグインの料金は$39でカスタマーサポート拡充のための追加オプションもあります。
WooCommerce Membershipをおすすめする理由
- 普通のオンラインストアを顧客にメンバーシップを割り当て、会員費を回収できるようなサイトへ変えられる。
- 特定のアイテムを有料会員のみにシェアすることができる、コンテンツブロッカーとして利用できる。
- 企業や規模の大きなグループなどにメンバーシップを販売する機能もある。
- メンバーに様々なアクションを通知するメールを自動配信できる。
- 現在サイトで販売しているあらゆる商品を会員限定のアイテムとして販売できる。
- 特定の顧客に自由にアクセス権を付与したり、逆に外したりすることができる。
- メンバーに定期的に情報を配信できるコンテンツドリップフィードを有効化できる。
- それぞれ異なる会員費のメンバーシップを無制限に作成できる。
こんな人におすすめ
会員制サイトには複数のタイプがあります。経常的な収入を得たいのであれば、会員制を導入してみるとよいでしょう。
おすすめの会員制サイトにはポッドキャスト、毎月ボックス形式でパッケージを配送するサービス、会員限定ブログ、オンライン講座などがあります。WooCommerceで定期購読商品を販売する方法のガイドを是非一度お読みください。
20. WooCommerce Social Login
オンラインストアで買い物をするために新しいアカウントを作成するのを嫌がる顧客も多いでしょう。Facebookやその他のソーシャルネットワークは、ユーザーが他のウェブサイトでソーシャルログイン情報を簡単に流用できるような仕組みを提供しています。
このWooCommerce Social Loginプラグインは顧客があなたのサイト上でアカウントを作成する手間を省いてくれます。その上、サイト訪問者について分析できる有益な情報も得られます。

料金
CodeCanyonで$39で販売されていて、カスタマーサポートをアップグレードできるオプションもあります。
WooCommerce Social Loginをおすすめする理由
- プラグインを使用するとFacebookやTwitter、Instagramなどからソーシャルログインができる。
- BuddyPressやbbPressなど他のプラグインと連携することも可能。
- 好きなソーシャルボタンの付いた、自分のブランドのログインフォームを作成できる。
- これらのソーシャルログインボタンをチェックアウトモジュールに挿入できる。
- Apple、Amazon、PayPalなど多数のネットワークに対応している。
- どのネットワークで何人の顧客がウェブサイトにログインしたかが分かる統計を確認できる。
- ドラッグ&ドロップビルダーでフォームの作成ができる。
こんな人におすすめ
サイトでアカウントを作成する顧客の人数を増加させたいのであればこのプラグインの利用を検討してみましょう。クイックソーシャルログインを取り入れるのは、どのようなタイプのオンラインショップでも有効です。
21. Enhanced Ecommerce Google Analytics Plugin for WooCommerce
Enhanced Ecommerce Google Analytics Plugin for WooCommerceは全てのeコマースサイトが利用すべき必要不可欠なプラグインです。ご存知のとおり、Googleアナリティクスはサイトの統計を予想、確認し、どの商品が最もパフォーマンスが良いかを把握するツールとして一番間違いのないものです。そのためどのような商品を取り扱っているかに関わらず、ストアをGoogleアナリティクスと連携するべきでしょう。
Googleアナリティクスとこのプラグインは完全に無料です。どの販売チャンネルが最もパフォーマンスが良いかを知ることができます。また、サイトのどの部分が最も利益を生み出していて、どの部分が機会損失に繋がっているかも分かります。直感ではなく、データに基づいて客観的に運営の判断をするのにGoogleアナリティクスは必要不可欠です。

料金
無料
Enhanced Ecommerce Google Analytics Plugin for WooCommerceをおすすめする理由
- Googleアナリティクスは使い方が分かりやすく、必要な機能の大半は無料で利用できる。
- WooCommerceのダッシュボード内でGoogleアナリティクスの機能を利用できる。そのため、別々のプラットフォームにログインする必要がない。
- どの部分が機会損失に繋がっていて、その部分が売り上げに貢献しているかを把握できる。
- ウェブサイトのページのトラフィックを比較することで、どの商品のパフォーマンスが最も良いかを知ることができる。
- 顧客が実際何を求めていて、どんな時に購入を決断し、どんな時にサイトを離れてしまうかを知ることができる。
- ユーザーセッションを追跡できるため、個別の顧客のことをより深く理解することができる。
こんな人におすすめ
間違いなく全てのオンラインストアはGoogleアナリティクスと連携させるべきでしょう。ストアの運営判断をデータに基づいて行う最も効果的な方法の一つです。
22. Product Addons for WooCommerce
Product Addons for WooCommerceは商品ページに追加のオプションを加えることにより、商品の特別感を増すことのできるツールです。色違いの商品を選択できるベーシックなものから、ギフトラッピングや、追加アイテムをパッケージに含めるようなものまで、様々なオプションを追加することができます。
商品に付随する追加アイテムを全てカスタマイズでき、各項目の選択欄の表示方法もチェックボックスなど様々な形式から選べます。また、商品パッケージを全てカスタマイズできるオプションもあり、顧客自身が自分で希望価格を指定できる設定も選べます。

料金
コアプラグインは無料で、他に2つの有料プランがあります。
- 1サイト – $29
- 5サイト – $59
ライフタイムアップデートを選ぶと少しお得です。上記のプランには1年分のアップデートが含まれています。
Product Addons for WooCommerceをおすすめする理由
- プラグインを使うと顧客はわざわざテキストボックスに詳細を入力したり、後からメールを送信したりすることなく、ウェブサイトから直接商品のカスタマイズを依頼できる。
- テキストエリア、ドロップダウン、チェックボックスなど、追加のアイテムを選ぶ欄は複数のオプションから選べる。
- 画像で選べる設定にすることも可能。例えば、色違いのTシャツの画像を表示することができる。
- 追加のアイテムの価格設定は定額、数量ベース、%ベースから選べる。
- 寄付の金額を設定する場合や、プロモーションなどで顧客自身が希望価格を設定できるようにもできる。
- カラーグループ、画像選択、アップロードフィールドなど優れた機能も備わっている。
こんな人におすすめ
Product Addonsは現在お使いのテーマの商品カスタマイズツールが充実してない場合、非常に便利です。寄付を募ったり、顧客側が希望購入価格を提示したりするようなこともあるデジタル商品の販売にも適しているでしょう。このような施策をプロモーションで行うケースも過去に見たことがあります。
23. WooCommerce ShipStation Gateway
WooCommerce ShipStation Gateway はShipStationのアカウントをWooCommerceと連携し、配送プロセスをスムーズにできるプラグインです。簡単にいうと、ShipStationが受注のインポートやパッケージへのブランド名のカスタム表示、商品の発送まで、配送の段取りを全て行ってくれます。
ShipStationの良い点は、販売に利用しているプラットフォームに関わらず、配送にかかる費用の割引や特価が適用されるという点です。配送費用を節約したい方や、プロセスを自動化したい方にはとても便利なプラットフォームです。

料金
無料。ShipStation自体は有料ですが、WooCommerceプラグインのインストールおよび使用は無料です。
WooCommerce ShipStation Gatewayをおすすめする理由
- ShipStationアカウント外のプラグイン自体は無料。
- 非常に効率的な配送サービスをオンラインストアに連携できる。
- WooCommerce、eBay、Amazonなどからの受注をインポートする手間が省ける。
- UPS、USPSなど様々な配送オプションで費用を節約できる。
- 配送通知方法や納品書など、様々な要素をカスタマイズできる。
- ShipStationにはウェブサイトやソーシャルメディアアカウントへリンクする機能もいくつか備わっている。
こんな人におすすめ
ShipStationを利用すべきかどうかはビジネスのサイズや費用対効果をどう考えるかによります。基本的にはどのような規模のビジネスでもコストや時間の節約に役立つはずですが、 一度料金プランを確認して必要かどうか判断した方が良いでしょう。
例えば、スタータープランは1ヶ月に50回の配送で月額$9です。お手頃な配送料とブランド名入りのパッケージが利用できることを考えると、小さなストアにとってはかなりお得なサービスでしょう。
どのWooCommerceプラグインが最適化?
この質問への回答は、「実際に一つずつ見てみるしかない」です。プラグインレポジトリや当社のおすすめのプラグインのリストを見て回り、ストアのプロセスをスピードアップできるものや、自動化できるようなものはないか考えてみましょう。
これらのWooCommerceプラグインの特徴はそれぞれ大きく異なります。そのため、まずは、自分のストアのどの点を改善したいかを決めて、問題点やニーズを特定してからそれに合ったものを探すようにしてください。
あなたのお気に入りのWooCommerceプラグインはなんですか?コメント欄で是非お聞かせください!
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