HTTPステータスコードは、ウェブページに追加されるサーバーからの短いメモのようなもの。これは実際にはサイトのコンテンツの一部ではなく、サーバーからのメッセージであり、特定のページを表示するリクエストを受信したときの状況を知らせてくれます。

このようなメッセージは、ブラウザがサーバーとやり取りするたびに(たとえあなたが目にすることがなくても)返されます。ウェブサイト所有者、開発者であれば、HTTPステータスコードの意味を理解することが重要です。HTTPステータスコードは、表示されたとき、ウェブサイトの構成エラーを診断、修正するための貴重なツールとなります。

今回の記事では、いくつかのサーバーステータスとエラーコードを扱い、それらが意味するところ(つまり、サーバーで何が起きているか)についてご説明します。

それでは、早速始めましょう!

HTTPステータスコードとは?

リンクをクリックするか、URLを入力してEnterキーを押すたびに、ブラウザーはアクセスしようとしているサイトのウェブサーバーにリクエストを送信します。サーバーはリクエストを受信、処理し、関連するリソースをHTTPヘッダーとともに送り返します。

HTTPステータスコードは、HTTPヘッダー内でブラウザに配信されます。ブラウザがウェブページまたはリソースを要求するたびにステータスコードが返されますが、ほとんどの場合、それは表示されません。

これは、通常、何か問題が発生した場合にのみ、ブラウザに表示されます。これはサーバーからのメッセージで「問題が発生しました。状況を説明するコードがこちらです」といった具合です。

Googleの404 HTTPステータスコード

Googleの404 HTTPステータスコード

ブラウザに通常表示されないステータスコードを表示した場合には、さまざまなツールを使用して簡単に確認できます。ブラウザ拡張機能は、ChromeやFirefoxなどの開発者向けのプラットフォームで利用できます。また、Web Snifferなどウェブベースのヘッダー取得ツールは多数あります。

このようなツールのいずれかを使用してHTTPステータスコードを確認するには、レポート上部の「Status: HTTP/1.1」という行を探します。この後に、サーバーから返されたステータスコードが続きます。

HTTPステータスコードのクラス

HTTPステータスコードは5つの「クラス」に分かれています。類似または関連する意味を持つレスポンスがグループ化されています。これを知っておくと、特定の意味を調べる前に、ステータスコードの一般的な内容をすばやく判断できて便利です。

5つのクラスは次のとおりです。

これらの各クラス内には、さまざまなサーバーコードが存在し、状況に応じてサーバーにより返されます。個々のコードには、それぞれ固有の意味があります。これについては、後述の細かなリストでご紹介します。

検索エンジン最適化(SEO)においてHTTPステータスコードとエラーが重要な理由

検索エンジンボットは、サイトのクロール中にHTTPステータスコードを確認します。場合によっては、このメッセージは、ページがインデックスに登録されるかどうか、どのように登録されるか、そして検索エンジンがサイトの正常性を認識する方法に影響を与える可能性があります。

一般的に、100番台と200番台のHTTPステータスコードは、SEOにはあまり影響しません。これらはすべて、サイトが正常に機能していることを知らせるもので、検索エンジンボットが通常通りの仕事をこなします。ですので、ランキングを上げることもありません。

ほとんどの場合、SEOにとって重要なのは400番台と500番台のコードです。これらは、ボットによるページのクロールとインデックス登録の邪魔をしてしまうことがあります。このようなエラーが多すぎると、サイトの質が低いとみなされ、ランキングが低下する可能性があります。

300番台のコードは、SEOともう少し複雑な関係にあります。その影響を理解するために知っておきたいのが、恒久的なリダイレクトと一時的なリダイレクトの違いです。これについては、以下の関連セクションで詳しく説明します。

ただし、簡単に言えば、恒久的なリダイレクトでは、元のリンクからのメリット(つまり、URLの評価)を共有しますが、一時的なリダイレクトはそうではありません。つまり、URLを変更した際に一時的なリダイレクトを使用すると、それまでのすべてのリンク獲得によるSEOの強みが失われてしまいます。

Google Search ConsoleでHTTPステータスコードを確認する

GoogleがサイトでどのようなHTTPステータスコードを認識しているか監視する方法として、Google Search Consoleが利用できます。カバレッジレポートで、300番台、400番台、500番台のステータスコードが確認できます。

Google Search Consoleのカバレッジレポート

Google Search Consoleのカバレッジレポート

ダッシュボードのこの領域には、サイト上の4つのタイプのコンテンツが表示されます。

コードの種類に応じて、「除外」、「エラー」、「有効(警告あり)」セクションの下に、300番台、400番台、500番台のHTTPステータスコードのページが表示されます。たとえば、「除外」ページのところに「ページにリダイレクトがあります」として301リダイレクトが表示されるなど。

Google Search Consoleのカバレッジレポートに表示された「ページにリダイレクトがあります」

Google Search Consoleのカバレッジレポートに表示された「ページにリダイレクトがあります」

400番台、500番台のステータスコードは、「エラー」の下に表示される可能性があります。

HTTPステータスコードを表示する別の方法は、「URL検査」ツールを使用すること。エラーのせいでGoogleが特定のページをインデックスに登録できない場合、次のように表示されます。

 Google Search ConsoleのURL検査ツールを使用:404エラーが判明

Google Search ConsoleのURL検査ツールを使用:404エラーが判明

Google Search Consoleの使用に関するその他のヒントについては、 当プラットフォームの包括的なガイドを執筆しましたのでご覧ください。

HTTPステータスコード完全ガイドと一覧

40を超えるサーバーステータスコードがありますが、定期的に発生するのはおそらく12未満でしょう。以下では、一般的なコードと、さらに、遭遇する可能性のある意味の理解しづらいコードについてご説明します。

100番台のステータスコード

100番台のステータスコードは、サーバーに行ったリクエストが何らかの理由でまだ進行中であることを示しています。これは必ずしも問題ではなく、何が起こっているかを知らせるための情報提供です。

200番台のステータスコード

これは、受信して嬉しいHTTPステータスコードです。200番台のレスポンスは、すべてが正常に機能していることを意味します。

300番台のステータスコード

リダイレクトは、リソースが新しい場所に移動されたことを伝えるために使用されるプロセスです。訪問者に対して、それが探しているコンテンツの場所に関する情報を提供するために、リダイレクトに伴う特定のHTTPステータスコードが使用されます。

400番台のステータスコード

400番台のHTTPステータスコードは問題を意味します。ここにあるものは、ブラウザやリクエストに障害があることを示すエラーコードです。

Nginxの401 authorization requiredエラー(Chromeでの表示)

Nginxの401 authorization requiredエラー(Chromeでの表示)

「418 I’m a teapot」ステータスコード

「418 I’m a teapot」ステータスコード

429 too many requests

429 too many requests

500番台のステータスコード

500番台のステータスコードもエラーと見なされます。ただし、問題はサーバー側にあるので、解決をするのはより困難になる可能性があります。

データベース接続確立エラー

データベース接続確立エラー

HTTPステータスコード詳細情報が確認できるソース

今回の記事でご説明したHTTPステータスコードに加えて、さらに他のものを調べたい方もいるかもしれません。その他の頻度の少ないコードについては、次のリソースをご参照ください。

これらのステータスコードを知っておけば、自らのサイトを管理する際に、そして他のサイトで遭遇した場合に、特定の問題を突き止め解決することにつながるはずです。

They might seem intimidating at first, but HTTP status codes are important to understand what's happening on your site. Here's a thorough list of those you should get familiar with! 📟🌐Click to Tweet

まとめ

HTTPステータスコードは、表面的には難しそう、または、苦手意識すら感じるかもしれませんが、実際には非常に便利なものです。一般的なケースだけでも学習しておくと、サイトの問題をより迅速に把握できます。

今回の記事では、あなたが遭遇する可能性のある40以上のHTTPステータスコードを扱いました。どちらかといえば平穏な100番台や200番台から、よりトリッキーな400番台、500番台まで、これらのメッセージを理解することはウェブサイトを管理し、ユーザーによるアクセスを確保するために重要なステップとなります。


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