プロのカメラマンであれば必ずと言っていいほどポートフォリオを持っているでしょう。アーティストや代理店、フリーのライターなども同様です。コンテンツクリエーションにおいては、自分にフィットした顧客を探すために作品をオンラインで掲載することがマストとなります。ポートフォリオは一番最初の営業用のツールの役割を果たします。自分の最高の姿を見せる場所であり、具体的にどのような分野に特化しているかを示すハブ。ポートフォリオを簡単に作るには、WordPressのテーマを探し、サイトを作り、WordPressのポートフォリオプラグインを追加すると良いでしょう。
費用が抑えられ簡単な上に、優秀なWordPressのポートフォリオプラグインではWordPress以外のプラットフォームにはない数々の機能が利用できます。
では、現在最も優秀なWordPressのポートフォリオプラグインはなんでしょうか?ポートフォリオ作成にとりかかる上で便利なプラグインのリストをご紹介します。
- Portfolio Gallery
- WP Portfolio
- GridKit Portfolio Gallery
- Portfolio Post Type
- Visual Portfolio
- NextGEN Gallery
- Media Grid
- Go Portfolio
- Essential Grid
- Cube Portfolio
- The Grid
- Envira Gallery
WordPressのポートフォリオプラグインを選ぶ上で重要な点とは?
もちろん、すぐにおすすめのプラグインのリストをご覧になっても良いのですが、プラグインを選ぶ上でどのような点を注意すれば良いのかを知っておくと良いでしょう。次のような点を注意して探してみましょう。
- ポートフォリオ、行/列の数の上限がない。
- 無料、または安価な料金でポートフォリオの作成が可能。ポートフォリオプラグインに高いお金を払う必要はありません。
- スライダー、グリッド、タイルなど複数のポートフォリオのレイアウトが選べる。
- ポートフォリオをイチから作る必要がない。既存のテンプレートのコレクションがある。
- 公開ボタンを押す前にポートフォリオの見た目を確認できる視覚的なビルダー機能がある。
- フィルターと検索バーを有効化できる設定。
- ポートフォリオをより魅力的に見せるアニメーション機能。
- 色、サイズ、アイコンなどを調整できる設定。
- 様々なテーマやページビルダーとの連携が可能。
- ショートコードやウィジェットなど、ウェブサイトにポートフォリオを簡単に掲載できる仕様。
- Instagramやブログ記事、ドロップボックスなど、様々な場所からコンテンツを引用できる機能も便利。
1. Portfolio Gallery
Portfolio Galleryプラグイン はWordPressのプラグインライブラリの中でも最も評価の高い無料のギャラリー/ポートフォリオプラグインの一つです。レスポンシブ対応、フィルター、ライトボックス機能などにより、簡単に美しいポートフォリオをサイトに掲載できます。
無料の機能の中には段組みレイアウトと数字追加、タイトル・余白ツールなどがあります。タイルスタイルやグレースケールなど様々なフォーマットを使用して、柔軟に美しいポートフォリオが作成できるところがポイントです。
このプラグインには機能の充実した無料版があり、大半のスモールビジネスはこれで事足りるでしょう。有料版にアップグレードしなくても、ほとんどの写真家やアーティストは便利だと感じると思います。そうは言っても、このプラグインの有料版はパーソナルライセンスで25ドルから利用できます。さらに高額なバージョンとしては、ビジネス、デベロッパーライセンス、そしてデベロッパーの提供する有料プラグイン全てを利用できるパーソナルライセンスがあります。
有料版の機能には無制限のフィルター、ソート管理、カスタムCSSツールなどがあります。また、投稿や固定ページ、ウィジェットなど様々な場所にギャラリーを広げることができます。
Portfolio Galleryが優秀な理由
- Portfolio Galleryの無料版でも、多くのアーティストが必要とする主要ポートフォリオツールが利用できる。
- 有料版では、エージェントや、ポートフォリオ機能を拡張したいという人向けにさらに便利なツールをお手頃な価格で利用できる。
- 複数の列、列の幅など幅広いフォーマットが選べ、整った、そしてモダンなポートフォリオの作成が可能。
- グレースケールやホバーエフェクトなどのエフェクトやアニメーションが利用できる。
- ポートフォリオに画像や動画をアップロードすることが可能。
- 全てのポートフォリオのレイアウトにフィルター機能が付いていて、クライアントは効率良く作品をフィルタリングできる。
- 基本プラグインはポートフォリオギャラリーの公開にショートコードを使うが、有料版では、固定ページや投稿、ウィジェットでギャラリーの公開が可能。
- Bootstrap lightboxを利用すると、必要なエフェクトが追加でき、モバイル端末で綺麗に表示できる。
- 降順、日付順などポートフォリオ並び替え方法を選べる。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
Portfolio Galleryプラグインには無料版があるため全てのスタートアップやフリーランサーにおすすめです。フィルター付きのギャラリーを簡単に作りたいというエージェントや一流のアーティスト、デザイナーにとっても便利なプラグインでしょう。
2. WP Portfolio
WP PortfolioはWordPressサイトで素早くポートフォリオを作成できる有料のプラグインです。ウェブサイトポートフォリオ、画像ポートフォリオ、動画ポートフォリオの3つのバージョンが存在します。ダミーサイトをアップロードして、ポートフォリオとして掲載することができます。ウェブデザイナーや開発者には便利な機能ですね。アーティストや写真家であれば、画像ポートフォリオを、動画作成者は動画ポートフォリオを選ぶことができます。
料金は年単位で設定されていて、全ての機能が1回の支払いの中に含まれています。ただし、フルカスタマーサポートは毎年更新が必要です。生涯プランが1番お得で、199ドルから利用できます。また、年額39ドルで利用可能なプランから、エージェント用の年額199ドルのプランまで、複数のプランから選べる年額支払いプランもあります。
利用できる機能はご利用になるプランによって異なりますが、全ての利用者はポートフォリオを表示するためのショートコード と48個のダミーポートフォリオが利用できます。そのため、ほんの数分でポートフォリオを作ることもお任せあれ。また、並び替え可能なカテゴリー、REST APIアクセス、美しいポートフォリオデザイン機能も利用できます。上層のプランにはElementorやBeaver Builderなどの便利なアドオンが含まれているものもあります。
WP Portfolioが優秀な理由
- 年額39ドルのプランの中に主要な機能が含まれている有料プラグインである。
- 年単位の支払いのみで利用でき、生涯メンバーシップへの加入も可能。
- 全てのプランでREST API対応のため、ポートフォリオのほとんど全ての要素をカスタマイズでき、様々なプラットフォームと連携ができる。
- デザインの経験がなくても素晴らしいダミーポートフォリオにより簡単にポートフォリオの作成が可能。多くのクライアントを相手にするエージェントにとっても便利。
- ポートフォリオの全てのカテゴリーはフィルターで並び替え可能。
- 便利なショートコードでポートフォリオをウェブサイトに挿入することができる。
- エージェント向けパックにはページビルダーや他の有料WordPressプラグインといった便利なアドオンが含まれるものも。
- エージェントプランでは、規模の大きなポートフォリオを作成するのにぴったりなテーマであるAstra Proが使用可能。
- 開発者は頻繁にセールを行う傾向にあるため、多少お金を節約できるチャンスがある。
- ポートフォリオはウェブサイトのスクリーンショットから動画まであらゆるものに対応。
- タイルスタイルのグリッドや無限スクロール、遅延読み込み(ウェブサイトの読み込み速度を高めるのに最適)など、便利なエフェクトやフォーマットが利用できる。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
WP Portfolioはお手頃な料金、利用可能なポートフォリオテーマ、ページビルダーとの連携などの理由からエージェントにおすすめ。たった一度の支払いで全ての機能を利用できるという点を考慮すると、個人でパーソナルプランを利用するのも悪くないでしょう。
3. GridKit Portfolio Gallery
GridKit Portfolio Galleryプラグインは画像用のスタンダードなポートフォリオよりも一歩進んだ機能を求めるWordPressユーザーの厚い支持を受けるプラグインです。例えば、Youtubeのリンクをギャラリーにペーストするだけで簡単に載せられるYouTube動画ギャラリーの機能が利用できます。また、クライアントのロゴ、チームメンバーの写真、地図、オーディオクリップなどのアイテムからも選べます。もちろん通常の画像スライダーやポートフォリオも利用可能ですが、他のプラグインよりもずっと多くのオプションが選べます。
GridKitは無料版と有料版の2種類から選べます。無料版ではレスポンシブポートフォリオ、画像スライダー、ポートフォリオを挿入するためのショートコードが利用できます。 その他にも、製品カタログ、クライアントプレゼンテーションなどの機能も利用できます。
有料版は29.99ドルから利用可能で、年の終わりに追加サポートのためのアップグレードを行わない限り、1回限りの支払いで済みます。少しずつ支払いたいという方は月額のスタンダードライセンスを選ぶことも可能です。料金は月額4.99ドルですが、6ヶ月で一括支払いと同額になってしまうのであまり意味がないでしょう。
もう一つの支払いプランは、49.99ドル(一括払い)のLifetime Extended Licenseというライセンスでプラグインを5つのウェブサイトで使用することができます。
GridKit Portfolio Galleryが優秀な理由
- GridKitは素晴らしいグリッドポートフォリオレイアウトや複数のフィルターのオプションを持つ定番の有料プラグイン。動画をアップロードするだけで素晴らしいポートフォリオの作成が可能。
- チームメンバー、写真、動画、ロゴなど専用のポートフォリオなど、いくつかの既存のテンプレートやオプションがある。
- なかなか機能が充実した無料版が存在する。
- GridKitではアニメーションやホバーなど様々なエフェクトが使用でき、全てがカスタマイズ可能。クライアントや他のユーザーにポートフォリオのシェアを促すシェアボタンの機能も。
- ショートコードを使用してウェブサイトへポートフォリオを挿入できる。
- タイルやパズル形式のユニークなレイアウトも搭載。
- 直接ページにリンクすることで美しいインスタグラムのフィードの作成が可能。
- 訪問者がポートフォリオをスクロールしたりクリックしたりしなくて済むスライドショーも作成可能。
- 遅延読み込みは画面上に表示されている読込画像にのみ適用。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
GridKitは、とても魅力的な既存テンプレートを使いたいという方にはとてもおすすめのプラグインです。MP3クリップやクライアントロゴなどユニークなアイテムのポートフォリオを作成したい場合にもぴったり。
4. Portfolio Post Type
Portfolio Post Typeプラグインはポートフォリオの作成・管理に関して、他とは全く異なるアプローチをとっています。サイトにアップロードした全てのポートフォリオアイテムに対しカスタム投稿タイプを生成します。これによりポートフォリオを綺麗に整理し、それぞれのアイテムにタグやカテゴリーを登録することができます。インストールした後に一切調整の必要ない、シンプルでライトなプラグインです。
Portfolio Post Typeプラグインは完全に無料で、ポートフォリオアイテムを素早く特定したい開発者にとって便利でしょう。ただし、このプラグインはウェブサイト上でポートフォリオがどのように表示されるかという点には一切関係がないということをお忘れなく。美しく表示させるためには、素敵なレイアウトのポートフォリオをサポートする別のプラグインやテーマを探さなければなりません。
Portfolio Post Typeが優秀な理由
- 無料で一切のアップセルなし。
- ポートフォリオアイテムのカスタム投稿タイプの生成が可能。
- 全てのカスタム投稿タイプにタグやカテゴリーを追加できる。
- プラグインによってデザインは一切制限されない。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
Portfolio Post Typeプラグインは規模の大きなポートフォリオやクライアントのポートフォリオを複数持つ開発者におすすめです。ポートフォリオアイテムを難なく探セル整理されたデザインが注目に値します。コーディングの経験がある方や、既に優れたポートフォリオテーマをお持ちの方はきっと気にいるでしょう。
5. Visual Portfolio
Visual Portfolioは無料のWordPress用ポートフォリオプラグインとして十分に支持されているプラグインです。オープンソースのソフトウェアなので、より良い機能を利用するためにアップグレードする必要はありません。プラグインには公開する前にギャラリーがどのように表示されるかを確認できる視覚的なビルダーが搭載されています。ビルダーは、フルプレビューが表示されるという点と、レイアウトの調整/ショートコードの検索/ポートフォリオの画像変更のための設定があるという点以外はWordPressの投稿の操作方法と似ています。
人気なタイルフォーマットを含め、いくつものレイアウトを利用できます。無制限のポートフォリオアイテムにフィルターや無限スクロールツールも追加できます。
カスタムカラーやカスタム投稿タイプの他、ユーザーがギャラリーを簡単に見て回れるカルーセルも利用できます。画像を拡大して見たいクライアントもいるでしょう—そんな時には、ポップアップギャラリーも便利です。最後に、開発者はCSSをカスタマイズしイチからテンプレートを作成することもできます。
Visual Portfolioが優秀な理由
- Visual Portfolioは完全無料。
- CSSやテンプレート保存エリアがあり、開発者に優しい。
- バックエンドに視覚的なプレビューが表示されるため、ポートフォリオがどのように表示されるか確認できる。
- ショートコードによって画像コレクションをウェブサイトの好きなところに挿入できる。
- タイル、スライダー、グリッド、レンガの4つのレイアウトから選べる。
- ホバーエフェクトには、飛び込んでくるエフェクト、浮かび上がってくるエフェクト、フェードするエフェクトなどプロフェッショナルな雰囲気のものがある。
- フィルターやソートは「読み込み」ボタンで補完できる。
- VimeoやYouTubeの画像や動画に対応したポップアップギャラリーが利用可能。
- Gutenberg WordPressビルダーやWPBakeryなどいくつかの連携に対応。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
Visual Portfolioは無料で多くの視覚的機能やアニメーション機能が利用できます。それだけではなく、有料の他のプラグインと同じくらいのクオリティのポートフォリオが作成できます。視覚的なビルダーを利用して美しいポートフォリオを無料で作成したいという方はVisual Portfolioの利用をご検討ください。
6. NextGEN Gallery
NextGEN Galleryは、写真家による写真家のためのプラグインというのが売りです。今回ご紹介する中で最もダウンロードされているプラグインのようです。一括アップロードから画像ソートまで全ての必要な機能が含まれています。また、3つの異なるポートフォリオから選びカスタマイズできます。無料バージョンでは、画像ブラウザギャラリー、サムネイル、スライドショーの機能を含むこの3つのポートフォリオが利用できます。
NextGEN Galleryの有料版は79ドルですが、追加の素晴らしいデモポートフォリオのコレクションが利用できます。
NextGEN Galleryは、美しいデザインが揃っており、アーティストや写真家のポートフォリオサイトに良い選択肢になります。ベーシックなスライドショーも利用できますし、何百もの画像をグリッドベースのギャラリーにひとまとめにすることもできます。ポートフォリオはバックエンドで管理し、メタデータや画像名をつけることができます。サムネイルのサイズ、隠れた画像、スライドショーのリンクなどカスタマイズ機能も豊富です。
NextGEN Galleryが優秀な理由
- NextGEN Galleryには無料版と有料版があり、どちらも見栄えのいいテンプレートが利用できる。
- 画像のディープリンク機能や画像のシェア機能など幅広い拡張機能が利用できる。
- バッチアップロードやテンプレートのおかげで、数分間でポートフォリオが作成できる。
- 有料バージョンではプロフォトギャラリーやブログフィードなどユニークなレイアウトが利用可能。
- Lightboxを利用するとクリックした時に画像が拡大できる。
- プランの中には画像へのコメント機能やディープリンク機能が利用可能なものもある。
- WooCommerceと連携し、印刷物を販売することも可能。支払いはStripe とPayPalで受け取ることが可能。
- 評判の良い写真のテーマなどNextGEN Gallery プラグインに合ったテーマが販売されている。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
美しさにこだわったポートフォリオを作りたいという写真家やアーティストにおすすめ。ポートフォリオのデザインに取り掛かる前にたくさんのテンプレートのコレクションの中から選びたいという方にもおすすめです。印刷物販売、デジタルダウンロード機能の搭載などが可能なため、全体的にプロ向けの仕様と言えます。
7. Media Grid
Media GridプラグインにはInstagramからギャラリーを生成する使い方から、代表的なポートフォリオの作品をカラム型の上品なポートフォリオに整理する使い方まで様々な使い方があります。Media Gridの機能のハイライトとしては、WooCommerceとの連携、写真にユーザーがコメントできるオプション、画像、オーディオ、動画などあらゆるメディアへの対応などがあります。
Media GridはCodeCanyonで販売されているため、有料のプラグインしか存在しませんが、一回限りの支払いで料金もお手頃です。 このプラグインは25ドルで販売されていて、カスタマーサポートを拡張したい場合は多少の追加料金が発生します。
他の多くの有料プラグインと同様に、必要な機能を網羅しています。25ドルのプラグインの中には既存のポートフォリオスタイル10個と、グリッドをカスタマイズするツール、美しいポートフォリオを作成し、それを公開前に確認できる視覚的ビルダーなどが含まれます。
Media Gridが優秀な理由
- Media Gridは有料プラグインだが、料金はかなりお手頃。
- 全てのグリッドポートフォリオにはフィルターのオプションがついている。
- 画像から動画まで全てに対応。オーディオクリップのポートフォリオまで作成可能。
- プラグインにはEコマースストアが連携でき、ポートフォリオまたはギャラリーの下にコメント欄の設置が可能。
- メディアをアップロード、ブログ記事や固定ページにポートフォリオをリンクできる。
- ポートフォリオを公開する前に確認できる視覚的なグリッドビルダーを搭載。ポートフォリオのソートや要素のサイズを調整するのにコーディングは一切不要。
- Lightboxモードには5種類のレイアウトがあり、ポートフォリオアイテムをはっきりと表示。
- ショートコードまたはHTMLのいずれかを使って、サイトの好きな場所にギャラリーを挿入できる。
- 多言語対応とレスポンシブ対応を備える。
- 拡散を促すシェアボタンをポートフォリオの下に設置可能。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
料金がとてもお手頃なことに加え、Media Gridプラグインはeコマース機能を持つサイトの運営企業におすすめ。WooCommerceとの連携ができるのは大きな特徴で、しかもクライアントからフィードバックをもらえるコメント欄を画像の下に設けることができます。
8. Go Portfolio
Go Portfolioは上品でインタラクティブなポートフォリオを実現します。Go Portfolioの販売価格は26ドルで、6ヶ月を超えたカスタマーサポートを受けたい場合は追加料金が発生します。このプラグインでは、四角や丸型の画像が掲載できるユニークなデザインのポートフォリオが利用できます。また、ポートフォリオにフィルタリングツールをつける機能や、eコマースツールとの連携によって、顧客がクリックすると商品を購入できる機能も利用できます。
無制限のカラーやフォーマットの組み合わせにより、ポートフォリオに彩りを加えたり、スライダーやカラム形式のグリッドなどのレイアウトを作成したりするのにぴったりのプラグインです。
Go Portfolioが優秀なWordPress用ポートフォリオプラグインであるもう一つの理由は、その素晴らしいエフェクトやアニメーション機能です。例えば、ユーザーがポートフォリオのアイテムの上をスクロールした時にリンクとアニメーション付きのタイトルが表示するようにすることもできます。アイテムの価格を表示したり、どのような種類のメディアかを示すアイコンを表示させたりしても良いでしょう。
Go Portfolioが優秀な理由
- Go Portfolioは有料のプラグインだが、料金は非常にお手頃。
- ポートフォリオに載せるアイテムが多い場合、一括でインポート、エクスポートできる。
- コーディングをせずに数分間でポートフォリオが完成できるよう、38個以上のスターターテンプレートが用意されている。テンプレートの多くは特定の業界専用のもの。例えば、写真家、デザインエージェント、レストラン専用のテンプレートなどがある。
- ポートフォリオの色やレイアウトの設定は制限なく変更が可能で、好きなようにカスタマイズできる。
- Visual Composerにも対応しているのでアイテムをドラッグしてポートフォリオを作成することも可能。
- プラグインには2種類のフィルターがあり、一つは画像の不透明度を変更するもので、もう一つはアイソトープです。
- バックエンドでカスタム投稿タイプの作成も可能。
- Go PortfolioはWooCommerceと連携でき、商品をグリッド状に表示することが可能。
- 画像、動画、オーディオクリップなど複数のメディアに対応。
- サムネイルとlightbox 画像のサイズ、色、形を大幅にカスタマイズできる。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
Go Portfolioはポートフォリオを完全にカスタマイズしたい方や、美しいポートフォリオにこだわりたい方にはぴったりのプラグインでしょう。ポートフォリオのバリエーションは驚くほど豊富で、サムネイルの色や形、位置などを自由に変更できます。コーディングなしにユニークで美しいポートフォリオを作成するには一番おすすめのプラグインです。
9. Essential Grid
Essential Gridはおそらく一番人気なポートフォリオプラグインでしょう。今回ご紹介する他の多くのプラグインと同様、Essential GridはCodeCanyonで販売されており、料金は34ドルです。ただし、Essential Gridの開発者はよくテーマクリエイターと提携するので、ご利用中のWordPressテーマにEssential Gridが含まれているかどうかまずは確認してみるといいでしょう。また、Essential Gridはもっとも強力かつ複雑なグリッド作成ツールであり、ポートフォリオ以外の用途にも使えるという点も注目に値します。
実際に、多くの企業ではEssential Gridを商品掲載、ギャラリー、Instagramの写真などに利用しています。画像やその他のメディアを将来的に様々な方法で活用できる、あらゆる目的に合致したプラグインです。
Essential Grid ではコンテンツソース(WordPressのギャラリーやInstagram)を選択し、グリッドを作成します。続いて、コブル、タイル、イーブンなどのレイアウトを選択します。次にナビゲーション、フィルタリング、ソートなどの機能を追加し、最後の方にスキンを選択できます。
Essential Gridが優秀な理由
- Essential Gridはギャラリー/ポートフォリオのプラグインの中で最も多くの機能を備えていて、価格もお手頃。
- グリッドからスキンへ好きなアイテムをインポート/エクスポートできる開発者向けツールを備える。ポートフォリオに掲載したいコンテンツのインポートも可能。
- 視覚的なビルダーにより、公開前にポートフォリオをバックエンドで確認できる。線の高さやフォント、ソースなどを調整できる。
- Essential Gridではそれぞれ異なるアニメーションや色、フォーマットの何十個もの既存のスキンが利用できる。
- ナビゲーション、フィルター、ソートのオプションも利用できる。
- 3つの基本レイアウトがあるが、カラムの数を変更して独自のレイアウトを作成することも可能。
- Instagram、WordPress、YouTube、NextGen Gallery、WooCommerce、カスタムソースなど様々なソースからコンテンツを取得できる。Essential Gridには何十個ものソースが対応。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
Essential Gridは最も充実したフレキシブルなギャラリービルダーでしょう。コーディングなしで全てをカスタマイズしたいという開発者にぴったり。ユニークなコンテンツソースや美しいテンプレートを利用したい場合にも最適なプラグイン。初心者も最初さえ乗り切ればEssential Gridのインターフェースを使いこなすことができるでしょう。
10. Cube Portfolio
Cube PortfolioはCodeCanyonで19ドルで販売されていて、全てのポートフォリオやギャラリーでライブテンプレートが使用できます。Cube Portfolioの良いところとして、22のアニメーションや8つのスターターテンプレートなどのプリセットが豊富です。完全にカスタマイズが可能なWordPress用ポートフォリオプラグインですが、ほとんどはプリセットで事足りてしまいます。
ギャラリーをソートする機能の他、クライアントの一番関心のあるアイテムのみをフィルタリングするカテゴリーも用意されています。
Cube Portfolio の基本的なメリットには、画像、YouTube、Vimeo、サーバー上の動画など様々なメディアのアップロードに対応している点が挙げられます。コーディングや面倒な設定が煩わしいという方はライブテンプレートビルダーが使用できます。さらに、あなたの作品がクライアントの目を引くようにする22以上のアニメーションも用意されています。人気なレイアウトにはタイル、スライダー、ブログ記事、lightboxギャラリーなどあります。
Cube Portfolioが優秀な理由
- Cube Portfolioにはポートフォリオ作成に簡単に着手できるテンプレートがたくさん用意されていて、仕上がりもプロフェッショナルなものに。
- 視覚的なビルダーによって、ポートフォリオの好きな場所のカスタマイズが可能。色やフォント、寸法などの変更が可能。
- チームの紹介ページや、ブログフィードに直接リンクされたポートフォリオなど、ユニークなレイアウトがある。
- サイトを重くせずにギャラリーをより動的で魅力的にするCSS3アニメーション。
- プロジェクトの説明をクライアントに伝える14のキャプションアニメーション。
- 「もっと表示」ボタンが表示されるとともに、サイトの読み込みを速くする遅延読み込みの適用も可能。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
Cube Portfolioはユニークなフォーマットのギャラリーを作りたい場合や、会社のサイトの特定のページ(チームの紹介ページなど)をグリッドで作成したい場合に便利なプラグインです。
11. The Grid
The Gridの料金は29ドルで、簡単に美しいポートフォリオを作成できる詳細な機能が利用できます。ブロガーやエージェント、eコマースストアなどは簡単にこれらの機能を使いこなすことができるでしょう。スキンビルダーはEssential Gridのインターフェースと似ていて、線の高さ、フォント、色などを変えられる幅広い設定が可能です。The Gridでは、モジュールをドラッグ&ドロップして、自由にリサイズできる視覚的なビルダーが利用できます。
あなたのクライアントが主にモバイル端末を利用する場合、最適なポートフォリオのオプションでしょう。レスポンシブ対応のタッチスライダーやこれを使いやすくする様々なフォーマットが利用できます。WooCommerceへの対応から30以上の既存のユニークなスキンまで備わったThe Gridを選べばまず間違いはないでしょう。
The Gridが優秀な理由
- その非常に充実した機能を考慮すると、The Gridはお手頃な価格。
- 視覚的なビルダーでポートフォリオのアイテムをドラッグアンドドロップしてリサイズができる。
- 数十個のアニメーションと、30個以上のスキンが利用でき、一つのポートフォリオにつき最大12個のカラムが利用できる。
- Instagram、Flickr、Twitter、YouTubeなど幅広いサービスと連携。もちろんブログ投稿との連携も可能。
- WooCommerceとの連携により、オンラインストアの商品画像やリンクを掲載したギャラリーの作成が可能。
- The GridはVisual Composer、Shortcode、Cornerstoneなどいくつかの有料のサードパーティーによるプラグインと相性が良い。
- コンテンツを取り込んだり、テンプレートを後ほど利用するために保存したりするのにワンクリックインポート/エクスポートボタンを利用できる。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
The GridはEssential Gridと同様、時間をかければどんなタイプのギャラリーやポートフォリオでも作成できるため、どのような事業を展開する人にもおすすめ。Essential Gridと同じように、インターフェースは初心者にはやや使いづらいかもしれませんが、開発者にとっては便利で、多くの人は徐々に使いこなせるようになるでしょう。
12. Envira Gallery
Envira Galleryはコーディングを一切せずにレスポンティブな写真や動画のギャラリーの作成ができるため、多くの熱狂的なファンを持ちます。Envira Galleryプラグインを利用するにはいずれかの支払いプランを選択する必要があります。主要な機能と1年間カスタマーサポートが利用できるベーシックプランは29ドルです。ポートフォリオのシェアや、eコマース、電子透かしなどの機能を利用したい場合は、他の料金プランにアップグレードすることも可能です。
基本プラグインはご自分のCSSをインプットする機能、スライドショーを追加する機能、写真がダウンロードされないよう保護する機能などの便利なツールが売りです。唯一残念なのは、動画への対応、アルバム機能、Instagramとの連携など、他のプラグインにはない標準的な機能が(アップグレードしない限り)基本プランには備わっていないという点です。
Envira Galleryの肝心なポイントは、コーディングを一切せずに素晴らしいポートフォリオを作成できるという点です。また、一番高い料金プラグインを支払えば(最大99ドル)、他のプラグインではなかなか利用できない機能が利用できます。例えば、ディープリンクやDropboxインポート、EXIFデータなどはEnvira Galleryにしかない機能です。
Envira Galleryが優秀な理由
- Envira Galleryではページネーションや、電子透かし、画像のスケジュール投稿など独創的なカスタマイズが可能。
- Instagramとの連携により、ポートフォリオを更新せずにSNSからコンテンツを取得できる。
- 基本プラグインには画像保護、スライドショー、無制限のギャラリーなどの機能がある。
- Envira Galleryは写真を保護し、利益を確保しなければならない写真家に便利。電子透かしや画像ロック、EXIFデータ、タグによってそれを実現。
- 画像のシェア、ディープリンク、eコマース、動画などのオプションがある。
このWordPress用ポートフォリオプラグインはこんな人におすすめ
写真家やアーティストにとってはEnvira Galleryの画像の保護やデータログ機能が便利でしょう。価格の手頃さや使いやすさの面では一番ではありませんが、機能の豊富さではピカイチです。
あなたにぴったりなWordPress用ポートフォリオプラグインは?
GoogleやWordPressのプラグインディレクトリーを検索すると、何百ものポートフォリオプラグインが出てくるでしょう。そこで、今回はどのプラグインを使うべきか判断しやすいよう、抜粋したリストを作成しました。
ポートフォリオは多くの仕事で必要不可欠なものです。次のリストのうち気になるものをいくつか選び、購入やダウンロードをする前にデモを試してみましょう。
私たちのおすすめのまとめです。
- Portfolio Gallery – シンプルなポートフォリオを作りたいフリーランサーやスタートアップ にぴったり。
- WP Portfolio – 代理店におすすめのプラグイン。
- GridKit Portfolio Gallery – クライアントロゴやMP3クリップなどのユニークなコンテンツのポートフォリオにはぴったり。
- Portfolio Post Type – 複数のポートフォリオを整理したい開発者におすすめ。
- Visual Portfolio – 美しいポートフォリオを無料で作りたい場合に検討すべきプラグイン。
- NextGEN Gallery – プロの写真家やアーティストに最適。
- Media Grid –eコマースストアに便利なプラグイン。
- Go Portfolio – 美しさとスタイルという点で優れたプラグイン。
- Essential Grid – 機能が最も充実したプラグインの一つ。
- Cube Portfolio – ユニークなレイアウトを作成したい場合に最適。
- The Grid – Essential Gridと同様に機能が充実。
- Envira Gallery – 保護の機能や体系化の機能という観点でプロの写真家は利用を検討すべきプラグイン。
他にもおすすめのWordPress向けポートフォリオプラグインがあればコメント欄で是非教えてください!
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