オンラインストアを構築するための選択肢は、年々増え続けています。ShopifyやBigCommerceのようなSaaS(Software as a Service: サービスとしてのソフトウェア)プラットフォームがある一方で、WordPressのECプラグインも負けていません。どちらにもメリットがありますが、既存のWordPressサイトをオンラインストアに変換するには、後者が答えです。ブログを執筆して購読者を増やし、一夜にして電子書籍などの商品を並べたショップページを立ち上げることも可能です。
商品の販売はオンラインで収益を上げる方法の1つであり、ちょっとしたプラグインで実現可能です。
WordPressのECプラグインの優れた点は、SaaS製品と同じ機能を使いながら、豊富なサポートリソース、活発な開発コミュニティ、そして世界一シンプルなコンテンツ管理システム(CSM)との統合などの恩恵も受けれること。ドーナツからデジタルコンテンツまで、商品を問わず、ECサイトを数分で立ち上げることができます。
今回は、厳選したおすすめのECプラグインをご紹介していきますが、中には特定の製品の販売に適したものもあります。例えば、動画コンテンツだけを販売したいという方もいるはず。その場合、選択肢は狭まります。デジタルコンテンツを扱う小売業を行うのか、それとも物理的な製品を販売するのか。それぞれに適したECプラグインを見ていきます。
WordPressのおすすめECプラグインのまとめ
本格的に商品販売を行うのであれば、さまざまなECプラグインを実際に試し、比較しながらベストな選択肢を見つけ出すはず。そこで、私たちが厳選したWordPressのECプラグインを先に一覧でご紹介してしまいます。以下、それぞれのプラグインについて詳しくご説明していきますが、とにかくすぐに試してみたいとお考えの方は、以下のプラグインを検索して、ご自身でテストしてみてください。
- WooCommerce
- Easy Digital Downloads
- Cart66 Cloud
- Ecwid Ecommerce Shopping Cart
- WP EasyCart Shopping Cart & eCommerce Store
- BigCommerce
WordPressのおすすめECプラグイン(2024年版)
WordPressのECプラグインを選ぶ際には、どのような機能が必要であるかを理解することが大切です。その上で、各プラグインを比較して、それぞれのメリット、デメリットを知ることが不可欠です。ECプラグインの中には、さまざまな機能が搭載されたものもあれば、シンプルで無駄のないオンラインストアに適したものもあります。また先にも触れた通り、デジタルコンテンツをダウンロード形式で販売するなど、特定の作業に役に立つニッチなプラグインも。
各ECプラグインについて理解したら、ストアの目標や用途などに基づいて使用するプラグインを決定しましょう。それではこれを踏まえて、早速WordPressの優れたECプラグインをご紹介していきます。
1. WooCommerce
ECプラグインと言えば、WooCommerce。ご存知の方も多いでしょう。WooCommerceは、WordPressブログをすぐに高機能ECストアに変換することができる、最も人気の高いWordPressプラグインです。興味深いことに、WooCommerceは当初、2011年にJigoshopのフォークとして開発されました。
2015年にWooThemes(WooCommerceのクリエイター集団)がAutomattic社に買収されて以降、WooCommerceの人気は劇的に高まり、今は全ECサイトの8%、上位100万件のサイトの21%を動かしていることで知られています。
WooCommerceが成長を続ける理由の1つとして、WordPressを運営するAutomattic社に買収されたことが挙げられます。
WooCommerceは、オンラインストアを素早く構築・拡大するには打ってつけのソリューション。ブログに関連した商品を数点販売することも、何千点もの商品を販売することも可能です。さらに、WooCommerceは無料で使用できます。サーバーとインフラが対応できる限りは、商品点数や訪問者数に制限もありません。
サーバー費用に加えて、多くの企業は、WooCommerceの機能の拡張に予算を充てています。例えば、有料WordPressテーマは、WooCommerceと完全な互換性があり、ショッピングカートや洗練された商品ギャラリーなどが付帯しています。あるいは、拡張機能を追加して、オンラインストアをレベルアップすることも。WooCommerceには専用の拡張機能ストアがあり、多くの開発者がWooCommerce用の拡張機能を構築しています。具体的な金額については必要な機能によって異なり、例えば、WooCommerce Bookingsは249ドル、Authorize.netはたった79ドルで購入可能です。
注目の機能
- 一般的な小規模なオンラインストアであれば、費用は不要。有料のテーマやプラグインを使用する場合もそれほど高価ではないため、投資なしでオンラインストアを立ち上げることができる。
- WordPressのECプラグインの中で最も人気がある。Automattic社との提携と大きな開発者コミュニティによって、外部ツールやリソースは不要で、長期的にアップデートの入手が可能。
- 多くの開発者があらゆる用途に役立つ拡張機能を作成している。拡張機能によって、コードを記述することなく、高度なECサイトを立ち上げ可能。例えば本格的な会員制ストアも。
- あらゆる商品を販売できる(デジタル商品、定期購入型の商品、予約受付など)。
- 主要な決済ゲートウェイを導入できる拡張機能もあり。
- WordPressのほとんどのECサイト用テーマは、WooCommerceを考慮して設計されているため、互換性の問題などに直面する可能性は低い。
- 初心者から上級者まで習得が容易。REST API、ドキュメント、オープンソースの開発により、プロの開発者が自由にカスタマイズが行える一方で、インターフェースは初心者に優しいシンプルな作りに。
WooCommerceのインストールとセットアップ方法はこちらをご覧ください。
2. Easy Digital Downloads
Easy Digital Downloads(通称EDD)は、WordPressサイトでデジタル商品を管理・販売するためのシンプルで直感的なプラグインです。WooCommerceにも共通する特徴ですが、EDDの方がデジタル商品の販売に特化した機能が多く、インターフェースもよりすっきりしています。電子書籍やPDFファイル、音声データのような、ダウンロード形式の商品を扱うなら、EDDがお勧めです。そして人気の理由は、コアプラグインが無料であること。サイトにインストールすれば、割引コード、ファイルへのアクセス権限、アクティビティの追跡などの機能を搭載したデジタル商品の販売プラットフォームをすぐに立ち上げることができます。
商品ギャラリーの作成や、EDDテーマの利用も可能で、ユーザーが商品を購入すると、ダウンロードリンクを含むメールが自動送信されます。また、ショッピングカート機能も充実しており、最小限のクリック数でサイト上で決済を処理できます。
EDDのコアプラグインは無料ですが、年払いの有料プランにアップグレードすることも。料金は年間199ドル〜で、すべての機能が利用できる最上位のプランは年間899ドルです。すべてのプランには、カスタマーサポート、サイトのライセンス、アップデートが含まれます。加えて、メールマーケティングや支払いゲートウェイなどの拡張機能や統合機能もあります。
カスタマーサポートは不要で、拡張機能だけを購入したい場合には、豊富な拡張機能も用意されています。WooCommerce同様、料金はツールによって異なります。例えば、Recurring Paymentsは、1つのサイトにつき199ドル、MailChimpは49ドルで利用可能です。また、無料で使えるアドオンもあります。
注目の機能
- 物理的な商品はもちろん、電子書籍や音楽などのようなデジタル商品に特化した機能。ダウンロード方式の商品販売にはベストな選択肢。
- 豊富な拡張機能。訪問者の投稿を許可したり、ソフトウェアライセンスの明記など、高度なオンラインストアを構築できる。
- 複数の支払ゲートウェイをサポート。
- プラグイン自体は無料であるため、中小企業や個人のアーティストであれば、基本的には追加投資なしでオンラインストアの構築が可能。
- 上級開発者はRESTful APIを使って柔軟に管理可能。
- ブロガーや開発者などによる大規模なコミュニティあり。問題解決に役立つブログ記事や、最新の拡張機能など、ツールやリソースが豊富。
- ショッピングカート、顧客管理、割引コード、データレポートに加えて、返金追跡、アフィリエイトシステム、メーリングリストなどの機能も。
Easy Digital Downloadsのインストールとセットアップ方法はこちらをご覧ください。
3. Cart66 Cloud
Cart66 Cloudは、初心者でも使いやすいプラグインです。アドオンや拡張機能を実装しすぎると、サイトの動作が重くなったり、エラーが発生したりすることがあります。このプラグインはそれを考慮し、ほとんどの機能が組み込まれているため、アドオンの実装がほとんど不要です。設定も簡単で、利用ユーザーからも高い評価を受けています。総合的に見れば、WooCommerceには劣りますが、アドオンに手を出したくないという人にはお勧めです。また、開発に関する知識のないユーザーにも向いています。
注意)Cart66 Cloudは、現在新規登録を受け付けていません。
Cart66 Cloudのもう1つの特徴は、独自のベンダー向けマーケットプレイスを提供していることです。大きなメリットというわけではないですが(一般ユーザーはCart66のマーケットプレイスで買い物することはないため)、ブランドの知名度を上げるための方法にはなり得ます。
Cart66は、自社のプラグインを、一般ユーザー向けECプラットフォームと謳っており、一方のWooCommerceは複雑なECサイトを構築する開発者向けと述べています。これには賛否ありますが、すべての必要機能がプラグインに組み込まれているという点は、間違いなくCart66 Cloudの強みです。
プラグインは無料ですが、高度な機能は月額49ドル(14日間の無料トライアル付き)で利用できます。なお、カスタマーサポートも優れており、自分の知識に不安があり、手厚いサポートを受けたい場合には良い選択肢です。
注目の機能
- 優れたカスタマーサポート
- 無料で利用でき、任意で有料のEC機能も使用可能。
- すべての機能がプラグインに組み込まれており、拡張機能は不要。また、開発者を雇ったり、コードを記述する必要もなし。
- ほとんどの開発がCart66チームによって行われており、初心者にはWooCommerceよりも適した選択肢になる可能性も。
- メールマーケティングは、いくつかの競合プラグインよりも優れている。リストのセグメンテーション、ドリップキャンペーン、フォローアップメールの時間指定などの機能をWordPress管理画面で使用可能。
- 物理的な商品とデジタル商品の両方をサポートしているため、例えば電子書籍と靴を同時に販売することも可能。
- 100種類以上の支払いゲートウェイが内蔵(ほとんどのプラグインが拡張機能の実装が必要)。
- コンテンツの制限、定期的な支払いとサブスクリプションなどの機能も組み込み(一般的なプラグインではアドオンの追加購入が必要)。
4. Ecwid Ecommerce Shopping Cart
Ecwid Ecommerce Shopping Cartは、評価が高く、WooCommerceと類似プラグインに見えますが、実はセットアップがかなり異なります。大きな違いの1つとして、Ecwidは、WordPressサイト以外でも利用できます。例えば、Drupalサイトを運営しているユーザーでも、Ecwidを使ってオンラインストアを立ち上げ可能です。他にも、Tumblr、Facebook、そしてもちろんWordPressサイトにも対応しています。WooCommerceは一流のプラグインですが、WordPressサイトでの使用に限られます。さらに、手頃な料金プランだけで必要機能を使用できるため、WooCommerceを含む他のWordPressのECプラグインよりも最終的な投資費用を抑えられる可能性があります。プラグイン自体は完全無料。組み込みの機能が豊富で、アドオンを多数実装する必要がありません。
コアプラグインの機能が充実したものをお探しなら、Ecwidはかなりおすすめの選択肢です。Cart66と同様に、アドオンや外部の開発者による拡張機能を使うことなく、必要な機能が一式組み込まれています。無料プランは、簡単なオンラインストアの構築には十分です。モバイル対応のショッピングカート、10点までの商品数、複数のサイトで販売する機能などが利用できます。
もちろん、商品数が10点までという制限がありますが、これはあくまで無料プランの話。月額15ドルで利用できる有料プランなら、商品数は100点まで、月額35ドルで2,500点、月額99ドルで無制限になります。一見、WooCommerceなどの他のプラグインと比べて高価ですが、ショップによっては、逆に費用を抑えられる場合もあります。と言うのも、WooCommerceは高価なアドオンの実装が必要になる可能性があるためです。例えば、主要な決済ゲートウェイを導入するには、アドオンを購入しなければなりません。Ecwidなら、商品数が100点未満であれば、月額たったの15ドルで以下のような機能を使うことができます。
- Facebookショップ
- モバイルPOS
- 無料のスターターサイト
- 割引コード
- カゴ落ち対策
- SNSツール
- Facebookピクセル
- 自動税金計算機能
- Google ショッピング対応
WooCommerceストアに実装するアドオンの数によっては、月額99ドルの最上位のプランを選んでも費用を削減できる可能性があります。また、Ecwidは非常に洗練されたインターフェースと簡単なセットアップも特徴です。まずは、無料で使ってみて、月々の費用を確認した上で、使用する価値があるかどうかを検討することをお勧めします。WooCommerceのアドオン費用が高額になりそうな場合、あるいは複数の販売チャネル(マーケットプレイス、eBay、Facebookなど)を求めている場合、Ecwidは賢い選択肢になるでしょう。
注目の機能
- 商品数が最大10点までの無料プランあり。有料プランでは、簡単インストール、美しいインターフェース、必要機能一式が利用可能。
- ほとんどのウェブサイトビルダーとコンテンツ管理システム(CMS)と統合可能(WordPressからSquarespace、Adobe Muse、Wixまで)。
- 電話とチャットのカスタマーサポート。一部のプランでは、個別のソリューションを提案してもらえる無料のコンサルティングや、優先サポートを受けられる。
- プラグインの自動更新(ほとんどのWordPressプラグインは都度更新が必要)。
- Ecwidがストアを運用するため、PCI-DCC認定を受けており、支払いゲートウェイと銀行間の取引の安全性が保証される(ほとんどの他のプラグインは、サーバーからPCIコンプライアンスを取得しなければならない)。
- 複数の販売チャネルですぐに商品を販売できる。例えば、一部プランでは、Facebook上にショップを立ち上げ可能。モバイルPOS、オンラインマーケットプレイス、通常POS、eBay、Google ショッピング対応。
- 1つのサイトにインストールするとすべてのストアデータが転送・同期され、複数のプラットフォームで商品の販売が可能。
5. WP EasyCart Shopping Cart & eCommerce Store
WP EasyCart Shopping Cart & eCommerce Storeは、他のECプラグインと比べて、その知名度こそ低いものの、徐々に注目され始めているプラグインです。人気の高いWooCommerce、Cart66、Easy Digital Downloadsのようなシンプルなソリューションでさえ、小規模なストアにとっては機能が過剰すぎることも。また、ECサイトを構築する知識はあるけど、作業に充てる時間がないという場合もあるはずです。WP EasyCartは、操作の習得に時間を費やすことなく、質の高いオンラインストアを作成したい小規模ビジネス向けに設計されています。驚くほど高速なセットアップと、非開発者向けのわかりやすいツールが魅力です。
小規模な事業では他のソフトウェアを使用している傾向を考慮し、Quickbookとの同期や、MailChimpのメールマーケティング統合が組み込まれています。また、TaxCloudとShipStationもシステムに統合されており、中小企業には嬉しい配慮が多数見られます。さらに、小売商品からダウンロード商品、定期購入からギフトカードまで、あらゆるタイプの製品を販売可能です。請求書の送付、動画コンテンツの販売、電子書籍の追加、寄付のお願いなども実現できます。
WP EasyCartは、SquarespaceやWixのようなSaaS型ECプラットフォームと似ており、必要なツールがすべて揃っています。SaaSプラットフォームとの唯一の違いは、WordPressと任意のホスティングサービスとで、サイトを完全管理できる点にあります。無制限の商品数、送料計算機能、高度な商品バリエーションの設定など、無料とは思えない高度な機能が使用できます。年間69ドルの有料プランでは、無料プランでは発生する取引手数料が免除されます。最上位のプランは年間99ドルで、定期購入型の商品販売に有用な優れた機能、Quickbooks統合、Stamps.com、AffiliateWPなど、さらに数多くの機能を利用できます。
クーポン、プロモーション、B2B、サブスクリプションなどの基本的な機能を考慮すれば、WooCommerceに十分匹敵するプラグインです。小規模事業で一般的な統合で機能を拡張すれば、小規模なオンラインストア向けの強力ECプラグインに。14日間の無料トライアルがあるため、まずは試しに使ってみて損はありません。困ったことがあれば、オンラインドキュメント、解説動画、フォーラムなど、豊富なサポートリソースも利用できます。また、有料ですが、カスタマーサポートも利用可能です。
注目の機能
- 無料プランは、商品数無制限、さらに税金計算、商品バリエーション、動画販売などの機能が利用可能。
- 有料プランは、小規模事業向けに豊富な機能が揃っており、手頃な価格設定。年間99ドルのプランは、小規模なECストアに特化した必要な機能だけを使用できる。
- 各拡張機能が完全に小規模ストア向けに設計されている。AffiliateWP、MailChimp、Quickbooks、Stamps.com、Groupon Importerなどと同期可能。
- 今回紹介するプラグインの中でも最高レベルの無料カスタマーサポート。従来の電話やメールでのサポートは無料では利用できないが、活発なフォーラムと解説動画は非常に有用。
- 寄付、請求書、電子書籍、動画コンテンツなどあらゆるタイプの製品をサポート。
- WP EasyCartの年間69ドルまたは99ドルのプランは、WooCommerceの高度なアドオンへの課金を考えれば圧倒的に安価。
- サイトの構築以外の業務に集中したい会社にとって理想的な使いやすいインターフェース。
6. BigCommerce
BigCommerceは、長年にわたり、独自のECプラットフォームとして、CMSとホスティングサービスを提供してきました。しかし近年、開発者向けベータ版の初期バージョンで、WordPress業界にも参入し始めています。今のところ、利用には申請が必要になりますが、近い将来変更される可能性があります。BigCommerceの目的は、WordPressサイトを運用しているユーザーの獲得。例えば、人気のブロガーが商品販売を考えている可能性は十分あり、WordPressプラグインよりもBigCommerceの方が優れていると感じるユーザーも一定数いるでしょう。このBigCommerceプラグインが登場する前は、WordPressとBigCommerceの併用はできず、どちらかを選択しなければなりませんでした。
BigCommerceは、WordPressのコンテンツ力とBigCommerceの高い販売力を融合することに取り組んでおり、Ecwidのそれと同じように、複数のサイトにBigCommerceモジュールを配置しても、互換性の問題が生じることはありません。
在庫も販売もすべて1つのダッシュボードで管理可能です。また、BigCommerceには、ヘッドレスコマースにも対応しており、WordPressのリソースをフロントエンドで処理することで容量を確保し、バックエンドでの決済やカタログ管理の処理を高速化することができます。
先に触れた通り、このプラグインの利用には承認が必要になりますが、多機能なBigCommerceを利用しながら、WordPressサイトを運営したいなら、検討の価値ありです。ヘッドレスWordPressについてはこちらをご覧ください。
注目の機能
- トップクラスのECプラットフォームのBigCommerceと最高のCMSであるWordPressの組み合わせが実現可能。
- あらゆる決済代行サービスと提携。ユーザー体験を向上させる優れたクレジットカード処理率。
- コンテンツはフロントエンドで管理し、EC部分はバックエンドで実行。
- PCIコンプライアンスに準拠(WooCommerceなどのプラグインでは、セキュリティの観点からサーバーに相談が必要)。
- 複数のサイトで利用可能。
BigCommerce─注目のWooCommerce代替サービスやECサイトの詐欺対策に関する記事も併せてご覧ください。
まとめ
WooCommerceとEasy Digital Downloadsは、特に高い人気を集めるECプラグインです。とは言え、この2つのプラグインが必ずしもベストな選択肢とは限りません。豊富な選択肢があるのがWordPressの魅力です。では、あなたのオンラインストアにはどのプラグインが適しているのでしょうか。
- 上級者向けのカスタマイズ機能を求めるなら:WooCommerceまたはEasy Digital Downloads(新たなものをお探しなら、Bigcommerceも)
- ECサイトを初めて立ち上げるなら:Cart66またはWP EasyCart(WooCommerceも習得が容易)
- 小規模なショップに特化した機能を求めるなら:WP EasyCart
- WordPressコアの無料ECプラグインなら:WooCommerce
- 最小限のアドオンで予算を抑えたいなら:Cart66 CloudまたはWP EasyCart
- さまざまなアドオンを実装するなら:WooCommerce
- デジタル商品のみを販売するなら:Easy Digital Downloads
- 複数のチャネルで販売するなら:Ecwid Ecommerce Shopping Cart
- BigCommerceとWordPressを組み合わせたいなら:BigCommerceのベータ版
今回は、オンラインストアの構築、管理、開発に役立つおすすめのWordPressプラグインをご紹介してきました。数多ある選択肢の中から、特に優れたものを厳選しています。理想のプラグイン探しのお役に立てば幸いです。WordPressのECプラグインについて、何かご質問がありましたら、以下のコメント欄でお聞かせください。
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