ECサイトの勢いはとどまるところを知らず、2019年にはアメリカだけで6,017.5億ドルの売上を生み出しました。多くの人がオンラインでショッピングをするようになればなるほど、独自のオンラインショップを開設しようという人も増加します。

Shopifyは世界中に何千人ものベンダーとショップを抱える代表的なECサイトプラットフォームの一つです。しかし、実は他にも機能の充実したプラットフォームはたくさん存在し、特定のオーディエンスに対しては意外なプラットフォームがShopifyよりも適していることもあります。この分野にあまり詳しくない方は、Shopifyなどのプラットフォームの提供する機能についてぼんやりとしたイメージしかお持ちでないもしれません。

「Shopify以外にどんなプラットフォームがあるの?」と疑問に思っている方のために、今回は主なShopifyの代替ツールとそのメリットやデメリット、ユーザーエクスペリエンス、料金の詳細をご紹介します。

準備はいいですか?早速見ていきましょう。

1. WooCommerce

WooCommerce

WooCommerce

WooCommerceはWordPress上に構築できる自己ホスティング型のECプラットフォームです。オープンソースでスケーラブルなので、コンテンツを細かく制御してしっかりとしたECサイトを構築したいという法人の方におすすめです。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

WooCommerceの管理画面

WooCommerceの管理画面

WooCommerceの管理画面はWordPressの中に組み込まれ、直感的に使いやすくなっています。

プランと料金

WooCommerceは無料で、既にご利用のサイトとレンタルサーバーがある場合、別途月額料金が発生することもありません。(ただし、外部の決済システムを利用しなければならず、選んだサービスに応じて決まった取引手数料が請求されます。)

詳しいメリットとデメリットを知りたい方はWooCommerce vs Shopifyという専用の比較記事をご覧ください。

2. BigCommerce

BigCommerce

BigCommerce

BigCommerceカゴ落ちメール機能など、デフォルトで高度なマーケティング性能を誇るECプラットフォームです。高度な機能の数々はオンラインショップの売上を拡大したい知識豊富なデジタルマーケターや企業にぴったり。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

BigCommerceの管理画面

BigCommerceの管理画面

BigCommerceのインターフェースはシンプルでフラットなデザインと明確なメニューが特徴的。Shopifyと同じくらい分かりやすいです。

プランと料金

BigCommerceの料金

BigCommerceの料金

限定的な機能と年間売上5万ドルを上限としたスタンダードプランは月額29.95ドルから利用できます。プラスプランには自動のカートリカバリーなどのマーケティングに特化した機能が含まれ、月額79.95ドルです。決済については、外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

3. Volusion

Volusion

Volusion

Volusionは使いやすいツールを必要とする中小企業に特化したECサイトプラットフォームです。シンプルなインターフェースとステップ毎のチュートリアルにより、初めてでも簡単にショップを開設できます。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

Volusion管理画面の説明

Volusion管理画面の説明

Volusionの一番の売りは使いやすさで、誰でも簡単にショップを開設できるステップ毎のチュートリアルとシンプルなインターフェースが特徴です。

プランと料金

Volusionの料金

Volusionの料金

Volusionの商品数100個、年間売上50,000ドルまでを上限とするパーソナルプランは29ドルから利用できます。電話販売とCRMの機能を利用するには、月額79ドルのプロフェッショナルプランへのアップグレードが必要です。決済については、外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

4. PinnacleCart

PinnacleCart

PinnacleCart

PinnacleCartは自らのサービスをECサイトプラットフォーム市場におけるマーケティング、コンバージョンの先駆者と謳っています。独自のデザインとマーケティングに使えるサービスも提供しているので、それらについても手を借りたいショップオーナーにはおすすめです。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

PinnacleCartの管理画面

PinnacleCartの管理画面

PinnacleCartの管理画面は直感的で使いやすく、売上、マーケティングの詳細なレポートが確認できます。

プランと料金

PinnacleCartの料金

PinnacleCartの料金

PinnacleCartのスタンダードプランは月額79.95ドルで、全ての機能が利用でき、商品数は無制限、売上の上限は250,000ドルまでとなっています。容量上限は10GB、帯域幅は20GBに制限されています。

アドバンスドプランではプライベートSSLが利用でき、ドライブ容量と帯域幅も無制限です。Perpetualライセンスを通したオンプレミスのオプションもあり、こちらは営業担当者への問い合わせが必要です。決済については、外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

5. Simvoly

Simvoly

Simvoly

SimvolyECとオンラインショップにも対応したウェブサイトとファネルのビルダーという位置づけです。ClickFunnelsなどを使い慣れており、複数の商品を販売するオンラインショップも作成したいという方にぴったりです。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

Simvolyのファネル作成画面

Simvolyのファネル作成画面

Simvolyの一番の特徴は高度なページとファネルが構築できることです。少数の商品に特化している、または販売プロセスにじっくりと時間をかける性質のビジネスに適しています。

プランと料金

Simvolyの料金

Simvolyの料金

パーソナルプランでは最大5つの商品、20のページ、帯域幅10GBまでしか利用できませんが、料金は月額たったの12ドルです。ビジネスプランは月額24ドルと良心的で、ページ数は無制限、商品数上限100個、帯域幅60GBまでとなっています。決済については、外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

6. Big Cartel

Big Cartel

Big Cartel

Big Cartelはアーティスト、クリエイティブ職、インフルエンサーに特化したシンプルなECソリューションです。機能が限定的なので使いやすい一方、しっかりとしたビジネスやショップには不向きでしょう。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

Big Cartelの管理画面

Big Cartelの管理画面

Big CartelのUIはカラフルかつシンプルで使いやすいですが、他の競合ツールと比べるとパワーや詳細データという点で劣ります。商品を販売したいアーティストには適していますが、本格的なECビジネスには不向きです。

プランと料金

Big Cartelの料金

Big Cartelの料金

Big Cartelでは最大5つの商品までであれば、機能は限定されますが無料でショップを作成できます。有料プランは月額9.99ドルからで、最大50商品まで販売でき、在庫管理や割引など全ての機能が利用できます。決済については、外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

7. PrestaShop

PrestaShop

PrestaShop

PrestaShopは有料のツールにも引けを取らないほどの機能を備えた完全無料でオープンソースのECプラットフォームです。オープンソースなので、コンテンツを完全に所有したい、そして、まだWordPressを使用していない方にとっての選択肢になるはずです。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

PrestaShopの管理画面

PrestaShopの管理画面

情報が豊富な管理画面なので人によっては情報量が多すぎると感じるかもしれません。とはいえ、重要なデータがほんの数クリックで閲覧できるのはデータ分析好きのショップオーナーには嬉しい機能でしょう。

プランと料金

PrestaShopのダウンロード、インストール、使用は完全無料です。自分で選択したレンタルサーバー、テーマ、拡張機能(30ドル〜550ドル程度)の費用は支払う必要があります。決済には外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

8. Squarespace

Squarespace

Squarespace

SquarespaceはSquarespace ecommerceプランで本格的なECサポートサービスも提供する代表的なウェブサイトビルダーです。デザイン経験の乏しい小さなチームにはとても便利なツールでしょう。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

Squarespaceの管理画面

Squarespaceの管理画面

上品な管理画面から簡単に商品やサービスを追加、削除、更新、管理することができます。さらに、トラフィックの流入元やキャンペーン毎の収入、注文の内訳など、高度なレポートが確認できるレポートツール、Squarespace Analyticsも利用できます。

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プランと料金

Squarespaceの料金

Squarespaceの料金

パーソナルプランにはEC機能は含まれておらず、ビジネスプランにはECアナリティクスは含まれず、取引手数料3%が請求されます。そのためあまり現実的な選択肢とは言えないでしょう。ベーシックコマースプランは月額26ドルからで、商品、トラフィックの上限はありません。

カートリカバリー、高度な配送オプションなどを利用するには月額40ドルのアドバンスドコマースプランへのアップグレードが必要です。決済は外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

9. Square Online Store

Square Online Store

Square Online Store

Square Online Storeは、完全無料のプランを提供するSquareの基本的なECツールです。商品数が多くない、もしくは試験的に販売をしたいという起業したばかりの人におすすめです。

Pros

Cons

ユーザーインターフェース

Squareの管理画面

Squareの管理画面

オンラインショップのユーザーインターフェースは比較的シンプルですが、Squareの主要製品である強力な財務管理画面も利用できます。

プランと料金

Square Online Storeの料金

Square Online Storeの料金

無料プランには基本的なEC機能が含まれますが、独自ドメインに紐づけることができません。プロフェッショナルプランでは独自ドメインが利用でき、Squareの広告とロゴを外すことができます。決済としては、Squareの決済システムでは一回の支払い当たり2.9%(有料プランでは2.6%)+0.3ドルの手数料がかかります。

10. Sellfy

Sellfy

Sellfy

Sellfyもまたクリエイターやアーティスト向けのシンプルなツールです。ショップの設定からデジタルマーケティングまであらゆる手順のステップ毎の説明が確認できるため初心者に優しい選択肢です。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

Sellfyの管理画面

Sellfyの管理画面

管理画面はすっきりとしていて直感的で、オンラインショップを管理、運営、成長させるのに必要な主な機能は全て揃っています。

プランと料金

Sellfyの料金

Sellfyの料金

月額19ドルのスタータープランでは年間収益10,000ドルまでしか対応しておらず、機能も基本的なものしか利用できません。メールマーケティング機能を利用するには月額39ドルで年間収益50,000ドルまでのビジネスプランに登録する必要があります。決済は外部の決済システムを利用することになり、一回の支払い当たり最低2.9%+0.3ドルの手数料がかかります。

11. Selz

Selz

Selz

Selzはカートリカバリーなどの高度なマーケティング機能が備わった充実のECプラットフォームです。スマートなドラッグ&ドロップビルダーが利用できるため、Shopifyの代替ツールとして是非検討してほしいツールです。

メリット

デメリット

ユーザーインターフェース

Selzの管理画面

Selzの管理画面

Selzの管理画面はとても直感的です。設定チェックリストなどの機能により、はじめてオンラインショップを作成する人も安心です。

プランと料金

Selzの料金

Selzの料金

ベーシックプランは月額26ドルからで、ほとんどの機能が利用でき、商品、帯域幅、売上高の上限もありません。スタンダードプランは月額53ドルですが、消費税の管理やカスタムフィールドなどの機能が利用できます。

出荷のスピードアップのためにラベル機能を使うには、月額179ドルのアドバンスドプランへのアップグレードが必要です。決済は、Selz Payでは一回の支払い当たり2.9%(アドバンスドプランでは2.7%)+0.3ドルの手数料がかかります。その他の決済システムを利用する場合、0.5〜2%の追加手数料がかかります。

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まとめ

近年、自身のオンラインショップを持つことの重要性はますます高まっています。配送、マーケティング、税の計算など、必要な機能が全て揃った適切なツールを最初に選ぶことで、将来的に無駄な時間や心配事を大幅に削減することができます。

ECプラットフォームの選択肢はたくさん存在します。今回はShopifyの代替ツールを一通りご紹介しました。最適なツールを見つける手助けになれば幸いです。WooCommerceに興味があるという方は、オンラインショップをより充実させるための拡張機能テーマの一覧も是非ご覧ください。


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