Kinstaのデータベースホスティングで、Redisデータベースをエクスポートするには、TablePlusのようなツール、またはコマンドラインインターフェース(CLI)を使用します。MySQLデータベースでデータベースクライアントを使用する方法については、『TablePlusでKinstaデータベースを接続・管理する』をご覧ください。
データベースサーバーのインストールやコマンドは、データベースの種類によって異なります。こちらのページでは、Reisデータベースに特化してご説明します。その他のデータベースに関しては、以下のドキュメントをご覧ください。
- コマンドラインでMySQLデータベースをインポートおよびエクスポートする
- コマンドラインでMariaDBデータベースをインポートおよびエクスポートする
- コマンドラインでPostgreSQLデータベースをインポートおよびエクスポートする
Redisをインストールする
データベースを接続するにあたって、ローカルマシンにRedisをインストールしていない場合は、インストールが必要になります。各オペレーションシステムでの手順は以下の通りです。
Windows
現在、WindowsではRedisがサポートされていませんが、Windows Subsystem for Linux(WSL2)を利用して、DebianベースのLinuxの手順でインストールすることができます。
MacOS
Homebrewを利用して、brew install redis
コマンドでインストールします。
DebianベースのLinux(Debian、Ubuntu、Mintなど)
公式のpackages.redis.io APTリポジトリを使用します。
RedHatベースのLinux(RedHat Fedora、CentOSなど)
sudo snap install redis
コマンドを実行して、snap経由でインストールします。
データベースの認証情報
データベースの認証情報は、MyKinstaのデータベース「情報」画面の「外部接続」セクションで確認することができます。
Redisデータベースをエクスポートする
EXTERNAL_HOSTNAME
、PORT
、PASSWORD
をデータベースの「外部接続」セクションの情報に置き換え、以下のコマンドを実行してデータベースをエクスポートします。なお、export.rdbは、エクスポートするデータベースのパスとファイル名に置き換えてください。
redis-cli -h EXTERNAL_HOSTNAME -p PORT -a PASSWORD --rdb export.rdb
エクスポート完了後、データベースファイル(export.rdbなど)がredis-cli
コマンドで指定したパスで使用できるようになります。