Dockerイメージ

アプリケーションを追加する際、Gitリポジトリ、またはLinux/amd64アーキテクチャ向けにビルドされたDockerイメージのいずれかを選択できます。Dockerイメージはスタンドアロンで実行可能なパッケージで、コード、ランタイム、ライブラリ、依存関係、設定ファイルなど、アプリケーションの実行に必要なものがすべて含まれています。Dockerfileに基づいてビルドされ、Dockerfileではどのようにレイヤーを積み重ねてイメージを構成するかの指示が定義されます。

Dockerイメージは、Docker Hubのようなレジストリと呼ばれるリポジトリに保存し、そこでバージョン管理、タグ付け、配布を行います。Dockerイメージは異なる環境間で簡単に共有、デプロイすることができ、ソフトウェアアプリケーションをパッケージ化および配布するのに便利なポータブルでスケーラブルなソリューションです。

弊社では、公開されているDockerイメージを認証なしで使用することができます。しかし、コードの品質とセキュリティを評価し、ライセンスとコンプライアンス要件を遵守することが重要になります。また、以下のレジストリのいずれか(またはすべて)から非公開のDockerイメージを使用することも可能です。

  • GitHub(ghcr.io)
  • GitLab(registry.gitlab.com)
  • Docker Hub(docker.io)

非公開のイメージは、レジストリ認証情報を介した認証が必要になります。レジストリ認証情報は、「企業の設定」>「レジストリ認証情報」から作成可能です。

「企業の設定」>「レジストリ認証情報」
「企業の設定」>「レジストリ認証情報」

画面右上の「認証情報を作成」をクリックします。

Dockerイメージレジストリの認証情報を作成
Dockerイメージレジストリの認証情報を作成

以下の各フィールドに必要な情報を入力します。

  • 名前: アプリケーションの追加時に識別できるような名前を入力してください。
  • レジストリ: 以下のいずれかを選択します。
    • DockerHub
    • GitHub Container Registry
    • GitLab Container Registry
  • ユーザー名:レジストリサービスのユーザー名を入力してください。
  • パーソナルアクセストークン:レジストリサービスから取得します。取得方法は以下をご覧ください。

必要な情報を設定したら、「作成」をクリックします。必要なレジストリ認証情報を作成した後は、アプリケーションの追加時、または「アプリケーション」>(アプリケーション名)>「設定」>「一般」>「情報を編集」で選択することができます。

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