プロジェクト管理とは、チームがプロジェクトの締め切りと予算を守れるように手順や指針を定めた計画や、組織化、規律などのこと。

多くの場合、複数のメンバーと協力し、特定の目的やゴールを目指します。そのため、ウェブ開発、ソーシャルメディア、マーケティング、不動産といった分野の小規模事業にとって、WordPressプロジェクト管理プラグインは必要不可欠です。

また、フリーランスや個人事業主にとってもプロジェクト管理、タスク管理は重要です。

特定の基準を満たしているかどうかを確認するために、プロジェクトマネージャーによる品質管理も必要となる場合があります。プラグインの数は膨大というほどではありませんが、WordPressにはダッシュボード内で直接プロジェクトを管理できる独創的な選択肢がいくつも存在します。

今回は仕事を整理しスムーズに進めるのに役立つ、おすすめのWordPressプロジェクト管理プラグイン、そしてWordPressと連携できるツールをご紹介します。

それでは早速見ていきましょう。

2021年おすすめのWordPressプロジェクト管理プラグインとツール

プラグインとツールは順不同でご紹介します。

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1. WordPress Project Management by UpStream

UpStreamはあらゆる種類のプロジェクトをWordPressサイトから直接簡単に管理することができる無料のWordPressプラグインです。フロントエンドのプロジェクトビューから進捗を追跡できます。マイルストーンの設定、バグのマーク付けの他、プロジェクトメンバー全員がやりとりできるプロジェクトディスカッションもあります。

WordPressプラグインWordPress Project Management

WordPressプラグインWordPress Project Management

プラグイン自体は完全無料ですが、フロントエンドの編集機能とプロジェクトタイムラインを追加できる有料の拡張機能も存在します。有料拡張機能の一覧はこちらから確認できます。中でもおすすめなのは、カレンダービュー、カスタマイザー、カスタムフィールド、メール通知などです。

料金は、最も安いプランで、アップデート、サポート、いくつかの拡張機能が付いた年額39.5ドルのプランですが、たくさんの便利な拡張機能のパッケージが利用できるのはより高額なプランからです。拡張機能を個別に購入することはできないようです。

全体的に見て、機能の質を落とさずに費用も抑えたいという方にとって、UpStreamは現実的な選択肢だと言えるでしょう。フィールドや色を自由に変更することができ、プロジェクトとユーザーは無制限に追加することができます。また、プロジェクトを視覚化するためのカレンダーやガントチャートも便利です。

WordPress Project Management by UpStreamをおすすめする理由

2. Monday.com(+WooCommerce連携)

Monday.comはWordPressとは独立して機能する、どのような方にも最適な、主力プロジェクト管理ソフトウェアです。独立しているとはいえ、WooCommerceと連携できるため、WordPressユーザーにおすすめです。この連携により、Monday.comのすっきりとしたインターフェースからチームのプロジェクトを管理すると同時に、オンラインの注文や在庫情報などをプロジェクト管理ソフトウェアに送信することができます。

販売、マーケティング、開発ツールにプロジェクト管理の要素を組み合わせたようなもので、小規模事業者にも大企業にも最適な、洗練された機能が備わっています。業務の詳細計画を作成し、進捗を追跡しつつ、特定のユーザーに進捗を紐づけることもできます。

Monday.comの良いところは共同作業に重点を置いている点です。また、詳細なレポートを作成することもできます。

WooCommerceと連携できるプロジェクト管理ソフトウェアMonday.com

WooCommerceと連携できるプロジェクト管理ソフトウェアMonday.com

入れ替わりの激しいプロジェクト管理ソフトウェアの市場でブランドを確立するのは大変なことですが、Monday.comは多くの支持を集めることに成功しており、他の有名ソフトウェアに負けない機能を誇ることを証明しています(最も優れたTrelloの代替ソリューションの一つでもあります)。

Monday.comは非常に見やすさを重視したプロジェクト管理ツールで、WooCommerce拡張機能により注文、商品などのフィールドと同期することができます。これにより、ECサイトの状況を正確に反映し、担当者はどのプロジェクトから先に着手すべきか判断することができます。

料金についてですが、WooCommerceとの連携に費用は発生しません。ただし、Monday.comはユーザーを追加していくとやや高額になります。とは言え、事業の成長に調和するように作られているので、すぐに採算が取れるでしょう。最も安いプランは1ユーザーあたり月額8ドルで、最低5人というユーザー数の下限が設定されています、ただし、年間一括払いの場合、月額39ドルになります。

Monday.comをおすすめする理由

3. WP-Client(+プロジェクト管理拡張機能)

WP-Clientはオールインワンのビジネスプラグインとして販売されています。それは一体何を意味するのでしょうか?…簡単に言うと、WP-Clientは請求書の送付、ファイルの共有、メッセージの送信、顧客とのやり取りの記録などの機能を備えた顧客管理ツールです。そのため、多くの顧客を抱え、請求書やファイル共有などに関する機能が必要な方にとってはおすすめのプラグインです。

しかし、今回はプロジェクト管理プラグインに関する記事なのに、なぜWP-Clientをご紹介したのか。

WP-Clientにはいくつか拡張機能があり、その一つにプロジェクト管理というものがあります。プロジェクトとチームをまとめ、顧客とやり取りするのに役立つ機能が備わっています。繰り返しになりますが、顧客管理ツールが必要ないという方は他のツールも見てみた方がいいかもしれません。一方で、2つのプラグインの機能が1つになったものに興味があるという方は、こちらをご検討ください。

WordPressプラグインWP-Client

WordPressプラグインWP-Client

WP-Clientのプラグインは59ドルで販売されています。これは買い切りのライセンス費用ですが、プラグインのアップデートのために毎年アップグレードすることもできます。

プラグインには他にも3つのプランがあり、最も高額なものは349ドルです。それぞれのプランにはいくつか追加のアドオンや機能が含まれているので、ニーズに合わせてお選びください。

WP-Clientをおすすめする理由

4. Avaza(+サードパーティ連携サービス)

Avazaには直接的なWordPressプラグインは存在しませんが、Zapierを介して様々な連携ができ、その中にはWooCommerce専用のものや、通常のWordPressの機能に関するものもあります。

連携できるものとして、WordPressとAvazaで請求書を送信する機能や新たなタスク、プロジェクト、顧客、商品をもう一方のプログラムからコピーせずに作成できる機能などがあります。

連携はそれほど高額ではありませんが、Avazaを利用する企業の大半は有料版を利用します。ただし、無制限の共同作業者、1名のユーザー、5件までのプロジェクトが利用できる無料プランもあります。そのため、非常に小規模な企業の場合、こちらを活用してもいいでしょう。

無料版を利用しないとなると…プロジェクト20件、ユーザー2名まで利用できる月額9.95ドルのプランから、最も高い、プロジェクト無制限の月額39.95ドルのプランまで存在します。

WordPressプラグインAvaza

WordPressプラグインAvaza

全てのプランには定期的な無料アップデート、データのセキュリティ強化、モバイル版が含まれます。AvazaはQuickBooks Online、Xeroと連携でき、会計に関わる作業を効率化できるのも便利です。

Avazaのその他の特徴としては、リソースのスケジューリング、オンライン請求書発行、支出管理などの機能が挙げられます。これらがプロジェクト管理機能に加えて利用できることを考えると料金はとても魅力的です。

プロジェクト管理の観点でいうと、AvazaとWordPressの間のやりとりを自動化することが連携をスムーズにするための鍵となります。いずれかのシステムから新しいユーザーを追加したり、プロジェクトに関するコメントを書いたりして、それをもう一方と同期することができるところも便利です。

WordPressやAvazaに影響を及ぼす操作は無数に存在します。Avazaのプロジェクト管理インターフェースはTrelloに似ていて、複数のボードが表示され、そこでタスクを自由にドラッグアンドドロップできます。

複数のビューから選ぶことができ、プロジェクトの進捗をパーセンテージで表示することも可能です。それに加えてタスクのタグ付け、共同作業、メールとの統合なども利用できることを考えると、Avazaはかなり充実したツールだと言えるでしょう。

Avazaをおすすめする理由

5. SP Project & Document Manager

SP Project & Document Manager(旧称Smarty Pants)は素晴らしい機能がたくさん備わった安定のWordPressプロジェクト管理プラグインです。開発元はプラグインの機能を管理者向けと顧客向けの機能に分けており、必要に応じて有料の機能も選べるようにしています。

管理者はユーザーのアクセス権を完全に管理することができます。それぞれの顧客とプロジェクトのページにファイルをアップロードし、過去の顧客のアップロードの概要を確認することができます。

従業員、サプライヤー、ベンダー、下請け事業者、パートナーなどもユーザーとして追加できます。全ての階層のユーザーは権限のパラメーターに応じてプロジェクトを作成することができます。顧客は複数のファイルのアップロード、ファイルの削除、ファイル名による検索ができます。また、ファイル名を変更することもできます。

WordPressプラグインSP Project & Document ManagerWordPressプラグインSP Project & Document Managerコミュニティ版は無料配布されていて、ファイルを無制限にアップロード、管理することができます。ドキュメントのセキュリティ強化、メールのカスタマイズ、YouTubeなどのサイトからの特定のメディアファイルの埋め込みも可能です。SP Project and Document Managerプラグインの主な目的は、迅速かつ効率的にファイルを共有すること。標準的なプロジェクト管理に関する設定も複数ありますが、通常はファイル、特に顧客と従業員の間で大きなファイルを共有する時に使用されます。

コミュニティ版は前述の通り無料です。有料版はSPの公式サイトにて75ドルで販売されています(シングルライセンス)。3サイト用ライセンスは125ドル、5サイト用ライセンスは195ドルです。有料版では開発元の販売する豊富なアドオンが利用できることが特徴です。Amazon S3との連携、WooCommerceのサポート、フォームの追加など、たくさんのアドオンから選べます。

ヘルスケアから銀行業務、教育、製造まで、SP Project and Document Managerは現在ご利用中のプロジェクト管理ツールをさらに充実させる、またはメインのツールとして利用できるプラグインとなり得ます。とは言え、多くの方にとって、こちらのプラグインはより充実したプロジェクト管理プラグインを補完する位置付けになるでしょう。

SP Project & Document Managerをおすすめする理由

6. Airtable(+サードパーティWordPress連携サービス)

Airtableはいくつかの方法でWordPressのコンテンツマネージメントシステムと連携できます。一つ目はAPI経由であり、連携には開発者が必要です(多くのプロジェクト管理ソフトウェアはAPIアクセスができるため、これはそれほど画期的なことではありません)。もう一つは、AirtableのWordPressとの連携(Zapierを介して行う)を利用する方法です。

Airtableはあらゆる規模の事業に適した大変優れたプロジェクト管理ツールです。料金もとても良心的で、データベース内の記録1,200件まで無料のプランから利用できます。小規模な事業には月額10ドルのプランがより現実的でしょう。また、個別見積もりが必要なエンタープライズ版も存在します。WordPressとの連携は無料で、インストールにはそれほど時間がかかりません。

Airtable

Airtable

Airtableは流行りのTrello方式のプロジェクト管理方法や、他の多くのプロジェクト管理ツールで採用されているカンバン方式とは全く異なります。

Airtableには、スプレッドシートなどのデータベースと、プロジェクトを整理し、スプレッドシートを管理するための柔軟なオンラインの機能があります。ExcelとTrelloを組み合わせたようなものです。

グリッドビュー、カレンダービュー、ギャラリービューなど、複数のビューを設定できます。あらゆるタスクを分類できるフィルター、タグ、そしてカテゴリー機能の付いたカンバン方式も選べます。また、MailChimp、Gmail、Dropboxなどのアプリとも連携できます。WordPressとの連携は、WordPress内で特定のトリガーがあった時にAirtable内に新しい記録を作成するのに便利です。さらに、古いWordPressのコンテンツをAirtableのデータベースにアーカイブすることもできます。

Airtableをおすすめする理由

7. Freedcamp(+サードパーティWordPress連携サービス)

Freedcampはタスク一覧、カンバンボード、サブタスクなどの必要不可欠なプロジェクト管理機能を全て一つのパッケージで提供しています。APIによりWordPressと連携できる開発者向けの機能もあります。

簡単な方法として、Zapierを通してWordPressまたはWooCommerceとFreedcampを連携することもできます。これにより、トリガーやアクションが自動化されます。Freedcampにコメントかクーポンを追加すると、WordPressサイトに新しいアイテムとして表示されます。購読からプロジェクトの作成まで、いろんなことができます。

Freedcampにはタスク、ストレージ、ユーザーを無制限に追加できる無料版が存在します。無料版では機能がかなり限定されますが、小さな事業には十分かもしれません。次のプランは、1ユーザーあたり月額たったの1.49ドル。これは有料のプロジェクト管理ツールとしては間違いなく格安です。

こちらも機能が限定的ですが、多くのフリーランスや小規模な開発チームにはありがたい価格でしょう。さらに、エンタープライズプランも1ユーザーあたり月額16.99ドルと、とてもお手頃です。

Freedcamp

Freedcamp

Freedcampのアプリ本体には、ディスカッション、タイムトラッキング、マイルストーンなどの機能が含まれます。ファイルのアップロードはボタン一つででき、マイルストーンの作成はプロジェクトの締め切りを厳守するのにとても便利です。システム全体に適用されているパスワード保護により、より安全な環境で作業に集中することができます。

共同作業の機能もFreedcampの強みと言えるでしょう。フォーラムのようなディスカッションセクションで進行中のプロジェクトのアイデアを出したり、議論をしたりすることができます。

有料のアドオンもいくつか選べます。ここでアドオンに触れているのは、全てをこのプロジェクト管理ツールにまとめることで、より高額な他のソフトウェアを使用せずに済む可能性があるからです。請求書発行、CRM、レポート、問題の追跡などのアドオンは小規模事業の抱えるタスクをまとめて処理するのに最適です。

また、ドキュメントの共有に便利なDropbox、OneDrive、Googleドライブと連携できるという点も特筆すべきでしょう。

Freedcampをおすすめする理由

8. Panorama

Panoramaは顧客とチームによる情報共有を助けるWordPressプロジェクト管理プラグインです。なお、無料版は近年アップデートされていないので、まずはステージング環境で試してみることを強くおすすめします。

とはいえ、大きな特徴である「視覚化」という観点から、検討してみる価値のあるツールです。プロジェクトの全体を眺めることで、タスクが確認しやすくなります。見た目がきれいでシンプルなチャートにより、締め切りや進捗を追跡しやすいのも良いところです。

Panoramaは何よりも明確さを改善するためのシンプルなモジュールと流行りの機能を備えたプロジェクト管理プラグインです。簡単に言えば、煩雑な他の多くのプロジェクト管理ツールとは違い、分かりやすいのが特徴です。

WordPressプラグインPanorama

WordPressプラグインPanorama

Panoramaプラグイン本体はWordPressサイトでシンプルなプロジェクト管理を行うためのものです。しかし、有料版はプロジェクトをスケールアップするための強力なパッケージになっています(単に基本的な機能が利用できるだけではありません)。

料金に関しては、個人ライセンスは年間サポート、アップデート、無料のアドオン付きの69ドルのプランから利用できます。頻繁に割引が適用されるのでそれを狙うのがおすすめです。有料アドオンが利用したい場合は年額99ドルのエージェンシーバンドルをご検討ください。料金、サポート、デモに関する情報はProject Panoramaの公式サイトをご覧ください。

無料、有料アドオンには例えば、WooCommerceとの連携、サブタスク、Sprout Invoices、繰り返しのタスク、画像ギャラリーなどがあります。パッケージ以外でも、1サイト、もしくは複数サイト用のアドオンライセンスを購入することもできます。

Panoramaをおすすめする理由

9. Zephyr Project Manager

Zephyr Project Managerプロ(有料)版へアップグレードすることもできる、無料のプロジェクト管理プラグインです(プロ版は無料版よりもはるかに機能もサポートも充実している)。無料プラグインではモバイルアプリからプロジェクトやタスクを管理します。

個人の管理画面を作成し、プロジェクトの添付ファイルを共有しながら議論を展開できます。有料版は49ドルの買い切り価格で、カスタムフィールド、タスクテンプレート、Asanaとの連携、そしてレポートやカンバン形式のプロジェクトなど全体的に機能がアップグレードします。

WordPressプラグインZephyr Project Manager

WordPressプラグインZephyr Project Manager

利用者からすると、Zephyr Project Managerはすっきりした無駄のないデザインです。プロジェクトを無制限に作成し、インターフェースは会社のロゴや色で調整できます。WordPress管理画面からプロジェクトを作成し、後から詳細を追加し、ユーザーを割り当て、タスクや締め切りを設定することができます。

料金は魅力的で、すっきりとしたインターフェースが気にいる方も多いでしょう。プロジェクト管理の標準画面には、概要、タスク、ディスカッション、進捗のタブが表示され、どれもクリック一つで閲覧できます。個別のプロジェクト管理画面を開くと、プロジェクトにファイルをアップロードしたりコメントを追加したりすることができます。全体的に直感的でわかりやすい使い勝手です。

Zephyr Project Managerをおすすめする理由

10. Task Manager Pro

Task Manager ProはCodeCanyonで数少ないプロジェクト管理プラグインの一つです。CodeCanyonのほかの多くのプラグインと同じく、本体は買い切り価格で、カスタマーサポート延長の料金が別途発生する料金体系です。Task Manager Proは現在36ドルで販売されており、カスタマーサポートを延長するプランや、より高度なライセンス(顧客を抱える開発者向け)のプランなどいくつかのプランが存在します。

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Task Managerは今回ご紹介する有料プラグインの中でも安価なのが特徴です。しかも、プロジェクトやタスクは無制限に追加することができます。

このオールインワンプラグインでは、ユーザーの追加、権限の指定、グループやプロジェクトへの割り当てなどもできるので、ユーザーを管理するのにも便利です。このプラグインのグループはユニークで、プロジェクトとは独立しています。そのため、例えばマーケティングチームなどグループを作成し、そのグループ内のユーザーをそれぞれ別のプロジェクトに割り当てることができます。

また、タスクのアップデートと進捗確認に関する機能も備わっています。簡単にいうと、アップデートが必要な時にユーザーがコメントをつけたり、自動のタスクアップデートやアラームを設定したりすることができます。

WordPressプラグインTask Manager Pro

WordPressプラグインTask Manager Pro

今最も人気なWordPressプロジェクト管理プラグインとは言えませんが、お手頃な価格で、基本的なプロジェクト・タスク管理機能が備わっています。さらに、開発元の公式サイトではドキュメンテーション、カスタマーサポート、完全な製品デモが公開されていることも特筆すべきでしょう。CodeCanyonにはここまで充実していない製品がたくさんあります。

カスタマーサポートに使えるチケット管理モジュールも備わっているTask Manager Proは顧客、従業員が一つの管理画面でやり取りするのに便利な、すっきりとした軽量プラグインです。

Task Manager Proをおすすめする理由

11. Business Manager – HR, ERP & Projects

Business Managerには組織運営に必要なソフトウェアの要素が複数備わっています。人材マネジメントからプロジェクト管理、企業資源計画まで、Business Managerでは、単なるプロジェクト管理プラグインに留まらず、複数の部署で必要な機能が利用できます。

WordPressプラグインBusiness Manager – HR, ERP & Projects

WordPressプラグインBusiness Manager – HR, ERP & Projects

ドキュメンテーション、スクリーンショット、デモなどはBusiness Manager公式サイトでご覧ください。今後追加予定の新しい機能の一覧と、購入できる拡張機能も公開されています。プラグイン自体は完全無料のBusiness Managerは、組織内の様々な部署で活躍します。費用対効果が高く、直感的な機能が特徴です。

料金が発生するのは拡張機能を利用する場合のみです。しかも、機能の大半は通常のプラグインに含まれていて、サイトで販売されている拡張機能は、アセットマネージャーとカスタムフィールドの拡張機能2種類のみです。拡張機能の料金は1サイト用が29ドル、無制限のサイトで使用する場合79ドルです。

人材マネジメント機能は必要なく、ドキュメントのストレージやカスタムフィールドプラグインも既に使用しているもので十分という方の場合、このようなプラグインをダウンロードするメリットはないかもしれません。これらの追加機能で管理画面をわざわざ煩雑にする必要はないでしょう。一方で、人事、ドキュメント、カスタムフィールド、プロジェクト管理を一つのプラグインにまとめたいという方には便利です。この機能性が気に入ったという方は是非Business Managerをご検討ください。

Business Managerをおすすめする理由

12. Kanban Boards for WordPress

Kanban boardsはアジャイルプロジェクト管理ツールとして有名で、Trelloととてもよく似た使い勝手です(こちらも合わせてお読みください:TrelloとAsanaを徹底比較)。Kanban Boardsは販売、エディトリアルカレンダー(記事公開管理)などの追跡に便利です。このプラグインはGravity FormsNinja Formsなど多くの人気WordPressプラグインと連携できます。

このプラグインの強みは、チームのボードをカスタマイズし、クリックひとつでタスクとプロジェクトを追加できることです。タスクにどれどけ時間がかかるか見積もり、1ヶ月を通して実際の作業時間を追跡することができます。

Kanban Boards for WordPress plugin

Kanban Boards for WordPress plugin

プラグイン本体は無料でダウンロードできます。年額149ドルまたは499ドルの無期限ライセンスから選べる、KanbanPro版へアップグレードすることも可能です。Pro版では拡張機のパッケージが利用できるようになるので、個別に購入せずに済みます。例えば、タスクのコメント、高度なユーザー管理、タスクカラーなどの拡張機能が利用できます。他にも、マルチボード機能、通知、タスクへの添付などのアドオンも利用できます。

Kanban Boards for WordPressをおすすめする理由

13. Projectopia 

Projectopiaは機能の充実した、有料のWordPressプロジェクト管理プラグインで、CodeCanyonにて59ドルで購入できます。元々はウェブ制作会社が顧客の要望を満たすために作成したものでしたが、フィードバックと、市場に出回るWordPressプロジェクト管理プラグインの少なさを考慮し、正式に販売されることになりました。

スクリーンショット、デモ、ドキュメンテーションはProjectopiaの公式サイトからご覧いただけます。

WordPressプラグインProjectopia

WordPressプラグインProjectopia

フリーランスから大規模なWeb制作会社まで、あらゆる人がWordPressから直接仕事やタスクを整理することができるプラグインです。独立した顧客の管理画面、充実の設定、タイムラインやマイルストーンなど、様々な機能をまるごと備えています。

機能の多くはプラグイン本体に含まれていますが、Projectopiaはさらに機能を拡充したい方のために有料のアドオンも販売しています。なお、開発元はユーザーのリクエストに応じて新しいアドオンをリリースすることでも知られています。各アドオンは20ドル程度です。

アドオンの一例は次のとおりです。

Projectopiaをおすすめする理由

WordPressプロジェクト管理プラグインを探す上でのその他のポイント

優れたプロジェクト管理、タスク管理ツールはWordPressのエコシステム外にもたくさん存在します。例えば、DragはTrelloと同様にGmailをタスク一覧に整理できる便利なツールです。多くの人は1日のうち長い時間をメール関連作業に費やすので、そこにタスク管理機能を統合するのは合理的でしょう。

または、トップレベルの技術チームが愛用するおすすめのTrello代替ツールもあわせてご覧下さい。

今回ご紹介したWordPressプロジェクト管理プラグインを必ず使わなければならないというわけではないにしろ、チームがタスクを円滑に進められる機能とともに、全ての業務を一つの管理画面に集約することができます。一方で、プロジェクト管理はWordPressサイトとは独立させたいという方もいるでしょう。これは個人の好みによりますので、いくつかプラグインを利用してみて、ご自身に合っているかどうか試してみてください。

最適なWordPressプロジェクト管理プラグインの選定

一つ言えるのは、WordPressのプロジェクト管理プラグインはそれほど多くないということです。残念ながら、これはプロジェクト管理に関するニーズがあまり多くないこと、もしくは、多くのツールがWordPressと直接連携できないことを意味します。

一方、タスクを整理し、進捗をすぐさま確認できるよう、WordPressと連携できるプロジェクト管理ツールを求める人は少なくありません。プラグインの数が少ないということは同時に試すべき数も少ないということ。今回は試してみるのに値するプラグインのみをご紹介していますので、是非実際に使用してみてご自身に最も合うものを選んでみてください。

なお、今回、WordPressプロジェクト管理プラグイン以外のアプリやソフトウェアもいくつかご紹介しています。これらのツールは有料の拡張機能やトリガーと連携するもので、通常、より機能の充実した管理ツールですが、WordPress内で操作することはできません。

最後にそれぞれのプラグインやソフトウェアの強みと、他のツールと比べた際の特徴をまとめましたのでご紹介します。

  1. WordPress Project Management by UpStream – アドオンでアップグレードできる無料のプロジェクト管理ツールをお探しの方はUpStreamをご検討ください。フレキシブルで、今時で、全てがWordPressの管理画面に集約されます。
  2. Monday.com with the WooCommerce Integration – 私たちもお気に入りのデザインのプロジェクト管理ソフトウェア。連携により、WordPress内に管理ツールが追加されることはありませんが、通常のサイトでもWooCommerceでもスムーズに同期することができます。また、比較的安価なのも特徴です。
  3. WP-Client with Project Management Extension – WP-Clientとプロジェクト管理拡張機能の組み合せは顧客管理ツールが必要な人にのみおすすめです。顧客管理とプロジェクト管理が綿密に結びついているという場合、WP-Clientは最適なプラグインです。プロジェクト管理の拡張機能購入をお忘れなく。
  4. Avaza with Third-party Integrations – WooCommerceサイトをお持ちの方にはAvazaがおすすめです。素晴らしいインターフェースと自動化機能を備え、会計ソフトウェアとの連携も可能です。
  5. SP Project & Document Manager – 軽量なプロジェクト管理機能と強力なファイル共有機能を兼ね備えたプラグインです。ファイル共有とストレージが主な用途です。
  6. Airtable with Its Third-party WordPress Integration – 無料のプランを利用したい方で、カンバン、カレンダー、グリッドなど様々なビューが選択できるものがよいという方におすすめです。
  7. Freedcamp with Third-party Integrations – Freedcampは非常にお手頃な価格ですが、決して機能が不十分という訳ではありません。時間管理機能と美しいインターフェースの備わったプロジェクト管理ツールです。
  8. Panorama – 幅広い優れた機能を備えた有力なプロジェクト管理ツールで、サイトにプロジェクトを埋め込むことができるところが特におすすめです。
  9. Zephyr Project Manager – シンプルなインターフェース、優れたモバイル版、しっかりとした進捗レポートがおすすめする理由です。
  10. Task Manager Pro – プロジェクト管理機能に限って言えばこれといった特徴のないプラグインですが、サポートチケットシステムに興味がある方にはおすすめです。
  11. Business Manager – HR, ERP & Projects – その名前からも分かるように、こちらはプロジェクト管理機能に加え、人材マネジメント、企業資源計画の機能が必要な方にのみおすすめです。
  12. Kanban Boards for WordPress – 多くのプロジェクト管理ツールではカンバンボードが有料ですが、こちらの場合無料です。必要であればより包括的なプロジェクト管理ツールを補完するのに活用しましょう。
  13. Projectopia – 美しいワークフローのインターフェースがお好みという方はこちらをご検討ください。有料プラグインがいいものの、あまり高額な料金は払えないという方にもおすすめ。
Teamwork makes the dream work...but without an effective project management tool, collaborating can turn into a nightmare. 😰 Keep things on track and organized with these 13 options 😌Click to Tweet

無料のプラグインから有料アドオンで拡張できるものまで、様々なツールを利用して、WordPressを通してプロジェクト、顧客、ベンダー、サプライヤーを管理することができます。優れたプロジェクト管理プラグインはどのような事業環境でもスムーズに取り入れることができます。

先ほども簡単に触れたとおり、WordPressプロジェクト管理プラグインだけでなく、WordPressと連携できるもの、できないものを含めたプロジェクト管理ソフトウェアも一度検討してみることをおすすめします。

どれが最適なプロジェクト管理ツールかどうかは、多くの場合、個人的なインターフェースやワークフローの好みによるところが大きいものです。そのため、今回ご紹介した中からいくつかお試しになって(ステージングサイトで行うことをおすすめします)、機能や料金が適切か検討してみましょう。

さて、あなたにはプロジェクト管理ツールに関するこだわりはありますか?ご意見を是非コメント欄でお聞かせください。


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