他の端末からのアクセス
こちらのページでは、DevKinstaで作成したサイトを同じネットワーク上の別の端末で閲覧する手順をご紹介します。
注意事項
- この説明には、ファイアウォールのルールや設定の編集など、高度な操作が含まれています。このような変更を行うのが不安な場合や、ローカルサイトの読み込みに問題がある場合は、開発者に仕事を依頼する、または、IT業界のプロに相談することをお勧めします。
- 前提として、関係するすべての機器が同じプライベートネットワークに接続されている必要があります。
- この方法は、一度に1つのサイトでのみ利用できます。
- サイトの読み込みは、「devkinsta_nginx」 コンテナ内の 「/etc/nginx/sites」にあるサイト名と設定ファイルに基づいています。読み込むサイトを変更するには、DevKinstaでサイト名を変更するか、その設定ファイルを変更します(アルファベット順で先頭になるようにする)。
- HTTP/HTTPSポート(通常80/443)に対するネットワークファイアウォールの例外処理をホストマシンで行う必要がある場合があります。
ホスト機器のネットワークIPアドレスの検索
複数の方法を用いてホスト機器のIPアドレスを調べることができます。
ネットワーク上のどのデバイスでも、このIPアドレスをブラウザで開くと、DevKinstaのアルファベット順に並んだ最初のサイトが読み込まれます。
サイトが読み込まれない場合、ファイアウォールによりHTTP/HTTPS接続がブロックされている可能性があります。この場合、新しいファイアウォールルールを追加する必要があります。Windows、macOS、Ubuntuでそれを行う方法は、以下の各ページをご覧ください。
wp-config.phpを更新し、IPアドレスを用いた通常通りのアクセスを可能にする
ページ読み込み後に、スタイルシート/アセットの破損やリンク切れが見られることがあります。これは、「.local」ドメインではなく IP アドレスでサイトにアクセスしていることが原因です。この問題を回避するには、次のスニペットをサイトの「wp-config.php」ファイルの「編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。」という文言の上に貼り付けます。
define( 'WP_HOME', 'https://'.$_SERVER['HTTP_HOST'] );
define( 'WP_SITEURL', 'https://'.$_SERVER['HTTP_HOST'] );
それぞれの値において、必要に応じて、「https」を「http」に置き換えることができます。ローカル開発環境の実際の設定にあわせて決定してください。ちなみに、HTTPS接続でIPアドレスにアクセスしようとすると、“安全でないサイト”という警告が表示されます。
これで、同じネットワーク上の他の端末でローカルサイトを見ることができます。