KinstaのデータベースホスティングのPostgreSQLデータベースは、TablePlusのようなツールまたはコマンドラインインターフェース(CLI)を使用してインポートおよびエクスポートすることができます。PostgreSQLデータベースでデータベースクライアントを使用する詳細については、TablePlusを使用したKinstaデータベースの接続と管理をご覧ください。
データベースサーバーのインストールやコマンドは、データベースの種類によって異なります。この記事は、PostgreSQLに特化したものです。その他のデータベースタイプについては、以下を参照してください。
- コマンドラインを使ったMySQLデータベースのインポートとエクスポート
- コマンドラインを使ったMariaDBデータベースのインポートとエクスポート
- コマンドラインを使ってRedisデータベースをエクスポートする
PostgreSQLをインストールする
ローカルマシンにまだPostgreSQLがインストールされていない場合、データベースに接続するためにインストールする必要があります。お使いのオペレーティングシステムによって、以下の方法でPostgreSQLをインストールすることができます。
Windows
Interactive installer by EDBをダウンロード、インストールします。
MacOS
Homebrewの場合、以下のコマンドのXXをインストールしたいPostgreSQLのバージョンに置き換えてください。
brew install postgresql@XX
DebianベースのLinux(Debian、Ubuntu、Mintなど)
PostgreSQL APTリポジトリを使用し、postgresql-client
をインストールします。
RedHatベースのLinux(RedHat Fedora、CentOSなど)
PostgreSQL Yumリポジトリを使用し、postgresql-client
をインストールします。
Kinstaデータベースの認証情報
データベースの認証情報は、データベース「情報」ページにある「外部接続」をクリックすると表示されます。
PostgreSQLデータベースをインポートする
「EXTERNAL_HOSTNAME
」「USERNAME
」「PORT
」「DATABASE_NAME
」をデータベースの「外部接続」の情報に置き換えて、以下のコマンドでデータベースをエクスポートします。「export.sql」は、インポートするデータベースのパスと名前に置き換えてください。
psql -h EXTERNAL_HOSTNAME -U USERNAME -p PORT -d DATABASE_NAME < export.sql
プロンプトが表示されたら、データベースのパスワードを入力します。
エラーが発生(コマンドラインに出力)しない限り、出力は行われません。インポートが成功したかどうかについて、dtまたは同様のコマンドを使用して、データベース内のデータを確認することができます。
PostgreSQLデータベースをエクスポートする
「EXTERNAL_HOSTNAME
」「USERNAME
」「PORT
」「DATABASE_NAME
」をデータベースの「外部接続」の情報に置き換えて、以下のコマンドでデータベースをエクスポートします。「export.sql」は、エクスポートするデータベースのパスとファイル名に置き換えてください。
pg_dump -h EXTERNAL_HOSTNAME -U USERNAME -p PORT -d DATABASE_NAME > export.sql
プロンプトが表示されたら、データベースのパスワードを入力します。
エクスポートが完了すると、データベースファイル(export.sqlなど)が、pg_dump
コマンドで指定したパスに用意されます。.sqlファイルは、プレーンテキストエディタ(TextEdit、Notepad++、Sublime Textなど)やTablePlusなどのデータベースツールで開き、エクスポートしたデータを確認することができます。