MySQLデータベースのインポート
MyKinstaでは、サイト環境（ファイル、データベース、リダイレクト、Nginxの設定など）の完全なスナップショットであるバックアップを復元することができます。こちらのページでは、サイトのデータベースのみを復元またはインポートする方法をご紹介します。
なお、これからご紹介する手順は、インポートする*.sqlファイルのバックアップまたはエクスポート用ファイルがすでに手元にあることを前提とします。まだお持ちでない場合は、データベースのバックアップを作成する方法をご覧ください。
また以下は、弊社でホストするサイトのデータベースバックアップ用ファイルをインポートする手順です。弊社へのサイト移行の一環としてデータベースをインポートする方法はこちらをご覧ください。
phpMyAdminを使ったMySQLデータベースの復元
phpMyAdminは、データベース管理ツールです。データベースのデータを表示、インポート、エクスポートするのに使用できます。
- MyKinstaにログインした後、「WordPressサイト」をクリックして、一覧から該当するサイトを選択します。
- 「情報」タブの「データベースへのアクセス」までスクロールします。「phpMyAdminを開く」をクリックすると、新しいタブにphpMyAdminが表示されます。
MyKinstaからphpMyAdminを開く - MyKinstaに表示されている「データベースのユーザー名」と「データベースのパスワード」でphpMyAdminにログインします。
- データベースのインポート前に、データの重複を防ぐために、既存のデータベースが空であることを確認することをおすすめします。
- データベース名をクリックします。
- 下にスクロールし、「Check all」の隣にあるボックスにチェックを入れて、データベーステーブルをすべて選択してください。
- その横のドロップダウンメニューで、「Drop」を選択します。
- 次のページで「Yes」をクリックして、
DROP TABLEクエリの実行を確定します。
phpMyAdminでテーブルを削除 
phpMyAdminでテーブル削除のクエリ実行を確定 - 「Import」タブをクリックし、「Choose file/Browse」ボタンをクリックします。*.sqlファイルを選択し、下にスクロールして、「Go」をクリックします。
phpMyAdminでインポートする.sqlファイルを選択
WP-CLIを使ったMySQLデータベースの復元
データベースファイルが134MBより大きい場合、またはコマンドラインを使用したい場合は、代わりにWP-CLIでデータベースを復元できます。
- SFTPでサイトに接続し、publicディレクトリに移動します。
- データベースファイルをアップロードします。
- SSHでサーバーに接続し、publicディレクトリに移動します。
cd public - データベースのインポート前に、データの重複を防ぐために、既存のデータベースが空であることを確認することをおすすめします。次のコマンドで、インポート先のデータベースを空にできます（
--yesフラグは、別途プロンプトを表示せずに実行を確定することを意味します）。wp db reset --yes - データベースファイルをインポートします（「db-backup-name.sql」の部分を実際のファイル名に置き換えてください）。
wp db import db-backup-name.sql - データベースのインポートが完了したら、FTPクライアントまたはSSHを使用して、以下のコマンドでデータベースファイルをサーバーから削除します。
rm db-backup-name.sql