SSL関連のよくあるご質問
以下、SSLに関するよくあるご質問とその回答をご紹介します。
ワイルドカードまたは非ワイルドカードのどちらを使用しているのか、どのように確認できますか?
MyKinstaの「ドメイン」画面で、ドメインページのドメイン名の下に「*.example.com」と表示されいる場合は、ワイルドカードが使用されています。ドメイン名の下に「*.example.com」がない場合には、ワイルドカードを使用するホスト名が存在しないことを示し、非ワイルドカードのSSL証明書を使用します。
ワイルドカードと非ワイルドカードSSL証明書の違いは何ですか?
どちらもCloudflareの無料SSL証明書ですが、ワイルドカードサブドメインの適用範囲と更新手順が異なります。違いは、ワイルドカードサブドメインの適用範囲と、更新手順にあります。非ワイルドカードSSL証明書は、HTTPの「/.well-known」を使用した検証方法で更新可能です。
無料SSL証明書の有効期限はいつですか?またどこで確認できますか?
SSL証明書が有効期限を迎える30日前に、メールとMyKinstaでお知らせします。また、ブラウザでサイトのSSL証明書を表示することで、SSLの有効期限を確認することもできます。
無料SSL証明書は手動で更新する必要がありますか?
以下の条件に当てはまるサイトでワイルドカードSSL証明書を更新するには、手動での操作が必要になります。
- 弊社DNSを利用していない
- SSL検証のためにCNAMEレコードではなくTXTレコードを使用している
ドメインのDNSには、CNAMEレコードを追加する必要があります。
DNSレコードを追加せずに済む方法はありますか?
弊社DNS(ワイルドカード証明書の自動更新が可能)への切り替え、(利用可能である場合には)非ワイルドカードSSL証明書への切り替え、ご希望のサードパーティSSL証明書の使用が考えられます。
SSL検証の更新が必要になるのはなぜですか?
SSL証明書の更新は、弊社が独自で決定したものではなく、業界レベルでの要件だとお考えください。どのワイルドカードSSL証明書プロバイダーも現在これを義務づけて(または義務化を進めて)います。併せて、以下のページもご覧ください。
無料SSL証明書の更新頻度はどのくらいですか?
Cloudflareの無料SSL証明書の有効期限は90日ですが、CNAMEレコードを設定していれば、TXTレコードは更新ごとに自動的に追加されます。
更新頻度を少なくする(更新の期間を延ばす)ことは可能ですか?
Cloudflareの無料SSL証明書の更新頻度を少なくすることはできません。サードパーティの有料SSL証明書の中には、更新の期間が長いものがあります。そのような条件をお求めであれば、お客様ご自身の判断で、サードパーティSSL証明書を、別途ご利用ください。
SSL証明書を購入したら、MyKinstaでインストールし、サードパーティサービスを通じてSSL証明書の更新を管理することができます。サードパーティサービスでSSL証明書を更新するたびに、MyKinstaにて証明書をアップロードし直す必要があります。
CNAMEレコードを設定しておけば、SSL証明書は自動更新されますか?
自動的に更新されます。弊社でTXTレコードの管理を行うため、お客様による操作は不要です。
SSL証明書の更新は何日前に行えますか?
弊社DNSをご利用であれば、有効期限の30日前になると、SSL証明書が自動で更新されます。弊社のDNSを使用しておらず、ドメインにまだSSL検証用のTXTレコードが設定されている場合は、更新に関するメールとMyKinsta内の通知が送信されます。
自分がKinstaのDNSを使用しているかどうかは、どのように確認できますか?
ドメインに弊社DNSを使用しているかどうかを確認するには、MyKinstaにログインし、左サイドバーにある「DNS」をクリックしてください。すると、弊社DNSに紐付いたドメインが表示されます。緑と白のチェックマークが付いていれば、そのドメインのネームサーバーと弊社が紐付けられており、弊社DNSを使用中であることがわかります。赤と白のバツ印であれば、ドメインのネームサーバーが弊社に紐付けられていない状態であり、そのドメインで弊社DNSは使用されていません。
Cloudflareアカウントを持っていても、KinstaのCloudflare SSL証明書を更新する必要はありますか?
お客様のCloudflareアカウントの設定によって異なります。
- CloudflareのドメインのDNSレコードにグレーの雲マーク(プロキシ無効)が表示されている場合には、弊社提供のCloudflare SSL証明書を更新してください。
- DNSレコードにオレンジ色の雲マーク(プロキシ有効)が付いていて、以下のいずれかがある場合、弊社提供のCloudflare SSL証明書を更新する必要はありませんが、基本的には更新をお勧めします(証明書のバックアップ作成のため)。
- Universal Cloudflare SSL証明書(無料)
- Cloudflareで登録したドメイン/サブドメインの独自SSL証明書
- CloudflareのドメインのDNSレコードにオレンジ色の雲マーク(プロキシ有効)が付いていて、無料のUniversal Cloudflare SSL証明書、またはCloudflareの独自SSL証明書をお持ちでない場合は、弊社提供のCloudflare SSL証明書を更新してください。
CloudflareのSSL証明書は、コントロールパネルの「SSL/TLS」>「エッジ証明書」で確認することができます。