Xdebugは、デバッグ機能を持つ人気のPHPの拡張機能です。PHP拡張機能であることから、PHPをサポートするDevKinstaのfpmコンテナにインストールして使用することができます。DevKinsta 2.8.0以降、XdebugはDevKinstaのfpm Dockerイメージに組み込まれています。

IPアドレスの検索

DevKinstaのサイトでXdebugを設定するには、IPアドレスが必要です。

Mac

ifconfig -l | xargs -n1 ipconfig getifaddr

IPアドレスが返ってこない場合は、以下をお試しください。

ipconfig getifaddr en0

または

ipconfig getifaddr en1

Windows

以下のコマンドをWSLで実行してください。

grep nameserver /etc/resolv.conf | cut -d ' ' -f2

Linux

hostname -I | cut -d ' ' -f1

DevKinstaでXdebugを設定する

  1. DevKinstaを開き、Xdebugを有効にするサイトの設定画面に移動します。
  2. PHP.iniエディター」までスクロールし、「<youripaddress>」を実際のIPアドレスに置き換えて、以下を貼り付け、「変更を保存」をクリックします。
    xdebug.client_host = <youripaddress>

IDEやエディターでXdebugを設定する

任意のIDEまたはソースコードエディターでサイトを開き、デバッグ設定を編集します。

以下の例では、Visual Studio Code(通称VS Code)を使用して、launch.jsonファイルを編集して、サイトへのパスを設定します。「SITE_NAME」をサイトの実際のフォルダ名に置き換えてください。

{
"name": "Listen for Xdebug",
"type": "php",
"request": "launch",
"port": 9000,
"pathMappings": {
"/www/kinsta/public/SITE_NAME": "${workspaceRoot}"
}
}

これでブレークポイントが機能するようになり、IDEやエディターでデバッグが行えます。