稼働状況監視

弊社では、プラットフォーム上でホストされるすべてのWordPressサイトの稼働率を3分ごとに監視します。サイトが稼働していないことが検出された場合は、弊社サポートエンジニアが即座にサイトの復旧作業にあたります。

MyKinstaで「WordPressサイトの監視」を有効にしている場合(「ユーザー設定」>「通知」)、3回連続の稼働状況監視で以下いずれかのエラーが1つでも検出された場合、自動監視アラートがご登録のメールアドレスに送信されます。

  • サイトエラー:インフラストラクチャの監視に独自のツールを採用し、サイト上のエラーや問題を検出します。
  • DNSエラー:WordPressサイトにおけるDNS設定は、非常に重要です。DNSがKinstaに適切に紐付いているかどうかを監視します。
  • SSLエラー:ドメイン設定の問題やSSL証明書の有効期限切れを検出します。
  • ドメインの期限切れ:Kinstaサイトに割り当てられたドメインの期限切れを検出します。

Kinstaのメンテナンス時間

弊社のメンテナンス時間は、各アプリケーションまたはサイトがホストされているデーターセンターのタイムゾーンに基づき、月曜日から日曜日の午前2時から午前5時(現地時間)に行われます。必ずしも毎日行われるわけではありませんが、メンテナンスが行われる日にはこの時間枠で実施されます。通常この時間帯にアプリケーションまたはサイトがダウンすることはないため、サイト、アプリケーション、データベースへの影響はほぼありません。特定のメンテナンスに関する情報、または弊社サイト、コントロールパネル(MyKinsta)、またはホスティングプラットフォームの停止があるかどうかを確認するには、システム状況の確認ページをご覧ください。

なお、上記時間枠で行われるメンテナンス実施の通知は送信されません。詳しくは、Kinsta Inc.サービスレベル契約をご覧ください。

WordPressサイト監視に関する注意事項

以下のような状況では、稼働状況監視が妨げられる可能性がありますのでご注意ください。

  • パスワード保護(Basic認証)を利用している場合、401エラーが返され、監視を行うことができません。
  • メンテナンスモードのサイト(更新中、またはメンテナンスモードのプラグインが有効になっている)は、監視を妨げる503エラーを返すことがあります。
  • WordPress以外のサイトは稼働状況監視対象外です。
  • ボットブロックツールやプラグイン等ですべてのボットをブロックしている場合、またはkinsta-botユーザーエージェントをブロックしている場合は、406エラーが返され、サイトを監視することができません。
  • 弊社稼働状況監視ツールのIPアドレス、または発信国(IP制限による)のいずれかがブロックされている場合は、監視を行うことができません。この機能を利用する場合、稼働状況監視を妨げない設定を行うことができます。
  • CDN、プロキシ、またはセキュリティサービスで独自のキャッシュルールや設定は、エラーを引き起こす可能性があります。弊社のクエリ文字列のHEADリクエストを含むすべてのキャッシュは、稼働状況監視の妨げになります。
  • プライマリドメインが対象URLにリダイレクトされていないリバースプロキシ設定を持つサイトは、監視することができません。
  • プライマリドメインが追加されたサイトに解決されない場合、または(同じサイトに追加されている)別のドメインにリダイレクトされる場合は、稼働状況監視を行うことができません。
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