WordPressのメンテナンスモード
WordPressのメンテナンスモードは、サイトに更新や変更が適用されている間、訪問者にメンテナンスメッセージを表示します。MyKinstaでは、プラグインやテーマの更新中にメンテナンスモードを有効にすることができます。
メンテナンスモードを有効にすると、WordPressがサイトのルートディレクトリに.maintenance
ファイルを生成し、サイト訪問者には「定期メンテナンスのため一時的に利用できません」という旨の簡単なメッセージが表示されます。更新が完了すると、.maintenance
ファイルが削除され、サイトに再びアクセスできるようになります。
WordPressメンテナンスモードのトラブルシューティング
更新が完了すると、通常はメンテナンスメッセージが削除されますが、エラーによりメンテナンスページのまま固まってしまうことがあります。この場合は、手動で修正が必要です。
WordPressのメンテナンスページを削除する
メンテナンスページを削除するには、SFTPまたはSSH経由でサイトに接続し、サイトの公開ディレクトリ(別名ルートディレクトリまたはドキュメントルート)にある.maintenance
ファイルを削除する必要があります。
サイトに接続して公開ディレクトリを表示すると、サイトのファイルとサブディレクトリのリストが表示されます。.maintenance
というファイル名を探して削除してください。
WordPressのメンテナンスモードエラーを回避する
いくつかのシナリオによって、メンテナンスページが通常のサイトに切り替わらず、固まってしまうことがあります。これを回避するには、以下のヒントを参考にしてください。
- 更新前にプラグインやテーマがWordPressのバージョンと互換性があるかを確認する。
- 一度に大量の更新を実行する必要がないよう、プラグインを定期的に更新する。MyKinstaでKinsta自動アップデートを有効にすると、プラグインやテーマを常に最新の状態に保つことができます。
- 多数のプラグインやテーマを同時に更新することを避ける。プラグインや必要な更新の程度にもよりますが、潜在的な競合や接続の問題を避けるため、一度に2〜3個、または個別に実行してください。