データベーススタジオ

最終更新日：April 15, 2025

MyKinstaのデータベーススタジオを使用すると、MySQL、MariaDB、PostgreSQLデータベースを直接管理することができます。外部ツールを使用したり、データベースをダウンロードしたりすることなく、クエリの実行やデータの表示などの操作が可能です。

データベーススタジオは、データベースの「概要」画面右上にある「スタジオ」をクリックします。

データの並べ替え

各列の上部にある矢印を使用して列を並べ替えることができます。また、「Columns（列）」を使って表示する列を選択することも可能です。「Filter（フィルター）」を使って特定のデータを表示でき、一度に複数のフィルターを適用することができます。フィルターが適用されると、「Filter」に感嘆符（！）が表示されます。

SQLコンソール内でフィルターを開いて編集するには、「Open in SQL（SQLで開く）」をクリックします。

必要なデータに簡単にアクセスできるよう、独自のビューを作成できます。「＋」をクリックして、「Create View（ビューを作成）」を選択します。ビューに名前を付け、表示するテーブルとカラムを選択し、必要な条件を適用してください。

SQL コンソール内でビューを開いて編集するには、「Open in SQL console（SQLコンソールで開く）」をクリックします。

データベースのエクスポート

データベース全体、または選択したデータを.json、.csv、.xlsxファイルにエクスポートすることができます。右側にある3つの点をクリックし、エクスポート先のファイルタイプを選択します。

SQL コンソール

SQLコンソールにアクセスし、データベースに対してSQLクエリを実行することができます。SQLエディターでは、データベーススキーマを表示したり（「Database Schema」）、コードを見やすくしたり（「Prettify」）、直接SQLを実行したり（「Run」）することが可能です。SQLクエリを実行すると、結果をテーブルとして表示するか、JSON として表示するかを選択でき、.json、.csv、.xlsxファイルにエクスポートします。また、これらのクエリをスニペットとして保存し、フォルダを作成してスニペットを整理することも可能です。

レコードの追加

データベースにレコードを追加するには、「Add record（レコードを追加）」をクリックします。必要なデータをテーブルに入力し、「Save change（変更を保存）」をクリックしてください。

テーブルの追加

データベースにテーブルを追加するには、「＋」を選択し、「Create Table（テーブルを作成）」をクリックします。テーブルに名前を付けて列を定義し、データ型、制約、デフォルト値、および生成されたデータの式を指定します。必要に応じて、テーブルレベルの制約とインデックスを追加することもできます。

必要なカラムを追加したら、「Review and create（確認して作成）」をクリックします。すると、表示される新規テーブルのSQLが正しければ、「Create table（テーブルを作成）」をクリックします。

設定

データベーススタジオでは、以下の設定を行うことができます。

テーブル行数：各テーブルの総行数を表示します。この操作ではテーブルの軽いスキャンが実行されるため、特に大きなテーブルや行数の多いデータベースで行う場合、パフォーマンスが低下し、利用料金が増加する可能性があります。
サブビューの展開：テーブルに別のテーブルへの外部キーが含まれている場合、関連するデータをサブビューで開くことができます。サブビューを開いたままにして、ナビゲートすることなく関連レコードを簡単に調べることができて便利です。
ページネーションの種類：「Limit offset」は1ページに表示される行数、「Pages」では50行単位で表示されます。
フラットスキーマ（PostgreSQLのみ）：スキーマでグループ化せずにデータベーステーブルを表示します。
バイト数による表示（PostgreSQLのみ）：byteaデータ型をHEXまたはUTF8として表示するかを選択します。
エディタのキーバインド：VS Code、Vim、Emacsのキーボードショートカットに使用するキーバインドプロファイルを選択します。

バグの報告

データベーススタジオの使用中に問題が発生した場合は、「Report a bug（バグを報告）」をクリックしてください。エラーコンテキストをダウンロードし、カスタマーサポートに報告することができます。