cronジョブを使用すると、アプリケーションの処理を特定の間隔で実行するように設定することが可能です。これにより、レポートの送信やメンテナンスタスクの実行などの反復作業を、継続的に実行するPodなしで、時間指定にて自動化することができます。
cronジョブはバックグラウンドプロセスに似ていますが、設定されたタイミングでのみ起動し、必要な処理を終えるとシャットダウンします。
cronジョブは、アプリケーションを追加するタイミングで、またはいつでもプロセス画面で追加することができます。追加できるcronジョブの数に制限はありませんが、各プロセスを実行するには、少なくとも1つのPodが必要になります。
新たにcronジョブを追加するには、「プロセスを作成」をクリックし、以下のようにフィールドに情報を入力します。

- 名前:プロセス名を入力(例:Marketing email scheduler)
- タイプ:「cronジョブ」を選択
- startコマンド:プロセスを開始するために必要なコマンド(例:npm run [process])
- 繰り返し:プロセスを実行する頻度(1分ごと、1時間ごと、1日ごと、1週間ごと、1ヶ月ごと、1年ごと)を選択(プロセスを実行する頻度を選択すると、最初の選択に応じて、次に特定の分、時間、日、週、または月を選択することができます)
- Podサイズ:プロセス専用のCPUとRAMを決定
- インスタンス:必要なインスタンス数を指定(最大50個まで指定できます。各インスタンスは1つのPodを意味し、インスタンスはすべて同じPodサイズになります。各インスタンスに異なるPodサイズを指定することはできません)
Podサイズ(垂直方向のスケーリング)や同時に実行するPod数(水平方向のスケーリング)など、プロセスについての変更はいつでも加えることができます。Podサイズの変更やその他のスケーリングオプションについて詳しくは、アプリケーションリソースのスケーリングについてのこちらの記事をご覧ください。