FastCGI Process Manager(FPM)のrequest_terminate_timeoutディレクティブにより、 スクリプトが終了したかどうかにかかわらず、ウェブサーバーがPHPスクリプトを強制終了するまでの最大実行時間を決定することができます。

これは、コーディングエラーや無限ループ、過剰な処理時間などによってPHPスクリプトが無制限に実行されるのを防ぐのに効果的です。適切なrequest_terminate_timeoutを設定することで、PHPプロセスがサーバーリソースを過剰に消費し、 サーバー全体のパフォーマンスや安定性に影響を与える可能性を防ぐことができます。

request_terminate_timeoutの値を変更する方法は次の通りです。

  1. リポジトリのルートディレクトリにfpm_custom.confという名前のファイルを作成し、例えば以下のような値を追加(デフォルトの単位は秒)
  2. request_terminate_timeout = 120
  3. 変更をGitリポジトリにプッシュ
  4. MyKinsta内で、「アプリケーション」>「プロセス」>「ウェブプロセス」 >「startコマンド」の編集画面で、fpm_custom.confファイルを指定(例:heroku-php-apache2 -F fpm_custom.conf

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