ViteでReactアプリケーションまたは静的サイトをセットアップして、GitHubリポジトリからKinstaのアプリケーションまたは静的サイトホスティングサービスにデプロイする方法をご紹介します。

Viteは、分散型アプリケーションの構築を支援するツールです。開発プロセスを簡素化する開発者ツールとAPIを提供し、複数のプログラミング言語をサポートしています。詳細はViteの公式サイトをご覧ください。

Reactは、ユーザーインターフェースの構築に強いJavaScriptライブラリです。再利用可能なUIコンポーネントを利用し、データの変更に応じてUIを効率的に更新することができます。詳細はReactの公式サイトをご覧ください。

Kinstaでは、システムにより、デプロイプロセス中にpackage.jsonファイルで定義された依存関係が自動でインストールされます。

静的サイトホスティング

  1. GitHubにログインし、このテンプレートから新しいリポジトリを作成します(「Use this template」>「Create a new repository」):Kinsta – Hello World – Vite + React
  2. MyKinstaで、Hello World – Vite + Reactリポジトリと以下のビルド設定静的サイトを追加します。
    • ビルドコマンドnpm run build
    • Nodeバージョン:18.16.0
    • 公開ディレクトリ:dist
  3. ビルドが終了するとすぐにサイトが利用可能になり、Kinstaのウェルカムページが表示されます。

アプリケーションのホスティング

  1. GitHubにログインし、このテンプレートから新しいリポジトリを作成します(「Use this template」>「Create a new repository」):Kinsta – Hello World – Vite + React
  2. MyKinstaで、Hello World – Vite + Reactリポジトリを使ってアプリケーションを追加します。startコマンドは、初回デプロイ時に自動で検出されるため、空白で問題ありません。
  3. ビルドが終了するとすぐにアプリが利用可能になり、Kinstaのウェルカムページが表示されます。

ウェブサーバーのセットアップ

ポート

Kinstaのシステムにより自動でPORT環境変数が設定されます。自分で定義したり、アプリケーションにハードコーディングにより記述したりしないでください。

startコマンド

Kinstaでは、アプリケーションのデプロイ時に、package.jsonファイルのnpm startコマンドに基づき自動でウェブプロセスが作成されます。

デプロイのライフサイクル

デプロイが開始されるたびに(アプリケーションの作成またはコミットの受信による再デプロイによって)、npm installnpm buildコマンドが実行されます。

ウェルカムページ

ビルドが終了するとすぐにアプリまたはサイトが利用可能になり、KinstaのウェルカムページがアプリケーションのURLまたは静的サイトのURLを介して表示されます。

ViteでReactのデプロイに成功した後に表示されるKinstaウェルカムページ
ViteでReactのデプロイに成功した後に表示されるKinstaウェルカムページ