環境変数は、静的サイトのビルドプロセスに、サイトのコード外から情報を付与するのに有用です。これにより、APIキーのような情報を(サイトのコード内にクリアテキストとして記述する代わりに)安全に保存して提供することができます。

環境変数の追加

環境変数は、静的サイトを追加する際の「ビルド設定」ステップにて、またはサイトの「設定」ページから追加できます。

環境変数の特殊文字

環境変数は、カンマと二重引用符を除いて、文字通りに適用されます。カンマは区切り文字として解釈され、エスケープされていない二重引用符については無視されるか、ロールアウト処理が失敗します。

  • 例えば、"my_example_variable"は次のように適用される:my_example_variable
  • 二重引用符が文字列の中にある場合(例:my_exampl"e_text)、ロールアウト処理は失敗する
  • 変数を二重引用符で囲むには、バックスラッシュ(\)でエスケープする(例:\"my_example_var"\は次のように適用される:"my_example_var"
  • 文字列内の二重引用符もエスケープで処理できるため、ロールアウト処理を完了可能(例:my_examp\"le_var は次のように適用される:my_examp"le_var

ビルド設定

サイトの追加時に環境変数を設定するには、環境変数セクションを展開し、キーと値のペアを入力します。

デプロイ後

デプロイ後に環境変数を追加するには、サイトの「設定」ページに移動し、「環境変数」セクションまでスクロールして、「環境変数を追加」をクリックします。「環境変数の追加」ポップアップウィンドウにキーと値のペアを追加します。

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