PHPの再起動と変更

PHPの再起動

PHPがダウンすると、システム管理(シスアド)チームが状況を確認できるよう、システムが自動的にログを記録します。これとは別に、必要に応じてMyKinstaからワンクリックでウェブサイトのPHPを再起動することもできます。

PHPを再起動する方法

WordPressサイトのPHPを再起動するには、以下の手順に従ってください。

  1. MyKinstaにログインします
  2. WordPressサイト」を開いて、PHPを再起動するサイトを選択します
  3. ツール」画面に移動し、「PHPの再起動」セクションを見つけます
  4. PHPの再起動」をクリックします
MyKinstaでPHPを再起動する
MyKinstaでPHPを再起動する

PHPの再起動には約5~10秒かかります。再起動が完了すると、画面の下に通知が表示されます。

注)変更を確認するには、サイトのキャッシュをクリアしてください。

PHPの変更

MyKinstaでは、簡単にサイトのPHPバージョンを変更できます。

MyKinstaで「WordPressサイト」画面から、ステージング環境を含む1つまたは複数のサイトのPHPバージョンを同時に変更できます。PHPバージョンを変更したい環境の横にあるチェックボックスを選択し、「操作」をクリックして、「PHP設定の変更」を選択してください。

PHPバージョンを変更する環境を選択
PHPバージョンを変更する環境を選択

表示されるウィンドウで、PHPのバージョンおよび「PHPの自動バージョンアップ」を有効にするかどうかを選択します。後者を有効にすると、PHPバージョンの公式サポートが終了した際、サポートされる最新バージョンに自動的にアップグレードされます。

長期サポート(LTS)が適用される古いバージョンを選択すると、自動バージョンアップは自動的に無効になります。現在、公式にサポートされているバージョンはPHP 8.1までです。LTSバージョンはセキュリティパッチのみが適用されるため、公式にサポートされているバージョンと比較して、パフォーマンスが低下します。サイトパフォーマンスを考慮し、可能であれば公式にサポートされている最新のPHPバージョンを使用することをお勧めします。

変更するPHPバージョンを選択し、自動バージョンアップを有効/無効化
変更するPHPバージョンを選択し、自動バージョンアップを有効/無効化

PHPバージョンを変更」をクリックすると、変更完了を伝えるメッセージが表示されます。

別の方法として、「WordPressサイト」>(サイト名)>「ツール」>「PHP設定」セクションの「変更する」をクリックします。

サイトの「ツール」画面でPHP設定を変更
サイトの「ツール」画面でPHP設定を変更

このウィンドウでも同様に、PHPのバージョンおよび「PHPの自動バージョンアップ」を有効にするかどうかを選択します。後者を有効にすると、PHPバージョンの公式サポートが終了した際、サポートされる最新バージョンに自動で変更されます。

変更するPHPバージョンを選択し、自動バージョンアップを有効/無効化
変更するPHPバージョンを選択し、自動バージョンアップを有効/無効化

長期サポート(LTS)が適用される古いバージョンを選択すると、自動バージョンアップは自動的に無効になります。現在、公式にサポートされているバージョンはPHP 8.1までです。LTSバージョンはセキュリティパッチのみが適用されるため、公式にサポートされているバージョンと比較して、パフォーマンスが低下します。サイトパフォーマンスを考慮し、可能であれば公式にサポートされている最新のPHPバージョンを使用することをお勧めします。

長期サポート(LTS)バージョンを選択
長期サポート(LTS)バージョンを選択

変更が完了すると、PHPエンジンが再起動され、サイトのバックエンド(WordPress管理画面)が数秒間停止することがあります。フロントエンドに影響が出ることはないため、訪問者には通常通りサイトが表示されます。

また、変更が実行されている間、MyKinstaの他の部分に移動することはできますが、PHPエンジンが再起動するまで、キャッシュ管理のような一部の操作が一時的に実行できなくなります。

変更が完了すると(通常は3分以内に終了)、MyKinstaにその旨を伝えるメッセージが表示されます。

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