New Relicは、パフォーマンスデータの細かな内訳を知ることができる監視ツールです。弊社でのご利用にあたって、以下2つの注意点があります。

  1. 弊社APMツール(Kinsta APM)との同時併用は推奨されません。両ツールを同時に利用しない限りは、Kinsta APMとNew Relicを切り替えて使用することができます。
  2. New RelicはフロントエンドにJavaScriptを追加するため、ウェブサイトの動作が遅くなることがあります。デバッグ時のみ有効にするようにしてください。

New Relicでウェブサイトを監視するには、独自のNew Relicライセンスキーが必要です。

New Relicの料金プラン

New Relicには、無料、標準、Pro、Enterpriseの4種類の料金プランがあります。New Relic公式ページで各プランの内容を確認・比較した上で、サイトの要件に適したプランを選択してください。

New Relicのライセンスキーを取得する

ライセンスキーをお持ちでない場合は、New Relicのアカウント登録を行なってください。New Relicのさまざまな機能に対して個別にAPIキーが用意されています。MyKinstaには、「license key(ライセンスキー)」 (ingestとも)を追加します。これをプライマリインジェストキーとして使用し、APMやデータのインジェストを行います。

New Relicアカウントにログインすると、ライセンスキーをコピーできる場所がいくつかあります(コピーできる場所が表示されない場合は、一度ログアウトしてから再度ログインしてみてください)。

  1. 画面右側にライセンスキーが表示された「Manual Install」タブがある場合は、キーの横にある「Copy to clipboard」をクリックします。
  2. これが機能しない場合、あるいは「Manual Install」タブが表示されない場合は、画面左下のアカウント/ユーザーのドロップダウンメニューをクリックして、「API Keys」をクリックします。
アカウントのドロップダウンメニューで「API Keys」を選択
アカウントのドロップダウンメニューで「API Keys」を選択

API keys」ページには、複数のAPIキーが一覧表示されます。その中から、「INGEST – LICENSE」をコピーします。キーの横にある3つの点をクリックし、ドロップダウンから「Copy key」を選択します。

New Relicのライセンスキーをコピー
New Relicのライセンスキーをコピー

MyKinstaにNew Relicのライセンスキーを追加する

New RelicのライセンスキーをMyKinstaに追加するには、MyKinstaにログイン後、サイトの「ツール」画面を開き、「New Relic」セクションの「利用する」をクリックしてください。

MyKinstaでNew Relicを利用する
MyKinstaでNew Relicを利用する

New Relicを用いた監視の開始」モーダル/ポップアップで、New Relicライセンスキーを入力し、「利用する」をクリックします。

New Relicライセンスキーを追加
New Relicライセンスキーを追加

New Relicを用いてWordPressサイトを監視する

MyKinstaにライセンスキーを追加すると、New RelicでWordPressサイトのパフォーマンスデータを確認できるようになります。数分経ってもデータが表示されない場合は、一度ログアウトし、再度ログインしてみてください。

New Relicの「All Entities」ページにWordPressサイトが表示されない場合は、左サイドバーの「APM & Services」ページで確認できます。MyKinsta上の名前と同じものが表示されます。

New Relicの「APM & Services」ページ
New Relicの「APM & Services」ページ

サイト名をクリックすると、APMデータが表示されます。

New RelicのAPM データ
New RelicのAPM データ

New Relicを利用して、WordPressサイトのパフォーマンスの問題をトラブルシューティングする方法については、以下の関連リソースをお役立てください。

関連ドキュメント

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