Google Workspace(旧G Suite)は、メールサービスにGmailを利用する企業向けに設計されています。これには、Google ドライブやGoogle ドキュメント(Google ドキュメントをWordPressにインポートする方法はこちらでご紹介しています)など、有料のストレージを備えたその他のソフトウェアも含まれます。また、Kinsta社内でもGoogle Workspaceを使用しています。

Google Workspaceを経由してビジネスメールを送信するには、ドメインにMXレコードを設定する必要があります。KinstaのDNSを使用すると、MXレコードを簡単に追加することができます。

MXレコード

MXレコードは、以下の通りです。

  • aspmx.l.google.com: 優先値1
  • alt1.aspmx.l.google.com: 優先値5
  • alt2.aspmx.l.google.com: 優先値5
  • alt3.aspmx.l.google.com: 優先値10
  • ALT4.ASPMX.L.Google.com: 優先値10

TTLには、3600秒(1時間)を使用します。

MyKinstaではこの処理が最適化されており、「DNS」画面から数回のクリックでGmail MXレコードを追加することができます。DNSレコードのコピー&ペーストは不要です。

新規ドメインにGmail MXレコードを追加する方法

KinstaのDNSに初めてドメインを追加する場合は、「Gmail MXレコードを追加」にチェックを入れてください。上記5つのGmail MXレコードがドメインと一緒に追加されます。

新規ドメインにGmail MXレコードを追加
新規ドメインにGmail MXレコードを追加

既存ドメインにGmail MXレコードを追加する方法

すでにDNSにドメインを追加されている場合は、ドメインのDNSを編集し、画面上部の「Gmail MXレコードを追加」ボタンをクリックします。

既存のドメインにGmail MXレコードを追加
既存のドメインにGmail MXレコードを追加

次に表示されるポップアップ画面で、「5つのMXレコードを追加」をクリックして完了です。

Gmail MXレコードを追加
Gmail MXレコードを追加

追加後は、以下のように表示されます。

Google WorkspaceのMXレコード
Google WorkspaceのMXレコード

メール認証

メールのなりすまし、または適切なメールが迷惑メールフォルダに振り分けられるのを回避するため、ドメインのメール認証を設定することをお勧めします。メール認証の主要DNSレコードは、SPFDKIMの2種類があり、MyKinstaで追加可能です。